一宮記(2003/09/16-)
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カメラマン   2003. 9. 30 (Tue.)

カメラマン若い頃に米国に行ったときに、「アイ・ワント・トゥー・ビー・キャメラマン」と言って米国人を怪訝な表情にさせたやつがいました。無論、わたくしがHe wants to be a photographer.と通訳をかってでたことは言うまでもありません。
インドア派な俺的には、カメラの人と釣りの人が愛用するポケットがいっばいついた網のチョッキだけは着たくないと常日頃思っています。が、日焼けした二の腕を露出させながら、最高のアングルを求めて姿勢を作るカメラの人の格好好さを認めるにやぶさかではありません。

それはともかく、先日近所の小学校の運動会を観戦していたら、騎馬戦に興奮した白組男子生徒が勢い余って白組大将の帽子を取ってしまうところを目撃してしまいました。興奮小学生の痛恨の失策で白組は敗戦です。次の選手リレーを終えた最終結果においても、10点差で白組の敗戦となってしまいました。興奮小学生の大チョンボがなかったらどうなっていたかわかりません。
が、小学生たちは淡々とその結果を受け止め、興奮小学生を血祭りに上げるような素振りが見られず、かえって不気味なものを感じたのでした。

と、いいますのも、わたくしの小学校の球技大会ソフトボール。0対6の配色濃厚な最終回、2対6まで追い上げた二死満塁。一発出れば同点のチャンス! 一塁ランナーのKがニヤニヤしながらソフトボールで禁止されてるリードをするではありませんか。一塁手の指摘により審判がアウトを宣告し試合終了とあいなったのです。
が、俺たちはおさまりません。試合終了の挨拶を済ますや否や、Kを追いまわし、Kが逃げ込んだ教室の掃除用具入れに男子生徒全員でおしくらまんじゅう攻撃を敢行したのでした。Kが泣くまで。

卒業アルバムはいい商売 それはKの下の名さとるにちなんでサルの巣と題され、その後もしばらく、Kが掃除用具入れに近づくと「サルの巣や!」の掛け声とともに、男子生徒全員でKを掃除用具入れに押し込み、おしくらまんじゅう攻撃を敢行したのでした。
飽きるまで。
そのようにして、Kの贖罪と我々の敗戦の不本意を祓うすべを模索し、共同体の安定がはかられたのだということを小学生たちに教えなければなりません。

ウィトゲンシュタインはこう考えた
(鬼界彰夫/講談社現代新書)
  2003. 9. 29 (Mon.)

ともかく一切が言語ゲームであるということで、わたくしたちに生きる希望ってゆーか生き方の真摯なスタイルを今も突きつけられるウィトゲンシュタインの新しい入門書。
「草稿」としても刊行されてない本当の草稿に日記とかもCDロムで出たものですから、それを丹念に読み込んで、ウィトゲンシュタインの思考の遍歴を(ポスト)構造主義な術語・専門用語なしで、まさにウィトゲンシュタインが生きてた時代に生きているかのように、教えてくださいます。我らニューアカ野郎にも馴染深いソシュールやデリダの用語に置き換えて「まぁそれみたいなもん」とわかったような気にさせてくれないのです。
その「用語なし」なところがいささかまだるっこしかったりするのですが、前期ウィトゲンシュタインの「語りえぬもの」なクダリを安易な神秘主義と退けられたりしていて、著者の本気っぷりに褌を締め直させられてしまいます。
つまるところ、わか(って)るとこだけ、使えるとこだけ使えればいいというヘッド博士の世界塔のような読み方をしている俺様達は、まじめな兄貴に諭されるやんちゃな弟のような気分にさせられ、ウィトゲンシュタインの言説同様、私は私の言語のようにしか生きられないし、生きられるのだという感慨にいたるのでした。

ヌー銅−湯上りの嘆息   2003. 9. 28 (Sun.)

肉づき 中年肥り?

GM   2003. 9. 27 (Sat.)

