湘南記(2003/05/01-)
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有事法案可決の見通し   2003. 5. 15 (Thu.)

国家の本質はヤクザですから、みかじめ料を払った以上、生命や財産を守れというのと紛争を解決せよ、という要求に遠慮はいりません。が、やくざどうしの抗争に堅気が巻き込まれるのも世の常であります。

ところで、帝政末期のローマ市民は政府にパンとサーカスを要求したそうな。やくざには興行主の一面もありますから、サーカスはあながち間違った要求とは言えますまい。むしろ問題はパン。
一宿一飯の恩義はイザというときには鉄砲玉になる覚悟が必要。つまるところ、騎士や鎌倉武士を彷彿させる封建領主の家臣としての生き様を求められます。一見カッコよさげですが、ある種のストイシズムがなければ、現代の団塊親爺イエスマンホワイトカラー、天下り役人と木っ端役人、出世欲みなぎる一部の教師たちのようにしょうむない権威をカサに着て迷惑かけまくりな身なりの整ったチンピラだらけになってしまいかねません。

そんなわけで、パンは国家ではなく親族または地域共同体に求めるかあるいは都市生活者として野垂れ死ぬべきだと思うわけで、住民税は市区町村よりも町内会に納めたいと思うわけであります。地域の生活基盤は町内会連合会に金で委託して、事業会社に発注すればよろしい。
で、つまるところ、一見効率化のためにむべなるかなな市町村合併には反対で、市町村解体を希望します。

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イブニング   2003. 5. 14 (Wed.)

ギャンブルレーサーの移転とともにイブニングを前号、今号と買ってはみましたが、二、三の作品を除いて次の号も読みたくなるものが見当たらない始末。他誌でそこそこの固定客をつかんでる作品や作者の寄せ集め感を免れ得ません。
なのに前号は使えないマイケルのキーホルダー、今号は今どき誰が貰ってうれしい?バガボンドマウスパッドのおまけつき。単価にしたら10円そこそこのギミックなのかもしれませんが、梱包などによる締切の前倒しなんかを考えたら費用以上のやる気を感じますが空回り?

ところが、次号予告では、つまんないおまけではなく、ギャグまんがだけの別冊つき。この執筆者たちが物凄い。赤塚、山上、永井、江口、古谷実、片山まさゆきのぎゅわんぶらあ自己中心派、いがらし、戦車、喜国他。表紙はきっとバカボンパパでしょう。江口の作品は間に合うでしょうか。
それはともかく、スピリッツの小学館で企画してもらいたかった気がするとともに、これでつまらなかったら買うのをやめるかもしれない最終決戦。

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哲学の道場(中島義道/ちくま新書)   2003. 5. 13 (Tue.)

生きてる日本人で、肩書や職業として哲学者を名乗っておられるのは、これまで梅原某しか知りませんでしたので、ひどく胡散臭いものを感じておりました。
本場の西欧のことはわかりませんが、いつからか哲学者っぽく見られかねない人々は、そう見られるのを恐れるかのように、批評家ないし思想家あるいはなんとか大教授(情報文化論)などと呼ばれるように仕向けている様子。我が国では、哲学者にプラトンまでの狭い問題をカントの悪文を解釈してこねくりまわして内輪の世界でダベってる人、という悪印象を逃れ得ません。

そんな折、つい最近東浩紀のサイトで本人が哲学者と名乗っていることにハタと気づきましたが、それはおいといて、戦う哲学者の異名をとるらしい中島。
ギリシア哲学からポストモダン現代思想まで、すべて入門書だけで完全に理解している気になっている俺様への挑戦状のような表題作を見つけたので読まずにはいられませんでした。
いわく、哲学は難解である。哲学はやさしいと謳う入門書の刊行にたいへん憤ってらっしゃるご様子。俺的には、同じちくま新書のニーチェ入門(竹田青嗣)もィトゲンシュタイン入門(永井均)もバタイユ入門(酒井健)も難しかったよ。て言うか、ヴィトゲンシュタインがわかるかどうかではなく、わたくしの課題とヴトゲンシュタインの課題と著者である永井の課題という三角法で山の高さを測るかのようにして立ち現れる言説が、世界の(我輩、およびなるべくなら皆さんにも好都合な)変革のための、問題解決のための定理や公理のような(あたかも数学の問題を解くような)ものと成る。つまりは使える言説の発見への希求が、我々文化系インテリ社会不適応者をして思想書もしくは入門書に向かわせるのではあるまいか。そんなわけで、ちくま新書の入門書の中でもハイデガー入門だけは著者に過剰な課題がないんで右から左に流れていった気がします。

