西武記(2003/04/01-)
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西武園競輪開設記念(G3)決勝  2003. 4. 15 (Tue.)

関優勝牌を獲ると不吉? 準決敗退の太田は帰郷。と言っても所沢から川越。
選手 登録 脚質
1 1 山田 裕仁 岐阜 61 34 S1 自在 10
2 2 澤田 義和 兵庫 69 30 S2 捲逃 12
3 3 金古 将人 福島 67 31 S1 自在 5
4 4 有坂 直樹 秋田 64 33 S1 追込 0
5 小川 圭二 徳島 68 32 S1 追込 0
5 6 戸辺 英雄 茨城 51 40 S1 追込 0
7 佐々木則幸 高知 79 26 S1 逃捲 17
6 8 有賀 高士 石川 61 34 S2 追捲 0
9 濱口 高彰 岐阜 59 35 S1 追込 0
推理


並び
34 北日本
198 中部
26 澤田に戸辺
75 四国

(7)佐々木の逃げ一。あるいは(1)山田を行かせて中団獲りか。減量で復調する選手が目立つ昨今、麻雀を減らして復調の元・輪界一のハンサムガイ(2)澤田が好位確保しての一発も魅力なれど自在性に勝る(3)金古もいては苦しいか。
中団ゴチャついて捲る(1)山田の進路ふさがれれば、選手と言うより客のルックス(5)小川浮上も。

 
2車単
 
3連単
7=1,7−3,7−4
5−1
5=7−3/8/9
押さえ;(1)山田の逃げて着外 8=9,9−7

結果
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赤板から後方待機の(7)佐々木−(5)小川が上昇。(3)金古−(4)有坂の北日本がこれに続く。前受けの(1)山田はいつものように踏み上げてペースを上げさすのではなくあっさり後退。
打鐘を合図に(7)佐々木が徐々にペースを上げ、(3)金古が3番手。5番手で(1)山田が粘って(2)澤田は後方に置かれる。
最終ホーム過ぎ、(1)山田がロング捲りを敢行するがイマイチ車が出ない。2コーナー、3番手から(3)金古が捲って出、(1)山田は不発。
(7)佐々木マーク(5)小川はインを(9)濱口にしゃくられ万事休す。捲りきった(3)金古を直線、(4)有坂が追い込む。後続もつれて(7)佐々木が3着に残る。

 
2車単
 
3連単
4−3 5,390円 4−3−7 32,600円

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入場 8,192人 総入場 29,139人
売上 2,102,242,600円 総売上 4,961,022,400円


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選挙権  2003. 4. 14 (Mon.)

掲示板行使されない権利、主張されない権利はいつの間にやら剥奪されかねません。ましてや先人(と言っても主に西欧の)が汗水のみならず、血まで流して勝ち取った権利を放棄するようなことがあってはなりますまい。

とはいえ、8年か12年前に内田ゆうやに入れてから選挙に行ってないわたくしですが、西武園競輪の帰途にふと重大なことに気づいて選挙に行きました。

と言うのも、就任1年目か2年目に後楽園競輪場(東京ドーム)のサイクルスポーツフェスティバルに視察に来た石原。すわっ、後楽園競輪復活か?と色めき立ったのも今は昔。その後まったく言及ないままカジノ構想。そもそも、経済産業省の天下り団体に多額の上納金を掠め取られる競輪事業に石原が乗り出すわけなし。

で、慌てて約10年ぶりに投票所に行ってみたものの、対抗馬がドクターとかですから、致し方なく何も書かずに投票してきました。

西武園競輪開設記念(G3)2日目優秀
「ギャンブルレーサー関優勝牌」  
2003. 4. 13 (Sun.)

自動車レースの最高峰はF1ですが、競輪でF1といえば上から(グランプリは除く)4番目、下から2番目の格式。関優勝牌はその名にふさわしくF1級メンバーで?
選手 登録 脚質
1 1 佐々木幸則 高知 79 26 S1 逃捲 17
2 2 有賀 高士 石川 61 34 S2 追込 0
3 3 藤原 憲征 新潟 85 23 S2 自在 4
4 4 太田 真一 埼玉 75 27 S1 逃捲 14
5 後閑 信一 群馬 65 32 S1 追捲 0
5 6 佐々木浩三 佐賀 50 40 S1 追込 0
7 戸辺 英雄 茨城 51 40 S1 追込 0
6 8 笹川 竜二 新潟 71 30 S1 追込 0
9 金古 将人 福島 67 31 S1 自在 5
推理


