桜花記(2004/04/01-) [日報録に戻る] [イマケイTOP]

エレファント　　2004.　4.　15　(Thu.) ボウリング・フォー・コロンバインですっかりおなじみになったハイスクール大量殺人事件を退屈な日常として映画化。何度か一瞬時空を一致させる何人かの登場人物がひたすら退屈な日常を過ごし、退屈な日常のまま事件は勃発。事件勃発前の退屈さに耐えかねる観客は早く討ち入れ！のような心の内なる邪悪な叫びを上げることでしょう。畢竟、世界史に参加している誰にとっても世界は群盲が撫でる象のごとし。 スーパーテレビ　　2004.　4.　14　(Wed.) とても嫌なものを見せられるような気がしつつ、怖いもの見たさ臭いもの嗅ぎたさで見た浜崎特集。 葛藤、難聴、アクシデント、ライフカードばりの故郷訪問語りを交えての1時間。一度失った自分を取り戻したというとっても嫌味な構成なれど、あまり嫌な気分にはならなかった気がします。 かつて密着取材番組をボツにした高飛車歌手が、レコードが売れなくなって突然の新取材ＯＫ。放映にこぎつけることができたけれども、かつてボツをくらった制作会社の恨みがそこはかとなく表現されていたからだと受け止めました。 川崎競輪開設記念(G3) [桜花賞・海老澤清杯]決勝　　 2004.　4.　13　(Tue.) また海老根は地元に遠慮するのか 枠 車 選手 登録 期 齢 級 脚質 Ｂ 1 1 高木　隆弘 神奈川 64 34 S1 追込 1 2 2 小嶋　敬二 石川 74 34 S1 捲逃 10 3 3 池尻　浩一 福岡 63 35 S1 追捲 0 4 4 三宅　伸 岡山 64 34 S1 追捲 1 5 海老根恵太 千葉 86 26 S1 逃捲 16 5 6 小林　裕司 千葉 71 33 S1 追捲 3 7 佐々木龍也 神奈川 57 38 S1 追込 0 6 8 五十嵐　力 神奈川 87 25 S2 先行 19 9 吉岡　稔真 福岡 65 33 S1 捲逃 7 推理 並び 　千葉 　社長伸 　福岡 　神奈川 南関二分。(9)海老根がいったん(6)五十嵐を逃がしてからの南関作戦も、決勝ゆえに位置獲り悪ければ2コーナーあたりからは発進したいところ。 いずれにせよ、(8)五十嵐の先行。最初の捲りをトカ(1)高木が止めるその上を熾烈な捲り合戦の応酬。ゆえに、後方ほど届くような気がするところにもってきて直線伸び脚確かな(4)三宅伸。 ２車単 ３連単 ４＝２，４＝５，４＝９ ２＝５，２＝６，９＝５   結果 周回は(2)小嶋社長の前受けで3番手から福岡ライン、中団5番手から神奈川ラインで後方に千葉。 打鐘から(8)五十嵐が踏み上げてカマシ気味に一気に先行態勢に入るが続いた(5)海老根が神奈川勢に遠慮なくホームから発進。(6)小林は千切れる。 バックで(5)海老根が叩きあいを制するとトカ(1)高木がこれに切替える。(2)小嶋社長のバック捲りを2センター、競輪学校練習仲間のトカ(1)高木がブロックして社長失速。 トカ高木のブロックで外に膨らみながらも、不動心(9)吉岡が捲り追込み、ヌーボー(4)三宅伸が続くが、4コーナーからインに切り込んだ、昨日の準決で不動心(9)吉岡を差せそうで差さなかった頭脳派(3)池尻がガラ空きの中バンクを直線一気で福岡現地集合。 ２車単 ３連単 ３−９　2,470円 ３−９−４　13,870円 入場　11,522人　総入場　46,486人（対前年100％） 売上　3,712,854,600円　総売上　12,798,595,200円（対前年91％） ごめん、仕事で疲れてルンバ　　2004.　