西武記(2004/09/16-)
[日報録に戻る] [イマケイTOP] imakeiTop
line 1 2 3 4 5 6 7 8 9
やりにげコージー   2004. 9. 30 (Thu.)

テレビ東京系の今田東野バラエティ番組「やりにげコージー」がスペシャル企画「東野マジ水泳&ポロリ」ということで、どうせ東野の金玉ポロリとかやろうと思いつつ視聴しました。
芸能界一水泳が速いと豪語する東野に、リットン調査団など仕事の少ないお笑い芸人が挑戦するという趣向。ハーフタイムコーナーの騎馬戦でポロリはありましたが、画像処理。そんなことより特筆すべきは53歳でエントリーの西川のりお師匠。パンツをずらしてのケツほり出し泳法で隣のコースのやつを笑かすという作戦で見事予選通過。
決勝は、ルミネとかでピンでやってるらしい誰も知らない人の優勝で東野2位敗退。

line
金八   2004. 9. 29 (Wed.)

来月からの連続ドラマの目玉になるかどうかは疑わしいところですが、またまた3年B組金八先生をやるみたいです。それでかどうかわかりませんが、時間調整で過ごした喫茶店「明石屋」で金八を話題にする隣の席のサボり中サラリーマン二人組みのお話を拝聴することができました。
何でも、一方の四十前と思しきおっさんが1回目の金八に出てた、というか写ってたそうな。毎回冒頭のタイトルバックで荒川沿いを歩く金八の横で野球をしている背番号2番が彼だそうであります。中学野球部で動員がかかってエキストラとして参加したそうな。かれこれ25年ほど前のことになるのでしょうか。今やその2番の野球少年もよっちゃん並みの体格。

line
近鉄   2004. 9. 28 (Tue.)

近鉄オリックス最終戦が星野のセカンドゴロであっけなく終わってしまいましたが、何故テレビで全国中継されなかったか理解に苦しみます。ストライキ騒動の余勢をかって、多くの視聴者をひきつけただろうに。しかも、これまで世間の耳目を集めたゲームにおいて、近鉄はことごとく球史に残る熱戦をやってきました。平野のバックホーム以来。まぁ、5回か6回ぐらいではありますが。
阿波野を擁してスンナリで終わりそうだった日本シリーズにおいても、正義と真実の人・加藤哲郎による「ロッテ以下」発言をはさんで最終第7戦までもつれさせたことがあったというのに。

line
座布団   2004. 9. 27 (Mon.)

大相撲秋場所は終盤、横綱朝青龍が連敗して、連日座布団がアホほど投げられました。たまたまこの数日だけ大相撲を見た人がいれば、いつも結びの一番が終わったら座布団を投げるものだと思うかもしませんね。
また、テレビを見ている我々のために、正面側の客は実況アナや解説の親方を狙って座布団を投げることで臨場感を高めてもらいたいものだと願います。

line
LIVE CRAZY(DOMINO88)   2004. 9. 26 (Sun.)

前作のジャケットデザイン担当浦沢直樹画伯に君たち一発録りがいいんじゃないと指摘されたドミノ88の新作ライブ盤。いみじくも浦沢画伯予言的中の過去最高傑作。さらに今ならタオルつきで1,500円+税の超お買い得価格。
しゃべりも収録されててこれが長いですが、じゅうぶん笑えるし、3回目ぐらいからはしゃべりトラックを飛ばして聴いてもいいでしょう。
あと、ドミノを聞く度気になる英語詞ですが、イングランド中流階級やアメリカ東部WASPの英語だけが英語ではないということも感じいることができます。

line
スト決行   2004. 9. 25 (Sat.)

15番ゲート球史に残るプロ野球選手会によるストライキ決行当日、ひょっとしたらこっそりやってるんちゃうか?という疑問を拭い得ず、オリオン賞終了後、神宮球場に急行。信濃町駅からの道中、やはり同じ思いらしい阪神ファンの格好をした人を5人ほど見かけましたが、皆さんあきらめて球場を後にする人ばかり。
プロ野球の試合開始予定時刻になっても、慶應が打ち過ぎたおかげで、六大学野球の第二試合、立教対法政戦が行われていました。

正面入口
センターからレフト、三塁側と人気のない外周を歩いてホーム側に出てみれば、古田の出待ちか?報道の方が多数詰め掛けておられました。客も十数人。が、一目でそれと分かるのは署名集めの近鉄ファン。
百年ぶりぐらいで明治に勝った東大が

神宮に来たのは90年か91年に先発のマイク仲田が3回ぐらいまでに5点ぐらい取られて球団ワースト新記録の10連敗を達成したゲーム以来。野村と星野に諭されて改心する前の久万オーナーが中村中間管理職監督を擁して一人もものにならなかった高卒ルーキーをドラフト1位で獲得していた時代。ある意味V9暗黒時代よりも性質の悪いナベツネ暗黒時代が幕を開けた頃合です。メークドラマ監督も完全に一線を退かれ、ようやく晴れてプロ野球を楽しめる時代が、またやって来そうで何よりかと思うのであります。

line
第47回オールスター競輪回想録   2004. 9. 24 (Fri.)

