筑紫記(2003/04/16-)
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動物化する世界の中で
−−全共闘以降の日本、ポストモダン以降の批評
(東浩紀・笠井潔/集英社新書)
 2003. 4. 30 (Wed.)

わたくしは全然知りませんでしたが、去年1年間、集英社のサイト上での公開往復書簡というのがあったそうで、その内容が集英社新書より発売されたという次第。
東の文中に出てくる一節、リアルタイムで読むだろう若い読者層と新書になってから読むオヤジ世代、みたいな分類からすると俺様は後者か? と言われましても集英社新書なるものがあったことすら今まで知りませんでした。

企画趣旨は一昨年9月の同時多発テロ以降の世界の言語化を、スキー仲間らしい両者の往復書簡で実現する試み。あるいは、今さらそんなもんあるのか?な文学や批評の可能性についての議論。が、自分のことばかり書く笠井に対し、二回りほども若輩の東が気をつかったのも最初の2往復目ぐらいまで。途中でキレた東の書簡からはプロレス的展開。

そもそも往復書簡と題しておいて公開という、べんちゃらの応酬ありきも含めて、意味不明なものを客に見せるという企てそのものの存在に疑問を禁じえません。それを、見事にぶち壊して無意識下に欺瞞を暴いてくれた東と笠井への賛辞を送りたい気持ちで一杯な、ちょっと幸せな気分にさせてもらえます。

内容は、あまり覚えてませんが、大きな物語が壊れた80年代の社会や思想状況に東がこだわる動機。一方、大きな物語は70年に終わって、自分のルカーチ由来の党派的闘争もそこで終わって、ただ転向に落とし前をつけるためだけに書くという笠井のスタイルの動機みたいなもの。80年代のとらえ方の相違が際立って語られていたと言えましょう。

笠井の仕事は、ほとんど知りませんが、闇の都市、血と交換[経済人類学講義](朝日出版社)という笠井が聞き手を務める栗本経済人類学の本が家にあったので斜めに再読しました。全4章の内のひとつの章が丸々、ドラキュラとトランシルヴァニアに割かれているのですが、その中でハンガリーのユダヤ系知識人たちの中でのルカーチの異質性が罵詈雑言のように並べられていたのでした。

大垣競輪開設記念(G3)2日目優秀「麋城賞」  2003. 4. 29 (Tue.)

オトボケの2日目?
選手 登録 脚質
1 1 山田 裕仁 岐阜 61 34 S1 自在 8
2 2 小倉 竜二 徳島 77 27 S1 追捲 0
3 3 大井 啓世 奈良 58 37 S1 追込 0
4 4 疋田 敏 愛知 59 35 S1 追込 0
5 荒井 崇博 佐賀 82 25 S1 逃捲 15
5 6 三木 健治 沖縄 73 28 S2 追込 0
7 村上 義弘 京都 73 28 S1 逃捲 11
6 8 三宅 達也 岡山 79 25 S1 逃捲 19
9 渡邉 晴智 静岡 73 29 S1 追込 0
推理


並び
14 中部
56 九州
82 中四国
73 近畿
9 晴智

(5)荒井の先行を(6)三宅が叩くか、(6)三宅の先行を(5)荒井が叩くか。大物2人を相手に前にいなければ如何ともし難い若手二人の主導権争いを、2コーナーまでに(7)村上が捲って出ようぞ。
(9)晴智の飛びつきは(3)大井の抵抗に合い、近畿ラインに続いて直線強襲を図る(1)山田があおりを受けるやも。

 
2車単
 
3連単
7−2,7−5,7−6 7−3−9

結果
line

(5)荒井が上昇して赤板を迎えると、(8)三宅が九州に続き、前受けの(1)山田は車を引いて打鐘。後方となった先行小僧(7)村上が(3)大井(9)晴智を引きつれ出切ると、スンナリでも(7)村上の先行を捲れるかどうかあやしいインの(5)荒井とアウト(8)三宅で中団4番手の取り合い。
とくに、後方(1)山田の動きもないが、最終ホームから(7)村上が踏み上げて先行態勢。
中団併走のまま最終3コーナー、(1)山田が捲り発進。直線、番手絶好(3)大井が1/2輪差し切って1着。3車横一線の2着争いは粘った(7)村上。(2)オグリューが3着に抜け出し、(1)山田はいつもトボケる分及ばず4着まで。

 
2車単
 
3連単
3−7 910円 3−7−2 3,610円

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プラレール博  2003. 4. 28 (Mon.)