かつてブレーブス子供会に所属していたこともあるわたくしにとってはブルーウェーヴもまったくの他人事ではないのですが、石毛監督起用に際してはその見識のなさにほとほと呆れ果てて愛想も尽きました。案の定の連敗地獄。
しかしながら、このたび同球団が起死回生をもくろんで打って出たのが中村勝広ゼネラルマネージャー就任。
かつて、中小企業の社長体質の監督が多く居並ぶ中で、中堅企業の課長に徹して球団異例の長期政権を成し遂げた中間管理職の鑑です。
本場米国では執行役員並に強大な権限と重責を担うGM職も中村勝広にかかれば大企業の課長か中堅企業の部長程度にそつなくこなされることでしょう。

Big Race Review   2003. 9. 26 (Fri.)

群馬のガマ親分・伏見のカマシに乗って新人王・手島慶介の携帯電話持込騒動勃発。一宮オールスターでの抜き打ち持ち物検査で、開催中は預けておかねばならない携帯電話をこっそり荷物といっしょに忍び込ませて外部と連絡を取っていたという悪事が発覚。外部といってもただの友達なのか深い仲なのかとかまでは報道されていません。
本線が人気を一身に集めた昔の競輪競走とは競走形態が様変わりしている昨今、A級下位で走るデビュー直後の競輪学校在校成績上位選手でもない限り、八百長しようにも成り立たない時代になりました。とはいえ、昭和の時代に綱紀粛正に取り組んだ関係各位の尽力を思えば、その労苦を水泡に帰しかねない携帯持込による約款違反は停学どころの騒ぎでは済ませられないでしょう。

ところで、昨日朝一の打ち合わせを済ませて仕事をサボってたドトールで、隣に話の内容から元川口オートの関係者らしき初老の定年直前風親爺が友達とくつろいでらっしゃいました。
二人の会話によると、開催期間中は前検日から最終日の翌日まで、飲み食いは全部経費! うまいものばかり食ってたのも今は昔、最近はそうもいかなくなったと嘆いておられました。団塊食い逃げ世代の面目躍如ですね。しかも公務員。

それはさておき、一宮決勝はテレビ東京で見ていたのですが、同日のSPEEDチャンネルでのレースダイジェストでは1コーナーからのカメラ1台だけのしょぼい映像でした。どういう事情かはわかりませんが釈然としません。
いつのもBig Race Reviewはむしろカメラ1台ノー実況が清々しい臨場感溢れるやつで結構でした。
http://www.shopping-tv.jp/keirin/030923.asx

Meets Regional   2003. 9. 25 (Thu.)

雑誌の優勝便乗臨時増刊号がアホほど出てます。さて、どれを購入してどれを見送るべきか、頭を悩ます毎日ですが、人様にもオススメできる1冊となると、京阪神のタウン誌としておなじみのLマガジン社によるミーツリージョナル。ミーツといえば、京阪神地区在住以外の皆さんも割とまともな京都本を出してることでご存知かもしれません。
さて、この特集号のサブタイトルは「デイリー最強トラ本15万枚からの決定写真」とあります。表紙を開いた1ページ目からして、見飽きた星野胴上げ写真ですが、ちょうど山崎一玄の伸ばした手が開いた股間に当たってるという数ある胴上げ写真の中でもベストショット。
そんな風に、決定打やヒーローの雄姿ではない味わい深い写真で構成されていて他とは一線を画しているのでした。文章はイマイチ。

美容院   2003. 9. 24 (Wed.)

ハゲボロ遠くからでも目につくHageなる店名の看板。
画像ではわかりづらいのですが、Hageの左上にはHAIRSALOONみたいなことが書いてありますから、美容院だと察せられます。
さらに、右下には「大阪で生まれた女」でおなじみの歌手と同じBOROなる英字が。
つまるところ、ヘアサロン「ハゲボロ」ということで、とても美容院としてアリとは思えぬ店名を掲げられることにいささかの躊躇もなかったものかと、憂慮することこの上ありません。

オールスター競輪[G1]決勝  2003. 9. 23 (Tue.)