並び
16 2 西
358 上越
479 関東に金古

(2)有賀は(1)佐々木−(6)佐々木の3番手か関東の3番手か4番手か微妙。佐々木ラインについて3車となっても、後ろが(6)佐々木であまり援護期待できない(1)佐々木は捲り主体か。
ここも復調気配の(4)太田が主導権取って、中団を若い二人が争えば押し切りも。

 
2車単
 
3連単
4−1,4−3 4=7−1/3/8
押さえ;(3)藤原が捲って 3−4,3−1

結果
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赤板から後方待機の(1)佐々木−(6)佐々木が上昇。一旦、中団の(4)太田にフタをしてから打鐘過ぎに先行態勢。これに続いた(4)太田の3番手を(2)有賀と(9)金古が獲り合ったあおりで(8)笹川落車。
ホームから逃げる(1)佐々木とカマシで叩こうとする(4)太田で先行バトルの様相。すわっ、(3)藤原の捲りごろか? が、3番手争いを制した(2)有賀が付け切れずアウトに浮いて(3)藤原動けず。
表彰式最終バック、いつもなら行ききれない(4)太田マークの(7)戸辺が(6)佐々木をどかして(1)佐々木マークに割り込まんとするが失敗して4番手。
3コーナーでようやく(4)太田が出切ると番手に(1)佐々木がハマり、おっとりがたなで実質4,5番手から(3)藤原捲り追い込みに発進して直線。
(4)太田よく粘って(3)藤原の捲りを寄せ付けず押し切る。(1)佐々木も粘って3着に流れ込み起動型3車が上位独占。
上画像は表彰式後の恒例、ファンへのプレゼントあるいは餌付け風景。

 
2車単
 
3連単
4−3 5,670円 4−3−1 41,850円
的中

伊良部対清原  2003. 4. 12 (Sat.)

団体戦の野球ですが、投打のライバル対決も見もののひとつ。古より村山対長嶋、江夏対王、掛布対耳、遠山対松井、バルデス対種田(おもしろい顔対決。さらにヘンな打ち方)などの好勝負にワクワクさせてもらいました。
パリーグが腑抜けになる直前の名勝負といえば、ロッテの伊良部対西武の清原だったのですが、何年かのブランクを経て、セリーグで実現してしまいました。両雄、太って。

銅像破壊  2003. 4. 11 (Fri.)

誰?偉いやつの銅像破壊は基本的にエキサイティングです。何をしたかはともかく、少なくとも銅像が作られるような人物というだけで、破壊したくなるのが人情の法則。
東欧民主化時にはテレビ映像を通じてたいへんエキサイティングな思いをさせていただきました。また、日成や正日の巨大銅像が倒される日のことを考えると、とてもワクワクしてしまいますね。

ところが、今回ミソをつけてくれたのがブフ戦争下の米軍。アルジャジーラを追放してアブダビテレビを制圧して、外国報道陣のホテルに一撃を見舞ったうえでの銅像破壊。「解放」と受け止めて歓喜するイラク国民も大勢いることでしょうが、首都で群集100人ぐらいかい? おまけに同日、数十人ほどによる略奪映像。ふつう群集が略奪行為に動けば軍が鎮圧すると思いませんか。

そういうわけで、この先よしんば大量破壊兵器が見つかったとしても、ユタ州あたりから複数の部隊を経由して運搬されたものとしか思えませんがな。

鉄腕アトム  2003. 4. 10 (Thu.)

いささか旧聞ですが、この前の日曜日からアニメでまたアトムが始まりました。わたくしも幼少年時代に見てましたが、そのいたいけさに嫌悪して嫌いなキャラのトップをタラオやケンちゃんと争わせてたと思います。
大人になってからは、その十万馬力を生み出した後の放射性廃棄物をどのように処理してたのかが気になっていました。

それはともかく、最初のキャラ設定通りの誕生日に合わせて開始された今回のリメイク版ですが、社会環境の設定も当初と同じで、車が空を飛んでたりします。

それを受けてか、たまたまかはわかりませんが、同日からちびまる子のエンディング音楽が変わりました。まさにアトム的な未来社会は訪れなかったから考え方を改めようと忌野きよしろうが訴える歌。当サイトの日本ポルトガル化計画にも大いに相通ずるところを感じましたが、さらに世界を巻き込もうと歌っておられます。同時に隣の親父もまきこもう、と。
ぜひ、ちびまる子の映る地域にお住まいの方はエンディングだけでも見てください。ただし、終わってすぐにチャンネルを変えないとサザエが始まってしまいます。

鈴木誠  2003. 4. 9 (Wed.)

