無職記(2002/02/01-03/21)  [日報録に戻る] [イマケイTOP]
カヴァーでリハビリ? リハヴィリ?   2002.3.21 (Thu.)

新宿性昇天街にカラオケBOXができてますぞ。椎名林檎の新作は2枚組みカヴァー集。「枯葉」とか、「木綿のハンカチーフ」とか。。。困りましたね。メールマガジン「此処だけ会」の会員も募集してます。何故か生年月日も書かないと会員証発行してもらえないけど、記入例の「01月」は無視して「1月」と入力されたし。

タモリ徹底分析   2002.3.17(Sun.)

これで徹底分析? QJ41号。QJの特集ってこんな薄っぺらでしたかいな?

どうせ、知り合いでもないのに「タモさん」と呼べる人たちとは相容れないと思うけど。とびらで以下のように語られてます。「しかし最近のタモさんを評して「マンネリでつまらない」とか「昔の毒はどこいった」とか言いたがる世代の人たちがいますが、そういう人がことごとくかっこ悪く見えてしまうのはなぜなんだろう・・・?」と。考えろよ
まぁ、いいや。ほとぼりがさめた頃合いのTVブロスを期待して待とう。

ゴルフあるいはゴルフをする人々の悪口を芸のひとつにしてたのに、自分がゴルフにハマるとともに芸風が変わった芸人には、他に上岡龍太郎がいます。

水木しげるの妖怪ワールド 
愛蔵版・妖怪画談(水木しげる/岩波書店)  2002.3.15(Fri.)

出た。岩波新書の「妖怪画談」「続・妖怪画談」が愛蔵版として。一家に1冊。

全ページ4色フルカラーに水木先生の短文解説つき。ただし、最終章「鬼太郎血戦録」の解説はねずみ男による。
日本の妖怪はすべて水木しげるが考案した」と誤解されてる方もいらっしゃるようですが、さにあらず。
境港でのんのんばあに吹き込まれた妖怪の他、「妖怪談義」等、柳田國男が収集した民俗系の妖怪。彼らは主に鬼太郎の味方につく善玉。一方、江戸時代に流通した鳥山石燕「図画百鬼夜行」等に出てくる主に中国渡来系の妖怪が悪玉という世界観がねずみ男によって語られます。
また、元々鬼太郎は戦いは好まないが、漫画週刊誌に掲載されるようになって、まるでプロレスラーのように毎回リングに上がって戦わされるようになってしまった、とも。
でも、遊幽白書みたいな時代じゃなくってよかったね。

ところで、最初この本を民俗学・文化人類学コーナーで探したのですが、結局は新刊書で発見。
民俗学コーナーでは、山の民・サンカに関する書籍がいくつか平積み。それを見た二人連れの婦女子(いずれも推定26歳)が「これ知ってるぅ? ホントにいたのかどうかわからない、全然記録に残ってない人たちなのよぉ」「へぇ、知らない。不思議ー」などと。前後の会話から出版系のお仕事をなされているようでしたが。
わたくしもサンカは大学3年まで知らなかったから、いいけど。
我が国のほぼ100%が同じような人々で構成されてる(いや、これさえも一種の幻想ですが)ようになったのも、つい最近のことだということだけでも知っておいてほしい。おぢさんは。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ  2002.3.13(Wed.)

朝日新聞夕刊。さすが、サイード。大江の「教育」はさらりと流して、パレスチナ人居留区でのイスラエル人音楽家のリサイタルの企画を述べてました。大江は息子と組んで北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)にでも行ってはどうか、と言わんばかりに。

ところでヘドウィグ。おかまのグラムロッカー(東ベルリン出身)の半生記ミュージカル映画。いや、ミュージカルとは知らずにぽっかり時間が余ったもんで。ロックコメディを期待して。
サウンドオブミュージックもヘアーも大好きですし、音楽映画はピーターフランプトンとビージーズの「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」以外、ほぼ全部気に入ってますが、ミュージカルというのはどうも。大学生のときに劇団四季のキャッツを見てしまったせいか、基本的に許せません。エンディングの情感たっぷりな歌いっぷりとか。
終盤付近になって、ようやくミュージカルだったのか!と気づいた次第。

でも、後にロックスターとなるアメリカ人青年にロックを教えるくだりは秀逸。ピーターフランプトンのレコードを取り上げてバイセク系アーティストを勧めたり。青年の聴いてる音楽が「ボストン、カンザス、エイジア・・・」な地名バンドの羅列に「もう旅行(ジャーニー)はうんざりよ」という爆笑シーン。が、若い観客には伝わってなかったみたいです。余談ながら地名バンドでもJAPANは産業ロックじゃなかったですな。

ともかく、グラム、クイアー、東ベルリンに関心をお持ちだったら、滅多にメジャーな話題にならないだけに見といた方がいいかも。

爆発は危険だ! 川崎市岡本太郎美術館  2002.3.12(Tue.)

