音楽日報'20
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輝け! イマケイレコード大賞2020  2020. 12. 26 (Sat.)

年末なんで恒例のイマケイレコード大賞ですが、今年は買ったCDが3枚だけでした。で、ベスト盤に大賞を授与する暴挙に出てしまいましたが、本当にいいベスト盤だと思います。
それはさておき、 文化研究ページの音楽日報にまとめるのにその他の活動記録も一通り見ましたが、コロナがらみがおおかったです。今年3月の送別会シーズン、送別会が流れるたびに「再来年には」みたいなことを半ばギャグでかましてましたが、再来年もあやしくなってきました。

■レコード大賞(欧州)
LONG HOT SUMMERS (THE STYLE COUNCIL)

■レコード大賞(国内)
該当作品なし

■最優秀新人レコード大賞
該当作品なし

■審査員特別功労賞
ON SUNSET (Paul Weller)

■買ってがっかりさせられたレコード大賞
該当作品なし

■買うのを我慢して(たぶん)正解だったレコード大賞
該当作品なし

THE COMPLETE PAUL WELLER
(シンコーミュージック・エンタテイメント)
  2020. 11. 30 (Mon.)

THE JAMのファーストアルバム「IN THE CITY」から振り返るポールウェラー師全作品集。全224ページの半分弱が4色カラー、後半1色刷で2,400円+税。
2015年に出た192ページB5判ムック(1,600円+税)の改訂増補版。なのですが、そのことに気づいたのは本作をほとんど読み終えたところ。己が物忘れの甚だしさを痛感する次第であります。
そういえば前作は持ち運び容易なB5判ゆえおもに電車の中で拝読したのでした。本作はA4判で読者層にあわせて文字も大きく、家で過去作を拝聴しながらちびちび4か月がかりで拝読させてもらいました。
この5年の間に4枚も新作を発表されてますから、また数年後にさらにデカい判型のが出るのが楽しみです。

LONG HOT SUMMERS
/ THE STORY OF THE STYLE COUNCIL
  
2020. 11. 15 (Sun.)

スタイルカウンシルのCD2枚組ベスト盤。全37曲で3,600円+税。
Headstart for Happinessから始まり2曲目がLong Hot Summerという冒頭2曲だけ確かめて購入しました。あとは聴いてのお楽しみ。
冒頭2曲だけ見て最初に思ったのは、また発表順とは違うベスト盤、いったいこれで何枚目か?ということでしたが、聴き始めたら冒頭曲がアコギとオルガンだけの渋いバージョンで肩透かし。が、しかし。3曲目My Ever Changing Moodsが4番まである12インチバージョン。わたくし的にはこれだけで3,600円を超える値打ちがありました。
LPの楽曲からの選曲もよくできていて、これまでのベスト盤すべてを上回る出来と言えます。
ジャムやソロと違ってウェラー師史上その音楽性バラエティの幅広さと歌詞社会性の鋭さがスタイルカウンシル期の特徴ではありますが、シンセベースやシンセパッドなどの機械の力を活用したグルーヴとポピュラリティによる楽曲の強度みたいなものも思い出させる楽曲群が並んでいます。
とはいえ、1枚目最終曲で初めて世に出るDropping Bombs on the Whitehouse(exteded version)はまるっきりモダンジャズなので油断できません。



風は西から  2020. 10. 29 (Thu.)

博多華丸大吉の漫才のネタになってからユーチューバーの存在は知ってましたが、長らくユーチューブでユーチューバーを見ることはありませんでした。
それがこの夏からの自動車買い替え研究のなか、どっぷり自動車系ユーチューバーにハマってしまいました。
その第一人者はウナ丼。まいど「どうも一生声変わり中の者です」で始まるのですが、長さのたとえを野生動物に求めたり、「あるのかな、ないのかな」などの定番ギャグをかましつつ、テンポよくクルマの特徴を伝えてくださります。
名声とどろきすぎて逆オファーも含め新車に限らず古今東西の名車を紹介しまくってらっしゃいます。