神山−後閑という既視感漂う結果に終わり、表彰式で上田知事から尚一層の競輪事業の発展に全力で取り組むとどこまで本気かわからない祝辞を頂戴した第47回オールスター競輪。自宅最寄り駅から直通電車で16分という地元開催でしたので6日開催のうち4日通うことができました。で、去年1年間の合計と同じぐらい払戻所に通う幸運に恵まれたのですが、ほとんど儲かっていないのは、偉大な村上が3着3着4着4着だったからによるものと思われます。

あと、横田が離れなかったら市田=横田かも、という忸怩たる思いがないわけでもないですが、直線のスピードの違いをナマで見てたんであきらめもつこうかというものです。が、ハタと思い出したのが、吉岡−神山で決まった数年前の西武園ダービー。
岡崎を使ってバックから緩〜い番手捲りで出た吉岡に神山が1/8車輪差ぐらいおよばず!というレース。裏なら買ってました。あのときは神山ライン3番手を回るはずだった切替大魔王スズマコが前を取って引かせてもらえず、レースが動き出してから7番手を神山に譲らず追走。神山が8番手になったがためにおよばなかったのでありました。そんなわけで横田がいたら、直線短い西武園だけに、という気がふつふつと湧いては消えるのであります。

最終日の第1レース。西武園競輪場すぐそばにお住まいの波潟選手が入線後、1着選手がするように手を挙げ、大歓声に応えてらっしゃいましたが、写真判定の結果2着で大爆笑。これも西武園ダービーのときにはボルサリーノ安福選手がやっていた芸当で、歴史は繰り返されるのかもしれません。

屋内からの庭園鑑賞を邪魔するものは去れところで、書院造建築期、壁や障子にフレームを切り取らせた庭園を絵画のように鑑賞するという文化が発達したのですが、まさしくそのような方法で競輪競走を観戦する親爺さんがいました。せっかく本場に来ているのに、モニターしか見ない親爺はどこにでもいますが、この親爺さんはホームの直線しか見ていませんから乙なものです。
幸運 競輪観戦術

line
第47回オールスター競輪[G1]決勝   2004. 9. 23 (Thu.)

11R 中部だったらこうはしなさそうな北日本のまっとうな並び
 
選手
 
登録
 
脚質
こう戦う
1 1 伏見 俊昭 福島 75 28 S1 捲逃 8 4人で結束。自分が先頭で頑張りたい
2 2 神山雄一郎 栃木 61 36 S1 自在 1 自分の押さえ先行はない。流れに応じて自在に
3 3 市田佳寿浩 福井 76 29 S1 捲逃 9 稲垣君を信頼して。最終的にいい位置にいられれば
4 4 横田 努 熊本 69 32 S1 追捲 1 熊本籍で最後のオールスター。近畿の3番手から
5 齋藤登志信 山形 80 31 S1 自在 2 伏見君−慎太郎君の3番手固める
5 6 榊枝 輝文 福島 79 28 S1 自在 5 前が3人ともしっかりしてるので離れないように。切替はできない
7 後閑 信一 群馬 65 34 S1 追捲 2 神山さんがいるんで、しっかり援護して上位独占できれば
6 8 稲垣 裕之 京都 86 27 S1 逃捲 23 僕はチャレンジャーなんで胸借りて先行
9 佐藤慎太郎 福島 78 27 S1 追込 1 伏見さんにまかせてるんで、自分の仕事をするだけ
推理


並び
1956 北日本  27 関東  834 近畿横田


すでにグランプリ出走を決め五輪銀賞で満腹のゴージャス(1)伏見。後ろの人を勝たせていいやぐらいの気持ちで(8)稲垣の踏み出しに合わせてツッパリまたは好位に潜り込んで即発進。となると王者(2)神山に出る幕無し。あとは海軍仕込みの(8)稲垣が捨て身か命を大切にするかの問題。鬼軍曹村上の指揮下、前者を選択して(3)市田が朴訥からの脱却。(6)榊枝のイン進出要警戒。

