競輪日報(2002/02/18-) [競輪人類学に戻る] [イマケイTOPに戻る]

月日

レース

競輪場

勝者
02/18 奈良記念前節決勝 奈良 小林裕司(千葉)
小橋正義(新潟)
02/21 奈良記念後節決勝 奈良 吉岡稔真(福岡)
03/06 西宮記念後節準決勝 西宮 小嶋敬二(石川)
03/07 西宮記念後節決勝 西宮 村上義弘(京都)
03/19 日本選手権競輪・初日特別選抜予選 立川 稲村成浩(群馬)
03/20 日本選手権競輪・2日目特別選抜予選 立川 岡部芳幸(福島)
濱口高彰(岐阜)
03/21 日本選手権競輪・敗者復活戦1 立川 松田治之(大阪)
03/22 日本選手権競輪・敗者復活戦2
ゴールデンレーサー賞
立川 廣川貞治(東京)
濱口高彰(岐阜)
03/23 日本選手権競輪・準決勝 立川 内林久徳(滋賀)
村上義弘(京都)
小林裕司(千葉)
佐藤慎太郎(福島)
03/24 日本選手権競輪・決勝 立川 山田裕仁(岐阜)
04/09 川崎記念決勝 川崎 岡部芳幸(福島)
04/16 四日市記念決勝 四日市 新藤敦(神奈川)
04/21 ふるさとダービー防府決勝 防府 齋藤登志信(山形)
04/28 西武園記念決勝 西武園 神山雄一郎(栃木)
05/02 武雄記念決勝 武雄 小橋正義(新潟)
05/06 大垣記念決勝 大垣 西郷剛(兵庫)
05/10 全プロ記念・国際レース 京王閣 キクシス(ラトビア)
ダイカ(豪州)
05/21 高松記念決勝 高松 村上義弘(京都)
高松競輪開設記念(G3)決勝   2002.5.21 (Tue.)

神山、吉岡の同時配分などで、制度改正後ようやくその成果が現れたメンバー構成となった高松記念。
しかし、制度改正後の厳しい勝ち上がり方式のために、決勝メンバーにはイマイチ感が。
選手 登録地 脚質
1 1 香川 雄介 27 香川 76 S1 追捲 1
2 2 村上 義弘 27 京都 73 S1 逃捲 22
3 3 神山 雄一郎 34 栃木 61 S1 自在 5
4 4  旭 健太郎 23 神奈川 28 73 自在 1
5 東出 剛 37 千葉 54 S1 追込 1
5 6 濱田 浩司 23 愛媛 81 S1 逃捲 14
7 鈴木 誠 37 千葉 55 S1 追込 0
6 8 近藤 幸徳 37 愛知 52 S1 捲追 6
9 冨田 卓 29 千葉 76 S1 追込 0

予想
周回 3−5−7(神山と南関ベテラン)/6−1(四国)/2−8(中部近畿)/4、9(南関若手)
4人揃った南関東勢の並び微妙。(5)東出は(3)神山につけるだろうが、(4)旭や(9)冨田は神山ライン4,5番手では妙味なし。四国、村上各ラインの3番手かも。
(2)村上と(6)濱田の先行争いになれば(3)神山で文句なし。
が、(2)村上、(6)濱田を逃がして中団アウト並走から、ホーム過ぎからのロング捲りを出せば面白い。
2=1,2=8,1=8
結果
(7)鈴木が(2)村上マークを主張して、(8)近藤は別線で自力。
村上、ほぼわたくしの指図通りの競走で優勝。2着はマーク鈴木。
2−7 1,320円
電話投票では取らしてもらいましたが、潔く的中マークはつけないでおこう。

ところで、開設から現在に至るまで当サイトのトップ画像は高松競輪場。
無性にうどんを食べたくなるときがたまにあります。



全プロ国際レース(京王閣)   2002.5.10 (Fri.)

第49回全日本プロ選手権自転車競技大会(通称:全プロ)が11,12日、京王閣で。入場無料。
オリンピックとかを目指す一部の選手の真剣勝負と寛仁親王牌(G1)の特選シードを狙う一部の選手の真剣勝負とその他多数の選手の運動会みたいな大会。
一昨年、近畿地区だったか予選(地区プロ)タイムからして優勝候補筆頭の4千メートル団体追い抜きチームの敗戦の理由が「全員二日酔い」

その全プロ前日。せっかく選手を集めるんだから競輪開催しちゃおう、というのが1日だけ開催の全日本プロ選手権記念競輪。
国際競輪で来日中の外国の強豪も登場。

9R
選手 登録地 脚質
1 1 内林 久徳 42 滋賀 45 S1 追捲 0
2 2 キクシス 30 ラトビア 捲追 1
3 3 岡部 芳幸 31 福島 66 S1 自在 2
4 4 ビラヌエバ 23 スペイン 自在 3
5 伊藤 保文 30 京都 71 S1 自在 8
5 6 佐々木 龍也 36 神奈川 57 S1 追込 0
7 山口 富生 32 岐阜 68 S1 追込 0
6 8 小倉 竜二 26 徳島 77 S1 追捲 1
9 フィードラー 33 ドイツ 自在 1

予想
周回 5−1−7(中部近畿)/3−6−8(その他日本)/9−2−4(外国)
番手捲り平気な外国勢。今回の国際競輪シリーズでは、毎度逃がされ国際的なパシリとして哀感溢れる(4)ビラヌエバ。ここも後位から(9)王者・フィードラーが抜け出そう。
かと思ったが、デイリー紙によると(9)フィードラーがラインの先頭という並び。
先行不在で難解に。
2=9,2−4,2−5 
穴:(5)伊藤のイン粘り。 1=5,3−6
結果
(5)伊藤、外国勢分断に動くが失敗。ダッシュ力が違う。
(9)フィードラーの先行を3コーナーから(2)キクシス番手捲り
2−4 470円(1番人気) 的中

10R
選手 登録地 脚質
1 1 ブラン 29 チェコ 追込 0
2 2 太田 真一 26 埼玉 75 S1 逃捲 10
3 3 ダイカ 20 豪州 捲逃 10
4 4 三宅 伸 32 岡山 64 S1 捲追 4
5 松本 整 42 京都 45 S1 追捲 1
5 6 小川 圭二 31 徳島 69 S1 追捲 0
7 ガネ 29 フランス 捲追 2
6 8 ファンアイデン 25 ドイツ 捲追 0
9 小橋 正義 34 新潟 59 S1 追込 0

予想
周回 7−3−8−1(外国)/2−9−4−5−6(日本)
絶好調(3)ダイカで文句無し。が、これまでの5戦とは違い、外国勢にも名が売れてる(2)太田が相手。
警戒する間隙をついて(4)三宅が動けば面白いが。
3から高目へ  
穴:(7)ガネが踏み遅れたら。 9−2,9−3,9−5
結果
(2)太田、早めに動いて外国勢を押さえると、(7)ガネはあっさり引いてから余裕の巻き返し。
打鐘先行。太田、突っ張りかけるがかなわず。ダッシュ力が違う。
2コーナーから(4)三宅いい感じで捲り発進。が、しかし、バックから(3)ダイカが番手捲り
3−8 330円(1番人気)

毎度のことながら、力というより格の違いを見せつけられる国際競輪。
が、先行選手を9着に沈めてでも2番手から発進する番手捲りの横行。益々、我が国の競輪選手では勝てません。穴党は浮かばれません。



大垣競輪開設記念競走(G3)決勝   2002.5.6 (Mon.)