で、哲学の道場。第1章(哲学はセンスが必要である)第2章(哲学には暇が必要である)の前半ぐらいまではつきあえましたが、第2章の後半から第3章(哲学には師と仲間が必要である)ぐらいから、わたくしたちもどこかで小耳に挟んでるが、生きてる人か死んでる人かもわからない廣松とか大森とか狭い世界での有名人なんかとのつきあいを聞かされてしまいます。
たまにいますよね。自分が有名人と知り合いとかを吹聴する方々。言い方次第で、あやかりたいとも思えば、辟易もします。当書においては辟易。

何とか団塊親爺の「俺の若かった頃はなぁ、馬鹿野郎」なクダリを乗り越えて最終第4コーナー、もとい第4章(哲学には修行が必要である)。
前半は土俵の違う空虚な議論を読ませます。まぁ、許す。後半、カント。純粋理性批判の誤謬推理というところを読ませます。
subjektという単語に含まれる3つの意味を理解することで、魂の永遠不滅性へのカントの批判がわかり、さらに直観や実体や自我というものをカントがどう捕らえていたかがわかるということなのですが、別にどうでもいいです。
subjektが主語という意味を持ち、カントや当時のドイツの人々は1日に何百回もichから始まる文章で物事を考えてたかもしれませんが、我々が「私」というのは非常に特定の状況でして、人によっては使わない。そんなわけで、ソシュールやヴィトゲンシュタインがいてくれたおかげで僕たちはもうカントとかやってる暇はない! そんなとこにかまけてられるか、時間がないんだ、青春は!というのが拙者の拙論。哲学の道場でカントを読ませること自体が前提条件に誤謬を含む誤謬推理。あるいは狭い世界への引きこもり宣言。
というのも、ビートルズより前の音楽をやり出したら、それはもう音楽内音楽であって世界を変革する試みではなくなるのと一緒だと思うからであります。

最後に、著者は誤謬推理のクダリを数十頁を要して「読ませた」後、魂の存続を否定した後、「最高善は霊魂不死の前提のもとにのみ可能である」という一説を引用されます。そして、「私にはカントのこの考え方がどうしても実感としてピンと来ない。単なるおとぎ話のような気がしてしまうのです」と締めくくられて、読者一同アッケにとられたまま哲学は難しいだろ、言わんこっちゃない、というイケズな禅僧のような結末を迎えるのでした。そんなわけで、著者は街頭に溢れる音のうるささに闘争を挑むことで戦う哲学者の異名をとられたようですが、著者の言う哲学を哲学と定義するなら戦う哲学者というキャッチそのものに語義矛盾を感じることを禁じえません。
余談ながら、著者の「私の嫌いな十の日本語」みたいなタイトルの書。チラと立ち読みしたところ、言ってることはほぼ同意するのですが、昨今の日本語ブーム便乗臭が漂ったので購入にはいたらず。

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HANSHIN Tigers Championship Pray CD "Victory"
Tribute To...HANSHIN Tigers   
2003. 5. 12 (Mon.)

もしひょっとしてムーアのラップがオマリーの六甲颪みたいなことになってれば、という期待をこめて標題のCDを購入したのですが、ムーアは無難にラップをまとめて、どこまでがプロの人でどこからがムーアなのかも、相当注意深く聴かないとわかりませんから、本業のピッチングはもとよりバッティングに加えラッパーとしてもあなどれません。
とはいえ、チャーと一緒にやってた石田、長生きと書いて長生(おさむ)と読むギターのおっさんによるプロデュース。ほとんどの楽曲が70年代メタルというかそういう重たいのかヒップホップ。極めつきはアイオブザタイガーをサンプリングしたヒップホップ、というポピュラーミュージックのなかではわたくしから最も遠い音が10曲中8曲。残り2曲は千秋がキャイーンとやってたようなポップと今風ドゥーアップ。
あと、もろ球団名とか以外にも六甲颪とか密林とか虎とかが歌詞におりこまれてはいますが、概ね他球団におきかえても通用するような代物に終わってしまっていて、阪神球団とその贔屓客が持つ如何ともし難い特質を照射することに成功している楽曲は少ないと言わざるを得ません。
そういうわけで10曲合わせても「密林の猛虎打線」(電気グルーヴ)1曲にも如かない結果になったと言えましょう。

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アクロバッチックヌー銅  2003. 5. 11 (Sun.)