あまり欠点をあげつらうとクルマを借りづらくなるので、たいていのユーチューバーが行間を読み取ってくれと言及しないところも正直にレビューなさっているのが、その名もハンターチャンネルの正直レビュー。
居住性を「いじゅうせい」と言ってしまったりする実直さがたいへん参考になりました。


棒読みがクセになるのがおっちゃん。一見やる気があるのかないのかわかりづらかったり、陰に糸を引いてる男がいるのでは?と思わせられたりしましたが、クセになってるうちに真面目に取り組んでらっしゃる姿勢がひしひしと伝わってきました。


ユーチューバーではないのですが、昔なら徳大寺みたいに自動車評論も雲の上の人になってしまえば思ったことをズバリと言える代表例は水野和敏。このシリーズは終わってしまったみたいで最近の動画が見つからないのが残念です。


で、ユーチューブに限らず様々な角度からの検討の結果、野球は阪神ですが、クルマはマツダという結論になりそうです。


NEW ORDER JAPAN TOUR  2022. 10. 23 (Fri.)

去年の秋に3月3日の入場券が届いていたのですが、コロナで延期。先日決まった振替公演が2022年1月26日。来年の正月ではなく、再来年の正月です。
覚えてられるか? 生きながらえられているか? 生きながらえていても足腰丈夫か? など様々な難問を突き付けられた気分です。

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藤川引退  2020. 9. 1 (Tue.)

2005年以降はオールスターぐらいにとどめてましたが、すごかったのが2004年の直球一本やり。剛速球投手は何人も見てきましたが、みんなカーブやフォークを交えてました。ところが2004年にリリーフで出直した藤川球児当時23歳高卒5年目は全球火の球ストレート。あの速球を打つには前の晩からバットを振り始めないと間に合わないと言われた山口高志(阪急)を上回る速球派を生きてるうちに見ることはなかろうというオールドファンの観念を破壊したのでした。
しかしながら2004年藤川を上回る速球派投手を見ることはもうないでしょう。


thaw(くるり)  2020. 8. 31 (Mon.)

あくまでわたくし個人の趣味ながらここ2作連続で買ってがっかりさせられたレコード大賞に選出中のくるりから起死回生を予感させる新作登場。この夏のコンサートツアー中止を受けての緊急発売作は全15曲で2,700円+税。
なにゆえ起死回生作に成りえたかというと答えは簡単で過去の没作品からの蔵出し。
冒頭2曲は音符多すぎるその才能の行方が懸念された「魂のゆくえ」(2009年)の没作品なのでビミョーな立ち上がりですが、後半どんどん巻き返してきます。
そのわけは以下のLP制作時期の没作品が本作の多くを占めているから。初期2作品で持てるものを吐き出したのち今風打ち込みを大胆に採り入れた「TEAM ROCK」(2001年)、ギター侍大村達身がなじんできてから日本受けする英ロックを大いに参照された「NIKKI」(2005年)、吉田省念が加わりワールドミュージックとアコギスリーフィンガーにハーモニーのフォークロックが冴えた「坩堝の電圧」(2012年)。
そんなわけで、あとクリストファー在籍時の「アンテナ」(2004年)が加わればもっとよかっただろうにと思ったりもします。
また、寝起きで作って一発録りみたいなノリが伝わってくる楽曲が随所にあるのも本作の特徴でくるりの魅力でもあるのですが、近年の2作は隙が無さ過ぎてつまらないわと、しみじみ残念に思わされるのでした。

Keep On Fuji Rockin'  2020. 8. 28 (Fri.)

山に行ってきた後は3日間フジロックのアーカイブ映像配信を堪能させてもらいました。
初日からほとんど見たのですが、わりと多くのバンドが最終曲からのチョイス。ということは2日目登場の平沢進師匠+会人[EJIN]は「白虎野」か? 当日の生配信ではカットされたアンコール曲「回路OFF 回路ON」か? 見栄え的にはギターソロ(デストロイ)のあるオープニング「TOWN-5 PHASE-0」か? いや3人ギターの「聖馬蹄形惑星の大詐欺師」か?などと想像していたのですが、まさかのフルヘ!


あとはサンボマスターがたいへんよくがんばってたと思ったのでした。見直しました。


SEE YOU IN 2020!!  2020. 8. 21 (Fri.)