不動心(2)吉岡グランドスラムに王手
 
選手
 
登録
 
脚質
こう戦う
1 1 伏見 俊昭 福島 75 27 S1 逃捲 16 流れ次第で先行か捲り
2 2 村上 義弘 京都 73 29 S1 逃捲 26 地元の光岡さんがつけてくれるので、先行主体に自分のレース
3 3 吉岡 稔真 福岡 65 33 S1 捲逃 6 自力
4 4 光岡 義洋 愛知 73 29 S1

追込

0 テレビでよく見る村上君の後ろを主張してがんばってついてく
5 齋藤登志信 山形 80 30 S1 捲逃 4 伏見君にまかせて
5 6 紫原 政文 福岡 61 35 S1 追捲 3 G1決勝は7年ぶり。考えることなく吉岡君
7 小橋 正義 新潟 59 36 S1 追込 1 準決同様長塚君
6 8 長塚 智広 茨城 81 24 S1 捲逃 10 小橋さんが前をまかせてくれるので、行けるところから
9 小野 俊之 大分 77 27 S1 捲追 1 福岡とは別線で好きに走る。優勝しか狙ってない
推理


並び
87 関東  36 福岡  15 北日本  9 天下布武  24 中近


不動心(3)吉岡マークを主張してもよさげな天下布武(9)小野なれど、後方からの捲りでは勝負権少なく、(6)紫原に譲る。流れの中で北日本か中部近畿の3番手から、インを追い上げて番手奪取と見た。先行残れぬ今開催ゆえ勝機十分。邪魔するとしたら強烈★ロマンス(8)長塚。
連結はずれた(5)齋藤の大外要警戒。

 
2車単
 
3連単
1=9,2=9,2−7
2−8,1−7,1−8
5−9−1/2/3/4
押さえ;叩かれた村上が捲って 2=5

結果
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周回は関東−北日本−中部近畿に天下布武−福岡。
赤板を過ぎても動きなく、打鐘直前になってようやく日本一の先行小僧(2)村上が上昇して前団を押さえる。
天下布武(9)小野が続くが、別線に動きなく4番手に強烈★ロマンス(8)長塚、6番手ゴージャス(1)伏見、8番手不動心(3)吉岡で、(2)村上ホームから余裕のペース先行。
2コーナー過ぎ捲り発進の(3)吉岡に合わせ3コーナーから(1)伏見が捲るが両者不発。
車間を切って強烈ダッシュのタイミングをはかった(8)長塚は車間を詰められぬまま4コーナーから直線。
前3車の争いは(2)村上が堂々押し切りG1タイトル2勝目を先行でゲット。2センターから出た(9)小野は2着にとどまり憮然と表彰式参列。ハコ3でも(4)光岡は胴上げのうえ満面の笑みで表彰式参列。

 
2車単
 
3連単
2−9 3,750円 2−9−4 17,980円
的中

line

入場 10,025人 総入場 38,927人(対前年106%)
売上 6,962,044,800円 総売上 24,828,673,700円
(対前年93%)

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オールスター競輪[G1]準決勝 2003. 9. 22 (Mon.)

第9R 先行残れぬバンクだが
選手 登録 脚質
1 1 村上 義弘 京都 73 29 S1 逃捲 25
2 2 手島 慶介 群馬 75 28 S1 追捲 0
3 3 渡辺 一貴 滋賀 58 38 S1 追込 0
4 4 安福 洋一 奈良 41 45 S1 追込 0
5 小川 圭二 徳島 68 32 S1 追込 0
5 6 荒井 崇博 佐賀 82 25 S1 逃捲 12
7 齋藤登志信 山形 80 30 S1 捲逃 4
6 8 小野 俊之 大分 77 27 S1 捲追 1
9 鈴木 誠 千葉 55 38 S1 追込 0
推理


並び
79 南北
2 手島
685 九州に小川
134 近畿

ガマクジラ(2)手島の狙いどころはガッツマーカー(3)渡辺ではなくボルサリーノ(4)安福のところか。偉大な日本一の先行小僧(1)村上の上昇に脚を使わせておいて中団潜り込みをはかる(6)荒井が恵まれ、何も考えずに後方から捲る(7)齋藤が届くや否や。