アクロバチックヌー銅古来、人をしてその他の動物との違いが考察される中で「人間または人類とは何か」という命題への様々な解答が試みられてきました。
考える葦だとか本能の壊れた動物だとかパンツをはいたサルだとか。
それらのキャッチィな解答にいたる諸要因のひとつに性交時における体位の豊富さ、というのも考慮されてきたことでしょう。

そんなことを想起させるヌー銅に出会ったのですが、よく見れば背中合わせの状態からブリッジしてのアクロバット。あるいはダブルキャメルクラッチ。リアルな肉体造形と重力無視の塩梅が微妙ですが、いい位置に鳩が止まるように考案されてるとしたらそれはそれでさらに難解さを加速させているかのようであります。

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国際競輪  2003. 5. 10 (Sat.)

国際競輪の成績優秀外国人レーサーとケイリンの母国、日本の最強選手が戦う第1回ワールドグランプリのチャンピオンは競輪客にもすっかりなじみのベテラン、イェンス・フィードラー(ドイツ)。サイクルスポーツフェスティバルにも来てました。まさに荒稼ぎ。
欧州ではサッカーに次いで人気のスポーツが自転車競技。それゆえ、中田がイタリアで活躍するまでは、欧州人が知る我が国のスポーツ選手といえば、世界の中野か古電の奥寺ぐらいだったといいます。
とはいえ、花形はロードゆえ、フィードラーらトラックの人はスポンサーもそうばんばんつかないことでしょう。そう考えると国際競輪はまたとない荒稼ぎの場。

しかし、目に余るのが外国人選手たちの談合体質。今までは対戦する日本選手が記念争覇級が1人か2人混じってる程度の弱いメンバーで目立ちませんでしたが、今年初めてG1争覇級が多数参戦しても外国ラインの連勝。
かつて、世界の中野−鬼脚−佐々木兄と並ぶ鉄壁の九州に対抗するため、関東勢中心にフラワーラインが結束して談合してタイトルをたらい回しにしたことがありました。あくまでも、強い九州に勝つために。
ところが、国際競輪の外国勢が弱い相手にこれをやられたら毎度3ケタの低配当。

やはり、8人か9人招いて2個レースというのがいけないのではないかと考えるのであります。3個レースにすれば外国ラインは2人という場面も出てきましょうし安易な番手捲りやライン5番手を固める敢闘精神欠如なこともなくなりましょうぞ。

そんなわけで、参加日本選手のグレードがアップした今年の国際競輪でしたが、さらなる発展のために参加日本選手の益々の拡充を提言する次第。そして、寛仁親王牌・世界選記念トーナメント(G1)への外国選手の招待と門戸を広げつつ、国籍条項廃止に向ける方策が新時代の競輪競走の幕開けに繋がるものと信じてやみません。

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第1回ワールドグランプリ  2003. 5. 9 (Fri.)

神山骨折で山田が繰り上がり
選手 登録 脚質
1 1 山田 裕仁 岐阜 61 34 S1 自在 8
2 2 ダイカ 豪州   21 S1 自在 6
3 3 岡部 芳幸 福島 66 32 S1 捲追 3
4 4 山口 富生 岐阜 68 33 S1 追込 2
5 フィードラー 独逸   33 S1 自在 2
5 6 ビラヌエバ 西班牙   24 S1 自在 1
7 村上 義弘 京都 72 28 S1 逃捲 13
6 8 ウォルフ 独逸   25 S1 捲追 2
9 小野 俊之 大分 77 27 S1 捲追 1
展望


並び不問

早々に新婚天下布武(9)小野が先行小僧(7)村上マークを主張したみたいで、日本ラインは壊滅でしょう。
本命党は外国勢の並びを見て2番手−3番手に有り金全部。ただし、(2)ダイカが3番手まわりの場合は裏目も。

 
2車単
 
3連単

結果
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天下布武、失格。独逸ワンツー、あるいはアインツヴァイ。

 
2車単
 
3連単
5−8 440円 5−8−6 1,060円

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湘南ダービー 2003. 5. 8 (Thu.)