 
2車単
 
3連単
3=4,3−1,3−9
3=6
 

結果
line

後攻めの(8)稲垣が赤板ホームから上昇すると、中団のゴージャス(1)伏見は引いて、前受けの王者(2)神山も誘導追走をやめスプリント状態。
最後方ラインとなったにもかかわらずゴージャス(1)伏見が後ろばかり見て、促されたように(6)榊枝がイン切りに上昇。ペースが上がって打鐘。
ゴージャス(1)伏見は慣れないイン切りで、(6)榊枝に続けず、いったん番手に入った(8)稲垣が2センターから再度踏み上げて先行態勢。
王者(2)神山が近畿ライン3番手に潜り込む。(4)横田が追い上げて(2)神山にショルダーアタックを見舞うが滑って落車の最終ホーム。
表彰式落車を避けてゴージャス(1)伏見が捲り返すが、3コーナーで(2)神山がブロックして不発。
3コーナーから(8)市田が番手捲りを放つが一息で、お見逸れしました!直線(4)横田がつけてても抜かれただろう勢いで王者(2)神山が追込んで5年ぶり4回目のオールスター制覇。(7)後閑が強面で朴訥(8)市田をインから交わして2着。

 
2車単
 
3連単
2−7 1,370円 2−7−3 6,150円

line

入場 12,878人 総入場 49,503人(対前年[一宮]127%)
売上 6,320,651,200円 総売上 23,575,853,800円
(対前年[一宮]95%)

line
第47回オールスター競輪[G1]準決勝   2004. 9. 22 (Wed.)

9R 神奈川の連係微妙
選手 登録 脚質
1 1 伏見 俊昭 福島 75 28 S1 捲逃 8
2 2 友定 祐己 岡山 82 25 S1 自在 6
3 3 稲垣 裕之 京都 86 27 S1 逃捲 22
4 4 細川 洋 神奈川 69 36 S1 追込 0
5 市田佳寿浩 福井 76 29 S1 捲逃 9
5 6 加藤 圭一 神奈川 85 26 S1 自在 4
7 平沼 由充 福島 83 28 S1 追込 0
6 8 澤田 義和 兵庫 69 31 S1 捲逃 7
9 小倉 竜二 徳島 77 28 S1 追込 0
推理


並び
29 中四国
17 福島
6 4 神奈川
358 近畿

捲りで勝ち上がった近畿の駆逐艦(5)稲垣の先行機会。(2)友定カマすか? 曲者(6)加藤がイン切りから番手を狙えば、(5)市田も朴訥に簡単には飛ばされぬところ。ゴージャス(1)伏見の動きに合わせて(2)友定発進。

 
2車単
 
3連単
2=3,2−1,2−9  

結果
line

豪雨の中、赤板ホームから(3)稲垣が上昇すると、中団に構えたゴージャス(1)伏見も合わせて踏み上げる。前受けの(2)友定が引いて、雷鳴とともに打鐘。
流す(3)稲垣後位に曲者(6)加藤が追い上げマーク。が、脱朴訥(5)市田が番手をキープして、ホームから(3)稲垣が雨中の先行。
後方から(2)友定が捲るが豪雨に阻まれ、3コーナー2番手付近までで不発。(9)小倉竜が(8)澤田をキメた(6)加藤をキメて近畿3番手にハマる。
イン進出の(9)小倉竜とバック捲りのゴージャス(1)伏見が迫って直線。(3)稲垣が逃げ切り、ゴージャス(1)伏見が2着に届き、(5)市田と(9)小倉竜が3着同着。

 
2車単
 
3連単
3−1 4,130円 3−1−5 10,460円
3−1−9 22,650円
line

10R 今度こそ王者
選手 登録 脚質
1 1 神山雄一郎 栃木 61 36 S1 自在 1
2 2 望月 永悟 静岡 77 27 S1 追捲 1
3 3 小嶋 敬二 石川 74 34 S1 捲逃 14
4 4 石毛 克幸 千葉 84 27 S1 捲逃 13
5 後閑 信一 群馬 65 34 S1 追捲 2
5 6 吉田 勇人 埼玉 86 25 S1 逃捲 12
7 山口 幸二 岐阜 62 36 S1 追込 2
6 8 出口 眞浩 神奈川 63 35 S1 追込 1
9 横田 努 熊本 69 32 S1 追捲 1
推理


並び
482 南関東
379 中部横田
615 関東

二次予選、逃げられなかったスイマー(6)吉田が主導権獲りに燃える。(3)小嶋社長と(4)石毛が中団を争えばそのまんま関東で。先捲りを王者(1)神山が止めれば、後から捲る方が有利な展開。ならば、(3)小嶋社長より(4)石毛要警戒。

 
2車単
 
3連単
1−5,1−4  

結果
line

打鐘で前団を叩いたスイマー(6)吉田がブン逃げ。(9)横田が関東ラインに切替え、(3)小嶋社長が5番手、7番手に(4)石毛で最終ホームを一列棒状で通過。
2コーナーから発進した(3)小嶋社長が近づく前に、王者(1)神山がバックから番手捲り。
後方からの(4)石毛の捲りは4着までで、そのまんま王者(1)神山−(5)後閑−(9)横田で入線。