地下鉄プラレールの展示と即売会のプラレール博in TOKYOが池袋サンシャインシティで。入場料800円。5日まで。

大きく4つのブロックに分かれていて、記念撮影用の電車ハリボテなどの最初のコーナーと乗り物やゲームの第3コーナーは子ども天国。
2つ目は当サイト文化研究トップ頁にも通ずる都市計画インスタレーション。苦労がしのばれる作品の数々は下の画像を参照されたし。ただし、連結は甘めで、一見複雑そうでもひとつの線は単純な環状線で構成されているところは大人なら見抜けてしまいます。
最終4コーナーは即売会。イベント記念車両阪急梅田行き特急(2,000円)購入。あと、100円の情景パーツ「樹木」とグラム4円の量り売りレールを約2,000円分。
発光都市
発光都市 発光都市別角度
鉄橋都市
鉄橋都市
港湾都市 廃坑都市 冷凍都市
港湾都市 廃坑都市 冷凍都市


宇都宮競輪開設記念(G3)決勝  2003. 4. 27 (Sun.)

500バンク
選手 登録 脚質
1 1 神山雄一郎 栃木 61 35 S1 自在 11
2 2 東出 剛 千葉 54 38 S1 追込 2
3 3 岡部 芳幸 福島 66 32 S1 自在 3
4 4 島野 浩司 愛知 62 34 S1 自在 1
5 長塚 智広 茨城 81 24 S1 捲逃 9
5 6 石井 秀治 千葉 86 24 S2 先行 16
7 児玉 広志 香川 66 33 S1 追込 0
6 8 川口 満宏 東京 58 36 S1 追捲 0
9 小嶋 敬二 石川 74 33 S1 捲逃 10
推理


並び
518 関東
62 千葉
37 混成
94 中部

強烈★ロマンス(5)長塚は、世界屈指のダッシュ力を生かすべく、位置取りしくじったフリをして2センター捲り追込みで頭勝負したいところなれど、出るのが遅いと(1)神山が先に自力発進しかねないだけに脚を溜めるのは困難。
(6)石井スンナリの先行ならば、位置取り次第なれど、(9)小嶋社長や(5)長塚の動向如何で早めに駆けざるを得ず、やはり脚溜めて直線大外強襲(3)岡部が軸。

 
2車単
 
3連単
3−4,3−5,3−7
3=9
3−7=8,3−2=7
押さえ;ホームバンク 1−2,1−3

結果
line

6番手から(6)石井が打鐘を過ぎて上昇すると、(3)岡部が千葉勢に続く。前受けの(9)小嶋社長は後方に引いて最終ホームを通過。5番手の(5)長塚が強烈ダッシュで踏み上げるのに合わせて、1センターから(6)石井も発進。
(6)石井に(5)長塚が並びかけた3コーナー、(2)東出の飛びつきをあざ笑うかのように(1)神山発進。(3)岡部はインにつつまれて動けず、ホントなら(3)岡部のいるべき後方から(9)小嶋社長が大外強襲。
(1)神山2着に終わり、社長マークの(4)島野が3着。

 
2車単
 
3連単
9−1 1,080円 9−1−4 11,900円

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入場 5,524人 総入場 14,817人
売上 2,666,974,300円 総売上 7,120,593,700円


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青少年の凶悪犯罪  2003. 4. 26 (Sat.)

高校生が眠いのに起こされた親父に切れて喧嘩したら親父が心臓発作で死んでしまったといういたましい事故がありましたが、問題は高校生が親爺を殺害したかのような報道がなされたこと。今のところ仕事で忙しいわたくしの知るところでは報道機関からの反省の声は聞かれません。
世界的に類例を見ないほど青少年による凶悪犯罪が少ない我が国ゆえか、たまに青少年の凶悪犯罪が起こった時の報道関係の皆さんのはしゃぎっぷりは目に余るものを感じます。

それはさておき、先ほども申し上げたとおり、世界に類例を見ないほどの我が国の青少年による凶悪犯罪の少なさについては、その因果関係を世界的に一考に値すべき重大な事実だと思うのであります。

世界的に類例を見ないほどとは言え、高度成長期まではそこそこに青少年による凶悪犯罪も世界水準で発生していたのが、70年から80年あたりを境に激減したようであります。何ゆえか?