山口兄弟が初の同乗。しかも、地元の決勝。
選手 登録地 脚質
1 1 松本 整 42 京都 45 S1 追捲 1
2 2 山口 富生 32 岐阜 68 S1 追込 0
3 3 小嶋 敬二 32 石川 74 S1 逃捲 19
4 4 金子 貴志 26 愛知 75 S1 捲逃 13
5 内林 久徳 38 滋賀 62 S1 追捲 0
5 6 西郷 剛 32 兵庫 69 S1 自在 2
7 山口 幸二 33 岐阜 62 S1 追込 0
6 8 小川 巧 35 岡山 57 S1 追込 0
9 山田 裕仁 33 岐阜 61 S1 自在 9

予想
周回 3−5−6(小嶋)/4−1−8(金子)/9−2−7(岐阜)
地元勢は(9)山田に(2)弟が前で(7)兄貴が後ろ。
(3)小嶋の先行、(4)金子のカマシか早めの捲り、(9)山田は2コーナー以降の捲りと展開は読みやすいが実力伯仲。
人気は岐阜ラインかもしれぬが、小嶋につける(5)内林の仕事に期待。
3=5,5−1,5−6,5−9  
穴:じれた(9)山田のカマシで山口兄弟。 2=7,2−4,2−5,5−7

結果
打鐘、先行態勢の(3)小嶋をホームまでに(9)山田がおよそ山田とは思えぬカマシ先行。
(4)金子は中団にこだわらない踏み具合だっただけに、その気になれば簡単に中団4番手を取れる展開だったにもかかわらず。
まるで、富生に地元記念優勝プレゼント!な駆け方。
(3)小嶋4番手に潜り込むが動けず、(4)金子は後方で万事休す。
地元勢、絶好の展開。こりゃ直線2=7兄弟対決に見えた、が、しかし。
バック、6番手から(6)西郷が自力発進。大外伸びて3/4車輪差で優勝。富生2着。
6−2 12,740円
自力があるのに、近畿のマーク屋、松本と内林が中部の機動型につけて立場がなかった西郷の意地の一発。常日頃は、滅多に意地を感じさせる走り方をしない選手なのにね。
また、山田が山田とは思えぬ仲間のための競走をしたのにも心洗われた。かも。



武雄競輪開設記念競走(G3)決勝   2002.5.2 (Thu.)

武雄というのは佐賀県の温泉街。
準決まで7人勝ち上がった佐賀勢だったが、決勝に残ったのは佐々木(弟)と豊岡。
選手 登録地 脚質
1 1 岡部 芳幸 31 福島 66 S1 自在 2
2 2 吉岡 稔真 31 福岡 65 S1 捲逃 5
3 3 佐々木浩三 39 佐賀 50 S1 追込 0
4 4 吉永 好宏 27 広島 80 S1 自在 8
5 小橋 正義 34 新潟 59 S1 追込 0
5 6 山田 英樹 31 茨城 67 S2 逃捲 8
7 増田 鉄男 28 徳島 74 S1 追込 0
6 8 豊岡 弘 33 佐賀 69 S1 追捲 1
9 鈴木 誠 37 千葉 55 S1 追込 0

予想
周回 6−5(関東)/1−9(南北)/2−3−8(九州)/4−7(中四国))
どう考えても、(1)岡部の一捲りな展開。マーク(9)鈴木との1−9が10倍以上あったら買いですが、無理か。
別線の番手をからめて。
1−5,1−7,1−3  
穴:(6)山田のダッシュカマシで(1)岡部イン詰まり。 5=6,5−1,5−3,5−9

九州の並びが違ってたんで、予想の8はこっそり3に書き換えてます。
結果
1−9は5倍弱。
打鐘で(2)吉岡の九州ラインが先行態勢。しかし、最終ホーム、(6)山田のカマシが決まる。
ここで、(1)岡部が関東を追走すればよかったのに、アウトで浮くことを恐れてか、依然後方待機。
番手から(5)小橋抜け出し1着。吉岡マークから抜け出した地元勢(3)佐々木(8)豊岡が2着3着。
3コーナーからの捲り追込みの(1)岡部は5着ぐらい。
5−3 5,880円 的中



西武園競輪開設記念競走(G3)決勝   2002.4.28 (Sun.)

太田真一(埼玉)は準決Cの軽いメンバーで9着敗退。
選手 登録地 脚質
1 1 横田 努 30 熊本 69 S1 捲逃 7
2 2 坂本 勉 39 青森 57 S1 逃捲 14
3 3 神山雄一郎 34 栃木 61 S1 自在 3
4 4 近藤 修康 30 岡山 67 S1 追込 0
5 疋田 敏 34 愛知 59 S1 追込 0
5 6 齋藤 将弘 32 東京 64 S2 追込 0
7 金古 将人 30 福島 67 S1 捲逃 3
6 8 金川 光浩 36 静岡 56 S1 追込 0
9 高橋 光宏 39 群馬 56 S1 追込 0

予想
周回 3−9−6(関東)/7−2−8(北日本と金川)/1−4−5(西)
(2)ロスの超特急・坂本と(7)金古の前後微妙。立川ダービーでは金古が前で、あーあ、坂本が前の方がよかったのに、な連携を見せていた。
いずれにせよ、北日本の先行を(1)横田、(3)神山捲るか分断か?
2がらみか7がらみの中穴勝負  穴:(1)横田先行から。 4=5,3=4,4=7
結果
打鐘前に北日本が上昇して先行態勢かと思いきや、最終ホーム手前から(1)横田外を踏み上げ前に出ると、(7)金古は逃げるのをあっさりあきらめ中団を取る競走。
内から(3)神山追い上げて北日本分断。前に出た(1)横田が流してる間に後続もつれて、最終2コーナーで先行する横田がようやくトップスピードに達したときには、(1)横田−(7)金古−(3)神山−(9)高橋の並び。
わたくしの穴予想、(4)近藤、(5)疋田は弾き飛ばされて圏外。脚が違う。
バックから(3)神山捲り上げるが往年の切れ味なし。(7)金古ともつれたまま最終4コーナー。
ひょっとして(1)横田の恵まれ?と思うまもなく横田失速。なんとか捲りきった神山1着。内を突いた(9)高橋が2着に突っ込んで北関東現地集合。
3−9 470円
全11レース中8レースが3桁配当という最終日の最終レースも一番人気で決着。
バンクでボート走らせとけよ。



ふるさとダービー防府(G2)決勝   2002.4.20 (Sat.) - 21 (Sun.)