 
2車単
 
3連単
1−5 630円 1−5−9 7,020円
的中
line

11R 兵藤が近畿3番手主張
選手 登録 脚質
1 1 村上 義弘 京都 73 30 S1 逃捲 21
2 2 佐藤慎太郎 福島 78 27 S1 追込 1
3 3 兵藤 一也 群馬 82 26 S1 追捲 0
4 4 鰐渕 正利 愛知 65 34 S1 追込 0
5 金田健一郎 大阪 60 37 S1 追込 0
5 6 坂上 樹大 石川 80 26 S1 捲逃 7
7 齋藤登志信 山形 80 31 S1 自在 2
6 8 榊枝 輝文 福島 79 28 S1 自在 5
9 深井 高志 東京 63 36 S1 追捲 1
推理


並び
64 中部
728 北日本
1539 近畿関東

決勝に近畿のマーク屋を残したくもある偉大な日本一の先行小僧(1)村上が打鐘過ぎのカマシで。何も考えずにインに潜り込み飛びつきはかる齋藤(7)登ス信が(3)兵藤の邪魔をすれば近畿両者。(3)兵藤が3番手スンナリの場合は逆転も

 
2車単
 
3連単
3−1 1−3=5

結果
line

後方待機の偉大な(1)村上が打鐘でカマシ気味に行くかと思いきや、前受けの(6)坂上が番手に飛びつき、仕方なく緩めてからホーム先行。3番手の(3)兵藤も追い上げ、3車並走も最終的に(3)兵藤が番手を奪取し、バックで(5)金健(6)坂上落車の憂き目。
落車を避けて勢いがついたのか、齋藤(7)登ス信が上がり11.1秒の好タイムで捲り、マーク(2)慎太郎が2着。さらにあろうことか(8)榊枝まで微差、スピードバンクで分の悪い(1)村上を押さえての3着で北日本で上位独占の悪夢。

 
2車単
 
3連単
7−2 1,950円 7−2−8 10,240円

line
第47回オールスター競輪[G1]
二次予選  
2004. 9. 21 (Tue.)

8R 五輪選出モレ矢口が鼻血の入れ込み
選手 登録 脚質
1 1 小嶋 敬二 石川 74 34 S1 捲逃 13
2 2 小橋 正義 新潟 59 37 S1 追込 0
3 3 榊枝 輝文 福島 79 28 S1 自在 5
4 4 茂木 和臣 埼玉 63 35 S1 追込 0
5 望月 永悟 静岡 77 27 S2 追捲 1
5 6 高谷 雅彦 青森 67 33 S1 捲逃 7
7 矢口啓一郎 群馬 86 24 S1 捲逃 11
6 8 飯尾 主税 静岡 81 25 S2 自在 7
9 鰐渕 正利 愛知 65 34 S1 追込 0
推理


並び
19 近畿
36 北日本
724 関東
85 静岡

一次予選、鼻血を出して発走を遅らせたうえ、後手踏んで後続に捨てられ最終バック9番手から捲って2着の(7)矢口が、平成の鬼脚(2)小橋に加え地元(4)茂木もつけてさらに敢闘精神が奮い立つところ。鼻血の勢いで打鐘先行。(1)小嶋社長が届くか?

 
2車単
 
3連単
2−7,2−4,2=1  

結果
line

あろうことか、(2)小橋千切れる。打鐘で前団を押さえに鼻血(2)矢口が踏み込むと、平成の鬼脚(2)小橋千切れる。番手にハマった(1)小嶋社長がバック捲りで余裕の1着。千切れると言えばこの人(9)鰐渕が逆に千切れず、追い上げて(8)飯尾と並走していた(2)小橋−(5)望月で追走。直線伸びた(5)望月と最後まで千切れなかった(9)鰐渕の2着同着。

 
2車単
 
3連単
1−5 830円
1−9 380円
1−5−9 3,930円
1−9−5 1,690円
line

9R 荒井対永井
選手 登録 脚質
1 1 三宅 伸 岡山 64 35 S1 捲追 1
2 2 佐藤慎太郎 福島 78 27 S1 追込 1
3 3 荒井 崇博 佐賀 82 26 S1 捲逃 14
4 4 深井 高志 東京 63 36 S1 追捲 1
5 加倉 正義 福岡 68 33 S1 追捲 0
5 6 永井 清史 岐阜 88 21 S2 逃捲 11
7 阿部 康雄 新潟 68 37 S1 追込 0
6 8 坂上 樹大 石川 80 26 S1 自在 7
9 齋藤登志信 山形 80 31 S1 自在 2
推理