さてどうしたものか、ともかく山の方に行ってみようかと考え中。


Tommy  2020. 8. 19 (Wed.)

画期的名作なれどあまり聴かれていないレコードの一つとしてThe WhoのTommyが挙げられると思います。
理由は様々あって、録音技術やダルトリーの歌唱が一皮むける前というサウンド的なこともさることながら、本作の場合ストーリーがわかりづらいということもありましょう。
説明台詞のないわかりづらさについて、タウンゼントはその後のQuadrophenia(邦題「四重人格」)において写真と短編小説で補いましたが、これも後の映画化作品「さらば青春の光」まで多くの謎が残されていたのでした。
それはさておき、DVDも持ってるトミーが極音上映ということで会員料金1,000円で前から3列目のど真ん中をゲット。左右のスピーカーと正三角形となる頂点を選んだつもりでしたが、案外スクリーンが近く、もうあと2列ほど後ろがよかったと思ったのでした。
本作は鬼才ケンラッセル監督によってストーリーを明確化しつつも映像表現は鬼才たるゆえの変体感満載。ミュージカル風に台詞化されてるとこと暴走してるとこのバランスがよいと思います。惜しむらくはジャックニコルソンの歌だけが残念。
字幕なんか見ないでまなじり決して映像を凝視してへとへとになるまで堪能させてもらったのでした。

スマホケース  2020. 7. 31 (Fri.)

CDを買ったおまけについてきたのがビニール袋。昔はポスターが主流だったと思います。シールやバッジもいくつかもらいました。が、ビニール袋は初めて。
業界的にも稀有なおまけではないでしょうか。
いったい何に使えばいいのか?と悩む方もいらっしゃるかもしれません。
が、この時期のビニール袋といえばスマホケース。傘のさせない夏フェス会場では必須アイテムとなりつつあります。
ビニール袋の上からでも静電気が伝わってじゅうぶん操作できるのですが、指紋認証はダメみたいです。

JOY SOUND閉店  2020. 7. 22 (Wed.)

昨年10月の40周年記念リハーサルで目の当たりにしたのが、もともとたいしてなかった歌唱力のさらなる低下。そこで12月、思い切って一人カラオケにチャレンジしたのでした。
ドリンクバー付き1時間汗だく千円前後を4,5回行ったあたりでコロナ上陸。着実にレパートリーも増えてきたところで休業を余儀なくされた地元のジョイサウンドがとうとう閉店してしまいました。
この先、無能内閣が支配する我が国での再興は難いと思えます。よって、台湾や韓国、中国へのカラオケツアーが生まれる近未来があるかもしれませんし、ないかもしれません。

ON SUNSET(PAUL WELLER)  2020. 7. 15 (Wed.)

ウェラー師ソロ15作目は全10曲におまけが6曲もついて2,600円+税。
2008年の「22 Dreams」でやりつくした後にコンピュータも多用した一連の作品を2015年の「Saturns Pattern」まで続けられてからアコースティックでストリングスな近作。それらの集大成といえるモダンクラシックな傑作とあいなりました。
出来はそんなに悪くないのに評判悪かったスタイルカウンシル末期の「Confession of a Pop Group」の憂さを晴らせたのではないでしょうか。
今風で売れてしまうかも、来日公演のチケットが高くなったしまわないか、などが危惧されるのですが、ミュージックビデオも今風でなかなか始まりません。


表題作はB面1曲目の位置づけ的な6曲目。5曲目はA面最終曲らしく様々な楽器の即興演奏がとどまりません。
ギター、ベース、ドラムのいつものメンバーを基本としながらも、オーケストラ含む多彩なゲストと多めの楽器で彩られる贅沢なつくりも本作の特徴の一つに挙げられましょう。ミック・タルボットのオルガンも2曲ほど登場。



後半に進むにつれストリングス増強。昔からの客にはウェラー師ならではの怒気不足感は否めません。コロナの影響か?過去最長の長髪とは言え、老練の境地に徹してつくられた本作といえるのですが、静かなアコギから始まってクラシカルなストリングスで盛り上げて終わる最終曲「Rockets」ではすべてを決する旧いシステムのいまだコントロール下にありあらゆる富が隠されるが、it's worthless.とほんのりパンキッシュに締めくくってくださっています。

白い暴動  2020. 6. 29 (Mon.)