生田緑地にあります。最寄り駅は向ヶ丘遊園。700円。

岡本太郎を裸の大将・山下清とかジミー大西同様、天然系の天才とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、多分にさにあらず。確かに言動はチョーさん的ですが。「贈与論」のモースの弟子として民族学を学び、バタイユ、カイヨワと交流があったほど経済人類学の系譜に位置づくのです。それが証拠に、縄文土器に美術的感動を見出したのは岡本太郎その人。
さて、美術館。作品そのものよりも映像。太郎が描いてるとこ、粘土をこねてるとことかが前半のつかみ。
「座ることを拒否する椅子」とかで一息ついて、応接室のよなとこへ。太郎デザインのテーブルやソファ、灰皿とかのあるとこ(ただし、柵越しに見るだけ)でテレビモニターから画伯が語ってくれます。芸術とは何ぞや、と。帰納に演繹が応答し客観と主観がぶつかり合い、伝統や文明を超えた生命がもう何だかわからないっ!な約15分。

その後、「太陽の子」とかの造形コーナーの立体スライドショー。70年万博太陽の塔の胎内にも参集した世界の面たちに交じって裸の太郎も出没
最後のブロックのコーナーでは、フランスのテレビの取材にフランス語で芸術論を語る太郎。翻訳の成果か、ここが一番わかりやすい。小さい画面ながら、サントリーや日立マクセルの宣伝「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」「芸術は爆発だ」CFなども拝めます。

最後にショップ。我慢を重ねて7000円代の出費におさえました。ポップアイコンあるいはユースカルチャー(言葉的には恥ずかしいですな)にならねば、どのような表現も世界を獲得できないのだよ。本日の朝日新聞夕刊の大江のサイードへの「往復書簡」のとこ読んで、最後に「教育」とかアホなことヌカしてたから、蛇足ながら付け加えました。蛇足ついでに、川崎市岡本太郎美術館では4月20日ごろまで太郎賞展やってます。牡丹靖佳「ラクラクスリム」必見。時間があれば(どーせ暇やけどね)改めて。その後は「ゴジラ展」やるそうです。
川崎球場消失  2002.3.12(Tuen.)

西宮に行って思い出したのが川崎球場。大学生のころによく行きました。水上という遊撃手が最高にカッコよかった。あと、落合、リー、高沢、西村、横田、袴田などの精鋭を擁した時代のロッテオリオンズのホームグランド。村田兆治が復活して日曜日だけ投げはじめたあたりまで。

川崎に行ったついでに球場を見に行ってたまげた。
照明灯は残ってる(右画像は川崎競輪場から望む球場照明灯)のにスタンドが跡形もなく消えていたのだ。そこ存在するのは、草野球をやるにはひどく質のよさそうなグランドと「株式会社川崎スタジアム」のプレハブ社屋のみ。
旧・後楽園、甲子園のラッキーゾーンに続き、ワンちゃんに「世界の」を冠するをためらわせる昭和の証拠物件が隠滅された気がしてなりません。(川崎球場は昔、大洋(今の横浜ベイ)のホームグランドで、よくここでワンちゃんがホームランを打っていたのじゃよ)

ところで、宗男喚問。コンゴ関連以外はとくに違法性を感じさせるものなし。アコギだけど。むしろ北方四島に関しては逆コンキスタにつながる正論をかつて吐いたという事実が明るみに。立派な「政治」家やん、と思わせる答弁。むしろ問題は読者の皆さんの身近にもいるはずのミニ宗男では。わたくしは宗男のいない世界で仕事をしたい。

大相撲春場所初日  2002.3.11(Mon.)

貴闘力が幕内通算500勝。千代ノ富士に最後の土をつけたのが貴闘力。しかしながら、千代ノ富士引退報道では、その2日前の貴花田戦ばかりが流され、貴闘力ファンならずとも不可解な思いをしたのも記憶に新しいところです。新しい? 古いか。貴闘力優勝はもっと最近だけど、まさか優勝するとは思ってなかったんで、あんまり見てなかったのが悔やまれます。
曙が入幕して勝ち続けたときに、仕切線より2メートルぐらい後ろのまさに土俵際から立ち会って場内を爆笑させたのも貴闘力。しかし、結果にはつながらずあっさりやられたのでした。

一方、結びの一番、武蔵丸−貴ノ浪戦は北ノ富士−清国戦を超える幕内最多対戦新記録。
てっきり、貴乃花の親父や旭国、朝潮らがやってた大関互助会時代の人々が最多対戦かと思いきや、さにあらず。

西宮記念(G3)後節「阪急ダイヤモンドカップ」決勝  2002.3.8(Fri.)