競輪人類学、更新しました。
日本選手権(湘南ダービー)と平塚記念(湘南ダービー)の想い出。競輪競走にあまり興味のない読者諸兄姉は写真画像だけでも楽しんでくらはい。

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個人情報保護法案可決の見通し 2003. 5. 7 (Wed.)

特定の団体を除いて、主務大臣の気持ちひとつで個人情報を扱う人々に、情報の主たる個人へのその情報の使い方を開示しなければならないという同法案の衆議院での審議が終わったみたいであります。
主務大臣の気持ちひとつで、立花某の角栄研究やともすれば山崎元愛人による独占告白手記みたいなのが読めなくなると思うと反対の声のひとつもあげたくもなります。
が、しかし。週刊誌や漫画雑誌に1ページ載ってるマスコミ各社の反対声明文とかを読む限りでは、あこぎな政治家をスキャンダルでひきずりおろすことが制限されるだけのような気がしてなりません。
有罪判決を受けても当選とか小渕の娘が当選する社会においてはさほどの影響も感じないのですが、いかがか。
個別の誰それの問題が、構造のそれを凌駕し過ぎているのは前者がわかりやすいからだけではありますまい。

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快獣ブースカキャラクターショー 2003. 5. 6 (Tue.)

ブースカ一座平塚記念のファンサービス企画の目玉の一つ、快獣ブースカキャラクターショー&ウルトラマンタロウ握手会。
怪獣サーカスから逃げてきた怪獣(画像右から2番目)と、最初戦うブースカたちだったのですが、この怪獣がシーボーズ並に戦闘意欲を持たない優しい怪獣だとわかり、かくまうことにします。そして、連れ戻しに来たサーカス団のピエロを撃退するという顛末。怪獣は誰もいない山へ連れてって放してやるという結論に達します。

エンディングの長台詞やナレーションのお姉さんの説明などによると、野生動物を大切にしようというメッセージが幼児にもわかるほど明確にこめられていることがわかるのですが、怪獣撃退を期待する子どもたちがアッケにとられたまま終わってしまったことは言うまでもありません。

教条劇を見せられた後のお口直しのように、この後ウルトラマンタロウ握手会に突入したのですが、このウルトラマンタロウがさっきやられたサーカス団のピエロが楽屋で変身したものだと拝察しました。

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平塚競輪開設記念(G3)決勝  2003. 5. 5 (Mon.)

南関結束二段駆け
選手 登録 脚質
1 1 高木 隆弘 神奈川 64 33 S1 追込 1
2 2 吉岡 稔真 福岡 65 32 S1 捲逃 7
3 3 小嶋 敬二 石川 74 33 S1 捲逃 11
4 4 山口 幸二 岐阜 62 34 S1 追込 0
5 新藤 敦 神奈川 62 35 S1 追込 0
5 6 平沼 由充 福島 83 27 S1 追込 0
7 新田 康仁 静岡 74 29 S1 逃捲 11
6 8 水書 義弘 千葉 76 29 S1 逃捲 21
9 岡部 芳幸 福島 66 32 S1 捲追 3
推理


並び
34 中部
296 吉岡に福島
8715 南関東

福島両者が空いてる不動心(2)吉岡とライン形成。よって、南関分断はなし。
赤板からでも行っちゃいそうな(8)水書が打鐘時にはカマシ気味に前を叩こうぞ。小野伊藤神山三宅敗退でインから攻めそうな人もなし。不動心(2)吉岡または(3)小嶋社長が二段駆けかつ(1)高木(5)新藤のキツいブロックをかいくぐって捲り切れば超すごい。て言うか、不動心も社長もすごいので、ランドクルーザー(1)高木は仕事だけ印象に残して敗退のパターンか。
2センターから、空いたインを強襲するやもしれない(4)兄(6)平沼あたり要警戒。