 
2車単
 
3連単
1−7 1−2=3,1−3=6
押さえ;1−4

結果
line

赤板から(1)村上が上昇を開始すると、中団に構えていた(6)荒井がこれを牽制。打鐘、(1)村上が先行態勢に入ると(2)手島が近畿ライン4番手へ。(6)荒井は中団確保に動くが後方となった(7)齋藤も上昇して中団争いで最終ホームを通過。天下布武(8)小野は連結をはずし8番手に後退。
最終バック、インから(6)荒井、アウトを(7)齋藤が上昇して4番手は(2)手島を含めて3車並走。後方から(8)小野が捲り発進。
4コーナーから直線、粘る(1)村上を(7)齋藤の捲りが僅差で捕らえ、さらにその外を(8)小野の捲りがまさか届くとは。

 
2車単
 
3連単
8−7 6,620円 8−7−1 32,570円


第10R 先行残れぬバンクだが
選手 登録 脚質
1 1 山田 裕仁 岐阜 61 35 S1 捲逃 3
2 2 伏見 俊昭 福島 75 27 S1 逃捲 16
3 3 金古 将人 福島 67 31 S1 捲追 4
4 4 会田 正一 千葉 68 33 S1 追込 0
5  堤 洋 徳島 75 28 S1 捲逃 7
5 6 紫原 政文 福岡 61 35 S1 追捲 3
7 香川 雄介 香川 76 29 S1 追込 0
6 8 光岡 義洋 愛知 73 29 S1 追込 0
9 加倉 正義 福岡 68 32 S1 追捲 0
推理


並び
57 四国
18 中部
96 福岡
234 福島に会田

別線の起動型が今シリーズ一息なだけに、ゴージャス(2)伏見が余裕のホーム先行。ただし、久留米のジャンレノ(9)加倉の競りこみで後続もつれれば、番手に小松島の袴田(5)堤が入り、香川の(7)香川が。

 
2車単
 
3連単
2=5,2=7 2−9−1/5/6

結果
line

選手紹介で(9)加倉が(3)金古に並走すると、(6)紫原は単騎の構え。
周回は前受けが中部と紫原、中団にゴージャス(2)伏見ラインと(9)加倉で四国が後方。
打鐘を迎えても(5)堤動かず。(2)伏見が悠然と4番手から動く気配もなく、仕方なく最終ホームから(1)山田天皇の成行き先行。
最終バックから(2)伏見がゴージャスに捲ると、(9)加倉を飛ばした(3)金古だったが追走できない。
単騎で捲った(2)伏見が直線一人旅。(1)山田マークから(8)光岡−(6)紫原が抜け出し2着3着。何じゃそれ。

 
2車単
 
3連単
2−8 7,520円 2−8−6 112,660円


第11R 捲り合戦熾烈
選手 登録 脚質
1 1 岡部 芳幸 福島 66 32 S1 捲追 2
2 2 小倉 竜二 徳島 77 27 S1 追込 0
3 3 小橋 正義 新潟 59 36 S1 追込 1
4 4 三宅 伸 岡山 64 34 S1 捲追 3
5 出口 真浩 神奈川 63 34 S2 追込 1
5 6 長塚 智広 茨城 81 24 S1 捲逃 10
7 澤田 義和 兵庫 69 30 S2 捲逃 12
6 8 前田 拓也 大阪 71 29 S1 追込 1
9 吉岡 稔真 福岡 65 33 S1 捲逃 6
推理


並び
63 関東
15 南北
92 西
4 三宅伸
78 近畿

最強の2班、元輪界一のハンサムガイ(7)澤田の上昇を突っ張る構えでペースを上げさせ、好位置を獲ろうとする強烈★ロマンス(6)長塚がそのまま逃がされそうな気配。細切れ戦の熾烈な捲り合戦を制するのは気楽な単騎の(4)三宅伸かイン強襲も得意な(1)岡部。

 
2車単
 
3連単
4−3,4−7,4−9
1−3,1−7,1−9
1=4−3

結果
line

周回後方となった(7)澤田は早々に上昇して赤板で前受けの(6)長塚に並ぶ。(6)長塚はアッサリ引いて3番手で粘り近畿に続いて上昇してきた不動心(9)吉岡と並走で打鐘。
(1)岡部が先頭に立った最終ホーム、不動心(9)吉岡は後方で、中団は(6)長塚と(7)澤田がやりあってるんでと、(1)岡部が先行。3番手は(6)長塚が獲り、(7)澤田飛ばされ、この時点で1の目も7の目もなし。がんばれ三宅伸。
最終バック、7番手(実質5番手から)(4)三宅伸発進するがあまり伸びない。
直線、3番手から(6)長塚が強烈★ダッシュで追込み1着。(1)岡部(5)出口の中割った(3)小橋が2着で現地集合。大外捲った(9)吉岡が3着に届く。

 
2車単
 
3連単
6−3 8,500円 6−3−9 30,800円

line
アド街   2003. 9. 21 (Sun.)