西宮競輪ファイナルレース。
選手登録地脚質
1 1 山口 幸二 33 岐阜 62 S1 追込 0
2 2 稲村 成浩 30 群馬 69 S1 自在 4
3 3 村上 義弘 27 京都 73 S1 逃捲 22
4 4 渡辺 一貴 37 滋賀 58 S1 追込 0
5 斉藤 正剛 32 北海道 66 S1 追込 0
5 6 近藤 幸徳 38 愛知 52 S3 追捲 6
7 小嶋 敬二 32 石川 74 S1 逃捲 14
6 8 鰐渕 正利 32 愛知 65 S2 追込 0
9 水島 章 35 大阪 57 S1 追込 0

予想
並び:2‐5(東日本)/7‐1‐8‐6(中部)/3‐4‐9(近畿)
中部作戦
小嶋(7)でしかたないのかなぁ。初日特選1着の村上(3)だけど高木(準決4着敗退)の好ブロックあったればこそ。
展開A(出現率45%)小嶋先行。村上の抵抗をつっぱね、あるいはカマシ先行の場合、番手有利・ヤマコウ出番。1−7。村上がのんびり構えて小嶋が流したら稲村・親父譲りのイン粘り。7=2。
展開B(出現率35%)小嶋にカマされない村上の先行。稲村・小嶋の捲り合戦。いや、中団の取り合いで稲村イン詰まり、小嶋はアウトに浮いて後退・・・。
3=4,4−5,4−6
7=2、1−7、3=4 穴4−5,4−6
結果
展開Bで中団取り合い。あっさり小嶋が引いたんで稲村(2/群馬)絶好の4番手のはずが、中部4番手・今開催絶好調の近藤(6/愛知)が切り替え! 4番手に入ってから捲り発進。捲れるわけないのに(結果9着。でも見せ場は作ったよ)。おかげで稲村は外を回らせられて、渡辺(4/滋賀)の近藤へのブロックのあおりも受けて不発。
直線、渡辺の追込み届かず、村上(3)逃げ切り。
3−4 1130円 的中
ファイナルレースにふさわしく若手の先行逃げ切りで決まってよかったですな。が、村上も気がつけば腰痛持ちの27歳。

西宮記念(G3)後節「阪急ダイヤモンドカップ」準決勝  2002.3.6(Wed.)-7

準決3個のうち、ド本命コケたら高配当の期待高まる最終11R
選手登録地脚質
1 1 高木 隆弘 32 神奈川 64 S1 追込 0
2 2 小嶋 敬二 32 石川 74 S1 逃捲 13
3 3 渡辺 一貴 37 滋賀 58 S1 追込 0
4 4 前田 新 31 大阪 68 S1 自在 7
5 戸邉 英雄 38 茨城 52 S1 追込 0
5 6 高橋 健太 24 静岡 80 S3 逃捲 15
7 鰐渕 正利 32 愛知 65 S2 追込 0
6 8 新開浩士郎 27 福岡 73 S3 追込 1
9 小林 大介 24 群馬 79 S1 逃捲 14

予想
並び:4‐3(近畿)/2‐7(中部)/9‐5(関東)/6‐1(南関東)/8
小嶋の鉄板に?
普通に走れば小嶋の頭、鉄板。ぐゎ、マーク鰐渕が復調気配とはいえアテにならないので、2−7(小嶋−鰐渕)より2−1(小嶋−高木)の方が売れるでしょう。さらに、後手を踏めば巻き返しの利かない西宮バンク。打鐘前に機動型の出入り激しい展開になれば、前々好位にいそうで捲り脚のある選手から。近畿コンビか新開。(中部ラインの3番手にこだわらなければ)
3=4、3=8、8−2、8−1
わたくしも西宮に遠征します。
結果
近畿は2手に分かれて三分戦。チッ
周回:2(小嶋)−7(鰐渕)−3(渡辺)/6(高橋)−1(高木)−4(前田)/9(小林)−5(戸邉)−8(新開)
ますます小嶋有利になってしまいましたやんかいさ。高橋が若さにものをいわせてぶんぶん逃げ、初日地域に関わらず先行の村上(京都)をガードして3着沈んだ輪界の武蔵坊弁慶・高木に仕事をしてもらうしかない! ならばインをついての前田(4)の浮上、後手を踏む小林から切り替える新開(8)にもチャンスあり、かも。で渡辺(3)ははずして4,8,2がらみで。
しかーし。小嶋前受けから赤板(残り2周)小林の上昇につっぱり先行。若さにものをいわせて行かなあかんはずの高橋(6)はインにもぐりこんでも出切れず、義理固い高木にまで切り替えられる始末。まんま小嶋の先行逃げ切り。さすがに2周(666メートル)の先行ゆえ、ゴール線は鰐渕に詰め寄られるものの1/4輪振り切って1番人気で決着。
2−7 300円
前にいたビギナーお姉ちゃん(推定36歳)が的中させて大喜びの大騒ぎ。が、配当を聞いて大爆笑。100円しか入れてなかったそうな。帰りの電車賃にもならへんやん!

レノンは世界の偉人か!  2002.3.4(Mon.)

ジョンレノンミュージアム。入場料1500円。
オノヨーコの仕事をこれだけまとめて見たことはありませんでしたから、あらためて結構いい仕事してるやん、と。プラスティック・オノ・バンドで奇声を上げたりしてたのは、この方が40前の頃だったのですわ。(もうじき70)

さて、レノン。もはや偉人か。ミュージアムですから致し方なしかもしれませんが、ビートルズで一番悪ふざけをしてた奴で、「魂」から反戦ソングでは赤裸々にカッコ悪く戦って、半分隠居しての酒浸りを経て子供の世話に専念するダサいおじさんだったからこその根強い人気だと思うのですよ。ゆえに、落合博満野球記念館は知りませんが、諧謔やウィットに溢れた文脈の中に置いて上げたいと思いました。

ビートルズのライブに使いまくったリッケンが展示してあって、ボディに最後の公演の曲順表が貼りついたままなのですが、そこを拡大展示するとか。
出演映画How I Won the Warについての記述や映像の一部もあるのですが、レノンの役どころが「クリケット場確保のために選抜されたダメ小隊の一兵卒(で、すぐ死ぬ)」というまさに20世紀的な Power to the 
People的な思索のネタ
を来館する皆さんに伝えたいと思ったりとか。

まだまだ語り足りませんが、今日はこれぐらいにしといてやるっ。
ただ、文句ばかり言ってますが、レノンファンなら5回ぐらい行ってしかるべし。

モンスターズインク[ネタバレ]  2002.3.3(Sun.)