 
2車単
 
3連単
1=7,7−4,7−5
7−6
3=7−1/2/4/5/6

結果
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後方から赤板でようやく上昇の南関東ライン。それもチンタラ。このままでは誘導との車間を空け気味で待ち受ける(3)小嶋社長のツッパリ先行の餌食。
案の定、打鐘で思い切り踏み出すわけでもない(8)水書は出切れず最終ホーム手前で退却するも、中部3番手にしっかり(1)高木が収まり(8)水書はパニクったまま終了。自称静岡の赤い彗星(7)新田が踏み出そうかどうしようか躊躇してる最終1コーナー不動心(2)吉岡発進。3コーナーで社長を捕らえる。
追走一杯(4)山口兄は何もできない。空いたインを突いた(5)新藤も、社長の失速と巻き返す(1)高木に阻まれ直線伸びず。
結局、不動心(2)吉岡のロング捲りを(9)岡部が追込み、同地区の起動型2車を捨ててもいい位置獲ってインを同県の先輩にしゃくられても巻き返した(1)高木が3着。

 
2車単
 
3連単
9−2 1,370円 9−2−1 5,000円

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入場 15,353人 総入場 47,575人
売上 4,261,577,000円 総売上 
11,374,448,600

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風呂敷残業 2003. 5. 4 (Sat.)

酵素の反応速度と温度との関係酵素は温度によって反応速度が大いに変わります。反応速度というのは一定時間に作られる反応物の量なのですが、さて、ここで問題です。図中Bの温度を何と呼ぶか。

答え:最適温度

なのだそうですが、よくわからないままグラフなどを作っています。共通一次で受験した生物Tの内容なら何でも知っていますが、さすがにIIとなるとサッパリわかりません。

ところが、最近勤めはじめた業界が、入試問題や市販の参考書などをコピーして切って版下(もちろん「紙」)に貼ったりする物理的コピー&カット&ペーストが無きにしも非ずな、個人経営塾みたいな家内制手工業著作権無法体質無きにしも非ずゆえ、祭日家で自力で図版を起こしたりして密かに体質改善に努めなければなりません。もちろん、外注する予算もスケジュールもありません。

平塚競輪開設記念(G3)2日目優秀
「湘南グランプリレース」  
2003. 5. 3 (Sat.)

ついこないだまでの日本選手権(G1)を湘南ダービーと呼んでたのが、今度の記念開催(G3)も湘南ダービーかいっ? ロゴも同じとはおこがましい。
西武園の「第1回競輪大賞決定戦」といい、記念開催の冠名がインフレ傾向というか誇大あるいは嘘大袈裟紛らわしい。
昔からの名称ですが、「和歌山グランプリ」が気になってました。和歌山在籍選手限定による大会かと見まがいます。もちろん優勝候補筆頭はよしもと新喜劇で脇役やってるベテラン芸人みたいなルックス及び人となり、岡本新吾選手で決まりでしょう。

選手 登録 脚質
1 1 小野 俊之 大分 77 27 S1 捲追 1
2 2 岡部 芳幸 福島 66 32 S1 捲追 3
3 3 小嶋 敬二 石川 74 33 S1 捲逃 10
4 4 山口 幸二 岐阜 62 34 S1 追込 0
5 有坂 直樹 秋田 64 33 S1 追込 0
5 6 濱田 光識 高知 60 35 S1 流込 0
7 神山雄一郎 栃木 61 35 S1 自在 10
6 8 平沼 由充 福島 83 27 S2 追込 0
9 吉岡 稔真 福岡 65 32 S1 捲逃 6
推理


並び
34 中部
91 九州
258 北日本
76 神山に

6着以内なら勝ち上がり有利な準決A進出。なので(3)小嶋社長はもとより不動心(9)吉岡も王者(7)神山も行ければ主導権取って逃げ粘りたいところ。
が、番手が強力だと消極的になりがちな不動心(9)吉岡マークは天下布武(1)小野。番手が強力だと積極策目立つ(7)神山マークは流れ込み親爺。
そんなわけで、両横綱を尻目に、前受けからたまには突っ張っておこう、な(3)小嶋社長の先行を(9)吉岡がロング捲りで迫るか、(7)神山が捲り追込むか。位置取りこだわらなければ、脚ためる北日本浮上。