うーむ、こないだまでA級走ってたよく知らない選手や、記念(G3)もオールS級4日制になったおかげで、G2であるふるさとダービーが、そのいささか古いネーミングともあいまって、値打ちが落ちたような気がしているのはわたくしだけではありますまい。
選手 登録地 脚質
1 1 三宅 伸 32 岡山 64 S1 捲追 2
2 2 新田 康仁 28 静岡 74 S1 逃捲 23
3 3 東出 剛 37 千葉 54 S1 追込 1
4 4 前反祐一郎 28 広島 81 S1 逃捲 6
5 後閑 信一 31 群馬 65 S1 追込 0
5 6 谷津田将吾 22 福島 83 S2 逃捲 5
7  堤 洋 26 徳島 75 S1 逃捲 7
6 8 香川 雄介 27 香川 76 S1 追捲 1
9 齋藤登志信 29 山形 80 S1 逃捲 7

予想
周回 7−8(四国)/4−1(中国)/2−3(南関東)/6−9(福島)/5(後閑)
制度改正のおかげで、こないだまでA級の(6)谷津田というよく知らない選手が勝ち上がってきました。読者の皆さんは誰も知らないでしょうけど。
この谷津田と準決勝で(3)東出に助けてもらって決勝進出の(2)新田による先行争いを(7)堤がスコーンと捲ると見た。
7−1,7−3,7−5,7−8  穴:(4)前反イン粘り。 4=6,2−4,1=6
結果
中国は(1)三宅が前で前受け。堤の四国、福島コンビに後閑が続いて最後方に南関東。
赤板(残り2周)、(6)谷津田と(2)新田が上昇。さぁ、お待ちかねの先行争いとなるかと思いきや。
(9)齋藤が千切れて、谷津田の番手に新田が。そこで、齋藤粘って(3)東出を飛ばして3番手に収まる。
後方8番手に置かれた(7)堤に出番なし。
バックから番手捲りの新田を直線、齋藤追い込んで優勝。
9−2 (5,630円)

先行の番手で自力もある齋藤ですから、当然人気になってたし、一目置いてた。が、なんか信用できないレースをするのですわ、こやつは。
今日も番手をあっさり新田にとられたのに、抵抗しに行かずに、3番手を強引に取りに行ったし。新田とやりあってたら(6)谷津田がらみの大穴もあったやもしれぬに。。。



四日市競輪開設記念競走(G3)   2002.4.15 (Mon.) - 16 (Tue.)

SPEEDチャンネルでこの前の制度改正後、初の記念(G3)となった川崎のレポートをやってましたが、参加してる選手でさえ、勝ち上がりトーナメントの仕組みをいまいち理解してないみたいでしたね。
選手 登録地 脚質
1 1 戸邉 英雄 39 茨城 51 S1 追込 0
2 2 海田 和裕 31 三重 65 S1 逃捲 14
3 3 山口 富生 32 岐阜 68 S1 追込 0
4 4 小泉 俊也 26 岩手 77 S1 逃捲 9
5 一丸 安貴 30 愛知 70 S1 自在 5
5 6 三和 英樹 33 滋賀 69 S2 捲逃 13
7 神山雄一郎 34 栃木 61 S1 自在 2
6 8 西川 親幸 36 熊本 57 S1 追込 0
9 新藤 敦 34 神奈川 62 S1 追込 0

予想
周回 6−8(西)/7−1(関東)/5−2−3(中部)/4−9(南北)
地元開催だけに中部勢は(2)海田に勝たせる組み立てだろうが、腐っても(7)神山。神山の仕掛けが早いとマーク(1)戸邉、(6)三和の捲りが届くかも。(4)小泉ラインは上がったところを(5)一丸に突っ張られて終わるはず。
7=1,7−3  穴 1=6。
結果
中部は(2)海田が前で2−5−3の並び。これでは、神山さん勝ってくださいにしかならんでしょう。
(4)小泉と中部ラインの先行争いの緩んだところをを、(6)三和が最終ホームでカマシ先行。
落ち着いて三和のまくりに乗った神山が最終バックで捲りきる。
神山ラインに切り替えた(9)新藤が最終4コーナー鋭くインをつき、逃げ粘る三和と神山の中を割って優勝。
9−7−1 (3,800円)



川崎競輪開設記念競走(G3)決勝   2002.4.8 (Mon.) -9(Tue)

制度改正後、最初の記念決勝。誘導は関根幸男。
選手 登録地 脚質
1 1 高木 隆弘 32 神奈川 64 S1 追込 0
2 2 濱口 高彰 34 岐阜 59 S1 追込 0
3 3 伏見 俊昭 26 福島 75 S1 逃捲 20
4 4 佐々木龍也 36 神奈川 57 S1 追込 0
5 岡部 芳幸 31 福島 66 S1 自在 2
5 6 大掛 愛崇 27 栃木 75 S2 追捲 0
7 渡邉 晴智 28 静岡 73 S1 追込 0
6 8 郡司 盛夫 41 神奈川 50 S1 追込 0
9 小橋 正義 34 新潟 59 S1 追込 0

逃げ一
これまでG3の記念開催は前節・後節各3日、A級45選手S級54選手。
マスメディアではテリー伊藤、チラシとかではラッキィレッグズが宣伝している今回の制度改正の一環で、1節4日制オールS級戦とあいなりました。
目論見的にはG2並みの注目度を集めて売り上げ増進。
しかし、ややこしい勝ち上がり制で危惧していた通り、自力型の決勝進出が少なくなってしまいました。伏見の逃げ一。「先行1車は黙って買え」と言います。ヒモ(2着)が難解。
福島−福島の岡部ははずそう。位置はないけど伸び脚確かな(2)浜口(7)渡邉(9)小橋へ。
3−2,3−7,3−9
制度改正でユニフォームの色も変更。テーブルの地の色も合わせました。
結果
決勝ゆえ、これまで通り伏見は後ろをごちゃつかせる競走をするかと思いきや。
勝ち上がりに関係ない特選競走で岡部に白星をプレゼントするかのような、カマシ気味の一気の先行。あかんがな。
が、(7)渡邉のみダッシュ鋭く番手に飛びつき(5)岡部とマーク戦。岡部はアウトに浮いて、いい感じで3−7の展開。
が、しかし。岡部強し。アウトに浮いたかに見えてバックから捲り発進。それも、伏見をかばうかのような緩ーい捲り。終始、岡部マークの(9)小橋を引き連れて1着入線。伏見粘って3着。
5−9−3 3,430円 3連単12,750円
伏見と岡部がグランプリでこういう競走をしてくれてたら取れてた!とハタと気づいたというかこういう展開を予想していたのに、あん時の伏見は後ろの先輩より自分が勝つ競走をしたのだわな。