豊かになったとか日教組衰退による管理教育とか学校外教育で忙しいとか、昔の理論ではとうてい説明できません。いずれの根拠も我が国特有の現象ではありますまい。

新人類オタク文化の寄与するところ大という意見も優勢な気もしますが、どうも新人類オタク文化に傾倒する文化系と、凶悪犯罪に走りがちなヤンキー系とは層が異なるような気がしてなりません。

で、仮説として謹んでご提案するのが、エロ。宗教的抑圧の少ない我が国ゆえか、世界に類例を見ないほどエロを入手しやすい環境が整っています。いかんともしがたい若さの噴出をエロに向けることが凶悪犯罪の低減傾向に寄与しているのではありますまいか。
ここで言うエロは決して即物的なそれではなく、媒体を経由するものであります。青少年でも、ツテがあったりちょっと勇気をふりしぼれば容易にエロをゲットすることができます。ビニ本ブームが80年ごろ。団塊親爺向けの即物的なものを除けばプレイボーイとGOROしかなかったのが、80年直前。そこからの大きなエロの進展が我が国をして青少年の凶悪犯罪からかなり安全な社会と成らしめたと言えるのではありますまいか。

そんなわけで、いわゆる有害図書というのは、逆に、とても有益なものかもしれないと言えるのやもしれません。

宇都宮競輪開設記念(G3)2日目優秀  2003. 4. 25 (Fri.)

500バンク
選手 登録 脚質
1 1 小嶋 敬二 石川 74 33 S1 捲逃 9
2 2 神山雄一郎 栃木 61 35 S1 自在 11
3 3 岡部 芳幸 福島 66 32 S1 自在 3
4 4 島野 浩司 愛知 62 34 S1 自在 1
5 豊田 友之 岡山 59 35 S1 追込 0
5 6 小山 琢磨 熊本 75 29 S2 追込 0
7 長塚 智広 茨城 81 24 S1 捲逃 9
6 8 幸田 光博 栃木 67 31 S1 追捲 1
9 児玉 広志 香川 66 33 S1 追込 0
推理


並び
149 中部に児玉
35 混成
7286 関東に小山

初日1着2着の(1)小嶋社長と強烈★ロマンス(7)長塚の再戦。地元2人つけてるだけに(7)長塚もここではそこそこ行かねばなるまい。さりとて長走路。押さえて駆けて持たずに準決Cは避けたいところゆえ、(1)小嶋社長を先に行かせて早めに巻き返す戦法か。
脚溜めて外を伸びる人中心に。インに行きがちな(9)児玉君に魅力ありや否や?

 
2車単
 
3連単
2=3,8−2,3−9 1−2−3

結果
line

打鐘で(3)岡部がインを切り、中団から(1)小嶋社長が出を伺う。(7)長塚が後方のまま動かぬのを見て(6)小山が社長ラインに切替えた最終ホーム手前から社長発進。
(7)長塚も最終ホームから強烈な踏み出しでロング捲りを放つが出来れず、2コーナーから3コーナーにかけて壮絶なもがきあい。
3コーナー手前から(2)神山発進も(1)小嶋社長粘って並んで4コーナー。直線に入りさすがの社長も失速。例によって大外(3)岡部強襲も、(3)岡部マークの(5)豊田がよく伸びて差し切り、(2)神山マークの(8)幸田2着で万欠。

 
2車単
 
3連単
5−8 39,290円 5−8−3 147,970円

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綾小路きみまろの著作権解放戦線  2003. 4. 24 (Thu.)

美術館や博物館、寺社仏閣の仏像や襖絵や禅庭における写真撮影禁止の意味がわかりません。
団体客が記念撮影など行えば確かに迷惑ですが、それは別問題。おそらくは著作権あるいは絵葉書の売上に影響するというようなことが根拠なのかと思うのですが、素人が撮った写真で侵害されて困るほどの権利か?

フラッシュなどの光熱から作品を保護する、という説もありますが、まったく説得力を感じません。テレビ局や出版社などが取材謝礼を払ったり十万単位のお布施をすれば、フラッシュ付き使いきりカメラ100万回分ぐらいの光熱を浴びせての撮影が行われているからです。領収書なしにすれば、その金額をまけてもらえることもあります。

ところで、綾小路某が第一生命のサラリーマン川柳からパクったネタを本にしてました。防人のうたや貧窮問答歌の古よりの自虐ねたペーソスを現代の爺婆や子どもたちでも楽しめるという点で、サラリーマン川柳も綾小路も評価せぬわけではありません。が、綾小路みたいに小さく営んでたまではいいですが、出版するのはさすがに著作権解放を提唱するわたくしでもいただけません。
とはいえ、服部亜星裁判も含め、この手の問題は著作権法ではなく、商売仁義に由来す不正競争防止法的な商法がらみの法律による判断を求めてやみません。

なので、美術作品や寺の宝も個人で楽しむ分には撮影させろよ、おもしろい角度で撮るから、と思うのであります。

KEIRINメールマガジン  2003. 4. 23 (Wed.)