D社制作ですから、ハナっからあらさがししかしてませんけど。

子供の叫び声をエネルギィ源に変換して豊かな社会を営む怪物界。無数のどこでもドアがユニクロのフリースみたいに吊り下げられた工場で、今日もノルマ達成を目指して怪物たちが人間界の子供の部屋に驚かせに行きます。

出勤シーンでは結構ヴァリエーションに富んだ怪物達が暮らしていたのに、結局善玉は気ぐるみ系かボール型おもちゃ系。爬虫類系が悪玉。節足動物の足を持つ社長がいいやつかと思いきや、最後に一番の大悪党と判明して残念、というよりさもありなん、ですな。
なめくじ系の物分かりの悪い融通の利かない庶務のおばちゃんが、実は潜入捜査中の権力者というオチはちょっと救われたかも。しかし、人間界の子供や子供の所持品が、病原体のように扱われる(ゆえに強大化する警察権力)幻想の謎は最後まで明らかにされずじまい。

門司記念(G3)後節優勝は中澤孝之(大阪)  2002.3.2(Sat.)

28日(木)に突如発熱。医者代2620円。翌日の歯医者では銀歯を入れて2550円。サララィマンだったらこの三分の二で済んでたタイミングですが、わたくしはそんな細かい金には頓着しません。

それはさておき、最後の門司記念。この2年間に4度の骨折を乗り越えた中澤(大阪・56期・36歳)の記念初制覇。優勝インタビューで「初めて記念を取った門司がなくなりますが、小倉は得意なんでこれからも応援してください」と。
8日で西宮競輪も最後の記念開催。甲子園は月末。しばらく続いてた「50場」から一気に3場もなくなってしまうわけです。韓国は1つ増えて2場になるみたいだけど。

門司はなくなっても近くに北九州メディアドームと名を変えた小倉競輪場があるからいいですが、阪神間が全滅。近隣は岸和田、向日町、奈良。足を伸ばして和歌山、大津びわこ、玉野。高松宮記念杯の常打ちびわこを除いて危ないとこばかりでんがな。

狂鬼人間(「怪奇大作戦」24話)は差別を助長するか?  2002.2.27(Wed.)

久しぶりに膝ががくがく震える恐怖体験。
事の起こりは渋谷発の都バス。立ってる人も6,7人いるやや混雑状況。わたくしは中ほどの椅子をゲットしていた。
途中のバス停から乗車の老婦人(推定72歳)が運転手に何やら尋ねた。特にそれがために発車時刻が遅れたようには見えなかったが、前より2列目にいた男子(推定31歳)の機嫌を損ねてしまったらしい。「タダで乗ってるくせにどうたらこうたら」と因縁をつけ始めたのだった。どうやら責任能力の無い人のようである。因縁は2言3言で済んでほっとするのも束の間、バスが止まる度に2度3度と因縁をつける始末。老婦人も「診察の時間に間に合うかどうかね、聞きたかったのよ」と真面目に対応してしまっている。
早くこの場から立ち去りたい。かつて、朝の通勤ラッシュで満員の中央線車内にて若造同志の喧嘩を、間に入って止めた実績を持つ男気溢れる俺様でも、相手が責任能力を持たない人では為す術無し。
ようやくわたくしの降りるバス停に停車。すると責任能力を持たない31歳男子も降りるようである、老婦人に捨て台詞を残しつつ。これで、わたくしだけでなく車内にも平和が回復するはず。やれやれ。
ところが、バスを降りた男は前の乗車口からさらに老婦人に罵声を浴びせ始めた。ステップに足をかけているので、運転手もドアを閉められない。とうとう乗車口付近に立っていたサラリィマン(推定33歳)がキレてしまった。キックを浴びせたのだ。
惜しむらくは、そのキックには怒りや義憤によるのみで、まったく戦略性のない弱々しいものだった。
もし、運転手とアイコンタクトでもとっておいて、キックで路上に突き落とした瞬間にドアを閉めて発車すればすべてが丸く収まった(と、思う)。33歳サラリィマンも束の間のヒーローになれただろう。
弱々しいキックは31歳責任能力の無い人を車外に出すには及ばず、逆にその闘争本能に火をつけてしまったのだった。車内にかけあがった31歳責任能力の無い人は33歳サラリィマンに取っ組みかかるという悲劇。
抗争が車内中ほどで行われたため、すでに(足早に)2,30メートルバスから離れていたわたくしには、抗争の決着は見えませんでしたが、運転手は止めるでもなく、もたもたと本部に無線連絡している様子。仕方がないので、バスから死角になったところに公衆があったので110番通報した次第。程なくしてパトカー到着。33歳の無事を祈ります。
暖かくなって困るのは花粉ばかりではありますまい。

枯れ木と電飾  2002.2.26(Tue.)

