野火記(2017/08/16-)
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A KIND REVOLUTION (Paul Weller)  2017. 8. 31 (Thu.)

a kind revolution1992年、裸一貫のソロから再スタートした後、つねに2年か3年おきに新作をリリースされてこられたウェラー師の最新作。全10曲におまけが3曲ついて2,457円+税。
20世紀末から今世紀初頭はアコースティックな世界にどっぷりつかられ老境の域かと思いきや、2005年のAs Is Now から活気を取り戻され、2008年以降は機械の力(DTMソフト)も借りて22 Dreams, Wake Up the Nation, Sonik Kicks とプチサイケでヴォリューミィな三部作を経て後、ベスト盤を出されてセミリタイヤかと思いきや、一昨年のSatterns Pattern 。機械の力を借りつつもぐっとまとまったサウンドとヴォリュームでいよいよセミリタイヤかと思いきや、さにあらず。またもや新作が届けられました。
実際には機械の力を借りてらっしゃるのかもしれませんが、あまりそう感じさせない音作り。冒頭1曲目はロックンロールなベースにオルガンサウンドが乗ってライブでたいへん盛り上がりそうな楽曲でスタート。
2曲目は前述のプチサイケな三部作時代を彷彿させるのですが、3曲目以降はエレピ多め。ライブではエレピのコーナーは盛り下がりがちなのですが、三部作時代に多かった3分前後の短い楽曲は少な目で1曲1曲聴かせるつくりに作りこんでおられます。それだけに手数の多いホワイト兄のドラムやタルボットの粋なキーボードが入ってたらもっとよかったのにとどうしてもスタイルカウンシル期が恋しくなる微妙な快作です。とくにスタイルカウンシル末期のハウスサウンドに近い8曲目「One Tear」には歌詞に政治性も垣間見られ、かつボーイ・ジョージのヴォーカル入り。

100分de名著「野火」
(島田雅彦/NHK出版)  2017. 8. 30 (Wed.)

野火先日塚本監督の映画「野火」を拝見したものの、田村一等兵の内省には一切触れないつくりに「原作を読め」ということか?なる感想を抱きまして、まだ原作は読んでないもののちょうどNHKでやってた100分de名著は全4回拝見しました。
これまで島田雅彦が解説してくれてたのですが、最終回は塚本監督も登場。朗読の岩井秀人が演じてた映像化部分も塚本作品から引用されてました。それもテレビでやるにはきわどいかなりいい場面の引用。見逃してたら是非再放送をご覧ください。
最終回を待ちきれずテキスト(524円+税)も買ってしまいました。
終末部では岩井も読んでた復員後の田村一等兵の呪怨の言葉が引用されています。

この田舎にも朝夕配られてくる新聞紙の報道は、私の最も欲しないこと、つまり戦争をさせようとしているらしい。現代の戦争を操る少数の紳士諸君は、それが利益なのだから別として、再び彼等に欺されたいらしい人達を私は理解できない。恐らく彼等は私が比島の山中で遇ったような目に遇うほかはあるまい。その時彼らは思い知るであろう。戦争を知らない人間は、半分は子供である。

これを受け、島田は現代の状況に次のように言及されます。

田村一等兵が ― すなわち、大岡昇平がこのように苦言を呈するとき、「国益のため」「ならず者から日本を守るため」と単純かつ根拠のない理由から戦争を煽る人々の悪相が浮かびます。彼らは反戦を唱える人々を一方的に「平和ボケ」と決めつけたがりますが、戦争を遂行する国家に加担することがどれだけ危険か考えたこともない人の方がはるかに「平和ボケ」しています。憲法を破壊してまで戦争をしたがるスーツ姿の「子ども」は、今からでも遅くはないので、『野火』を読むべきでしょう。

ややもすると痛快なところを引用してしまいましたが、本作を単に戦争文学、反戦ものとするには、あまりに深く、大きいテーマが内包されているというところも繰り返し述べておられます。スピノザ的神学的道徳観。それゆえ、
大岡が命がけで会得した道徳の前では、不道徳な政府が主導する道徳教育、愛国教育など悪い冗談でしかありません。
とも述べておられます。

小田原記念[北条早雲杯争奪戦]決勝  2017. 8. 29 (Tue.)