キィ局では20日に放映された「出没!アド街っく天国」がとりあげた街は甲子園。春から独走態勢を固めたがゆえに実現した企画ともいえましょう。
ところで、松戸や平塚のときには30位以内に登場した競輪場、立川では3位か4位の上位にランクインしたのでしたが、当然、今回の甲子園には出てきませんでした。

オールスター競輪[G1]一般2 2003. 9. 20 (Sat.)

第1R このへんでいい着取っておかないと最終日まで残れない熾烈な(ほんまか?)戦い
選手 登録 脚質
1 1 海田 和裕 三重 65 32 S1 捲逃 10
2 2 酒井 耕介 京都 56 39 S1 追捲 0
3 3 笹川 竜治 新潟 71 31 S1 追込 0
4 4 栗田 雅也 静岡 84 24 S1 逃捲 19
5 藤原 憲征 新潟 85 24 S1 捲逃 5
5 6 中川誠一郎 熊本 85 24 S1 逃捲 20
7 鈴木 栄司 千葉 50 42 S1 追込 0
6 8 神開 将暢 福岡 69 30 S1 追捲 1
9 萩原 操 三重 51 40 S1 追捲 2
推理


並び
19 中部
2 酒井
53 新潟
68 九州
47 南関東

酒井耕介ここんとこ逃げては捲られる不甲斐なさ目立つ関取フェイス(4)栗田と同様に大敗重ねる(6)中川の先行争い。
(5)藤原の捲りごろなれど、南関ライン3番手にこだわれば、タイトルホルダーしかも2個(1)海田の一発に乗るスポーツ選手大量脱税事件に輪界から唯一名を連ねた(9)萩原の後ろにいそうな(2)酒井。

 
2車単
 
3連単
2−5,1=2 2−9=1/5

結果
line

赤板から早くも上昇を開始した(1)海田だったが、前受けの(4)栗田が突っ張るとずるずる後退。(2)酒井はおろか(9)萩原にまで切替えられて9番手で最終ホームを泣きながら通過。
3コーナーから捲り追い込んだ(6)中川は2着までで、南関3番手を無風でまわった(5)藤原が余裕の追込み。(2)酒井は6着流れ込み。

 
2車単
 
3連単
5−6 10,520円 5−6−3 42,920円

line
オールスター競輪[G1]ドリーム賞 2003. 9. 19 (Fri.)

失格王・松本整を除く人気投票ベスト9、ついに王者・神山がヨーロッパ。
選手 登録 脚質
1 1 山田 裕仁 岐阜 61 35 S1 捲逃 3
2 2 吉岡 稔真 福岡 65 33 S1 捲逃 7
3 3 村上 義弘 京都 73 29 S1 逃捲 26
4 4 神山雄一郎 栃木 61 35 S1 自在 8
5 伏見 俊昭 福島 75 27 S1 逃捲 15
5 6 小嶋 敬二 石川 74 33 S1 捲逃 14
7 岡部 芳幸 福島 66 32 S1 捲追 2
6 8 小野 俊之 大分 77 27 S1 捲追 2
9  堤 洋 徳島 75 27 S1 捲逃 8
推理


並び
61 中部
28 九州
57 福島
4 単騎神山
39 西

偉大な日本一の先行小僧(3)村上はマークが小松島の袴田(9)堤といえど、ここも当然先行の構え。中団好位でも、後方からカマシでも互角に闘える力と自信を持つのはゴージャス(5)伏見。
天皇(1)山田の勝ちにこだわるコメントを額面通りに受け取れば(6)小嶋社長は、先行争いを誘ってバック過ぎからの回転勝負、ふつうなら。が、社長の場合はドリーム賞ゆえ夢の馬鹿駆けも一考。
王者(4)神山は主導権取ったライン3番手、それが(3)村上だったら番手というコメント。好位確保はあり得てもそこまでか。
先行争い長引けば、踏み遅れた不動心(2)吉岡の大外渾身の捲りが届こうぞ。新婚で盲腸上がりの天下布武(8)小野はちぎれようぞ。