さいたま新都心視察。「新都心」って。新宿や池袋も再開発時「副都心」と言われたことがあったような気もしますが、どうせなら「さいたま第2新東京」ぐらいの赤裸々なネーミングの方が気に入ったのに。

1階部分の起伏のある作りと斬新な噴水はちょっとよかったかもしれませんが。2階の植林なんか、(たぶん)桜を方形に等間隔。冬じゅう枯れ木。「新都心」らしい殺風景を象徴しています。関東平野の空っ風に加え高層ビルのビル風に吹きすさばれるにはもってこいのロケーションであります。
枯れ木はきっと年末時の電飾に都合がいいのでしょうね。随所に遠来からの客に「凄いぞ、さいたま」と言わせんがための作りが気になりました。ここに仕事で毎日通う人はつらかろう。

ところで、ジョンレノンミュージアムは火曜休館。たいていこういうものは月曜休館だと思っていると足元すくわれます。

アスリートは越境せよ  2002.2.26(Tue.)

ソルトレークシティ冬季五輪閉会式。出演していた子達のいかほどが世界へ布教の旅に出るのかとかは斉藤由貴のファンでなくとも気になるところです。かつて、予備校生の頃、銭湯から出ようとしたら屈強なモルモン宣教ヤング軍団10名余が入って来たことがありました。残念ながら入れ違いでしたが、もう少し彼らの入場に早く気づけば、風呂上がりの一服&珈琲牛乳をともにダーウィン進化論についてディスカッションなどしたかったです。

それはさておき、米国紅白歌合戦の様相を呈した閉会式。見事に世界のトップアスリート達も芸を売ってたのだと考えさせてもらえました。祝祭に奉納されたり、近代人の気晴らしとして発展した数々のゲーム。それに順位やタイム、点数などをもって楽しいスペクタクルと化して、もうゲップが出るほど十分です。
世界中を笑わせてくれたブラッドバリーの「後方に待機して前団のコースアウトを待つ」という戦略の宝くじ的勝利。「彼も瀕死の重傷から立ち直った」な笑いを妨げるドラマは程々にしてもらいたいものです。

ところで、アルベールビルの開会式はよかったです。覚えてますか、ダリ的世界のウィンタースポーツ・サーカス。今後、冬季五輪の度にアルベールビルの開会式と長野の萩本欽一を思い出してしまうのでしょうか。

生まれてよかった  2002.2.23(Sat.)

現代の円空・西村公朝作の著作物は数々あれど、西村公朝を書いた別冊太陽「西村公朝と仏の世界−生まれてよかった」が出た!  別冊太陽だから文字が大きくて読みやすい! 写真も豊富。
テキスト少ないですが「仏師と呼ばれるよりも仏像彫刻家と呼ばれたい」な聞き書きならではな言葉にも出会えます。1900円。
それにしてもポップな仏像、仏画。きっと若いやつでやってる人もいるのでしょうけど伝わってきませんな。

「公朝さんの著作」コーナーでは幻の名作「仏像通」(ベネッセコーポレーション/絶版も取り上げられていて、的を射た紹介文もついてます。が、何故か表紙図版に「案内人 イラストレーター みうらじゅん」表記がないという謎。
調査の結果、パッケージの表紙ではなく、箱内に封入されているテキストカバーを撮影したということが判明しました。

奈良記念(G3)後節決勝  2002.2.21(Thu.)-22

植民地主義渦巻く近代スポーツといえど、ショートトラックは目が離せませんな。が、昔の競輪場であんな判定やってたら客が騒いで火をつけてたことでしょう。

誘導は前節競り負けたけど3着大井啓世。
選手登録地脚質
1 1 山口 幸二
33 岐阜 62 S1 追込 0
2 2 吉岡 稔真
31 福岡 65 S1 捲逃 5
3 3 伊藤 保文
29 京都 71 S1 自在 7
4 4 舘 泰守
26 愛知 80 S1 逃捲 15
5 安福 洋一
43 奈良 41 S1 追込 0
5 6 宮路 智裕
36 熊本 56 S2 追込 0
7 三宅 伸
32 岡山 64 S1 自在 2
6 8 古屋 聖志
30 岐阜 68 S1 追込 0
9 香川 雄介
27 香川 76 S1 追捲 0