12R 関東分かれる
選手 登録 脚質
1 1 渡邉 一成 福島 88 34 SS 捲逃 3
2 2 神山雄一郎 栃木 61 49 S1 追込 0
3 3 山中 秀将 千葉 95 31 S1 捲逃 7
4 4 渡部 哲男 愛媛 84 37 S1 追込 0
5 高橋 陽介 青森 89 35 S1 捲逃 6
5 6 河村 雅章 東京 92 34 S1 自在 10
7 岩津 裕介 岡山 87 35 SS 追込 0
6 8 山岸 佳太 茨城 107 27 S2 逃捲 19
9 渡邉 晴智 静岡 73 44 S1 追込 0
推理


15 北日本
39 南関東
74 瀬戸内
82 茨栃
6 河村単騎

力上位双葉町から世界と戦う(1)渡邉が負けられない一戦。後方からでも残り1周で決着つけよう。
波乱あるとしたら、(8)山岸が逃げ渋って(1)渡邉先行の場合。

 
2車単
 
3連単
5−1,5=8 1−5−3/7

結果
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後ろ攻めの捲りヒゲ(3)山中が青板ホームから上昇開始。赤板ホームで前受けの双葉町から世界と戦う(1)渡邉が引き、南関に続いた日に日に強くなってる(8)山岸が前団抑えて先行態勢。四角い(7)岩津が続く。
8番手まで下げた(1)渡邉が内をすくった打鐘から(8)山岸ペースアップ。(3)山中を飛ばして中団5番手せしめた(1)渡邉だったが最終ホームを過ぎても動かず。2コーナーから(7)岩津が先捲り。バックから(1)渡邉も捲るが一息
直線、瀬戸内勢の猛追を1/8車輪振り切って(8)山岸逃げ切り記念初優出初優勝。王者(2)神山は内に詰まって、(7)岩津をタイヤ差交わして(4)渡部ショージが2着。

 
2車単
 
3連単
8−4 31,490円 8−4−7 186,960円

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入場 3,403人 総入場 12,111人
(対前年94%)
売上 1,416,558,600円 総売上 5,331,923,900円(対前年94%)

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BABY DRIVER  2017. 8. 28 (Mon.)

たまにテレビでやってるハリウッド大作とかをちらとでも見てしまうと、一流管弦楽団による説明過多なBGMベタ張りに見ている方は馬鹿にされてるような気になります。実際馬鹿にされてるというかそういうレベルに合わせないとハリウッド大作としてペイできないわけで致し方ないともいえるのですが、あえてそういう作風の逆を行く快作登場。
オタク監督が先日のフジロックに来ていてとくにコーネリアスのステージについて多くツイッターにあげてたということで信頼に足ると判断して各種割引を駆使して1,100円で鑑賞してきました。
発進はつねにフルスロットルな天才ドライバーの逃がし屋が主人公なのですが、冒頭The Jon Spencer Blues Explosionの「ベルボトムズ」にあわせたカーチェイスは映画史に残る名場面でこれ以上ないツカミでスタート。



馬鹿ロックたる元歌の馬鹿さ加減を知ってるともっと楽しめると思います。



事故の後遺症で音楽をを聴いていないと耳鳴りがするという主人公設定を理由に、監督好みの過去の名曲を下敷きにしてそのリズムにあわせて物語が進行していきます。
前半は話す登場人物の周囲をカメラが回る今風のカメラワークなんかが動体視力も衰えた老眼にはきついですが、中盤「テキーラ」のラテンサウンドに乗せた銃撃戦あたりから画面も物語もぐっと引き締まります。
疑心暗鬼と仲間割れ、二丁拳銃、脇役陣の非業の死などタランティーノゆずりの映画的名場面が随所に盛り込まれ、ブライトンロック(クィーン)の変態ギターソロに乗せたカーチェイスと決闘を経てハッピーエンドの大団円。おすすめです。

小田原記念優秀「銅門賞」  2017. 8. 27 (Sun.)