1970年代末イギリスのロック・アゲインスト・レイシズム(RAR)運動を振り返るドキュメンタリー映画。会員割引1,300円で見てきました。
オイルショック後の景気後退局面、排外主義と人種差別が勃興、ナショナルフロント(NF/国民戦線)がネオナチ・スキンヘッドらの支持を集め、保守党議員も移民排斥を訴えだします。これにエリック・クラプトンとデヴィッド・ボウイが賛意を示してさぁたいへん。活動家が音楽誌への抗議投稿にとどまらず、仲間を集めて雑誌やパンフレットを発行します。
さらにRock Against Racismと題するロックコンサートを各地で開催。ちょうどパンクや移民第二世代が広めるレゲエやスカの時代。RARにはクラッシュ、トムロビンソンバンド、999、セレクターらが参加。
当時の映像と当事者インタビューでこの動きを振り返ります。全英各地から賛同の手紙が届き、RARコンサートを企画する人々にはそのノウハウなどが伝えられたりする草の根運動。デモだけでなく、ギグや「カーニバル」が伝播されていくしくみが構築されていくのでした。
終盤は政治性曖昧でスキンヘッドのファンも多かったシャム69を巻き込み、大規模デモと3万人規模のカーニヴァルを成功裡に開催の大団円。しかしながら「闘いは続く」と告げられて終演となるのでした。
インタビュー主体で思ったより音楽少な目、いささか退屈で真面目なつくりなので注意が必要です。

昔のバンド仲間にトムロビンソンバンドのファンがいて、そいつはゲイではなかった(と思う)のですが、トムロビンソンがゲイの権利・解放を訴えておられることは知っていましたが、じつはバイで二児の父だということを最近知りました。

会然TREK 2K20▼04 GHOST VENUE
_平沢進+会人[EJIN]  
2020. 6. 23 (Tue.)

延期の末、有料生配信となった標題の公演。税込3,300円をe+でクレジット決済して視聴urlをメイル受信。開演1時間前にログインしました。
P-MODEL登場当時の40年強前からしたら意味不明の行為ですが、平沢師匠はネット配信の第一人者ですから我々もついていかねばなりません。
ログイン後の画面には開演前を告げる2行告知とともに以下のメッセージが。


ビールを飲みながら何度も読み返していると、開演15分ほど前になって「表紙」が現れました。
スマホでツイッターを開き、#平沢進GhostVenueの馬骨のつぶやきを眺めつつ待つことおよそ20分、開演予定時刻を10分ほど過ぎて画面はNHKホールに。
会人がセグウェイで登場。定位置についてテスラコイルを奏でるや、遅れて平沢師が「電光浴」を歌いつつEVO片手にセグウェイで登場。間奏はセグウェイに乗ったままのギターソロ。歌が終わるも音楽が続く間に舞台が設置され、一度消えた3人が再登場するとともに、音楽が盛り上がって「世界タービン」。
そこから最終曲「現象の花の秘密」(チェーンソー付)まで1時間半強。息もつかせぬ怒涛のスペクタクル(若干の笑いあり)を楽しませてもらいました。(つづく)
26日(金)まで録画を何度でも見られ、生配信を見逃してても今からの購入でも見られるそうですから、まだ間に合います。