予想
並び:3‐5(近畿)/7‐9(瀬戸内)/2‐6(九州)/4‐1‐8(中部)
ボルサリーノ安福
SPEEDチャンネルのダイジェストで準決見たけど、伊藤・吉岡・三宅が「強い」勝ち方で決勝進出。この3人のボックス買いでもいいのかもしれませんが、それではラインで戦う競輪の奥行きの深さがないので素人になめられかねない。中部ラインの先行を誰がどの位置から捲るか。位置取り熾烈(三宅有利)となるか捲り合戦熾烈(インも使える伊藤有利?)となるか。
でも、そういう争いごとを嫌いそうな伊藤が前受けから「逃げ一」で遅めに抑えにかかる中部ラインを突っ張ってそのまま先行。番手からボルサリーノ安福で高配当。(一番ブラッドベリーっぽい)
5=3、5−1、5−2、5−7 穴:中段もつれて1−6,1−9
結果:ボルサリーノに出番なし(2/22)
前受けは(3)伊藤(5)安福の近畿ライン。続いて(7)三宅(9)香川の瀬戸内。5番手から(4)館(1)ヤマコウ(8)古屋の中部ライン。(2)吉岡(6)宮路の九州が後方待機。
青板(残り3周)から九州が上昇。続いて中部ラインが上昇して、赤板で中部−九州−近畿−瀬戸内。打鐘(残り1周半)を前に舘がペースを上げるが、
伊藤も三宅も動かず
このままでは「
吉岡さん捲ってください」な展開。舘も先行1車のうまみを生かさず、打鐘からブンブン先行。
最終2コーナーから吉岡のひと捲りで2着もマークの宮路で九州ワンツーとい単調なレース。
決定 
2−6 2780円
まったく三宅、伊藤ののほほん野郎には何とかしてほしい。伊藤もこんな淡白な競走してたら、三宅同様「未完の大器」と言われながら「無冠の大器」で終わってしまうぞ。チッ

逆コンキスタ  2002.2.20(Wed.)

領土拡張について。仮に島根県が他国に占領されていたとして。
島根県民の利害や「島根県は故郷だ!」みたいな感情は、簡単のためないものとします。国家の本質はやくざといえど、身内への義理人情に厚い現代の福祉国家においては、極論島根県はないものとした方が「国民の利益」という尺度においてはいいのかもしれません。税収的に島根県からの「上がり」より「出」の方が多いから。
ところが、島根県民ではないが、島根県があることによって巨額の利益を得る人も存在します。その人が決定権を持っていれば、国民の利益を超越して島根県を我が国として認めることがあるやもしれません。
島根県を例に出したので、タケシタとかの顔を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、これを北方四島に置き換えると…。あるいは新潟県の娘は?
アズテックカメラが入っててもよかった  2002.2.19(Tue.)

くるり買おうかどうしょうかと迷いながら入った地元の新星堂。
くるり売り切れ。バンプ山盛り。
ついうっかり洋楽コーナーに足を伸ばしてReplay! Brand New '80sなるCDを発見してしまいました。
ギャングオブフォーもスリッツもポップグループもPILも一段落して買うレコードがスタイルカウンシルしかなかった時代のニューウェーヴヒット集。
アハとか入ってるけど、一家に1枚「テイクオンミー」はあるべきかもしれないし、購入してしまいましたよ。
当時は嫌いだったです。カルチャークラブ、ヂュランヂュラン、フランキーゴーズツゥハリウッドにCDには入ってないけどアダム&ジ・アンツとか。パンク・ニューウェーブの終焉ひいてはロックの終わりって感じで。
ニューオーダーとか「テクノ誤用のユーロビート群」と決めつけてたし。
ところが、今から思えば現在の形でのテクノ生き残りはこうしかなかったのか、と。気づかせてくれたのは電グルでしょうか。そんなわけで木曜日はケミカル行きます。

収録曲
君は完璧さ(カルチャークラブ)
カモン・アイリーン(DMR)
ルール・ザ・ワールド(ティアーズフォーフィアーズ)
悪意という名の街(ジャム)
ラヴ・ウィル・ティアーズ・アス・アパート(ジョイディヴィジョン)
好き好きシャーツ(ヘアカット100)
ラジオスターの悲劇(バグルズ)*これも一家に1枚、是非。
キリング・ムーン(エコバニ)
シャウト・トゥ・ザ・トップ(スタカン)
ゴーストタウン(スペシャルズ)
ブルー・マンデイ(ニューオーダー)他

奈良記念・前節(G3)決勝  2002.2.18(Mon.)

誘導がボルサリーノ安福。
選手登録地脚質
1 1 村上 義弘
27 京都 73 S1 逃捲 22
2 2 小橋 正義
34 新潟 59 S1 追込 0
3 3 阿部 康雄
34 新潟 68 S1 追込 0
4 4 小林 裕司
30 千葉 71 S1 自在? 8
5 大井 啓世
36 奈良 58 S1 追込 0
5 6 中村 浩士
24 千葉 79 S3 逃捲 19
7 松本 整
42 京都 45 S1 追捲 2
6 8 杉田 清典
30 奈良 71 S2 自在 0
9 紫原 政文
33 福岡 61 S1 追捲 2