 
2車単
 
3連単
1=7,4−3
2=1,2−3
9−2/3/4/7−1

結果
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選手紹介で中部3番手を主張した(7)神山が号砲と同時に飛び出してS。中部勢を向かえ入れる。5番手に(9)吉岡の九州。後方となった(2)岡部率いる北日本ラインが青板バックから上昇、赤板で(3)小嶋社長に並ぶと社長は引いて巻き返し。
打鐘で社長が出切って先行態勢に入るも(7)神山は続かず後方に下がる。3番手に不動心(9)吉岡が入るがインから(2)岡部が上昇して3番手。(5)有坂離れて5番手で天下布武(1)小野と併走。
最終2コーナー過ぎ。絶好の3番手から早くも(2)岡部が捲って出るが、車は伸びず(4)兄のアウト併走まで。バックから不動心(9)吉岡ひと捲り。(2)岡部(4)兄の併走のあおりも受けずに天下布武(1)小野が2着流れ込み。
九州の捲りに続いた(7)神山が車間を詰められないまま3着。

 
2車単
 
3連単
9−1 1,080円 9−1−7 4,310円

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宇宙ダコ 2003. 5. 2 (Fri.)

宇宙ダコキコリレコード所属、大人のアシッドフォーク、宇宙ダコのソロ活動としては3回目のライブ。
フォーク系の人は楽譜(と言っても歌詞にコードつけただけ程度)を見ながら演奏できるのがうらやましいですな。

それはともかく、宇宙ダコと名乗る前の渚のゴダールズ時代から20年近い旧知の仲でありまして、友人知人のなかで最も哲学的な素養と生き様を感じさせるのがこの男。一時期、ザ・ダブルバインズという楽団でともにルースターズのコピィなどもしたことがあります。
連れ立って遊びに行くようなつきあいなどはしたことないのですが、調布市柴崎にある彼の家にて徹夜でフランクザッパを聴きながら、大学の「法社会学」講座試験の予想問題模範解答を作って販売などしました。出題予想問題は「マイケルポランニーにおける層の理論について述べよ」とか。

大垣競輪開設記念(G3)決勝  2003. 5. 1 (Thu.)

タイプの違う起動型揃って混戦模様なれど中部作戦?
選手 登録 脚質
1 1 山田 裕仁 岐阜 61 34 S1 自在 8
2 2 荒井 崇博 佐賀 82 25 S1 逃捲 15
3 3 大熊正太郎 宮城 78 30 S1 自在 19
4 4 松岡 彰洋 三重 69 33 S1 逃捲 15
5 大井 啓世 奈良 58 37 S1 追込 0
5 6 鷲見 逸喜 岐阜 79 25 S2 自在 3
7 萩原 操 三重 51 39 S2 追捲 0
6 8 旭 健太郎 神奈川 73 29 S1 追捲 1
9 舘 泰守 愛知 80 27 S1 逃捲 14
推理


並び
25 西
38 南北
916 中部
47 三重

中部勢が地元岐阜をタテる中部作戦敢行ならば、ジタバタ先行の(4)松岡がイン切りで出たところを(9)舘のドカン。松戸ダービー準決の馬渕見殺しのほとぼりも冷め、後ろを勝たせる競走も励行する(1)山田が真の王者と認められつつある昨今だけに。
が、「先行なら3番手」と(2)荒井ラインを主張する巨漢に見合わぬ曲者(3)大熊の動き要警戒。さらに、(3)大熊に乗る(8)旭の差し切り。

 
2車単
 
3連単
5−2,2=8,5=8 3=8−1/5

結果
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6番手の(2)荒井、打鐘を迎えても動かず(3)大熊はインから上昇して(2)新井をどかしてレース荒らしの面目躍如。打鐘過ぎ、前受けの三重勢を交わして(9)舘が先行態勢に入ると、中部に続いた(3)大熊が(4)松岡をインに押し込め中団確保。2コーナーから後方となった(2)荒井が猛然と捲り上げる。3コーナーから(2)荒井に合わせて出た(1)山田と並んで4コーナー。
(2)荒井は不発に終わり、(1)山田が貫禄で押し切る。

 
2車単
 
3連単
1−5 680円 1−5−7 4,720円
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入場 (不明)人 総入場 (不明)人
売上 1,759,268,500円 総売上 4,878,859,800円


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