並び
687 中部阿部
351 九州伸
924 北日本深井

ダッシュ力と顔の長さで新鋭(6)永井にかなわないハリネズミ(3)荒井が捲りに構えて一網打尽。仕掛けが早いと3番手からヌーボーと(1)三宅伸が伸びる。また、(8)坂上弟が動いて混戦になれば馬鹿武者(2)慎太郎が齋藤(9)登ス信を捨てて。

 
2車単
 
3連単
5−3,5=1,5=2
2=8,2=7
 

結果
line

あろうことか、(6)永井を逃がしたハリネズミ(3)荒井が、カマして叩こうか中団獲りか思案しながら最終ホーム通過。結局、4番手を獲るが車間が開いて第2先行。齋藤(9)登ス信がイン捲りで4番手まで進出して3コーナーから捲って1着。追走(2)慎太郎2着で、(6)永井マークから抜け出した(8)坂上3着。

 
2車単
 
3連単
9−2 1,850円 9−2−8 15,900円
line

10R 中部連係微妙
選手 登録 脚質
1 1 山田 裕仁 岐阜 61 36 S1 捲逃 2
2 2 伏見 俊昭 福島 75 28 S1 捲逃 8
3 3 細川 洋 神奈川 69 36 S1 追込 0
4 4 澤田 義和 兵庫 69 31 S1 捲逃 7
5 兵藤 一也 群馬 82 26 S1 追捲 0
5 6 栗田 雅也 静岡 84 25 S1 逃捲 18
7 松岡 彰洋 三重 69 34 S1 逃捲 12
6 8 池田 智毅 和歌山 68 34 S1 追込 0
9 森田 進 埼玉 57 39 S1 追込 0
推理


並び
29 東
7 1 中部?
5 兵藤好位狙い
48 近畿
63 南関東

一次予選、鼻血の矢口を捨てて自力で活路を開いた(5)兵藤がハナから五輪帰りのゴージャス(2)伏見を捨てて独自の戦い。帝王(1)山田後位か? ジタバタ(7)松岡が単騎になったら同期の元輪界一のハンサムガイ(4)澤田がつけるかも。一方、ゴージャス(2)伏見が先行意欲高そうな関取(6)栗田ラインに乗るとなれば、大混戦のように見えて、大きく二分戦。
最終ホームでゴチャつく後続を尻目に先手ラインから。

 
2車単
 
3連単
3−6,3=2,4=7  

結果
line

あろうことか、関取(6)栗田が打鐘先行の構えを見せるが、(7)松岡はまったくジタバタせず9番手のまま。終始、南関ラインに続いた(5)兵藤が3コーナーから捲って1着。7番手となるも2コーナーから捲ったゴージャス(2)伏見が3コーナーから(5)兵藤追走の形となって2着。番手から抜け出す(3)細川をとらえた(4)澤田が3着。

 
2車単
 
3連単
5−2 1,850円 5−2−4 22,790円
line

11R 誘導は公人休みで高野淳一。岡部が近畿3番手主張
選手 登録 脚質
1 1 前田 拓也 大阪 71 30 S1 追捲 0
2 2 岡部 芳幸 福島 66 33 S1 捲追 3
3 3 吉岡 稔真 福岡 65 34 S1 捲逃 3
4 4 佐久間仙行 東京 62 35 S1 追込 0
5 稲垣 裕之 京都 86 27 S1 逃捲 21
5 6 稲村 好将 群馬 81 29 S1 追込 0
7 横田 努 熊本 69 32 S1 追捲 1
6 8 吉田 勇人 埼玉 86 25 S1 逃捲 12
9 平沼 由充 福島 83 28 S1 追捲 0
推理


並び
37 九州
846 関東
51 近畿
29 福島

元海兵と元競泳選手のマリン対決。
元海兵・近畿の駆逐艦(5)稲垣先制の場合、不動心(3)吉岡に合わせて(2)岡部が出て直線(9)平沼。
元・競泳選手(8)吉田先制の場合、1コーナーから捲る(5)稲垣が3コーナーで前団捕らえて、外踏む(2)岡部よりコースが開きそうな(9)平沼。無理?

 
2車単
 
3連単
9−2,9−3,9−1
9−4,9−5
 
応援車券;佐久間師匠 4−1,4−2,4=5,4−8

結果
line

あろうことか、不動心(3)吉岡がホームから成行き先行。3番手(5)稲垣のバック捲りが決まる。(3)吉岡追走(7)横田が切替え2着。インを上昇した(8)吉田が3着で(9)平沼は4着まで。

 
2車単
 
3連単
5−723,160円 5−7−8 390,320円

line
第47回オールスター競輪[G1]
二次予選  
2004. 9. 20 (Mon.)