No. pix
song
LP pix
artist
1 電光浴 6th「SIREN」(1996) 平沢進
2 世界タービン 2nd「サイエンスの幽霊」(1990) 平沢進
3 祖父なる風 9th「BLUE LIMBO」(2003) 平沢進
4 RIDE THE BLUE LIMBO 9th「BLUE LIMBO」(2003) 平沢進
5 狙撃手 9th「BLUE LIMBO」(2003) 平沢進
6 Σ星のシダ 10th「白虎野」(2006) 平沢進
7 アディオス 13th「ホログラムを登る男」(2015) 平沢進
8 Caravan 5th「Sim City」(1995) 平沢進
9 デューン 1st「時空の水」(1989) 平沢進
10 SWITCHED-ON LOTUS リメイク作「SWITCHED-ON LOTUS」(2004) 平沢進
11 生まれなかった都市 10th「白虎野」(2006) 平沢進
12 パレード 10th「白虎野」(2006) 平沢進
13 庭師KING 7th「救済の技法」(1998) 平沢進
14 Wi-SiWi 13th「ホログラムを登る男」(2015) 平沢進
15 夢の島思念公園 編集盤「映像のための音楽〜平沢進サウンドトラックの世界」(2007) 平沢進
16 救済の技法 7th「救済の技法」(1998) 平沢進
17 QUIT 2nd「サイエンスの幽霊」(1990) 平沢進
18 現象の花の秘密 12th「現象の花の秘密」(2012) 平沢進


会然TREK 2K20▼04 GHOST VENUE
_平沢進+会人[EJIN]  
2020. 6. 24 (Wed.)

2曲目の「世界タービン」で客のハートをぐっとつかまれた後はディストピア連作の最初に位置する「BLUE LINBO」からの名曲3連発。平沢師はギターを置いてレーザーハープ、会人はそれぞれの左右に配置されたキーパッドみたいなのを叩いて伴奏を奏でられながら。ここでちょいちょい1秒程度の客席風景のインサート。動かぬ平沢師を中央に左右の会人がノリノリでオーディエンスを演じてる謎の図が。中盤以降も忘れたころにこの3人の客が出てきて目を点にさせます。
3連発最後の「狙撃手」では平沢師が再びギター、上手の会人はチェロに持ち替えての演奏。レーザーハープとキーパッドを中心としつつも、時折楽器を持ち替えての演奏が続きます。
3人が立つ小舞台の移動は平沢師自らロープを引いて。「caravan」では平沢師が360度カメラをぶんぶん振り回してチェロ会人やヴァイオリン会人や無人客席を撮影しながらの歌唱。
会人が背後の天幕内に隠れて影だけの演奏になるや、平沢師は舞台前方での一人アコギで「デューン」から「Switched-on Lotus」の渋い演目。(つづく)

会然TREK 2K20▼04 GHOST VENUE
_平沢進+会人[EJIN]  
2020. 6. 25 (Thu.)

アコギ2連発の後、平沢師はレーザーハープに戻られ、会人はステージ左右を貫く1本の長いレーザーを操作して絶望感溢れる「生まれなかった都市」が最も少ない動きで演じられます。それが終わると会人による無言掛け合いで横長レーザーを遮ってびょんと鳴らすうちにレーザーが揺れ出し「パレード」開始。会人は終始1泊目のびょんを横長レーザーで奏でるのみ。
次なる「庭師KING」でギター会人とベース会人のフジロックフォーメーションが実現しますが、終始セグウェイに乗って動きながらの演奏。次の「Wi-SiWi」で平沢師もギターを持たれついに3人による弦楽アンサンブル。冒頭の歌唱で平沢師がピッチをはずされるというライブならではの終盤の盛り上がりを交えつつ「夢の島思念公園」から「救済の技法」の壮麗歌唱曲連発を経て会人が操るテスラコイルと平沢師のギターイントロで最終曲と思しき「QUIT」へ。
忘れてた客席3人インサートをはさんだりしてから長い長い荘厳アウトロで終演かと思ったところで突然のモーター音。チェーンソーを手にした平沢師が「現象の花の秘密」を歌いながら天幕を切り刻むアンコール。「ただ始まりの幕を切るキミが居た」の歌詞にあわせるように終わりの幕を切って終演となるや客席に拍手喝采する観客CG合成。
平沢師と会人が客の中に入って行ってハイタッチなどをする現実には絶対にやらないヴァーチャルパフォーマンスをしつつ客のなかに消えてゆかれたのでした。



会然TREK 2K20▼04 GHOST VENUE
  
2020. 6. 15 (Mon.)