12R 竹内ペース
選手 登録 脚質
1 1 岩津 裕介 岡山 87 35 SS 追込 0
2 2 渡邉 一成 福島 88 34 SS 捲逃 3
3 3 東口 善朋 和歌山 85 37 S1 追込 0
4 4 澤田 義和 兵庫 69 44 S1 追込 0
5 渡邉 晴智 静岡 73 44 S1 追込 0
5 6 高橋 陽介 青森 89 35 S1 捲逃 6
7 北野 武史 石川 78 45 S1 追込 0
6 8 山賀 雅仁 千葉 87 35 S1 追捲 1
9 竹内 雄作 岐阜 99 29 S1 逃捲 14
推理


26 北日本
1 岩津位置決めず
85 南関東
9734 中部近畿

初日先行でやる気のあるところを見せた双葉町から世界と戦う(2)渡邉はここは大事をとっておとぼけ気配。首太い(9)竹内がペースで押し切ろうが、追走の世界の(7)北野はどうか?

 
2車単
 
3連単
9−1,9−3
9−5,9−8
 

結果
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後ろ攻めのとっちゃん坊屋(8)山賀が前受けの双葉町から世界と戦う(2)渡邉を抑えて赤板ホーム。首太い(9)竹内続かず後方待機で中団の(2)渡邉とにらみ合いのスプリント勝負
赤板ホームを前に(9)竹内が叩きに上がるが、(2)渡邉も踏んでもがき合い。世界の(7)北野が(6)高橋を飛ばして(9)竹内を迎え入れ、番手ハマった(9)竹内だったが打鐘からの発進も(2)渡邉にあわされ、最終2コーナーで(2)渡邉の内から前に出て(7)北野続けず。
前団もつれる間に元輪界隈一のハンサムガイ(6)澤田のアウト並走から(8)山賀がバックから捲りごろをモノにする。2着男渡邉(5)晴智−四角い(1)岩津が続いて2,3着。

 
2車単
 
3連単
8−5 3,120円 8−5−1 13,760円

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写真家チェ・ゲバラが見た世界  2017. 8. 26 (Sat.)

写真家チェ・ゲバラが見た世界ゲバラ撮影写真の展覧会のタダ券がまわってきたので恵比寿まで鑑賞に向かいました。
革命家として名高いゲバラですが、写真家としてはどうか? たぶん趣味の世界だろうといことで、写真作品自体よりも、そこから学ぶところを見出すべき展覧会なのでしょう。
そんな期待を胸に最終日前日の昼過ぎ会場に着いたらびっくり仰天の大行列。踵を返して同好の同好者たちと近所で飲み食いして帰ってきました。
大行列 オダギリジョー主演でゲバラがらみの映画が近々公開予定で、その宣伝をかねてタダ券がばらまかれていたようです。
幸なことに同行者のなかでも最もこの企画に興味を示していた者が「どうせキューバで見てきたから」とのことで、行列嫌いの一同ほっと胸をなでおろした次第です。

設計図  2017. 8. 25 (Fri.)

1週間か10日ほど前から出るぞ!とネットジャーナリズムの世界では話題になっていた今治の獣医大の設計図ですが、23日から一部の記者クラブメディアで報じられはじめました。
話題になり始めた当初は、前原代表の時代につかまされた偽メイル同様の罠なのではという不安を覚えましたが、22日最初に報じる予定だったNHKクローズアップ現代が官邸圧力でお蔵入り。さらに他のNHKニュースでも設計図のせの字も言わない徹底っぷりからどうやら本物とみてよさそうです。

野火  2017. 8. 24 (Thu.)

