水木しげるロード
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水木
しげる
ロード
  2017. 11. 28 (Yue.)

2017年、境港の水木しげるロードを13年ぶりに訪れ、妖怪ブロンズ像のほとんどを撮影してきました。全部撮りきれてなくて、新設ブロンズ像も今後増えるでしょうから、また行きたいです。

米子鬼太郎空港

先日期日前投票をして迎えた週末、世界三大テーマパークの一つ、水木しげるロードに行ってきました。ちなみに残りの二つは伊豆シャボテン公園と熱川バナナワニ園と定めています。
水木しげるロードは13年ぶり4回目です。前回取材の約半年後、パソコンが壊れて妖怪ブロンズ像の画像データのほぼすべてが消失してしまいました。今回そのリベンジを果たすべく、全153体のうちの8割方写真を撮ってきました。
鬼太郎と一反木綿
境港駅

米子鬼太郎空港からJR境線に7駅ほど妖怪列車に乗ると終点の境港にたどり着きます。
後日お知らせする予定の世界妖怪会議や水木しげるロードの照明工事などで一部の妖怪ブロンズ像の位置が以前より変わってるところもありましたが、駅前はあまり変わらず。
以降の( )内の数字は「妖怪ガイドマップ」で付番されている妖怪ブロンズ像の番号です。

水木しげる先生執筆中(1)(2)(3)(4)
:水木しげる氏・鬼太郎・ねずみ男・目玉おやじ





河童の三平・タヌキ・カッパ(6)(7)(8)

駅前のをしげしげと眺めて写真などを撮っていると、それだけで小1時間かかってしまいかねません。そのペースで水木しげるロードを往復したら、丸1日でもまわりきれません。
よって泊りがけで行ってみたいと思ったりするのですが、人間でいる限りはちょっと無理だろうと半ばあきらめています。

鬼太郎ポスト(9)(10) ぬっぺぽう(150) 傘化け(151)

がしゃどくろ(149)


「第1回世界妖怪会議」の模様などが刻まれている妖怪レリーフ






世界妖怪会議

境港駅駅前の空き地では世界妖怪会議開催中。以前の会議では「人間が戦争をやめたら千年生きる方法を教えてやる」などが決議されているらしいですから、重要な会合と察せられます。
水木しげるロード夜間照明工事などでふだんの置き場から移設されてる妖怪たちが参集していました。

ぬらりひょん(17) 水木しげる夫妻(15)(16)

死神(11) 雷獣(14) たにぐく(18)

こなき爺(109) 砂かけ婆(115)

八岐大蛇(5) 蟹坊主(95) ひょうとく(93)

豆腐小僧(25) サラリーマン山田(92)

口裂け女(22) 濡れ女(144) すねこすり(28)

続世界妖怪会議

世界妖怪会議続報です。


ばけぞうり(24) 浪小僧(138) 山童(142)

キジムナー(143) 輪入道(31) 大かむろ(26)

百目(114) 貧乏神(145)

姑獲鳥[うぶめ](33) 泥田坊(110) 吸血鬼エリート(新)

土ころび(76) 見上入道(132) 川赤子(137)

隠岐へ向かう鬼太郎親子と水木しげる先生(132)(133)(134)

一反木綿(63) かみきり(62) コケカキイキイ(153)

新設・世界妖怪会議

世界妖怪会にはこの春に新設されたばかりの妖怪ブロンズ像もいくつか参集していました。妖怪ガイドブック(税込120円)の投込みチラシなどによると18体だそうですが、写真はそのうちの10体分ぐらいしか撮れませんでした。まだまだ序の口のこんなところで、なじみの少ない妖怪をじっと見てたら1日でまわりきれないぞ!という妖怪いそがしに憑りつかれていたのだと思います。
報道によりますと、どれもスポンサーはすぐについたそうです。まだ番号は付されていません。

悪魔くんとメフィスト2世 アマメハギ

カワエロ エンコウ 二口女

フーシギくん 瀬戸大将 三味長老

大海獣


水木しげるロード南側

世界妖怪会議の広場を1周した後、水木しげるロードの南側を進みます。
水木しげる氏顕彰像(34) 家鳴り(39)

つるべおとし(29) 袖引小僧(36) ぬりかべ(38)

ねこ娘(37) 鬼太郎と目玉おやじ(42)(43)

白うねり(47) やまびこ(46 朱の盆(40)

川猿(45) 倉ぼっこ(48)

川うその化け物(50) 毛羽毛現(51) 海坊主(52)

足長手長(49) のっぺらぼう(53)