携帯端末向けのアッサリした内容ばかりだった競輪らんどのメイルマガジンだったのですが、ここんとこ内容充実。ふるダビ久留米開催中はけいりんマガジン若生編集長の取材するレース後のふざけた選手のコメントや翌日全レースの並び予想などがぎっしりと文字量多すぎなほど詰め込まれてました。
本日来たのは、ついにテキスト形式から脱却。タイトルからしてKEIRIN Big Race Reviewで表彰式でのゴージャス伏見の画像入りhtml形式に動画リンクつき。

この動画が何とも凄いですぞ。どうせ伏見の挨拶30秒ぐらいかと期待せずクリックして目が点。
レース映像が号砲からゴールまで淡々と粛々と。テレビ中継やKEIRIN-DATA-PLAZAのとは違って磯一郎の実況どころか、車番と選手名を表示するテロップもなし。1コーナーに設置された1台のカメラが淡々とレースを追うだけの映像。
客の声がしばしば入り、選手たちが近づくと車輪が風を切る音。遠くかすかに聞こえる場内実況。まさに臨場感。
ブロードバンドでかつ、メディアプレーヤーを入れてないと見られないようではありますが。
http://asx.pod.tv/haus/free/keirin/030420.asx

菅  2003. 4. 22 (Tue.)

菅菅代表を久しぶりに見ました。懐かしい感じですな。と、言いますのもマドンナブームの総選挙では、浮動票をごっそりマドンナ候補に持ってかれかねないということで、投票日が草野球チームの合宿だったわたくしは不在者投票までして当選させてあげましたよ。そんなわけでわたくしが育てたと言っても過言ではないのかもしれませんが、その後さきがけに行ったり大臣やったり選挙区が変わったりして関心も薄らいでいましたが、女性問題でつまずいてからは基本的に応援モードであります。

それはさておき、かつては満員の中央線通勤電車に一人で乗車するのを見かけたほど多すぎる国会議員の一人に過ぎませんでしたが、この日は制服3,4人に加え私服の護衛が5,6人つく要人扱い。こんなに、江田五月よりも、出世するとは思ってもみませんでした。

オリオンビール  2003. 4. 21 (Mon.)

ふるダビ久留米の決勝をテレビで見てから、福岡ラインを飛ばせばスズマコがらみにも買い目を伸ばせたのかと忸怩たる思いを抱きつつ新宿までインディーズ楽団の演奏会を見に出かけた帰りの沖縄料理店。オリオンが瓶でありました。
ビール以外のお酒を飲むと必ずお腹をこわす虚弱なわたくしですが、スーパードライ以外のビールならそこそこ、オリオンならクイクイ飲めてしまいます。アルコール濃度をごまかしてるのでは?という疑惑も捨て切れませんが、きっと体質に合っているのでしょう。
酒飲み数多輩出する沖縄ですから、元々はオリオンも濃い目の味だったそうな。が、売れなくて、駐留米兵向けにバドやクアーズみたいな薄味にして活路を開いたとものの本で読んだことがあります。
家で飲むビールはたいていオリオンですが、品切れの時にはバドなどで代用してましたが、ブフ戦開戦前夜からそういうわけにもいかず、買い物が制約されてしまっています。ところで、皆さんの街のマクドやスタバは今日も盛況でしょうか?

ふるさとダービー久留米(G2)決勝  2003. 4. 20 (Sun.)

明後日に結婚式を控える天下布武。吉岡、オグリューは呼んでると見たが加倉はどうか?
 