野火カルトムービーの鬼才、塚本監督による「野火」の映画化。戦後70年の2015年にあわせてなんとか予算をかき集めて公開されたときには見逃してたのですが、立川シネマシティに音響効果の北田雅也本人が音響調整に来て1回限りの極音上映ということでこの機に鑑賞してまいりました。会員価格で税込1,300円。
原作の大岡作品は読んでませんが、てっきりモノローグ満載の作品かと思いきや、さにあらず。独り言が3回ほど出てきますが(そのうちの1回は蛆にまみれて死んてると見えた負傷兵が答えてなんか言う)、その他の敗残兵との会話に伴う発言意外に主人公田村一等兵の思いを知るすべはありません。
原作を読めということでしょうか?
それはともかく、ひたすら田村一等兵を取り巻く事実だけが積み重ねられていき、それは大岡がフィリピンで見聞してきた事実でもあるわけです。そこに時折息抜きのように効果的に加えらているのがジャングルの大自然。
遠景は概ね広告でも使えそうないわゆる大自然の美景。近景になるとちょいちょい朽ち果てる敗残兵に群がる虫、アクションシーンになると飛び散る血肉。なるほど「なぜ大地を血で汚すのか」という本作のショルダーコピーを具現化されています。

上映後、塚本監督が登場して3,40分ほどのトーク&質疑応答。低予算に関する問答のなかで、前の映画化のときは国内撮影だったのだけれども、一人で行って自撮り棒で撮るという構想も含めてどうしてもフィリピンで撮りたかったとおっしゃってました。美しく感じる自然の風景とむごたらしい戦時の現実との対比が本作の一大テーマだったようです。
そういえば鑑賞直前に見た「100分で名著 野火」の第1回でも島田雅彦が大岡による熱帯雨林の自然描写を取り上げてらっしゃいました。そういう面でも原作を読めということなのかもしれませんが、とりあえずは100分で名著でなんとかしようと思います。

電源ケーブル  2017. 8. 23 (Wed.)

パソコンの電源ケーブルを出先に置いてきたのが日曜日。その夜、25%、月曜20%、火曜ここまで18%の電力を消費して充電量は37%となってしまいました。と言ってるうちに35%です。
このペースですと水曜夜は大丈夫なれど、木曜日に力尽く勢いです。
小田原記念に間に合うよう送ってもらえるはずなのですが、間に合わなければアマゾンが悪いと思います。

豊橋記念[ちぎり賞争奪戦]決勝  2017. 8. 22 (Tue.)

12R 関東ラインがダメ元の二段駆け態勢
選手 登録 脚質
1 1 深谷 知広 愛知 96 27 S1 逃捲 14
2 2 志村 龍己 山梨 98 30 S1 自在 3
3 3 河端 朋之 岡山 95 32 S1 捲逃 8
4 4 磯田 旭 栃木 96 27 S1 追込 0
5 吉田 敏洋 愛知 85 37 S1 捲逃 5
5 6 阿部 大樹 埼玉 94 28 S2 捲逃 8
7 金子 貴志 愛知 75 41 S1 自在 5
6 8 黒田 淳 岡山 97 32 S1 捲逃 2
9 伊勢崎彰大 千葉 81 38 S1 自在 3
推理


175 中部
38 岡山
9 切れ目に伊勢崎
624 関東

ダメ元関東二段駆けを追う展開。超新星デブ(1)深谷後方の内に(6)阿部大樹がペースを上げて、世界のダッシュ(3)河端が二段駆けの上を捲る。
(1)深谷が強引に叩きに出れば(7)金子のモンキーダッシュと(3)河端の世界のダッシュ。