その全盛期を知らない千葉のケロケロケロッピ・鈴木誠ですが、かつては先行、捲りでビッグレースを制した御仁。野球の鈴木誠よりはるかに稼いでるはずだと思います。
が、わたくしが知る鈴木誠は、いつも特別(G1)決勝で切替える人という印象。
とりわけもう5年ほど前になるのでしょうか、西武園ダービー決勝。岡崎−吉岡の九州二段駆けを、絶好調・神山があと1/8車輪まで捲り追い込んだレース。直線短い西武園でなければ、というよりスズマコが切り替えなかったら確実に届いてたはずだと、神山の頭で勝負していたわたくしの胸に強く刻まれたのでした。

普段はおとなしく走ってるのに、ビッグレースになるとセコい競走をしてしまう。とてもタイトルをいくつも獲ってる大金持ちとは思えないうろたえっぷりにレーサーとしての評価を下げざるを得ないのであります。

一方、滅多に切替えないでタイトルをいくつも獲ってるのが平成の鬼脚・小橋(新潟)。その生き様の違いを見た川崎記念決勝だったのですが、もっとも小橋の場合は先行、捲りで戦っても今の小野(大分)よりは強いと思うのであります。

川崎競輪開設記念(G3)決勝  2003. 4. 8 (Tue.)

いつまでもつかはともかく、吉岡の復調は本物ですな。
川崎の決勝はラス前10R。電話投票、録画予約は要注意。
選手 登録 脚質
1 1 佐々木龍也 神奈川 57 37 S1 追込 0
2 2 吉岡 稔真 福岡 65 32 S1 捲脚 4
3 3 伏見 俊昭 福島 75 27 S1 逃捲 20
4 4 鈴木 誠 千葉 55 38 S1 追込 0
5 神山雄一郎 栃木 61 34 S1 自在 11
5 6 有坂 直樹 秋田 64 33 S1 追込 0
7 松本 整 京都 45 43 S1 追込 1
6 8 関根 幸夫 神奈川 59 35 S1 自在 11
9 小橋 正義 新潟 59 35 S1 追込 0
推理


並び
278 西に関根
361 北に佐々木
594 関東に鈴木

南関勢別れて三分戦。湘南ダービー決勝に続き、2強時代東西(元)両横綱再戦。別線率いるゴージャス(3)伏見に小嶋社長のような馬鹿駆けは無し。中団をもつれさせる駆けかたに持っていければ、(元)両横綱を不発に追いやることもありなん。
が、インからの王者(5)神山の飛びつき、粘り戻った不動心(2)吉岡の捲り追込みも捨てがたし。

 
2車単
 
3連単
3−6,3−5,3−2
6−2,5−2,9−2
2−3/5/6/9−7
穴;不動心がホームから動く 8−7,8−3,8−5

結果
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後方待機のゴージャス(3)伏見が打鐘で出切って先行態勢。最後尾となった(5)神山ラインの上昇に合わせてホーム手前から踏み上げる。
ここで中団の取り合いをしてくれれば、雨走路ゆえゴージャス押し切りも、という展開。かと思いきや。
不動心(2)吉岡アッサリ引いて(5)神山が中団4番手、(2)吉岡ラインは後方7番手以下。
こうなれば、何度も見たような、捲り上げる不動心(2)吉岡に合わせての(5)神山の3コーナー手前からの三日月捲りか。と思いきや。
(5)神山ライン3番手の(4)スズマコがスルスルとイン捲り。最終バックで(5)神山の内併走。
仕方ないなぁ、という感じで(5)神山が発進すると、後方からの不動心(2)吉岡の捲りは不発。(6)有坂のブロックもたいしたことはできずに直線、(5)神山が出切ると番手から平成の鬼脚(9)小橋が鋭く追い込む。

 
2車単
 
3連単
9−5 1,340円 9−5−1 8,700円



入場 12,637人 総入場 46,396人
売上 4,072,120,000円 総売上 
13,994,748,600

桜並木  2003. 4. 7 (Mon.)