予想
並び:5/1‐7‐8/6‐4−2‐3/9
落ち着ければ村上
中村の先行を落ち着いてカマシ気味に捲れば京都一騎打ち。しかし、これでは低配当。
中村の番手を小林と大井で競るところを平成の鬼脚・小橋!
小橋ならば村上の捲りをブロックするはずで、
2−3、2−6、2−7、2−9 穴6−9
結果
紫原が前受け。村上の近畿ラインに続いて東日本。大井は周回中から中村後位で小林と並走。
赤板(残り2周)中村上昇時に大井も小林もマークをはずす。さぁ、平成の鬼脚・小橋の出番というところで、インから追い上げる大井とアウトからの小橋に挟まれ村上落車。
打鐘(残り1周半)で中村先行態勢の後位は結局、小林。チッ。
3番手インに紫原、アウトに小橋。
小橋が3番手を取りきった最終2コーナーから松本整のまくり。バックから小林番手まくり。松本の捲りは不発で直線小林と小橋の一騎討ち。
長ーい審議と写真判定の末、決定。
1着同着 2−4 810円 4−2 810円
村上の落車にからんでたんで小橋失格もありかと思いましたが、セーフ。どうせ、小林がらみははずしてたけど。
一時期、まったく動かなかった小林が動き出して復調したのに、番手捲りで記念初制覇。表彰式では泣いてました。
(小橋はいつもの不愛想)
「芸」のフリマ  2002.2.17(Sun.)

好きなアートだけを、その場で買って楽しめる「4」という催し。
横浜・関内駅から港の方へ10分ぐらい歩いたところの渋いギャラリィにて。もちろん客として参加。
2500円払うとその場だけで通用する「働(はたらき)」なる紙幣が15枚ほどもらえます。大体の相場は決まってますが、対価は交渉による場合もあります。

アコーディオンとギターと南米打楽器の演奏に白塗りダンサーの舞踏までつけてもらって、たったの4働(はたらき)! 安い! 珈琲1杯3働(はたらき)! 高い!
あと、ノイズで作った映像と音の作品(1働)、文章教室(1働)、南米打楽器教室(1働)などを楽しんだ1時間強。さらに、自分なら何が売れるかをしこたま考えさせられましたよ。

ITバブル 2002.2.14

渋谷のいちばんいいとこにあるビルにもかかわらず、テナントのほとんどがTSUTAYAだというQフロントビルへ。(さすがに1,2階の半分はスタバ)
何故かというと、スタバが下にあるにもかかわらず、6階にまずいコーヒーを出すカフェがあり、IT業界に多数の人材を輩出したデジハリことデジタルハリウッドがやっている、という情報をキャッチしたからでした。
いつまでうかれてんねん?と。
が、行ってみて気づいたのですが、ビル6階がそもそもデジハリ渋谷校。ついでに学校説明会(無料)も聞いてきました。カフェは貸し切り状態で珈琲の味は未確認。なんかeコマースなサイトのオープニングかなんかのイヴェントをやってました。舗装率も低くて高速道路もない時代から自動車作りに精根かたむけたプロジェクトXな男達のおかげで我が国の発展があることを否定はしません。が、ITの舗装を阻む巨悪・N社(道路公団が自動車作ってたら今ごろ…)を倒すのは誰? やっぱ外圧?または外資?

尻のにおいをかぐ 2002.2.13

しりあがり寿歴史資料館(渋谷パルコ)拝観。「どんな人でも歴史資料館があっていい」と言えるうえに美大出のしりあがり先生のことですから、なおさら当然と言えましょう。
卒業制作のデカい絵だけでも500円払って見た値打ちはありました。これに加えて領収書の束とか阪神タイガース対3年5組の野球ゲームのスコアなどの展示。マネキンを使った幼少時代やまんがデビュー時代の再現風景などに心洗われます。大手ビール会社が美大出の人を採用することも知らしめてくれました。
出口付近の土産物屋が結構充実していました。
みうらじゅん画伯の大物産展では、オリジナルグッズといえば「ラフォーレ原宿」の「二穴おやじ」ぐらいだったかと思いますが、ここにはバッジやら湯呑みやら手ぬぐいやら煎餅やら。見たことがないのでわかりませんが、落合記念館並みに充実しているのでしょうと思いました。
尻のにおいをかぐ灰皿を購入しました。

採点競技 2002.2.12

ソルトレイク五輪フィギュアスケート・ペアを見ました。フィギュアは最初の方の(優勝する人とかに比べたら、無茶苦茶)下手な人のから見ないと面白くありません。こけまくってます。中盤、あまりこけなくなってスリリングでないあたりを中休みにして、いよいよメダル争いをする上位の人々。
やっぱり最高にいいもんを見せてくれたのはカナダ組。ところが、優勝はロシア組。採点競技で勝ち負けや順位にこだわる人の気持ちがわからないので何ともいえませんが、ちょっと気になってしまいました。
カナダ組の服装がカジュアルだったからか?とかノーブラが減点の対象だったのかな?とか。