 
2車単
 
3連単
3−8,3−2
3=7,3−9
 

結果
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後ろ攻めの超新星デブ(1)深谷が赤板ホームで前団抑えると前受けの(6)阿部大樹はあっさり後退。肉体改造(9)伊勢崎が中部に続く。
(1)深谷が流す打鐘から中団アウト並走の(3)河端が世界のダッシュでカマシ先行
これを出させて3番手に収まった(1)深谷が2コーナーから捲り、4コーナーで(3)河端をとらえる。直線、モンキー師匠(7)金子が追込み、3着もラインでブサメンゴリラ(5)吉田。

 
2車単
 
3連単
7−1 430円 7−1−5 820円

line

入場 1,485人 総入場 6,528人
(対前年97%)
売上 1,501,184,300円 総売上 5,486,751,500円(対前年101%)

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電源ケーブル  2017. 8. 21 (Mon.)

これまでいかついデスクトップパソコンを使っていたり、持ってる携帯端末がいわゆるガラケーだったりするんで、外泊するときはネットの世界とは無縁。どうしても必要なときは連れの誰かのを見させてもらうというスタンス(あるいはポリシー)でやってきました。
が、この週末は山梨県で1泊するにあたり、去年から使ってるノートパソコンを持参。さらに、Wi−Fiルータ的なののポータブルなやつをちょっくら拝借。そんな労苦をもってして、豊橋記念優秀「まくる君カップ」の予想を立てて当欄を更新。さらにネット投票で少額を投資したのでありました。
で、一度ちぎれた池田憲昭選手(香川)が2着に突っ込んでそこそこの高配当を逃したのはいいとして、出先にパソコンの電源ケーブルを忘れての帰宅。
近々、当サイトの更新が途切れたら電池の充電が切れたと思ってください。

豊橋記念優秀「まくる君カップ」  2017. 8. 20 (Sun.)

12R 中部分かれる
選手 登録 脚質
1 1 深谷 知広 愛知 96 27 S1 逃捲 14
2 2 河端 朋之 岡山 95 32 S1 捲逃 8
3 3 金子 幸央 栃木 101 24 S1 捲逃 12
4 4 松岡 篤哉 岐阜 97 35 S1 逃捲 13
5 金子 貴志 愛知 75 41 S1 自在 5
5 6 佐藤 龍二 神奈川 94 29 S1 自在 0
7 吉田 敏洋 愛知 85 37 S1 捲逃 5
6 8 池田 憲昭 香川 90 35 S1 追込 0
9 渡邉 雄太 静岡 105 22 S1 逃捲 9
推理


28 瀬戸内
47 中部
3 金子幸単騎
15 豊橋
96 南関東

初日反省する切れ長(9)渡邉の抑え先行を早々に(4)松岡が叩きに出、それを超新星デブ(1)深谷が追う中部作戦。追って捲って(1)深谷の末脚不安。

 
2車単
 
3連単
5−1,5=2  

結果
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赤板ホームで(4)松岡が前受けの切れ長先行(9)渡邉を抑え、世界のダッシュ(2)河端が続く。3番手から後方に下げた超新星デブ(1)深谷が打鐘カマシ。最終ホームで前団を叩く。 豊橋ラインに続いた(9)渡邉が3番手アウト並走から2コーナー捲り発進。が、1車しか進まず不発気配で隊列短くなった最終バックから(2)河端が後続ちぎってひと捲り。 番手からモンキー師匠(5)金子が抜け出し2着かと思いきや、ちぎれた(8)池田が必死で追って大外伸びて2着

 
2車単
 
3連単
2−8 2,270円 2−8−5 12,150円

line
イージスアショア  2017. 8. 19 (Sat.)