 
2車単
 
3連単
9−3,2=9,5=9
1=3,1−2
3−5−4/9

結果
line

周回は前団に不動心(2)吉岡−天下布武(8)小野の九州、ゴージャス(5)伏見−(7)岡部の福島、(6)小嶋社長−(1)山田天皇の中部、そして偉大な日本一の先行小僧(3)村上−小松島の袴田(9)堤−王者(4)神山。
去年のグランプリが面白い選考方法だったり、不動心(2)吉岡の低迷だったりで、なんか久々にワクワクするような錚々たる顔ぶれで淡々と周回。
打鐘を前に先行小僧(3)村上が上昇、前団を押さえていいところなのに、ペースゆるめず一気に先行態勢へ。
後方8番手となったゴージャス(5)伏見は早々に出る幕無し。ペースが緩まなかったおかげで、4番手こそ(6)小嶋社長に譲るものの不動心(2)吉岡は踏み遅れず6番手で追走。
2コーナーを過ぎて(6)小嶋社長が捲り発進。ぐんぐん加速して、早駆けの(3)村上を飲み込むとさらに加速して追いすがる(1)山田天皇を振りきり1着。
最終バック、少し踏み遅れてから中部に続いた不動心(2)吉岡が新婚盲腸明けの天下布武(8)小野をちぎって捲り追込み2着に届く。

 
2車単
 
3連単
6−2 11,290円 6−2−1 45,190円

line
オールスター競輪[G1]オリオン賞 2003. 9. 18 (Thu.)

競輪国宝・滝澤先生とロスの超特急・坂本勉がオールスターの晴れ舞台で夢のタッグ。
選手 登録 脚質
1 1 太田 真一 埼玉 75 27 S1 逃捲 13
2 2 児玉 広志 香川 66 34 S1 追込 0
3 3 市田佳寿浩 福井 76 28 S1 逃捲 14
4 4 坂本 勉 青森 57 41 S1 捲逃 12
5 小倉 竜二 徳島 77 27 S1 追捲 0
5 6 荒井 崇博 佐賀 82 25 S1 逃捲 11
7 小橋 正義 新潟 59 36 S1 追込 1
6 8 滝澤 正光 千葉 43 43 S1 捲追 0
9 山口 富生 岐阜 68 33 S1 追込 1
推理


並び
48 重要無形文化財
17 関東
65 西
39 中部近畿
2 児玉が位置決めず

あんまり先行したくないが、後方に置かれるようならカマして出たいのが、ここんとこ展開恵まれる(1)太田を除く起動型。押さえた起動型はその3番手から鮮やかに捲りたいところなれど、競輪博士(2)児玉がその3番手につければズブズブ。

 
2車単
 
3連単
9−2,5−2,8−2 5=9−2

結果
line

後方から上昇の(6)荒井が前受けの国宝ラインを打鐘で押さえると、続いた(3)市田が(2)児玉も引きつれ、(6)荒井を叩いて先行。(6)荒井は3番手で粘り(2)児玉と並走。
最終1コーナーから捲り上げた(1)太田がようやく3コーナーで(3)市田に並びかける。これを阻もうと(3)市田が張って空いたインからするすると(6)荒井が抜け出し1着。(1)太田の捲りから追い込んだ(7)小橋が2着。

 
2車単
 
3連単
6−7 8,240円 6−7−1 39,130円

line
時間の中での性行為の在り方は、
空間の中での虎の在り方に等しい
G・バタイユ(呪われた部分)   2003. 9. 17 (Wed.)