第55回日本選手権競輪(G1)   2002.3.24 (Sun.) -25

最終日
11R 決勝
選手 登録地 脚質 こう戦う
1 1 濱口 高彰 34 岐阜 59 S1 追込 1 山田から
2 2 佐藤慎太郎 25 福島 78 S1 追込 0 とりあえず南関東
3 3 内林 久徳 38 滋賀 62 S1 追込 0 村上
4 4 高木 隆弘 32 神奈川 64 S1 追込 3 小林君と連携
5 児玉 広志 32 香川 66 S1 追込 3 中部3番手で様子を見る
5 6 小林 裕司 30 千葉 71 S2 自在 8 自力
7 村上 義弘 27 京都 73 S1 逃捲 24 先行
6 8 古原 勝己 35 大阪 60 S1 追込 0 近畿ライン固める
9 山田 裕仁 33 岐阜 61 S1 自在 10 前々

予想
並び:6−4(南関東)・2/9−1−5(中部に児玉)/7−3−5(近畿)
近畿からタイトルホルダー
これが記念(G3)の決勝なら。近畿の先行を南関東のカマシ気味の早目の捲りか(6)小林お得意の捲り追込み。中部は2コーナーからバックあたりの発進。今の(7)村上義くんの強力先行に琵琶湖のトヨエツまたは河村りゅういち・(3)内林の好ブロックを持ってすれば、直線3=7の一騎打ち。
が、平常心では戦えない特別(G1)の決勝。スンナリの3−7だけははずすか。
7−3,7−9,7−5,7−6,7−8
3−1,3−2,3−5,3−6,3−8,
3−9
6−3,6−7
結果
山田は自力で
中部の前受けで中団に南関東、近畿ライン後方待機。打鐘4コーナーで近畿の先行態勢。中団に中部、後方に南関東。(2)佐藤切り替えて中部4番手へ。
ここまでは予想通りの展開。
が、しかし。残り1周まであと3,40メートルあるにもかかわらず(7)村上踏み込む。流していいのにっ! 2コーナー手前から(9)山田発進。3コーナーでブロックする(3)内林と山田の激しいバトルも山田抜け出す。この時点で(7)村上義くんの連がらみはなし。
直線、山田に追いすがる内林と山田の戦いも山田押し切る。
9−3−8 車連1,960円 3連単20,230円
(8)古原の3着はあり、と見て3−9−8は持ってたけど。
俺様的には今最も嫌いなレーサー・山田が競輪祭に続きG1二連覇。嫌いと言っても、前で引っ張ってくれる目標があるときに度々裏切って自分のレースをするから。けれども、自力の山田はやっぱ凄いや。
それはともかく、6日間戦ってみてプロ車券師への道はあきらめた!



第55回日本選手権競輪(G1)   2002.3.23 (Sat.)

5日目
8R 準決勝(2着までは決勝へ)
選手 登録地 脚質
1 1 小倉 竜二 25 徳島 77 S1 追込 1
2 2 内林 久徳 38 滋賀 62 S1 追込 0
3 3 渡邉 晴智 28 静岡 73 S2 追込 0
4 4 齋藤登志信 29 山形 80 S1 自在 3
5 兵藤 一也 23 群馬 82 S1 自在 3
5 6 豊田 知之 34 岡山 59 S2 追込 0
7 山田 裕仁 33 岐阜 61 S1 自在 9
6 8 松井 一良 37 青森 61 S1 追込 0
9  堤  洋 26 徳島 75 S1 逃捲 7

予想
並び:4−8(北日本)/5−3(東)/7−2(中部近畿)/9−1(徳島)
晴智の直線勝負
誰も逃げない。逃げたくない。が、粘りきれないとつい逃がされてしまう機動型がそろって誠に読みづらいぞ。実力では山田−内林の7−2。が、しぶとく好位確保しそうな(5)兵藤につける(3)渡邉晴智の直線のキレで。
3−1,3−4,3=7,3−8,3−9
結果
山田、貫禄の2着
出入り激しく最終ホーム、5−3は中団3番手という好位確保。が、先行態勢の(4)斉藤が流す流す。(9)堤のホームかましにあっさり捲られ、9−1の徳島に続いた(7)山田が2コーナーから発進。直線、番手から(2)内林。山田たれるも2着に残って決勝進出。

2−7−1 車連670円 3連単2,920円

9R 準決勝(2着までは決勝へ)
選手 登録地 脚質
1 1 村上 義弘 27 京都 73 S1 逃捲 23
2 2 児玉 広志 32 香川 66 S1 追込 0
3 3 岡部 芳幸 31 福島 66 S1 自在 4
4 4 会田 正一 31 千葉 68 S1 追込 0
5 稲村 成浩 30 群馬 69 S1 捲追 4
5 6 冨田 卓 29 千葉 76 S2 追込 0
7 小川 圭二 31 徳島 68 S1 追捲 0
6 8 渡辺 一貴 37 滋賀 58 S1 追込 0
9 小野 俊之 25 大分 77 S1 自在 4

予想
並び:5−4(東)/9−2(西)/3−6(北日本南関東)/1−8−7(近畿に小川)
天下布武
織田信長に憧れてレーサーパンツに「天下布武」と刺繍を入れてる大分の若造・小野。1走め、2走めともその日の一番時計の捲りを決めて1着。これに機を見るに敏な小豆島の競輪博士・児玉。この9=2が本線。
(3)岡部と(5)稲村の特選組はともに1走目1着ながらゴールデンレーサー不甲斐なかったんで評価を下げざるを得ませんな。が、(1)義くんの先行もすごいし、(8)渡辺も好調なのでブロックがあるやも。
9=2,1=8,1=9 穴:岡部先行で(6)冨田の2着流し 
結果
先行1車は黙って買え
(9)小野が近畿ライン後位を主張。そりゃやばいぜ。(5)稲村の親父譲りのイン粘りや(3)岡部の苦し紛れの追い上げマークになれば、イン詰まりやアウトに浮いてしまいかねないぞ。