木の葉天狗(54) 雨ふり小僧(55) 小豆洗い(60)


お歯黒べったり(61) 石見の牛鬼(64) 油すまし(67)

ねずみ男(等身大)(65)  

カシャボ(68) 豆狸(69) 天井なめ(71)

家獣(72) 丸毛(78)

魔法陣の悪魔くんとメフィスト(73)(74)



水木しげる記念館前庭・中庭

境港駅からおよそ800メートル。水木しげるロード南側数十体の妖怪ブロンズ像と戯れてようやく水木しげる記念館にたどり着きました。 水木しげるロード
鬼太郎(赤ん坊)と
お父さん(89)(90)


山高帽の水木しげる先生(87)(88) のんのんばあとオレ(82)(83)

鬼太郎の家(84)(85)(86)ねずみ男・目玉おやじ・鬼太郎

水木しげる記念館

せっかくなんで水木しげる記念館にも入館してきました。大人700円。
水木しげる先生ご来館のたびに5分ぐらいで走り書きされた直筆壁画が前に来たときより明らかに増えていましたが、この「水木ギャラリー」は撮影禁止。その前の「水木しげる漫画ワールド」で立体パネル化された主要キャラのお出迎えを受けつつ、まずはねずみ男など主要キャラのキャラ設定や鬼太郎の足跡などを学びます。ここでは漫画も読めるので何時間というより何日でも過ごせますが、人間でいるうちはちょっと無理です。





つづく「ねぼけ人生の間」で水木先生の生涯を学び、とくに幼少期と境港関連を集めた「のんのんばあとオレ」コーナーを経て、「水木しげるの仕事部屋」。

あとは「妖怪洞窟」「妖怪ひろば」で妖怪ワールドにどっぷり浸かり、「人生絵巻の回廊」で再度水木先生の生涯をおさらい。松下奈緒が出てきそうな「ゲゲゲの食卓」から「中庭(妖怪庭園)」を経て出口にたどり着きました。






水木しげるロード北側

水木しげる記念館を出て、水木しげるロード北側を境港駅へ向かいます。

だるま(79) 雪女(91) 高女(148)

すっぽんの幽霊(59) 鍛冶媼(30) 青女房(23)

百々爺(152) うわん(66)

火取魔(新) 針女(75) 水虎(新)

ケンモン(新) 岩魚坊主(99)

海女房(41) たんころりん(97) 一つ目小僧(98)

算盤小僧(100) 龍(102) 土用坊主(新)

べとべとさん(103) 枕返し(105)

寒戸の婆(104) 異獣(107) 金霊(80)

  ねずみ男(寝そべり)(108)



座敷童子(77) いそがし(106)

夜行さん(44) 井戸の神(32) 方相氏(122)

閻魔大王(101) シーサー(70)

    コロポックル(94)

妖怪広場

かつては目玉おやじ街灯だけが異彩を放っていた小公園に、2008年、河童の泉が出現。同時に河童の三平がらみの登場人物に加え、2体目の小豆洗いたちも出現しました。
夜間照明がらみで随所が工事中の水木しげるロードでしたが、とくに妖怪広場〜境港駅間の数十メートル間はほぼ全員が世界妖怪会議に参列中。新たな戻り位置などがマークされていました。

鬼太郎(123) カッパ(124) タヌキ(125) 河童の三平(126) 悪魔くん(127) 小豆洗い(128) さざえ鬼(129) 岸涯小僧(130) ねずみ男(131)





JR境線

水木しげるロードを往復して境港駅からJR境線。端から端まで20キロ弱、小一時間で320円。
2000年ごろから妖怪列車が走っていますが、何度かモデルチェンジされてその都度垢ぬけたデザインになってきているようです。
6種類ほどあるうちの鬼太郎ファミリー号で帰途につきました。
外装だけでなく内装も鬼太郎ファミリーで統一されています。



道中、すねこすり駅や一反木綿駅などに停車。通学高校生で一時満員になったりしながら終点ねずみ男駅に到着。スーパーまつかぜ号で妖怪の国から退散しました。



付録:大魚市場なかうら

水木しげるロードを訪ねた過去3回、いつもゆっくり昼飯を食ってる暇がなくて、もっぱら寝そべるねずみ男の横にある神戸ベーカリーのパンが昼飯でした。
今回はちょっとうまいものを食おうと水木しげるロードの前に大魚市場なかうらというところの御食事処弓ヶ浜へ。鬼太郎親子の巨大石造と等身大ねずみ男の石像などがあってやる気を見せていましたが、食いもんはイマイチ。団体向けのドライブインユースに徹しておられるようでした。

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