平沢進師のファンクラブGREEN NERVEに入信、もとい入会してゲットできた4月19日のNHKホール公演「会然TREK2K20▼04」は6月14日に延期になったものの、結局「GHOST VENUE」の副題がついて20日(土)にNHKホールからの生配信ということになりました。
これを見るのが3,300円。迷わず購入!というのは嘘で、発売開始から1日半の熟考の末、視聴権を購入、すぐさまURLが送られてきました。
うっかりログインしてみましたところ、「公演開始前です」的なメッセージが出ていたので、概ね間違っていなく、当日家で見られるものと思います。
とは言え、ノートPCの画面とスピーカー。3,300円払ってまで見るのはどうか?という気がしないでもなく、一方配信する送り手サイドもそれなりのコストをかけねば配信を安定させられませんがいくらぐらいの費用なのか?気になります。案外低コストでできるのならば、信者、もといファンの多い人だったらこれで今まで以上の大儲けです。



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フェスティバル延期  2020. 6. 5 (Fri.)

毎年恒例の、真夏のB級グルメフェア的な催し(雨天決行)ですが、今年は来年まで延期!と決まりました。
食欲をどう満たせばいいのか?今は途方に暮れています。



天国バーガーもち豚丼
タコス&モヒート
ラーメンフィッシュ&チップス
天国バーガー
マンゴーもち豚丼
パエリア
ビーフケバブサンド フィッシュ&チップス 天国バーガー
モヒート

Godzilla Legend — Music of Akira Ifukube
  
2020. 6. 2 (Tue.)

どういう因果かわからないのですが、時々(年に3回ぐらい)Facebookにゴジラ伝説Vからのお知らせが舞い込んできます。先週末のお知らせでは、「2017年にNYのJAPAN SOCIETYで開催した『ゴジラ伝説ライブ』全編が無料配信されました。」とのこと。
全編1時間半みっちり拝聴させていただきました。
2012年に苗場で見た「ゴジラ・放射能・ヒカシュー」とかぶるところも多かったですが、そのときよりチャラン・ポ・ランタン増強。ゴジラ対ヘドラからの「返せ!太陽を」がなかったのがたいへん残念ではありましたが、要所要所に井上誠の解説入り。
6月12日までの限定公開とのこと。お見逃しなく!


●挨拶とキングコング対ゴジラ



●列島の厄災とラドン


●恐竜と龍とドラゴンとマンダとキングギドラ


●モスラと悪徳興行師巻上


●第五福竜丸と「あのゴジラが最後の一匹とは思えない」


●アンコール


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音楽が聴けなくなる日
(宮台真司 永田夏来 かがりはるき/集英社新書)
  
2020. 5. 29 (Fri.)

2019年春、ソニーグループによる電気グルーヴ関連製品の出荷停止、在庫回収、配信停止についての「撤回」署名活動当事者による論考集。224ページで820円+税。
まずは発起人の永田夏来から。社会学者で電グルファン。署名活動の発端、経緯から顛末を軸に現代社会の「行き過ぎた再帰性(セルフモニタリング)」と液状化する社会と自己意識の近代(リキッド・モダニティ)について考察されます。
音楽業界に賛同人を求めたものの断られ続けるなか、ダースレイダーとともに賛同人に名を連ねた巻上公一に依頼した際「僕にこの話がまわってきたということは、誰も受けてくれないということですね」との返答があったそうです。巻上公一がどの程度後回しだったかどうかはともかく、多くのミュージシャンの業界内人っぷりを見せつけられました。
終盤は専門分野の家族社会学のなかで著者が理想とされる適材適所な関係性に触れつつ、「その都度選択できる」自由な社会の流動性を訴えられます。
続く第二章はかがりはるきによる音楽自粛30年史。国内に限った話ですが、人を殺めても最新作のお蔵入りだけだった克美しげるも今は昔。尾崎、BUCK-TICK、長渕、ラルク、槇原、岡村、ASUKAと一部例外はあるものの、悪化してゆく業界態度を振り返り、後半はASKAと近しかった元マネジメント会社員ら関係者インタビュー。
レコード会社社員でもあった代沢五郎の「決して安易な決定ではなかろうぞ」という言葉は重いですが、概ね不寛容化する社会と業界の在り方を見せつけられることになります。
第一章終盤では石野卓球もツイートで言う「友達」関係で希望を見出せたのですが、第二章は「血に飢えた正義のガーディアン」が安い「応援ソング」を買ってくれる太客という認識からくるレコード会社の経営方針からして絶望的な論調で終わってしまいます。
そして、最終第三章に宮台登場。(つづく)

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音楽が聴けなくなる日
(宮台真司 永田夏来 かがりはるき/集英社新書)
  
2020. 5. 30 (Sat.)