4.　12　(Mon.) 仕事というのは嘘です。 日曜日だというのに、飲み会2件。その前に「エレファント」というたいへん重苦しい映画を見てきてへばっているし、帰宅後確かめた競輪結果では慎平の頭に絞って流さなかったのかと猛省させられるしで、今日はこれぐらいにしといたる。 川崎競輪開設記念(G3)[桜花賞・海老澤清杯] 2日目優秀「ダイヤモンドレース」　　 2004.　4.　11　(Sun.) 「神奈川4場は全部地元」のトカ高木も川崎組に遠慮 枠 車 選手 登録 期 齢 級 脚質 Ｂ 1 1 小嶋　敬二 石川 74 34 S1 捲逃 9 2 2 高木　隆弘 神奈川 64 34 S1 追込 1 3 3 佐々木龍也 神奈川 57 38 S1 追込 0 4 4 藤田　和彦 神奈川 63 34 S1 追込 0 5 吉岡　稔真 福岡 65 33 S1 捲逃 6 5 6 五十嵐　力 神奈川 87 25 S2 先行 17 7 加藤　慎平 岐阜 81 25 S1 捲逃 13 6 8 三宅　伸 岡山 64 34 S1 追捲 1 9 海老根恵太 千葉 86 26 S1 逃捲 15 推理 並び 　西 　中部 　海老根トカ 　川崎花月園 南関二分。(9)海老根がいったん(6)五十嵐を逃がしてからの南関作戦か？叩き合うのか？ いずれにしても、(1)小嶋社長が早々に反撃を開始して直線最近のヘアスタイルは知らないが(7)慎平。 ２車単 ３連単 ７−１，７−２，７＝９ １−７−2/5/9 結果 赤板ホームから踏み上げた(6)五十嵐の打鐘先行。(6)五十嵐に合わせて周回3番手から踏み上げた(1)小嶋社長が中団4番手キープ。前受けの(5)吉岡が6番手で、動けなかった(9)海老根は8番手。 2コーナーから(1)小嶋社長が捲り発進。3コーナーまでにアッサリ南関ラインを飲み込む。遅れてバックから不動心(5)吉岡発進。(5)吉岡に合わされた(9)海老根は不発。 直線、(1)小嶋社長をかばいつつ短めの金髪オールバックの(7)慎平が追込む。(5)吉岡に乗った(8)三宅伸が直線伸びて2着。 ２車単 ３連単 ７−８　11,960円 ７−８−５　44,530円 Midnight Train on Friday　　2004.　4.　10　(Sat.) 知らぬどうしが高尾まで。 左端、前のめりのおじさんは、このあとミスタービーンの「どうしても寝てしまう人」状態に。 3並び　　2004.　4.　9　(Fri.) キリ番ゲットみたいな恥ずべき行いは慎みたい。 新入社員同扉の法則　　2004.　4.　8　(Thu.) 長年の都市生活において考現学的見地から見出した法則の一つに「新入社員の集団は電車に乗るとき、同じ扉から乗車する」というものがあります。 ここで言う新入社員とは、ぱっと見それとわかる不似合いな背広の着こなしの若造のことを指し、それが8割以上を占める2人以上約12人以内の集団において出現する現象における法則を発見したわけです。 帰途、自宅最寄駅で電車を降りるとき、5人の新入社員集団がすれ違いに乗車したとき、この法則を思い出したのですが、隣のドアを見てビックリ。同じ社章を装着した新入社員集団3人が別の扉から乗車していたのでした。さらに、その向こうに4人。 いったいこれはどういうことか？ 法則が当てはまる上限の約12人に近づき臨界点を突破したのやもしれません。が、世代による精神性の違いが現れたのだとしたら、脱ヤンキー立国への希望の徴なのやもしれません。 高知競輪開設記念(G3) [よさこい賞争覇戦]決勝　　 2004.　4.　7　(Wed.) 雨降って地固まる。