そこで、9=2は押えにして、先行1車の(1)村上義くん中心に本日の勝負レース。1−2,1=3,1−5,1−7,1−8,1=9(1)

打鐘で(1)村上先行態勢に入ると、なんと(9)小野がイン粘り。桶狭間の奇襲戦のつもりか? (8)渡辺と共倒れになった2コーナー過ぎ、かましてきた(3)岡部が苦し紛れに番手にはまる。(5)稲村の捲りも岡部の横まで。中割強襲の(4)会田ともつれて岡部失速、稲村落車。落車を避けた(2)児玉が大外伸びるが2着まで。義くん逃げ切り。
1−2−3 車連3,340円 3連単18,630円 的中

10R 準決勝(2着までは決勝へ)
選手 登録地 脚質
1 1 山口 富生 32 岐阜 68 S1 追込 0
2 2 高木 隆弘 32 神奈川 64 S1 追込 0
3 3 伏見 俊昭 26 福島 75 S1 逃捲 18
4 4 戸邉 英雄 38 茨城 51 S1 追込 0
5 新藤 敦 34 神奈川 62 S1 追込 0
5 6 小林 祐司 30 千葉 71 S2 自在 8
7 伊藤 保文 29 京都 71 S1 自在 7
6 8 渡会 宏和 33 愛知 65 S1 自在 5
9 斉藤 正剛 32 北海道 66 S1 追込 0

予想
並び:7−1−8(中部近畿)/6−2−5(南関東)/3−9−4(北日本と戸邉)
満腹小林
涙の記念初制覇のあと川崎でもマークの競輪国宝・滝沢先生をちぎらす捲り追込みで川崎Sシも連覇した(6)小林。決勝進出なんかおこがましいと(2)高木の為に駆けるか、人生最大の運気ピークとかあるいは勘違いで勝つ競走を目指すか。

いずれにせよ(3)伏見ライン3番手は(7)保くんが粘るか「勝つ競走を志した」時点で小林を捨てる(2)高木によって(4)戸邉は飛ばされることでしょう。
強風でない限り(3)伏見の逃げ粘り。安いけど。

3=9,3−7,3−2,3−1 穴党は9=1,9=7から3連単 
結果
実力?小林
義くんが逃げ切れたから伏見も逃げ切れるだろうと思いきや。伏見の後位は(7)伊藤がイン粘り。ハナっから(6)小林を捨ててた(5)新藤も追い上げマークで3車並走。伊藤と(9)斉藤落車(失格)。最後方とはいえ実質5番手ぐらいから小林、1コーナーから捲り発進。なんと、好回転。バックで(3)伏見を捲ったうえ追走(2)高木も2車身ちぎって1着。

6−2−8 車連7,160円 3連単81,200円

11R 準決勝(2着までは決勝へ)
選手 登録地 脚質
1 1 佐藤慎太郎 25 福島 78 S1 追込 0
2 2 小嶋 敬二 32 石川 74 S1 逃捲 16
3 3 神山雄一郎 33 栃木 61 S1 自在 1
4 4 星島 太 31 岡山 66 S1 追込 0
5 山口 幸二 33 岐阜 62 S1 追込 0
5 6 廣川 貞治 34 東京 61 S2 追込 0
7 三宅 伸 32 岡山 64 S1 捲追 1
6 8 古原 勝己 35 大阪 60 S1 追込 0
9 野田 源一 23 秋田 81 S1 逃捲 23

予想
並び:7−4(岡山)/2−5−8(中部近畿)/9−1(北日本)・3−6(関東)
ノダゲンVSコジケイ
先行バトルになるかならぬか。1走目の打鐘先行で売り切れたと見たね、(2)小嶋は。逃げても捲っても若い(9)野田源一の主導権と見た、(3)神山が切り替えない限り。2走とも買ってるのに取らせてくれない(1)佐藤慎太郎で三度目の正直。(10Rで富生が勝ち上がったら、幸二にも決勝進出してもらって兄弟連携も見てみたいが)

1=9,1−3,1−8
結果
小嶋、おっさんの底力。あくまで、おっさん
前受けの(2)小嶋ツッパリ先行。(9)野田最終2コーナーまでもがきあうが及ばず。が、(1)佐藤は巧みに3番手に潜り込み、(5)ヤマコウが野田を牽制したスキにインに潜り込んで番手奪取。いいぞ。(3)神山、(7)三宅の捲り不発。佐藤−(8)古原で直線ズブズブ。2着に粘れたら小嶋も凄かったけど1/8車輪差される。

1−8−2 車連
19,960円 3連単229,000円 的中
が、しかし。9R的中で浮いてて
、さらに欲張って(8)の3着流しで3連単勝負してたわたくし的には、小嶋に粘ってもらわなくてはならなかったのぢゃ。



第55回日本選手権競輪(G1)   2002.3.21 (Thu.) -22

4日目
8R 敗者復活戦2(1着は準決勝へ)
選手 登録地 脚質
1 1 大井 啓世 36 奈良 58 S1 追込 0
2 2 島野 浩司 33 愛知 62 S1 自在 1
3 3 廣川 貞治 34 東京 61 S2 追捲 0
4 4 内藤 宣彦 31 秋田 67 S1 追込 0
5 前田 拓也 28 大阪 71 S1 追捲 1
5 6 坂上 忠克 28 石川 71 S2 自在 7
7 安田 光法 37 大阪 54 S1 追込 0
6 8 松田 治之 28 大阪 73 S2 捲追 3
9 舘  泰守 26 愛知 80 S1 逃捲 16

予想
並び:8−5−7(大阪)/9−2−6(中部)/3/4/1
九州結束
今回初めて導入された夢の番組企画・敗者復活戦。見事に準決勝に進出してもたぶんダメだろうな選手達ばかりが勝ち残ってしまいました。ただ、1着を取らなければ勝ち進めないゆえ、妥協を許さぬ熱い競争に期待したいです。
誰も先行しようとしないスローペース。前で待ち受ける3,4,1といった単騎のマーク屋がおろおろする展開が予想される。脚を溜めて3コーナーからズドンと行ける人の浮上と見た。
2=9,5=8
結果
(6)坂上が中部3番手を嫌い別線勝負。このため9−2の中部の後ろに地元の(3)廣川が並ぶ。
(9)舘のカマシ先行に最終4コーナーで(8)松田の捲りが届くかどうかで直線勝負。なんと、(3)廣川の中割強襲!
3−5−9 車連5,920円 3連単47,370円
ゴール後廣川、優勝でもそこまでしないかのようなガッツポーズ連発。