東王座戦の優勝は岡部芳幸(福島) 2002.2.11

グランプリは岡部の頭で買ってた。以上。

ダンディ 2002.2.10

弟子の結婚式に参列するため代官山へ。
人前結婚式。「ひとまえ」と読むのかと思いきや、「じんぜん」だそうで。さすが電グルのファンサイトで知り合った新郎新婦だけのことはありますわい。
新郎のお父様が鬘でキメてらっしゃるダンディ。鬘。否定はしませんがどうしてもナイーヴになってしまいます。それは禿と表裏一体だからか。はげてるからってかつらはねぇじゃん!と電グルも言ってましたが、それは「俺ははげてもダンディ」というヴィジョンがあるからに他なりません。あるいは、戦略的にハゲこそダンディというムーヴメントへの布石。
ところで、結婚式の宴も真っ盛りの中、東急ハンズのパーティコーナーとかで売ってる仏像マスクを被ったままのふざけた客がいました。おそらくはそいつのことを言わんとしたのでしょう、司会のお姉さんが「この中に鬘を被ってる人が一人います!」
わたくしの心配をよそに、宴は何事もなかったかのように進行し、めでたくお開きとなりました。
(画像は代官山から見える煙突)

楽団稽古 2002.2.9

ベース担当・千保嵐児邸(ただし社宅)にて楽団の稽古。嵐児の娘(2歳)が踊る踊る。そんなにダンサブルか、俺達? 聞けばオリンピックの開会式でも踊り続けてたようで音楽があれば何でも踊るそうな。それでも、スティングとヨーヨーマのとこは休んでたやろっ。

あらゆる組識社会には欺瞞が
地獄の黙示録 特別完全版 2002.2.8

最初の公開時は後半うとうとした「地獄の黙示録」が帰ってきました。
多くは語るまい。戦争下だけじゃない。欺瞞渦巻く組織社会の一兵卒と感じてる方には見ないことをおすすめします。
が、特別版の目玉・フランス植民一族との出会い(人によっては目玉はプレイメイトとの出会い)は意義ありましたと思いました。
植民ってどういうこと? A国には鉄道を敷いたり大農園を開墾して経営する技術・ノウハウ・資金を持つ人々がいる。B国には技術はないが労働力なら余っている。さて、半ば武力行使も辞さずにA国民がB国へ。みんなが豊かになる? 「生産性」という尺度でだけならばね。
「土地」を守らなければならないから、カンボジア・ベトナムに入植したフランス人は武装し続けなければなりません。そして、おそらくはポル・ポト軍によって殲滅させられたでしょう。
さて、守る土地も戦争もなき時代の外資。安くできるという理由だけで中国に工場作ってていいのかなぁ?

おばはん連合 2002.2.7

地元の丸井の3階にある珈琲1杯500円の喫茶店へ。カップが高級だったりするような。濃い目の珈琲と読書でくつろぎのひとときが欲しかったばっかりに。
が、そこはおばはん連合の溜まり場。まだ、コンビニ前のヤングの方がましやんけ、と思った次第。
わたくしから12時の方向(つまり真正面)から7時の方向にかけて2名から4名のおばはん小隊が合わせて10組!という1個師団並みの大編成に囲まれたのでした。
とにかく、しゃべるしゃべるしゃべるしゃべる。。。
山間の山荘に訪れたはずがカエル大合唱のど真ん中状態。
海辺のコテージのはずが海は大しけ。
清流の流れが耳に快い上流の温泉宿のはずが滝そばでしかもナイアガラ級。

夕刻の小洒落た茶店は注意が必要。

ナタリーワイズ見送り 2002.2.6

新宿タイムズスクエア方面へ。HMVはインディーズ盤もたくさん試聴できて助かります。ビッケや高野寛たちがやってるナタリーワイズ。プロモビデオでやってる歌みたいなのばかりだったら購入したのに、試聴したところ案外「癒し系」で見送り決定!

東西王座戦(G2) 2002.2.5

今年から始まる東西王座線(G2)。西は7日から高松競輪場、東は8日から伊東温泉競輪場で。
高松は12月に行ったのですよ。3連単発売開始のときに。2着まででも当たらないものが3着まで当たるわけない。
伊東温泉は観光で行ったときに寄ったことがあります。1レースだけのつもりが、駐車場が詰め込みにされてしまって最終レース終了まで出られず。
とても当たりそうな気がしません。

遅れてきたカルスタ、八幡山へ 2002.2.4

大宅壮一文庫へ。500円払って「カルチュラルスタディーズ」で検索委託。「談」というJTがらみの雑誌とBT(美術手帖)で上野俊哉がほぼ同じことをレイブがらみで語っていますが、BTに載ってる写真は銀縁眼鏡に背広な証明写真風だったのが、「談」ではそのままレイブパーティに行けちゃう格好に若作っていてオシャレ。80年代ニューアカではあんまり興味のないものは対象にならなかったのに、カルスタではジェンダーとかが話しに出てきたりしてちょっと困惑。が、不景気ゆえにモダンの反動かすまびしい今日このごろ、抑圧の構造を明確にして国民国家に批判の目を向けてね。
(画像は八幡山の煙突)

無職記 2002.2.1

完全失業者が337万人で完全失業率5.6%で過去最高値更新!(総務省労働力調査(H13年12月速報(H14年1月29日公表))という昨今、まじめに働いてる暇はありません。統計に加えられない現代の貴族・専業主婦で(外での)勤労意欲ゼロッ!な人々を加えるとまったく勤労してないやつだらけ。ヤンキー立国ニッポンの行く末をいかに平穏にポルトガル化するかという日本ポルトガル化計画の推進のために当サイトの開設をここに宣言します。
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