選手
 
登録
 
脚質
こう戦う
1 1 小倉 竜二 徳島 77 27 S1 追込 0 濱田君の後ろで頑張る。自分の仕事ができたら
2 2 吉岡 稔真 福岡 65 32 S1 捲逃 5 小野もかわいいが、自力で加倉を盛りたてる
3 3 伏見 俊昭 福島 75 27 S1 逃捲 22 調子はいい。優秀みたいに思い切って仕掛ける
4 4 佐藤慎太郎 福島 78 26 S1 追込 1 伏見さんのケツだけ見て、4コーナーから思い切り伸びる
5 加倉 正義 福岡 68 31 S1 追捲 0 欲を出さしてもらって吉岡さんの番手
5 6 濱田 浩司 愛媛 81 24 S1 先行 18 一番長いラインなので思い切って力出し切る
7 小野 俊之 大分 77 26 S1 自在 1 九州3人で並びたいが、お互い力を出し合えるよう別線
6 8 室井 竜二 徳島 65 32 S1 追込 0 小倉君の後ろで
9 鈴木 誠 千葉 55 38 S1 追込 0 本当は北日本を固めなければならないが、あいてる小野君
推理


並び
79 混成  34 福島  25 福岡  618 四国


準決イン粘りを見せた(6)濱田の戦法が謎。決り手を見れば「先行8捲り1追込2マーク0」なので器用な走り方はしない奴だと思われたのだが。
それはともかく、捲り脚強烈な別線を前に、ここは先行基本の組み立てと見るべし。後方から叩くはゴージャス(3)伏見か不動心(2)吉岡か。
明後日に結婚式を控える天下布武(7)小野は招待客の不動心(3)吉岡や(1)オグリューに迷惑かけたくないところゆえ、四国の3番手を獲るか福島の3番手、あるいは福岡の3番手に乗っていく気楽な競走。最終ホームでうまく立ち回れたらその気楽さが吉と出ようぞ。

 
2車単
 
3連単
7−1,7=2,7=3
7−4,7−9
 
穴;再度吉岡失格による繰り上がり 5=7,5−3,5−9

結果
line

最後方となった不動心(2)吉岡が周回中に動いて、S取った天下布武(7)小野に譲ってもらって前受け。8番手となったゴージャス(3)伏見が青板から動いて5番手(6)濱田のアウト併走。(6)濱田引かぬまま赤板から打鐘。
最終ホームを前に腹を括った(2)吉岡が踏み込むが、同時に(3)伏見がカマして叩く。福島ラインを追った(7)小野は久留米のジャンレノ(5)加倉に阻まれ5番手となるが、休まず2コーナーから捲り発進。
いつものように車間をあけて捲り追い込みのタイミングをはかる(2)吉岡。その車間を利用して(7)小野が3コーナー、インから(4)慎太郎をどかして(3)伏見マークで直線。
追い込む(7)小野を退け(3)伏見がゴージャスに逃げ切り。中割った(9)スズマコ2着で(7)小野3着とはっ。

 
2車単
 
3連単
3−9 10,250円 3−9−7 51,050円

line

入場 5,908人 総入場 16,561人
売上 5,509,118,300円 総売上 15,784,760,400円


ふるさとダービー久留米(G2)準決勝  2003. 4. 19 (Sat.)

9R 行けばわかるさ
選手 登録 脚質
1 1 濱田 浩司 愛媛 81 24 S1 先行 18
2 2 小野 俊之 大分 77 26 S1 自在 1
3 3 小倉 竜二 徳島 77 27 S1 追込 0
4 4 西村 正彦 高知 65 33 S1 追込 0
5 長谷部純也 茨城 57 36 S1 追込 0
5 6 朝内 正幸 静岡 50 41 S1 追込 0
7 合志 正臣 熊本 81 25 S1 追捲 1
6 8 豊岡 弘 佐賀 69 34 S1 追込 0
9 栗田 雅也 静岡 84 23 S1 逃捲 28
推理


並び
134 四国
278 九州
965 遠征

(1)濱田と(9)栗田の先行バトルになれば天下布武(2)小野の出番。2日目、久々先行逃げ切りを上がり11.6秒で決めてるゆえ、位置獲りにこだわっての脚力消耗もなかろうて。

 
2車単
 
3連単
2−3 2−7−3/9

結果
line

打鐘で後方から上昇の(9)栗田が関取フェイスで誘導を交わすと前受けの(1)濱田はイン粘り。
4コーナー過ぎ、後方となった天下布武(1)小野の追い上げに合わせて(9)栗田が先行態勢に入る。追い上げた(1)小野が番手を奪い、3番手はイン(1)浜田アウト(7)合志の併走。
(1)濱田から離れた(3)オグリューが3コーナーから捲り追い込む。直線、(2)小野が追込み、(3)オグリューは2着まで。(9)栗田はタレて、(1)濱田が3着に流れ込む。