11R ゴールデンレーサー賞(1着は決勝へ)
選手 登録地 脚質
1 1 岡部 芳幸 31 福島 66 S1 自在 4
2 2 稲村 成浩 30 群馬 69 S1 自在 4
3 3 山田 裕仁 33 岐阜 61 S1 自在 9
4 4 高木 隆弘 32 神奈川 64 S1 追込 0
5 山口 富生 32 岐阜 68 S1 追込 0
5 6 小倉 竜二 25 徳島 77 S1 追捲 1
7 小嶋 敬二 32 石川 74 S1 逃捲 15
6 8 三宅 伸 32 岡山 64 S1 捲追 1
9 濱口 高彰 34 岐阜 59 S1 追込 0

予想
並び:7−9(中部1)/3−5(中部2)/8−6(瀬戸内)/1−4(北日本南関東)/2
岐阜別線
1着だけが準決勝をすっとばして決勝に進出できる。初日のド先行を見る限り、(7)小嶋が逃げて捲れる人はいない。強風が吹かない限り。まして、みんなが欲しい3番手。ごちゃつく中団の後方から岡部の捲りが届くか否か。
7=1,7−9,7−6,7−8,7−3
強風の場合、山口幸二の弟・(5)富生の抜け出し4−2,4−9,4−6

結果
(7)小嶋が前受け。以下、稲村、瀬戸内、中部2、南北連合。最終ホームまで誰も動かない。一本棒のまま最終3コーナー、(1)岡部捲るが外に浮くだけ。直線のみの攻防を制したのは番手有利(9)濱口。インを突いて(6)小倉2着に突っ込む。
9−6−5 車連12,020円 3連単147,990円
(504通り中427番人気)
1着のみ準決勝をとばして決勝に勝ち上がれるという新企画。残念ながら単調なレースになってしまいました。しかし、(1)岡部は8番手のまま何もしないのは敢闘精神欠如。
一昨日、濱口にタイヤ差しか差されなかった小嶋は7着敗退。疲労蓄積か。



第55回日本選手権競輪(G1)   2002.3.20 (Wed.) -21

3日目
4R 敗者復活戦1(3着までは敗者復活戦2へ)
選手 登録地 脚質
1 1 紫原 政文 34 佐賀 61 S1 追捲 2
2 2 加藤 忍 34 秋田 59 S1 追込 0
3 3 安田 光法 37 大阪 54 S1 追込 0
4 4 戸邉 裕将 30 茨城 72 S1 追込 0
5 荒井 崇博 23 佐賀 82 S1 逃捲 11
5 6 坂上 忠克 28 石川 71 S1 自在 7
7 安福 洋一 43 奈良 41 S1 追込 0
6 8 松田 治之 28 大阪 73 S1 自在 3
9 加倉 正義 30 福岡 68 S1 追捲 0

予想
並び:8−3−7(近畿)/6−2−4(混成軍)/5−9−1(九州)
九州結束
今回初めて導入された夢の番組企画・敗者復活戦。首の皮一枚つながった男達の激闘が期待されます。
その初っ端のレースがこれ。フツーに考えたら九州3車で間違いないところ。が、強い奴が勝つとは限らないのが競輪の醍醐味のひとつ。(8)松田が死ぬ気でつっぱたら面白い。ボルサリーノ安福の出番があるやも。
3=7,6=3,2−7 本命党は9−5,9−1
結果 
(8)松田、勝つとわ
最終ホームから九州ラインがカマシ先行。(6)坂上がインで粘るとあっさり本命(9)加倉飛ぶ。中団とった(8)松田の捲り追込みが決まり、番手から(6)坂上抜け出し波乱。
8−6−3 車連14,120円 3連単85,480円

(8)松田の犠牲の上に成り立つと予想した穴狙い。久留米のジャンレノ・加倉がその頭髪同様弱かったわけで、これで「惜しい」と思ってしまうようでは、まだ青い。



第55回日本選手権競輪(G1)   2002.3.19 (Tue) -20

2日目
10R特別選抜予選(3着まではゴールデンレーサー賞、4着以下は2次予選)
選手登録地脚質
1 1 吉岡 稔真 31 福岡 65 S1 捲逃 5
2 2 太田 真一 26 埼玉 75 S1 逃捲 12
3 3 三宅 伸 32 岡山 64 S1 捲追 1
4 4 内林 久徳 38 滋賀 62 S1 追込 0
5 岡部 芳幸 31 福島 66 S1 自在 5
5 6 池尻 浩一 32 福岡 63 S1 追込 0
7 村上 義弘 27 京都 73 S1 逃捲 23
6 8 山口 富生 32 岐阜 68 S1 追込 0
9 小橋 正義 34 新潟 59 S1 追込 0

予想
並び:1−6(福岡)/2−9(関東)/7−4−8(中部近畿)/5−3(臨時)
競輪減点王
村上の先行(出現率60%)最後の西宮を優勝した義くん(7)が逃げれば番手・競輪減点王の異名を取る内林(4)の強烈ブロック炸裂。中団を吉岡(1)か岡部(5)が難なく取れればかいくぐれるやも。
4=7,4=1,4=5
太田の先行(出現率30%)小橋の仕事も侮れぬが、中団からの捲り一閃。1−6,7=4,1−9,7−9
吉岡の先行(出現率10%)無いと思おう。

結果
捲り一閃
太田ががんばって先行。3番手を(1)吉岡と(7)村上で取り合ってるうちに(5)岡部の捲り炸裂。
5−3−8 車連2,240円 3連単19,730円
 
内林と岡部が同枠だったんで4枠から2以外に枠番連勝単式で流して4−3(2,010円)的中

11R特別選抜予選(3着まではゴールデンレーサー賞、4着以下は2次予選)
選手登録地脚質
1 1 小嶋 敬二 32 石川 74 S1 逃捲 14
2 2 神山雄一郎 33 栃木 61 S1 自在 3
3 3 伊藤 保文 29 京都 71 S1 自在 7
4 4 小川 圭次 31 徳島 68 S1 追込 0
5 濱口 高彰 34 岐阜 59 S1 追込 0
5 6 渡邉 隆 30 大分 67 S1 捲逃 5
7 東出 剛 37 千葉 54 S1 追込 1
6 8 小倉 竜二 25 徳島 77 S1 捲追 1
9 新藤 敦 34 神奈川 62 S1 追込 0