準決荒井をかばって天下布武・小野4着敗退 枠 車 選手 登録 期 齢 級 脚質 Ｂ 1 1 佐々木則幸 高知 79 27 S1 逃捲 17 2 2 小倉　竜二 徳島 77 28 S1 追込 0 3 3 浜口　高彰 岐阜 59 36 S1 追込 0 4 4 西村　正彦 高知 65 34 S2 追込 1 5 荒井　崇博 佐賀 82 26 S1 逃捲 22 5 6 山口　貴嗣 福岡 82 25 S2 追捲 0 7 児玉　広志 香川 66 34 S1 追込 0 6 8 友定　祐己 岡山 82 25 S1 捲追 6 9 村上　義弘 京都 73 29 S1 逃捲 29 推理 並び 　四国 　九州 　中近小豆島 　単騎友定 地元で復調気配(1)佐々木。が、マークは地元の先輩(4)西村ゆえ逃げれば援護なく、捲りで恥をかかせられない。ここは3コーナーからの捲り一発。 後ろが仲直りした天下布武・小野ならともかく(6)山口では心もとない(5)荒井も原則捲り勝負。 とはいえ、単騎カマシもやっちゃう(8)友定もいるため偉大な日本一の先行小僧(9)村上もペース駆けとはいかず。 一応、(1)佐々木の先行から(2)小倉竜も一考。 ２車単 ３連単 ３−７，３−５，３＝１ ２＝９，２−３   押さえ；いったん叩かれてから　９−３ 結果 周回後方の(5)荒井が打鐘で前団を押さえると6番手となった(8)友定−四国ラインがすぐさま反攻。3コーナーからほとんど流さずブン逃げ。(8)友定が(1)佐々木を引っ張るなんて聞いてないっすよ。 1センター、5番手の(5)荒井が捲り発進。合わせて2コーナーから(1)佐々木発進。 が、しかし。バック手前から日本一の先行小僧(9)村上が捲り合戦を制し、マーク中部の司令塔(3)浜口を引き連れ後続千切って優勝。 ツキバテ(4)西村と捲り不発(5)荒井に進路を阻まれた後続を千切って(1)佐々木が3着に粘ったような、流れ込んだような。 ２車単 ３連単 ９−３　890円 ９−３−１　7,000円 売上　3,002,448,700円　総売上　8,769,668,400円（対前々年158％） （前年は全日本選抜競輪のため記念開催なし） NETSKY.Q　　2004.　4.　6　(Tue.) 去年の夏休みからメールを携帯に転送する設定のままなのですが、マナーモードでズボンのポケットに入れたままにしておくと、しょっちゅうブルブル震えてたいそう刺激的です。 高知競輪開設記念(G3)[よさこい賞争覇戦] 2日目優秀「クーリンカップ」 　　 2004.　4.　5　(Mon.) 今の佐々木君に魅力はあるか？　今の石毛君に魅力はあるが 枠 車 選手 登録 期 齢 級 脚質 Ｂ 1 1 児玉　広志 香川 66 34 S1 追込 0 2 2 佐藤慎太郎 福島 78 27 S1 追込 1 3 3 小野　俊之 大分 77 27 S1 追込 0 4 4 石毛　克幸 千葉 84 27 S1 捲逃 8 5 浜口　高彰 岐阜 59 36 S1 追込 0 5 6 友定　祐己 岡山 82 25 S1 捲追 6 7 笹川　竜治 新潟 71 31 S1 追込 0 6 8 松坂　栄司 神奈川 82 29 S2 追込 0 9 佐々木則幸 高知 79 27 S1 逃捲 16 推理 並び 　南北 　5枠 　四国他 初日特選、あっさり切替大魔王を千切った(4)石毛に捲られたとはいえ、一応先行一車は(9)佐々木。番手小倉竜にも差されず2着。近況芳しくないものの、遅めの押さえかカマシで初日以上の好走に期待。 とはいえ、最後は脚溜めて強襲の天下布武(3)小野。 (4)石毛の猛ダッシュに殿様(8)松坂が千切れると、(6)友定か(5)浜口が飛びつけるか。 ２車単 ３連単 ３−１，３＝４ ３−８，３−９ ３−５−９ 押さえ；石毛のドカン　４−５，４−６ 結果 (4)石毛が打鐘で前団を押さえるとすぐさま(6)友定が叩いたその上を(9)佐々木がカマして最終ホーム。ちょっと流して1コーナー(9)佐々木が踏み上げる。 若気の至りか(4)石毛は中途半端に踏み上げて5番手アウトで(6)友定と並走も、2コーナー(6)友定に一発もらって後退。すると殿様(8)松坂がインから5番手に上がるも、耐えた(6)友定が3コーナーから捲るが不発。 前4人の争いかと思われた4コーナーから直線。(1)児玉が容赦なく追込んで(9)佐々木が沈む外を天下布武(3)小野−中部の司令塔(5)浜口が突き抜ける。 ２車単 ３連単 ３−５　1,240円 ３−５−１　3,690円 開幕シリーズ　　2004.　4.　4　(Sun.) メジャーリーグを最初に「大リーグ」と訳した輩はいったい誰なのか、マイナーリーグは「小リーグ」か？多少気になるところではありますが、それはさておき、大リーグチームを招聘しての開幕東京ドームシリーズが厳戒のなか、無事終了しました。 2004 TokyoDome Opening Series total score TEAM T D Y G w d l 阪神 − △ ○ ○○○ 4 1 0 ＴＢＤ △ − ○● ○ 2 1 1 ＮＹＹ ● ●○ − ○ 2 0 2 よみうり ●●● ● ● − 0 0 5 タンパベイデヴィルレイズの予想外の善戦がありましたが、ほぼ実力通りの結果になったと言えましょう。 タンパベイデヴィルレイズ善戦の要因には、制球定まらない久保田、安藤の速球がちょうど大リーガー級には打ちごろの棒球になったことがあげられると言えます。 国際競輪第1戦[平塚]決勝　　 2004.　4.　3　(Sat.) これまで本命党の祭典「国際競輪」でしたが、今年はまったく趣が違います。 まず、招致外国人レーサーが安い。世界選手権や五輪決勝級で我々にもなじみがあるのはダイカ(豪州)パベルブラン(チェコ)そして去年の平塚ダービーでわたくしめがけてＴシャツを投げ入れてくれたホセアントニアビラヌエバ(スペイン)の3人ぐらい。あとの6名はあまり知らない人々。 さらに、9名の招待選手を3場に分けて配分。 そして、勝ち上がり方式は昔懐かしい記念の予選3個選抜2個特選1個。参加選手は54名。 そんなわけで、二段駆け当然でダッシュ力に勝る外国ラインの上位独占が崩れ、外国人選手は後方からの捲り不発、位置獲りに脚使っての流れ込み、などの厳しい競走を強いられています。 12Ｒ　誘導は出口眞浩（花月園の決勝は藤田和彦） 枠 車 選手 登録 期 齢 級 脚質 Ｂ 1 1 高木　隆弘 神奈川 64 34 S1 追込 1 2 2 武田　豊樹 茨城 88 30 S2 逃捲 14 3 3 フォルデ バルバドス   27 S1 自在 0 4 4 新田　康仁 静岡 74 30 S1 捲逃 13 5 ダイカ 豪州   22 S1 自在 0 5 6 馬場　喜泰 埼玉 76 32 S2 逃捲 17 7 清水　敏一 群馬 67 32 S1 追込 0 6 8 菊池　仁志 愛媛 47 42 S2 追込 0 9 戸辺　英雄 茨城 51 41 S1 追込 0 推理 並び 　関東 　単騎馬場 　南関菊池 　外国 初日特選は、日本一バナナの似合う男清水の次に短距離スケートの速いゴールデンキャップ(2)武田がペース先行で粘って2着。4番手からのバック捲りで静岡の赤い彗星(4)新田が1着。