 
2車単
 
3連単
2−3 710円 2−3−1 8,520円
的中

10R 激戦
選手 登録 脚質
1 1 佐藤慎太郎 福島 78 26 S1 追込 1
2 2 室井 竜二 徳島 65 32 S1 追込 0
3 3 池尻 浩一 福岡 63 34 S1 追込 0
4 4 梶應 弘樹 愛媛 57 37 S1 追込 0
5 伏見 俊昭 福島 75 27 S1 逃捲 21
5 6 荻野 哲 神奈川 75 28 S2 追込 0
7 荒井 崇博 佐賀 82 25 S1 逃捲 16
6 8 古閑 良介 福岡 73 29 S1 追込 0
9  堤 洋 徳島 75 27 S1 捲逃 13
推理


並び
924 四国
516 遠征
738 九州

押さえ先行の(7)荒井の外を(5)伏見がゴージャスにカマして駆けようぞ。出切れば、福島両者と捲る袴田(9)堤。出来れねば九州。叩きあい長引けば徳島。

 
2車単
 
3連単
3−7,9−2 1=5=9
お詫びと訂正 3連単。1=5=7は1=5=9の誤りでした。11時43分訂正。

結果
line

後方待機の(7)荒井は赤板前から上昇、ゴージャス(5)伏見を牽制しつつ打鐘を過ぎて先行態勢に入ろうとするが、前受けの(9)堤が中バンクまで持ってって(7)荒井を牽制。あいたインからするすると(5)伏見がゴージャスに先行。中団4番手を(9)堤がせしめ、(7)荒井は立ち遅れる。
3コーナーから小松島の袴田よしひこ(9)堤が捲り追い込んで、絶好の1=5=9の展開。
直線、(1)慎太郎が追い込んで、(5)伏見がゴージャスに2着に残るものの、(2)室井が(9)堤に一発くらわして3着に伸びる。

 
2車単
 
3連単
1−5 620円 1−5−2 4,120円

11R 誘導は強豪数多輩出した65期の古川圭
選手 登録 脚質
1 1 山口 幸二 岐阜 62 34 S1 追込 0
2 2 鈴木 誠 千葉 55 38 S1 追込 0
3 3 吉岡 稔真 福岡 65 32 S1 捲逃 5
4 4 水書 義弘 千葉 75 29 S1 逃捲 20
5 川口 秀人 徳島 57 36 S1 追込 0
5 6 吉岡 篤志 徳島 82 24 S1 自在 4
7 友定 祐己 岡山 82 24 S1 捲逃 10
6 8 和田 誠吾 広島 55 37 S1 追捲 0
9 加倉 正義 福岡 68 31 S1 追込 0
推理


並び
78 中国
391 福岡に兄
42 千葉
65 徳島

(6)吉岡が千葉3番手主張。しかし、行きっぷりでは逃げ一に近い(4)水書の3番手ゆえ(7)友定も不動心(3)吉岡もそこを押さえつつ捲りかカマシに出たいところ。位置獲りこだわらず、かつ早めに出る勇気を持つのは(7)友定よりも不動心。

 
2車単
 
3連単
  9−3−1
穴;えっ、そっちの吉岡? 6=2,6−4,6−5

結果
line

(4)水書が打鐘を過ぎて先行態勢に入ると、(6)吉岡の徳島勢が千葉ラインに続き、中団5番手は(7)友定。
最終ホーム手前から行きかけた(3)吉岡は直後躊躇して7番手で不動心。
バックから(6)吉岡発進して、すわっ穴目か?と思えど大不発。3コーナーから(3)吉岡が雨走路をものともせず、地元・久留米のジャンレノ(9)加倉を連れて11.1秒の捲り追い込み。吉岡ライン3番手の(1)山口兄は2センター連結をはずしてインを突くが一人で落車。3着は逃げた(4)水書番手の(2)スズマコ。

 
2車単
 
3連単
3−9 310円 3−9−2 1,340円

line
ふるさとダービー久留米(G2)
2日目優秀「久留米つつじ賞」  
2003. 4. 18 (Fri.)