9R 南関勢の折合い微妙
選手 登録 脚質
1 1 市田佳寿浩 福井 76 29 S1 捲逃 9
2 2 鈴木 誠 千葉 55 39 S1 追込 0
3 3 中川誠一郎 熊本 85 25 S1 逃捲 18
4 4 浦山 一栄 東京 72 32 S2 逃捲 18
5 小野 俊之 大分 77 28 S1 追込 0
5 6 小沼 良 埼玉 68 33 S1 追込 0
7 金田健一郎 大阪 60 37 S1 追込 0
6 8 出口 眞浩 神奈川 63 35 S1 追込 1
9 川口 満宏 東京 58 37 S1 追込 0
推理


並び
17 近畿
3582 九州南関
496 埼京 

(3)中川の力。(4)浦山の抵抗で踏み合いになれば(1)市田が朴訥に捲るが、切替えた天下布武(5)小野が追込む。

 
2車単
 
3連単
5−3,5−1,5−9  

結果
line

周回は近畿−埼京・出口−九州・魔王(2)スズマコ。(3)中川が上昇すると、(4)浦山はすぐに引き、中バンクで警戒する(3)中川およびその前の近畿ラインを叩いて打鐘先行。中団を脱・朴訥(1)市田がせしめ、切替切替の(8)出口が近畿3番手で最終ホーム通過。
2コーナーから捲った(1)市田が3コーナーで早前団を飲み込み、直線(7)金健がとらえる。(8)出口が3着に流れ込み。

 
2車単
 
3連単
7−1 2,460円 7−1−8 16,800円
line

10R 混戦
選手 登録 脚質
1 1 太田 真一 埼玉 75 28 S1 捲逃 7
2 2 坂上 忠克 石川 71 30 S1 自在 6
3 3 神山雄一郎 栃木 61 36 S1 自在 1
4 4 郡山 久二 大阪 55 40 S1 追込 0
5 山口 幸二 岐阜 62 36 S1 追込 2
5 6 加藤 圭一 神奈川 85 26 S1 自在 4
7 村上 博幸 京都 86 25 S1 捲逃 15
6 8 眞原 健一 神奈川 69 31 S1 追込 0
9 後閑 信一 群馬 65 34 S1 自在 2
推理


並び
25 中部
139 関東
74 近畿
68 神奈川

強面(9)後閑もついて先行しなければならない雰囲気の(1)太田が行けば、(2)坂上、(7)村上弟の捲り合戦。曲者(6)加藤が飛びつくだけに、王者(3)神山も自分のことで精一杯か? (1)大田が逃げ切ったグランプリみたいな大立ち回りを演じれば復調した強面(9)後閑の伸び脚。
兄貴の手前、(7)村上弟が逃げれば、番手奪取の南関、そのスグ後の中部の混戦から、(1)太田が7番手からいいとこまで行ければ王者(3)神山。

 
2車単
 
3連単
2−9,9−3,7=9
6=2,6=3,6−7
 

結果
line

周回は近畿−中部−関東−神奈川。まず、(6)加藤が上昇すると、続いた(1)太田が前団を叩いて打鐘。(6)加藤が粘ろうかどうしようかと思案中に、(2)坂上兄がカマシに来て、最終ホーム手前から(1)太田が踏み込む。
ホーム、2センター、最終バックと王者(3)神山がボディアタックを浴びせるが(2)坂上兄がアウト並走で粘る。ようやく3コーナーで何発目かをもらって後退。今度は(7)村上弟のバック捲り。これも王者(3)神山が4コーナーで止める大立ち回りを演じて、直線(9)後閑が強面で中割強襲。混戦耐えた(5)山口兄が3着流れ込み。

 
2車単
 
3連単
9−3 1,370円 9−3−5 6,740円
的中
line

11R 誘導はまたまた伊藤公人
選手 登録 脚質
1 1 高木 隆弘 神奈川 64 35 S1 追込 0
2 2 村上 義弘 京都 73 30 S1 逃捲 20
3 3 小倉 竜二 徳島 77 28 S1 追込 0
4 4 友定 祐己 岡山 82 25 S1 自在 6
5 石毛 克幸 千葉 84 27 S1 捲逃 13
5 6 佐々木健司 青森 76 30 S1 追込 0
7 稲村 成浩 群馬 69 32 S1 自在 8
6 8 廣川 貞治 東京 61 36 S2 追込 0
9 内林 久徳 滋賀 62 40 S1 追捲 0
推理


並び
43 中四国
51 南関東
78 関東
296 近畿佐々木

ドリーム賞の偉大な日本一の先行小僧(2)村上の先行を見た(4)友定、(5)石毛は4着十分の捲り追込みに徹するか。こんな中途半端な自在屋になるとは思わなかった(7)稲村が近畿ライン3番手を狙おうが、あわよくば番手で琵琶湖の豊悦(9)内林と戦うリスクは冒すまい。