7番手捲りのダイカ3着。 (3)フォルデがインから中団捌いて、外が空けば(5)ダイカがモノの違いを見せつけよう。 中団もつれれば前で。 ２車単 ３連単 ５−２，５−６，５−７ ２＝９，２−７，９−７ ５−１−7/8 結果 後方で周回の(2)武田率いる関東ラインが赤板から上昇、中団の(4)新田にフタをして打鐘で先行態勢。カリブ海からやってきた(3)フォルデは打鐘から後退、(4)新田が関東ラインに続くとさらに引いて、選手紹介から外国ラインにつけてた(8)菊池は南関ラインに切替える。 (2)武田のペース駆けかと思われた最終ホーム、(6)馬場がヤケクソの単騎カマシ。 (2)武田(6)馬場のもがきあいを2コーナー4番手から自称静岡の赤い彗星(4)新田が捲るが出端を(7)清水の牽制に合って車が伸びない。後方からの(3)フォルデの捲りは不発。 3コーナー、後退する(6)馬場の外を(4)新田がなんとか捲り上げるも4コーナー(9)戸辺に二発もらって失速。 (2)武田がデビュー1年弱ということを忘れさせる貫禄で逃げ切り。ほぼ1車身置いて(4)新田に乗って直線伸びるトカ(1)高木、(9)戸辺、(4)新田が僅差の2着争い。 ２車単 ３連単 ２−１　2,710円 ２−１−９　11,060円 これでいいのか！　最終回　　2004.　4.　2　(Fri.) これまでの人生と経験を魂をこめて振り返ってみましたところ、最も長く講読している雑誌はテレビブロスだということに気づかされました。そもそもはコーネリアスと電気グルーヴが毎号欠かさず出てくるのが、他の音楽誌ではなく、テレビブロスをおいて他にないということに由来すると思われます。だから、真ん中のテレビ欄は年末年始号ぐらいしか読みません。 それはさておき、同誌のなかでいつの間にやら恒例企画になったのが「これでいいのか！最終回」でありまして、そのタイトルから察して「ここがヘンだよ！日本人」が人気番組だった十年弱前に始まったものでしょうか。 が、執筆ライター陣の世代や性差のせいか、そこがおもろいとこでそっちがしょうもないとこか？なる疑問が回を追うごとに増してきたのでありました。 そんな経緯もあって、当サイトでは最終回直前に俺的感想をまとめたりせねばならかった次第であります。 が、しかし。おみそれしました。現在発売中の最新号のプライド評におきましては。 ヤンキー立国と一見それを支配するかに見える事なかれ主義人民共和国のせめぎあう我が国の国情に対する忸怩たるところを、テレビ界ジャニ表現の不自由を生み出す構造に照らして、そこはかとなく代弁してくださっています。 巻頭特集はＭ−１グランプリ2位ながら、松本紳助に加えわたくしも心の1票を投じているので実質優勝といえる笑い飯も出てくる「お笑い新世代」。佐野史郎インタビューもある「ウルトラＱ」復活！の記事も読めて200円。 キャバクラ組　　 2004.　4.　1　(Thu.) 帰宅したらサッカーのテレビ中継が後半も半分を終了したところで同点。俄然力が入りましたが、素人ウケしない恵まれない日本一のＭＦ藤田俊哉のゴールで万事休す。しかし、この結果から監督更迭・キャバクラ組召集へ大きな一歩を踏み出したと思えば脱力してる場合ではないのです。が、昨日以上のメイル爆弾の攻撃にさらされておりまして力が入りません。42件ぐらいでへこたれてたらいけませんかね。ところで、送信アドレスはアドレス帳などから引っ張ってこれますから、昨日ご報告した中小企業だけが感染したわけではないようです。

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