巨砲少年ロケット開発〜打ち上げ費用は数百億円から二、三千億円と言われています。それが政変で西側勢力圏に組み込まれたウクライナのミサイルが調達できたみたいで、この夏はミサイルがよく飛んでたみたいです。それがぴたりとやんだ翌日、日本の防衛相と外務相が雁首揃えて発注したのが800億円以上する地上配備型迎撃システムイージスアショア。
こういうマッチポンプのポンプ代はSM3とPAC3とTHAADだけで2004年度以降2兆円前後に達しています。

秋山-伊予ゴジラ-初HR  2017. 8. 18 (Fri.)

去年のウェスタンリーグからその才能が本格開花の伊予ゴジラ秋山投手が今季10勝目とともに初ホームラン。伊予ゴジラと恐れられた打棒においてもその才能が本格開花の気配です。
この調子で才能を伸ばし、来季は登板しないベンチ入りの日には代打スタンバイ、先発降板後は外野か一塁を守るなどして最後まで打席に立つなど、大谷級の投打にわたる活躍を期待したいものです。

それはさておき、ベンチワークの大失敗は17日(木)の岩田先発。
大阪ドーム(「京セラドーム」に改称)3連戦の初戦火曜日に負けた時点でクライマックスシリーズをにらみ、伊予ゴジラ秋山とともに広島戦登板のないI型糖尿病と闘う岩田の登板を回避すべきたったと考えます。
と言うのも1973年パリーグプレーオフの故事。前期優勝の南海は対阪急戦エース級の登板を回避、死んだふりをして後期0勝12敗1分の阪急とのプレーオフを3勝2敗で勝っています。伊予ゴジラ秋山と岩田で2勝できたでしょう。
また、1982年のパリーグプレーオフ。9月に利き腕の右手小指を骨折したエース工藤が戦線離脱。プレーオフも一応ベンチ入り登録されたものの右手には包帯ぐるぐる。左手でタバコを吸って煙に巻いておいての第1戦先発6回無失点。第3戦は1失点完投勝利。そんなわけで、現在一時帰国中のメッセンジャーでもう1勝できます。
あと1勝すれば日本シリーズに行けるのですが、その前の大洋(「DeNA」に改称)戦に2勝する作戦がまだ思いつきません。

対前年100%  2017. 8. 17 (Thu.)

1/1000の位で四捨五入すると100%になるのですが、もう1つ下だと99.6%というわけで、第60回オールスター競輪の総売上は昨年実績を下回ること41,997,800円。最終日の第6レースが成立していたら、ここで儲けた本命党が以降のレースにつぎこんだだろうと思うと惜しいことをしたような気がします。
とは言え、去年は1個しかなかったガールズ競輪を2個やっての結果ですから対前年90%台半ばといういつものペースです。
来年は年金や福祉のお金の支給日15日が初日になる日程なので期待できそうです。

第60回オールスター競輪総括  2017. 8. 16 (Wed.)

めでたく渡邉一成選手(福島)の優勝で幕を閉じた第60回オールスター競輪ですが、事件は最終日第6レースで起こりました。
青板周回から新山響平、野原雅也の主導権争いが激化。赤板ホームで堤洋が落車して、おそらくは周回表示板をめくってから救護に向かえばよかった係員が先に救護に向かったのでしょう。赤板をめくって残り1周の白板にするのが遅れる失態。とは言え、選手の皆さんは打鐘も聞いて残り1周のつもりで全開ですから競走に影響はまったくなかったとも言えるのですが、公営競技ですから競技規則を厳密に適用して競走不成立。
返還主導権争いには後れをとったものの、新山響平が捲りを決めてマーク大槻寛徳と横一線のゴール。人気サイドでの決着だっただけに、獲りそびれた方も多かったと察します。
一方、主催者的には221,302,400円売上の返還の大痛手。
三方の利害関係者のことを考えたら、しれっと見なかったことにするという選択も考えられたと思うのですが、佐川が国税庁長官とか谷査恵子がイタリア大使館一等書記官とかモラルハザードの現下にあって、気づくや否や、まだ最終バックの攻防のうちに即座に競走中止の判断を下された審判長には敬意を表さざるをえません。

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