 
2車単
 
3連単
2−9 2−7−9

結果
line

周回は、中四国−南関−近畿・佐々木−関東。こんな中途半端な自在屋になるとは思わなかった(7)稲村が赤板ホーム手前から上昇、続いた(2)村上が打鐘で前団を押さえると(7)稲村が番手で粘る。
最終ホームから(2)村上が踏み込み、2コーナーから(4)友定発進。番手戦は琵琶湖の豊悦(9)内林が最終バックで(7)稲村をキメるが、逃げる(2)村上との車間が開いてしまう。
(4)友定が開いた車間を詰めた勢いで(2)村上に並ぶ2センター、(2)村上自らアウトにふくらんで牽制。あおりを食らった(5)石毛が山おろしで直線突きぬける。粘る偉大な(2)村上を捕らえて(4)友定が2着。

 
2車単
 
3連単
5−4 5,440円 5−4−2 22,570円

line
第47回オールスター競輪[G1]
ドリーム賞  
2004. 9. 19 (Sun.)

選手も客も若手の台頭なし
11R 誘導は本日も伊藤公人
選手 登録 脚質
1 1 山田 裕仁 岐阜 61 36 S1 捲逃 2
2 2 吉岡 稔真 福岡 65 34 S1 捲逃 3
3 3 伏見 俊昭 福島 75 28 S1 捲逃 8
4 4 小野 俊之 大分 77 28 S1 追込 0
5 小橋 正義 新潟 59 37 S1 追込 0
5 6 小嶋 敬二 石川 74 34 S1 捲逃 13
7 神山雄一郎 栃木 61 36 S1 自在 1
6 8 佐藤慎太郎 福島 78 27 S1 追込 1
9 村上 義弘 京都 73 30 S1 逃捲 23
推理


並び
75 関東
61 中部
2 不動心単騎
38 福島
94 村上小野

偉大な日本一の先行小僧(9)村上が押さえて駆けようとするところに、カマシで挑むのが(6)小嶋社長かゴージャス(3)伏見か。よしんば踏み遅れても天下布武(4)小野の捌きで3番手から(9)村上が二の脚で。村上ライン3番手につけてそうな王者(7)神山−平成の鬼脚(5)小橋の関東勢要警戒。

 
2車単
 
3連単
9=4,4−7,4−5
9−7,9−5
 

結果
line

周回8番手の(9)村上が赤板ホーム手前から上昇、6番手のゴージャス(3)伏見が続き、前受けの(6)小嶋社長を押さえる。打鐘、引いた(6)小嶋社長が3番手で粘る構え、アウトのゴージャス(3)伏見はいつでもカマすぞ、の構えで、2センターからの山おろしで一気に偉大な日本一の先行小僧(9)村上発進。
インから先行を試みた(6)小嶋社長が引いて3番手を確保すると、福島勢が4,5番手で帝王(1)山田が連結をはずす。
どん尻となった不動心(2)吉岡が1コーナー過ぎから、連結はずした帝王(1)山田がバックから捲るが大不発。
3コーナーから発進した(6)小嶋社長を天下布武(4)小野が4コーナーで飛ばして、払戻機に並ぼうかとしたら、2センター発進の若武者(8)慎太郎が直線突き抜ける。
粘る(9)村上を(4)小野が追込み2着。

 
2車単
 
3連単
8−4 7,790円 8−4−9 31,430円

line
第47回オールスター競輪[G1]
オリオン賞  
2004. 9. 18 (Sat.)

えっスズマコが? 往年の実績と東出追悼票で大目に見てやる。
11R 誘導は西武園ダービーでも引っ張ってた伊藤公人
選手 登録 脚質
1 1 岡部 芳幸 福島 66 33 S1 捲追 4
2 2 小倉 竜二 徳島 77 28 S1 追込 0
3 3 山口 幸二 岐阜 62 36 S1 追込 2
4 4 太田 真一 埼玉 75 28 S1 逃捲 8
5 市田佳寿浩 福井 76 29 S1 捲逃 9
5 6 鈴木 誠 千葉 55 39 S1 追込 0
7 荒井 崇博 佐賀 82 26 S1 捲逃 15
6 8 齋藤登志信 山形 80 31 S1 自在 2
9 高木 隆弘 神奈川 64 35 S1 追込 0
推理


並び
81 北日本
6 切替大魔王
72 西
53 中部近畿 
49 競輪学校  

伸び悩みまくりの若手起動型の中でなんとか肥ったハリネズミ(7)荒井がオリオン選抜。(4)太田がどうあがこうと先行でも捲りでも頭有力。年寄りマーカー陣を寄せつけまい。(7)荒井ライン3番手を主張し脱・朴訥をはかる(5)市田が無風で回れれば逆転も十分。(4)太田の捲り追込みも多少要警戒。