陸橋が明石みたいなことにアウトドアな飲み会は盛夏を除いて苦手ですから、いわゆる花見はしたことないし、したいとも思いません。
あと、桜が兵学校や九段に多く植えられてたせいか、第2次世界大戦下のカミカゼテロになぞらえられたのも気に入りませんな。
雨で散った桜の花はたいそうアスファルトになじまず街の景観を損ねます。
そんなわけとかで、季節感溢るる樹木は程々で、街路樹などは常緑樹で生育や剪定にコストのかからないのがオススメで、例えば国立市のように市民は金持ちでも財政の苦しい自治体が桜並木をウリにするのはいかがなものかと思ったり。

ただし、桜の木の下に駐車していた自動車が遠山の金さん状態になるのは歓迎。
上画像は景観判決で7階だか8階以上の撤去が命じられた高層アパートとその前面の桜並木道にかかる陸橋。桜見物客でたいへん危険なことになってました。

川崎競輪開設記念(G3)2日目優秀「ダイヤモンドレース」  2003. 4. 6 (Sun.)

今度は神山が自力で吉岡がマーク戦
選手 登録 脚質
1 1 関根 幸夫 神奈川 59 35 S1 自在 11
2 2 吉岡 稔真 福岡 65 32 S1 捲脚 4
3 3 小橋 正義 新潟 59 35 S1 追込 0
4 4 藤田 和彦 神奈川 63 33 S1 追込 0
5 神山雄一郎 栃木 61 34 S1 自在 10
5 6 山内 卓也 愛知 77 26 S1 追捲 1
7 小野 俊之 大分 26 77 S1 捲追 1
6 8 増田 鉄男 徳島 74 28 S1 追込 0
9 鈴木 誠 千葉 55 38 S1 追込 0
推理


並び
536 関東に山内728 九州に増田
149 南関東

減量しただけでこんなに復調か?不動心(2)吉岡が天下布武(7)小野マーク。とはいえ、(7)小野はいつもの競走でしょう。これが決勝なら逃げる(1)関根の番手は(5)神山からも(7)小野からも狙われ所。
なれど6着でも準決Åのここは王者(5)神山がスコーンとカマシ先行。切替え(9)スズマコ要警戒。

 
2車単
 
3連単
3=9,3−1,3−7 3−5−9
押さえ;(7)天下布武がシビアに 7−5,7−9

結果
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周回は関東が前受け、中団に南関、九州が後方。
赤板を前に天下布武(7)小野率いる九州勢が上昇、(5)神山は車を下げる。打鐘で(1)関根が上昇して先行態勢に入ると(5)神山がカマして最終ホームから先行。中団に南関。
後方7番手となった(7)小野がバックから捲るが不発。中団せしめたものの車間空けすぎた(1)関根も車間を詰めるだけで脚を使って動けず直線。
番手から余裕で抜け出す(3)小橋の外を(6)山内が高回転で追込み、交わしの交わしか、と思うや否や、大外不動心(2)吉岡直線強襲一気。

 
2車単
 
3連単
2−6 15,610円 2−6−3 111,740円

絵ハガキ  2003. 4. 5 (Sat.)

イカ
旧友で元いまわしメンバーでもある久保田香港から連絡がありました。このご時世に絵ハガキで。しかもイカ。
貸したままのバビロンロッカー(リザード)アナログ盤を返すと本文の中で語られてましたが豪州からですからアテになりません。

旧友つながりで鬼界浩巳事務所公演「四月馬鹿の恋」は4月16日−20日。誰もがテレビで見てるが名前は知らない古郡雅浩演出。前売入場券発売中。

国際競輪第1戦(平塚)決勝  2003. 4. 4 (Fri.)

ガネのサイン毎度、欧州・豪州の強豪の強さばかりが目立つ国際競輪ですが、今年は国内の強豪選手も少し斡旋。少しはいい勝負が見られるかと思いきや。

平塚での第1戦。決勝メンバーは金子(愛知)−山田(岐阜)−後閑(群馬)の日本ラインに外国勢6人。とても歯が立たなさそう。
それでも金子がブン逃げして山田の番手捲り、山田−後閑だと5番人気の17.9倍と程ほどの人気は集めてました。

レースは、赤板から金子が山田−後閑を引き連れ上昇するも、中団から牽制気味に出たガネ(フランス)が最後まで金子を出させず、主導権。バックから番手捲りのダイカ(豪州)−ウォルフ(ドイツ)で1番人気の2車単610円。

上画像は平塚でビラヌエバ(スペイン)が投げた国際競輪参加外国人選手サイン入りTシャツのガネ部分であります。

コミックモーニング  2003. 4. 3 (Thu.)