予想
並び:3−4(西その1)/2−7(東)/1−5(中部)−9/6−8(西その2)
4枠対決
面白いのは4枠の二人。昨年12月の全日本選抜決勝、直線からゴール線まで頭突きを食らわしあいながら優勝を争った2選手を同枠に入れるとは粋なはからい。
30代日本一の先行選手・小嶋(1)の先行が固いだけに番手有利、濱口(5)から。伊藤(3)や東出(7)のイン突きは新藤(9)に通せんぼされると見た。
5−1,5=2 穴4=5
結果
小嶋の打鐘先行を濱口がチョイ差し。
5−1−8 車連820円 3連単12,020円
 的中
が、しかし。3連単でいったんで、(8)小倉の3着はハズしてもうた。よく考えたら(6)渡邉マークなんか半ば三味線。後手を踏んだら即切り替えるに決まってまんがな。最終ホームでインをついて追い上げ、(9)新藤をどかして3番手におさまってそのまんま流れ込みでゴールデンレーサー賞へ。
ゴールデンレーサー賞での中部分断を切に祈る。



第55回日本選手権競輪(G1)   2002.3.18(Mon.)-19(Tue)

初日
11R特別選抜予選(3着まではゴールデンレーサー賞、4着以下は2次予選)
選手登録地脚質
1 1 山田 裕仁 33 岐阜 61 S1 自在 9
2 2 児玉 広志 32 香川 66 S1 追込 0
3 3 佐藤慎太郎 25 福島 78 S1 追込 0
4 4  堤  洋 25 徳島 75 S1 逃捲 9
5 渡辺 晴智 28 静岡 73 S1 追込 0
5 6 高木 隆弘 32 神奈川 64 S1 追込 0
7 山口 幸二 33 岐阜 62 S1 追込 0
6 8 稲村 成浩 30 群馬 69 S1 自在 4
9 伏見 俊昭 26 福島 75 S1 逃捲 17

予想
並び:8−6−5(東)/4−2(四国)/1−7(岐阜)/9−3(福島)
慎太郎
3年ほど前の小田原記念で、内から外からの攻めを凌いで金古後位を死守して2着に流れ込んで以来、俄然注目の佐藤慎太郎(福島)。G1の特選に乗るまでに偉くなるとは。感慨深いぞ。が、伏見はもっとビッグになった。
この中で6日目の決勝で1着になることまで視野に入れて立川に来たのは伏見その人。初日のここは、いつも記念(G3)の特選でやってるような「差されてもいい」先行のはず。逃げて3着以内に残れる自信を持っているのも伏見だけ。
逆に他の機動型は捲り追い込んでの3着以内を目指すだけに益々福島コンビの先行確立大。
3−1,3−2,3−8,3−9 押えで1−7,1=2
結果
伏見、最悪のイン詰まり
後方待機の福島コンビだったが、赤板(残り2周)で先頭へ。中団で岐阜と四国が並走。このまま伏見が先行すればよろしい。G3の初日に後ろのマーク屋を勝たせておいて、決勝は逃げ粘るみたいに。
が、しかし。最終ホームを迎えても、伏見流して駆けず。中団外に浮いてた山田(岐阜)が痺れを切らして先行態勢。が、
「逃げて4着」が定番の山田、2コーナーまで流す。福島コンビはインに詰まって為す術無し。結局、稲村の捲りが届き、山田2着に粘って
8−1−6 10,230円/67,270円
まいった。やられました。完全ノーホーラー。ちょっとはまじめに働こうかと邪な考えが頭をよぎったり。車券取れなくてもさぁ、何か他のもの取れてるのかなぁ?



西宮記念(G3)後節「阪急ダイヤモンドカップ」決勝  2002.3.8(Fri.)

西宮競輪ファイナルレース。
選手登録地脚質
1 1 山口 幸二 33 岐阜 62 S1 追込 0
2 2 稲村 成浩 30 群馬 69 S1 自在 4
3 3 村上 義弘 27 京都 73 S1 逃捲 22
4 4 渡辺 一貴 37 滋賀 58 S1 追込 0
5 斉藤 正剛 32 北海道 66 S1 追込 0
5 6 近藤 幸徳 38 愛知 52 S3 追捲 6
7 小嶋 敬二 32 石川 74 S1 逃捲 14
6 8 鰐渕 正利 32 愛知 65 S2 追込 0
9 水島 章 35 大阪 57 S1 追込 0

予想
並び:2‐5(東日本)/7‐1‐8‐6(中部)/3‐4‐9(近畿)
中部作戦
小嶋(7)でしかたないのかなぁ。初日特選1着の村上(3)だけど高木(準決4着敗退)の好ブロックあったればこそ。
展開A(出現率45%)小嶋先行。村上の抵抗をつっぱね、あるいはカマシ先行の場合、番手有利・ヤマコウ出番。1−7。村上がのんびり構えて小嶋が流したら稲村・親父譲りのイン粘り。7=2。
展開B(出現率35%)小嶋にカマされない村上の先行。稲村・小嶋の捲り合戦。いや、中団の取り合いで稲村イン詰まり、小嶋はアウトに浮いて後退・・・。
3=4,4−5,4−6
7=2、1−7、3=4 穴4−5,4−6
結果
展開Bで中団取り合い。あっさり小嶋が引いたんで稲村(2/群馬)絶好の4番手のはずが、中部4番手・今開催絶好調の近藤(6/愛知)が切り替え! 4番手に入ってから捲り発進。捲れるわけないのに(結果9着。でも見せ場は作ったよ)。おかげで稲村は外を回らせられて、渡辺(4/滋賀)の近藤へのブロックのあおりも受けて不発。
直線、渡辺の追込み届かず、村上(3)逃げ切り。
3−4 1130円 的中
ファイナルレースにふさわしく若手の先行逃げ切りで決まってよかったですな。が、村上も気がつけば腰痛持ちの27歳。



西宮記念(G3)後節「阪急ダイヤモンドカップ」準決勝  2002.3.6(Wed.)-7

準決3個のうち、ド本命コケたら高配当の期待高まる最終11R
選手登録地脚質
1 1 高木 隆弘 32 神奈川 64 S1 追込 0
2 2 小嶋 敬二 32 石川 74 S1 逃捲 13
3 3 渡辺 一貴 37 滋賀 58 S1 追込 0
4 4 前田 新 31 大阪 68 S1 自在 7
5 戸邉 英雄 38 茨城 52 S1 追込 0
5 6 高橋 健太 24 静岡 80 S3 逃捲 15
7 鰐渕 正利 32 愛知 65 S2 追込 0
6 8 新開浩士郎 27 福岡 73 S3 追込 1
9 小林 大介 24 群馬 79 S1 逃捲 14