 
2車単
 
3連単
7−2,7−4,7=5  

結果
line

選手紹介で切替大魔王(6)鈴木も(7)荒井ライン3番手に来たせいか、(5)市田が朴訥にS取って前受け。赤板ホームを前に後方から上昇したハリネズミ(7)荒井が3番手の(4)太田にフタをして打鐘。
鐘の音を聞いて(5)市田を叩いた(7)荒井が先行態勢。続いた齋藤(8)登ス信のカマシを察知して、最終ホーム手前から(7)荒井が踏み上げると、4番手で(5)市田を(1)岡部が決める。中部の司令塔になるためにはアウトに浮いた齋藤(8)登ス信を入れてやるかどうしようか逡巡する1コーナー過ぎから(4)太田が巻き返し。3コーナーで(2)小倉竜に並ぶとこまで行くがそこまで。
4コーナーを立ち直って(7)荒井−(2)小倉竜でそのまんま。インを突っ込む切替大魔王(6)鈴木を僅差押さえて(4)太田が3着。

 
2車単
 
3連単
7−2 1,080円 7−2−4 12,180円
的中

line
2004. 9. 17 (Fri.)

8月半ばから出だした咳が治りません。風邪や慢性鼻炎が奥の方に行ったときの湿った咳ではなく乾いた咳が続く症状でして、気にならないわけではないのですが、医者に行っても「タバコをやめろ」のひと言で片付けられては不本意なので、タバコをやめてから医者に診てもらおうかと思っていますが、それでは何年先になるかわかりません。
あと、気がかりなのは、このまま死に至る病が悪化して死んでしまった場合、いっしょに世に出た仲間たちが仲違いをやめて一同に見送ってくれるか?という問題。不幸中の幸い、知り合いにフミヤートとかをやってる人間はいません。

line
思想なんかいらない生活(勢古浩爾/ちくま新書)
2004. 9. 16 (Thu.)

飲み屋でインテリ団塊リーマン親爺にからまれたような読後感を残す一冊。
著者が前書きで言うには、「ふつうの人々の生き方を擁護する」ために思想・批評・哲学の分野で偉そぶってる(風に見える)「インテリ」の揚げ足をとりまくります。とくに第4章では竹田・加藤・橋爪・小浜といったよくしゃべりそうな団塊親爺、蓮見・柄谷の野球評論家、大澤・福田といった団塊親爺と話の合いそうな次世代、中島・永井・池田の売れる哲学に姜と副島の揚げ足とりを面白おかしく読ませてもらえます。が、わたくしが思うに、単に今村仁司一人を取り上げてそれに似てるところがあったらダメですよ、で十把一絡げにできると思うのですが、どうでしょう?
それはともかく、団塊親爺にクダまかれても不快にはならないのは、ボヤキ漫才の人生幸朗師匠みたいに芸になってるからだと思われます。
終盤は、著者ご自身の仕事の労苦や、沖仲士の思想家ホッファーと女工思想家ヴェイユを引き合いに出して、「自分」の「ふつう」の「生活」に届かない「思想」なんぞいらないと力説なさいます。

そうか? 疑問に思うところは大きく2点。
ひとつは、思想・批評・哲学を「役に立つ」という尺度でとらえて何になるか? 著者の揚げ足とりは概ね彼らの言葉が彼らのお座敷での閉じられた言語体系で語られていて、生活する我々に届かないということがあり、この点はたいへん評価しますし、俺様がかつてカントで読者を煙に巻いた中島を批判したのと同様です。が、それは方法論の問題であって、あるいは図版も一切無い文章だけでやってるというメディア論の問題であります。そもそもお役に立ってもらいたいと思って起こすものと思想・批評・哲学は土俵が違うと言わざるを得ません。

もう一点は人選。著者は吉本隆明だけは別格で例外的に唯一役立ったとあとがきでおっしゃってます。上に取り上げた人々と吉本の間には、思いつくだけでも丸山、栗本、浅田、中村、宮台、上野という欠落が見えます。上野俊哉は贔屓目かもしれませんが。あと、今村、山口はどうでもいいですが。また、外国人は? そんなわけで、血液型のものの本が自説を通しやすいデータだけを収集して編纂されるような嫌らしさを感じてしまうのです。
坊主憎けりゃ、で書きっぷりが齋藤美奈子っぽのもちょっと気になってきましたが。
とはいえ、世界との違和感もまた世界を認識する言語(あるいは言語によって構築された世界)で認識せねばならない窮状を生きる我々の、言語を生業にしてるくせに無頓着な仕事を(ちくま書房からも)量産する緩い仕事に対する苛立ち、そんな漠たるやな感じをボヤキ漫談にしてくださったという点で、いい仕事してくれましたね、おっさん、って感慨も無いわけではありません。

line
line 1 2 3 4 5 6 7 8 9
[日報録に戻る] [イマケイTOP]