沈黙の艦隊ブームの時からですから10年を超えて1号も欠かさず買い続けてきたコミックモーニングですが、ギャンブルレーサーのイブニング移転を機に明日発売号から買うのをやめようかという決意を固めつつあります。

だいたいにして、いつも前の方にある3本のうちの2本はクズみたいな作品。残る1本も、かねてより「武蔵は勝つためには手段を選ばない卑怯者」として描かれてほしいというわたくしの野望とは相容れません。小次郎の育ての親が出てきたあたりからちょっと面白くなりましたが、小次郎幼−青年期も前回で終了。
かつての「沈黙の艦隊」も、最初の戦闘およびその駆け引きが面白かったものの、後半の政治モノになってからは失速。同一作者による戦国自衛隊みたいな新作はノッケから政治色濃厚でノッケから失速ぶりも甚だしいです。そもそも彼には薄っぺらなステロタイプな時代劇な大袈裟な登場人物しか書けませんから、クールでマッチョで場末なギャンブラーを書いてればよろしいかと。

「エレキング」と「えの素」に、初恋編に入ってじゃりん子チエの焼き直しから一線を画し始めた「ちゃぶ台ケンタ」は読み続けたいですが立ち読みでなんとかなりましょう。
立ち読みでは苦しいほど読み応えある「オーダーメイド」でしたっけ?テーラー楠の話。弟を使ってもうひとヤマ盛り上げてもよかったと思うのに、3月ほど前にあっさり終わってしまいました。
上位打線でそこそこ面白かった「カバチタレ」でしたが、返還請求されてる生命保険金を「公営ギャンブルで使い果たした」という作戦を立てたところで突然の休載。「おかんの持ち家とかを差押・競売という対抗策」にどう対処するのか?というわたくしの疑問は宙に浮いたままとなってしまいました。

後は、「浅倉家騒動記」でしたっけ?太平の時代のお侍の話。毎回、笑激的なコマ割とかいかにも奇想天外という昔懐かしい言葉が当てはまりそうな作品。これはむしろ単行本で楽しむべきでしょうか。

そんなわけで、愚か者の福音書「ギャンブルレーサー」とともに、モーニング読者をやめてイブニングに移らんと思うのですが、わたくしイブニングを売ってるところを見たことがありません、最初の袋詰め号以外。

駆け込み乗車  2003. 4. 2 (Wed.)

帰宅途中の乗換駅で塾帰りとおぼしき中学生女子3名による駆け込み乗車を目撃しました。
彼女たちの降りてきた階段は、電車進行方向の真後ろ。最後尾車両のさらにいちばん後ろのドア、つまりは車掌の目の前にて果敢な駆け込み乗車にチャレンジせんとしていたのでした。
一人目は、閉まりかけたドアへの駆け込み成功。が、体が挟まれそうになったので、車掌はいったんドアの開閉ボタンを「開く」に。その間隙をついて二人目も駆け込み成功。
その刹那、車掌はドアの開閉ボタンを「閉じる」にしたので、二人目も挟まれそうになりました。
が、ここからが車掌の意地の見せどころ。素早くドアの開閉ボタンを「開く」「閉じる」「開く」「閉じる」と操作し、二人目の体をドアに挟ませることなく、三人目の駆け込み乗車を阻止したのでした。

愛・地球博協賛競輪(豊橋)  2003. 4. 1 (Tue.)

うまくすれば、斎藤(山形)−高木(神奈川)、伊勢崎−滝沢先生−東出の師弟コンビ含む千葉ライン、小嶋社長−富生−渡会の中部、荒井−合志の九州(一人多い)のような記念争覇級の決勝も望めた今大会でしたが、九州の2人と、いてもしょうがない伊勢崎を除いてビッグネームはすべからく準決敗退。にもかかわらず、戸辺はしぶとく決勝進出というのはさすがグランプリレーサーの面目躍如といったところでしょうか。
そんなざまぁ見ろなしょぼいメンバー構成で荒井−合志の九州勢が人気を集めるも、伊勢崎に叩かれるていたらくで高城の捲りが決まって、水島ちぎれて一人旅。切替えた合志が2着で、やはりグランプリレーサーの面目躍如、戸辺が3着。2車単4,190円。3連単未発売。

それはともかく、 愛・地球博協賛になるとF1でも豪華メンバーになるのはどう評価したものやら。どうしても選挙民をだまくらかして6年保証の税金泥棒の地位をゲットしたおばはんの顔が思い浮かんできてしまって不愉快になってしまいます。とはいえ、地元は、労使対決時代に御用組合政党を勝たせてた土地柄ですからお上にだまくらかされるのは慣れてることでしょう。

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