「一方また、思考は、産業躍進の中にあっても、避けがたい実利的行動の彼方に、自らを見出したいという根本の欲求をいささかも放棄しない。その欲求はいっそう切実になっただけだ」ということは、つまるところ、標題に引用した序文と合わせれば経済効果の単位を円などの通貨単位で計る経済学の本質を見誤った、あるいは一部を極端に肥大化させたここんとこのニュース論調を否定するものであります。

たぶんバタイユは野球を知らなかったと思うのですが、全然別の手法で同様の真実を語らんとしているのが、大ヒット曲「サウスポー」で山本和行を昭和歌謡史の裏側にこっそり刷り込んだ男・作詞家(なんでお前の若いころが(当時人気の)田原としひこやねん?)阿久悠。スポニチ最終面で詩を朗読されてます。

16日は新聞休刊日だったということもあり、駅売りスポーツ紙各紙は気合の入った記事を満載されてました。が、それらの気合をほんの二言、三言で蹴散らしたのが男星野。各紙にそれぞれ違ったメッセージの全面広告を出広されてたのでした。
ニュース報道が最も充実している日刊スポーツ紙には「日本経済のために優勝したんやないで(笑)」と冒頭のバタイユから読み取れることと同じことを言及。
ダンカンが吠えてるサンスポ紙には「あ〜しんどかった(笑)」という優勝インタビュー緒言と同じ本音ぶっちゃけ。
おかたいスポニチでは「あーおもろかった」とリラックスモード。
そして、遠くにいる我々にデイリースポーツ紙で「昨日、球場に来られなかった人たちにもありがとう」とのメッセージを贈ってくださっています。

こうなると気になるのは、報知とトーチュウなのですが、買ってません。

ダイヴ 2003. 9. 16 (Tue.)

これから騒ぎに、戎橋まで行くので、先走り。17時半。
0背番号[0]の名選手列伝
少年隊の一角中野佐資。ウェスタンリーグの主軸だったが、村山に0番をつけさせられ、赤い手袋の使用を義務付けられ外野の定位置獲得。オープンスタンスから踏み込む打法で死球多数。神宮でプロ初ホームランを打った翌日に第2号。が、プロ通算は20本か30本ほど。亀新の台頭で出番減り引退。
日本球界初の0番長嶋清幸。広島で大活躍の後、中日、ロッテでくすぶってたところを金銭トレードで獲得。代打などで蝋燭の消える前の最後のきらめきを放つ。引退後、ずっとコーチで在籍。今年は一塁コーチなのでテレビでしばしば拝見。
あご吉吉田浩。長くウェスタンの主軸打者を務めるも一軍半から脱せず。第3次吉田義男監督のときに一時左の代打の切り札あるいはスタメン出場でそこそこ活躍したが、F1セブンに押されいつの間にやらそのポジションは平下に取って代わられ02年星野大量リストラで退団。
野口とともに坪井らと交換で日ハムからやって来た明大出のガッツマン中村豊

00背番号[00]の名選手列伝

ゼロゼロ怪人ルパート・ジョーンズ。日本球界初の00番。メジャーで0番をつけてたこだわりの男(スキンヘッド)だったが、一足速く村山が中野に0番をつけた後だったので00番に。プレイはファーストフライを落としたことしか思い出せない。
遅刻魔亀山努。入団4,5年目で重たい番号から00番に変更して開幕戦からベンチ入り。ちょっと負けてる終盤、オマリーか誰かの代走で登場。9回表にチャンスで打席が回り、見事タイムリーヒット。中村勝広の明らかな采配ミスを救う。調子に乗っていつの間にやらレギュラー確保。眼鏡のヘッドスライディングで一躍売れる。タレントで芽が出なかった双子の弟も売れ出す。走攻守三拍子揃ったうえのガッツプレーで同年の準優勝に大いに貢献。翌年以降はケガとの闘い。包帯だらけで点滴を打ちながら遅刻して鳴尾浜の練習場に現れることも。引退後は遅刻癖と闘いながら、大阪ロマンズや少年野球監督やタレント活動に奮闘。弟はあまり見ない。
俊足好守でどこでも守れる起用貧乏田中秀太。入団4年目ぐらいに野村監督就任とともにF1セブンに抜擢されてスタメンに名を連ねる。星野になって故障者続出で困ったときには外野でスタメンも経験。主力のほとんどがケガでちょっと休んだ03年陰のMVPを差し上げたい。

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