捲り合戦熾烈?
選手 登録 脚質
1 1 吉岡 稔真 福岡 65 32 S1 捲逃 5
2 2 伏見 俊昭 福島 75 27 S1 逃捲 20
3 3  堤 洋 徳島 75 27 S1 捲逃 13
4 4 池尻 浩一 福岡 63 34 S1 追込 0
5 鈴木 誠 千葉 55 38 S1 追込 0
5 6 栗田 雅也 静岡 84 23 S1 逃捲 28
7 加倉 正義 福岡 68 31 S1 追捲 0
6 8 合志 正臣 熊本 81 25 S1 追捲 1
9 小倉 竜二 徳島 77 27 S1 追込 0
推理


並び
39 徳島
28 混成
174 福岡
65 南関東

マークが(8)合志のみのゴージャス(2)伏見。ここは初日同様好位獲って捲り狙いに持ち込みたいところ。ならば(6)栗田の先行一車。これが決勝なら熾烈な捲り合戦もあろうものの、全員準決権利獲得済みゆえ山田神山クラスならオトボケ必至。
とは言え、マーク陣のブロック、飛びつきもゆるいここは後方からの捲り追込み要警戒。

 
2車単
 
3連単
5=3,5=2,5−1
1−2,1−3
1−5−7

結果
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例によって小松島の袴田よしひこ(3)堤が前受け。3番手取った(5)スズマコが(6)栗田を迎え入れ、中団5番手が(2)伏見で不動心(1)吉岡率いる九州ラインは後方で周回。
赤板で上昇した(1)吉岡は3番手アウトで(6)栗田を押さえたまま打鐘を過ぎる。4コーナーから最終ホーム。成行き先行を覚悟した(3)堤が後方からカマす(2)伏見に合わせて踏み上げるとインを(6)栗田が踏み上げ3車先行バトルか。
しかし、スピードに乗って外から踏み上げたゴージャス(2)伏見が踏み勝って最終先行。3番手に入った(3)堤と(6)栗田がハウスして(6)栗田はアウトの(9)オグリューを連れて大きくふくらむ。そのインをするすると不動心(1)吉岡が上昇して前3車を追う。
3コーナーから4コーナー、3番手から捲るが不発の(3)堤の外を(1)吉岡捲り追い込む。

 
2車単
 
3連単
1−2 3,640円 1−2−8 21,380円
的中

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3連単  2003. 4. 17 (Thu.)

タクシー公営競技が競争して客へのサービスを向上させることは歓迎してやみません。
オートレースにおいてもいよいよオケラの元、3連単が始まる模様で、川口市周辺のタクシーには3連単にちなんだのか、3人の選手が貼り付けられて街を走っています。(菊川怜ヴァージョンもあり)
たぶん、地元川口のスター選手だと思うのですが、森以外はわかりません。
ひるがえって、輪界。ひとつの競輪場をホームバンクとする人気、実力、写真映りの3拍子揃った選手を3人集めるのは結構しんどいのではないでしょうか。
晴智と新田がいても、あと一人は栗田ゴルゴ村本になってしまう静岡みたいに。
別の線を狙うなら、高谷坂本松井の青森や西川西尾にスケートの清水に次いでバナナの似合う男・森内の熊本みたいなおもしろいのはたくさんできそうです。

プロ野球前半戦回顧  2003. 4. 16 (Wed.)

セリーグは序盤戦の一回りを終えて、ほぼ(神宮が雨で流れてれば完全に)実力通りの順位。もう半分ぐらい終わったような気がします。後は、怪我人の多寡、それを補う戦力出現の有無、それと審判のジャッジによってペナントの行方は決まりましょうぞ。
若い方はご存知ないかもしれませんが、それらの要因に加えて夏場に首都圏に居座るチームがあったり、オーナーが同じリーグの別のチームのファンだったりするようなチームがペナントの行方を左右していたV9暗黒時代というのがあったのです。
ところで、もう2回も使ってしまいましたが、ペナントの行方っていう使い古され過ぎの比喩表現は、使った人間をしてパっとしないアナウンサーになったような気分にさせてくれますね。

一方、衰退一途のパリーグ。監督コーチを男前で固める近鉄。いい選手を集めれば監督は誰がやっても勝てるという仮説の立証が注目されるダイエー、いちばんいいピッチャーがリリーフなので勝ちゲームのすべてにエース登板というロッテなどが関心を集めますが、ロクな選手もいないのに二軍監督時代に打順をジャンケンで決めるなどの奇策でシーズン途中に解雇、ダメ指導者の烙印を既に押されている人に監督を任せるというオリックスがどこまで独走するか、目が離せません。

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