予想
並び:4‐3(近畿)/2‐7(中部)/9‐5(関東)/6‐1(南関東)/8
小嶋の鉄板に?
普通に走れば小嶋の頭、鉄板。ぐゎ、マーク鰐渕が復調気配とはいえアテにならないので、2−7(小嶋−鰐渕)より2−1(小嶋−高木)の方が売れるでしょう。さらに、後手を踏めば巻き返しの利かない西宮バンク。打鐘前に機動型の出入り激しい展開になれば、前々好位にいそうで捲り脚のある選手から。近畿コンビか新開。(中部ラインの3番手にこだわらなければ)
3=4、3=8、8−2、8−1
わたくしも西宮に遠征します。
結果
近畿は2手に分かれて三分戦。チッ
周回:2(小嶋)−7(鰐渕)−3(渡辺)/6(高橋)−1(高木)−4(前田)/9(小林)−5(戸邉)−8(新開)
ますます小嶋有利になってしまいましたやんかいさ。高橋が若さにものをいわせてぶんぶん逃げ、初日地域に関わらず先行の村上(京都)をガードして3着沈んだ輪界の武蔵坊弁慶・高木に仕事をしてもらうしかない! ならばインをついての前田(4)の浮上、後手を踏む小林から切り替える新開(8)にもチャンスあり、かも。で渡辺(3)ははずして4,8,2がらみで。
しかーし。小嶋前受けから赤板(残り2周)小林の上昇につっぱり先行。若さにものをいわせて行かなあかんはずの高橋(6)はインにもぐりこんでも出切れず、義理固い高木にまで切り替えられる始末。まんま小嶋の先行逃げ切り。さすがに2周(666メートル)の先行ゆえ、ゴール線は鰐渕に詰め寄られるものの1/4輪振り切って1番人気で決着。
2−7 300円
前にいたビギナーお姉ちゃん(推定36歳)が的中させて大喜びの大騒ぎ。が、配当を聞いて大爆笑。100円しか入れてなかったそうな。帰りの電車賃にもならへんやん!



奈良記念(G3)後節決勝  2002.2.21(Thu.)-22

植民地主義渦巻く近代スポーツといえど、ショートトラックは目が離せませんな。が、昔の競輪場であんな判定やってたら客が騒いで火をつけてたことでしょう。

誘導は前節競り負けたけど3着大井啓世。
選手登録地脚質
1 1 山口 幸二
33 岐阜 62 S1 追込 0
2 2 吉岡 稔真
31 福岡 65 S1 捲逃 5
3 3 伊藤 保文
29 京都 71 S1 自在 7
4 4 舘 泰守
26 愛知 80 S1 逃捲 15
5 安福 洋一
43 奈良 41 S1 追込 0
5 6 宮路 智裕
36 熊本 56 S2 追込 0
7 三宅 伸
32 岡山 64 S1 自在 2
6 8 古屋 聖志
30 岐阜 68 S1 追込 0
9 香川 雄介
27 香川 76 S1 追捲 0

予想
並び:3‐5(近畿)/7‐9(瀬戸内)/2‐6(九州)/4‐1‐8(中部)
ボルサリーノ安福
SPEEDチャンネルのダイジェストで準決見たけど、伊藤・吉岡・三宅が「強い」勝ち方で決勝進出。この3人のボックス買いでもいいのかもしれませんが、それではラインで戦う競輪の奥行きの深さがないので素人になめられかねない。中部ラインの先行を誰がどの位置から捲るか。位置取り熾烈(三宅有利)となるか捲り合戦熾烈(インも使える伊藤有利?)となるか。
でも、そういう争いごとを嫌いそうな伊藤が前受けから「逃げ一」で遅めに抑えにかかる中部ラインを突っ張ってそのまま先行。番手からボルサリーノ安福で高配当。(一番ブラッドベリーっぽい)
5=3、5−1、5−2、5−7 穴:中段もつれて1−6,1−9
結果:ボルサリーノに出番なし(2/22)
前受けは(3)伊藤(5)安福の近畿ライン。続いて(7)三宅(9)香川の瀬戸内。5番手から(4)館(1)ヤマコウ(8)古屋の中部ライン。(2)吉岡(6)宮路の九州が後方待機。
青板(残り3周)から九州が上昇。続いて中部ラインが上昇して、赤板で中部−九州−近畿−瀬戸内。打鐘(残り1周半)を前に舘がペースを上げるが、
伊藤も三宅も動かず
このままでは「
吉岡さん捲ってください」な展開。舘も先行1車のうまみを生かさず、打鐘からブンブン先行。
最終2コーナーから吉岡のひと捲りで2着もマークの宮路で九州ワンツーとい単調なレース。
決定 
2−6 2780円
まったく三宅、伊藤ののほほん野郎には何とかしてほしい。伊藤もこんな淡白な競走してたら、三宅同様「未完の大器」と言われながら「無冠の大器」で終わってしまうぞ。チッ



奈良記念・前節(G3)決勝  2002.2.18(Mon.)

誘導がボルサリーノ安福。
選手登録地脚質
1 1 村上 義弘
27 京都 73 S1 逃捲 22
2 2 小橋 正義
34 新潟 59 S1 追込 0
3 3 阿部 康雄
34 新潟 68 S1 追込 0
4 4 小林 裕司
30 千葉 71 S1 自在? 8
5 大井 啓世
36 奈良 58 S1 追込 0
5 6 中村 浩士
24 千葉 79 S3 逃捲 19
7 松本 整
42 京都 45 S1 追捲 2
6 8 杉田 清典
30 奈良 71 S2 自在 0
9 紫原 政文
33 福岡 61 S1 追捲 2

予想
並び:5/1‐7‐8/6‐4−2‐3/9
落ち着ければ村上
中村の先行を落ち着いてカマシ気味に捲れば京都一騎打ち。しかし、これでは低配当。
中村の番手を小林と大井で競るところを平成の鬼脚・小橋!
小橋ならば村上の捲りをブロックするはずで、
2−3、2−6、2−7、2−9 穴6−9
結果
紫原が前受け。村上の近畿ラインに続いて東日本。大井は周回中から中村後位で小林と並走。
赤板(残り2周)中村上昇時に大井も小林もマークをはずす。さぁ、平成の鬼脚・小橋の出番というところで、インから追い上げる大井とアウトからの小橋に挟まれ村上落車。
打鐘(残り1周半)で中村先行態勢の後位は結局、小林。チッ。
3番手インに紫原、アウトに小橋。
小橋が3番手を取りきった最終2コーナーから松本整のまくり。バックから小林番手まくり。松本の捲りは不発で直線小林と小橋の一騎討ち。
長ーい審議と写真判定の末、決定。
1着同着 2−4 810円 4−2 810円
村上の落車にからんでたんで小橋失格もありかと思いましたが、セーフ。どうせ、小林がらみははずしてたけど。
一時期、まったく動かなかった小林が動き出して復調したのに、番手捲りで記念初制覇。表彰式では泣いてました。
(小橋はいつもの不愛想)



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