去年の夏にフジロックのアトミックカフフェトークで聞いた話と骨子は同じでしたが、本書第三章に登場の宮台は、古代ギリシャの芸術と哲学から「郊外化」以降のSNS社会の現在までを縦横無尽に行きつ戻りつ、本来的なクソ社会が外部の消去でクソ壺化している状況を説かれます。
が、これを80ページほどでやってのけてるので情報密度はたいへん。西ローマ帝国の聖俗分離から人権内在説、一神教を生んだセム族世界観に対するギリシャ悲劇からの主意的世界観。カントが出てきて社会の主知主義を斥けるや、自由意志の制御外にある芸術。人類学では自明のことですが、祝祭なくしてクソ社会は維持できません。そこに芸術も加わるはずだという超越論的主観を導く現象学。
そんなこんなで仲間集団の範囲を超える文明社会〜近代社会においては、「法」に従う不自然な生活を「なりすまして」生きるためには、「法外」を守らねばならないわけです。
終盤、大規模定住社会が要求する「法の奴隷」「言葉の自動機械」に「損得マシン」特性を併せ持つ、とくにネットで顕在化する集団をフランクフルト学派も参照しつつ、「クズ」と定義します(余談ながら現在「左」「右」対立とされる政治議論のほぼすべては「まとも」対「クズ」)。
グローバリズムによる没落中間層、人間関係資本の空洞化などがクズを量産してるのですが、これは「ダメ意識から逃げたい人による埋め合わせ」であり、宮台は「病気になって人間モドキという虫になった」ことにすれば腹も立たないと認識されます。だからこの種の反応を人間の世論として受け止める必要はないと断言されます。
ちょうど石野卓球が批判リツイート投稿者を「クランケ」と呼んで晒したりボコボコにしたりしたのと同じ認識といえましょう。
最後は、あいちトリエンナーレや、自身のミメーシス(模倣)学習法、署名記者会見でPCに電グルシールを貼ってる記者がいた話などに触れつつ、急速に劣化する社会で仲間と楽しく生き抜く方途をいくつか述べて微かな希望を授けてもらえました。

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会然TREK 2K20▼04  2020. 5. 19 (Tue.)

4月から6月に延期になった平沢進師匠+会人公演が、結局のところ「公演内容変更」とのことです。日程をさらに変更したうえ無観客で有料ネット配信。入場券は払戻で新たに配信観覧チケットが売り出されるそうです。データ転送量を考慮するといつでもだれでも買えるものではないかもしれません。
それはともかく、せっかくおさえたNHKホールでなんかやったものを素材にして、さらになんかすごい配信公演を企んでおられるのではなかろうか、と楽しみにするのですが、入場券がはずれてたら心底楽しみにできるのですが、入場券が当たってしまってたので複雑です。

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どこへ出しても恥ずかしい人  2020. 5. 18 (Mon.)

友川カズキのドキュメンタリー映画。「仮設の映画館」でネット配信1,500円で鑑賞。
2009年公開の「花々の過失」以来約10年ぶりの友川ドキュメンタリーですが、劇場公開ドキュメンタリー映画が生きてる間に2本も作られるという友川その人およびその歌と競輪の特異性。
前作と比べ、他者が語る友川像少な目。歌は同じぐらいで、競輪場と家(依然ボロアパート)、息子さんたち、飲み屋多めという印象です。前作が2009年公開で、本作の完成は諸事情合って今頃になりましたが、2010年のひと夏密着取材でできているようです。そんなに時間差はないのですが、ずいぶん印象は異なります。

前作は概ねスタイリッシュな作りで、終盤は長く会ってない息子さん(長男)との微妙なコミュニケーションに焦点が当てられてたように思うのですが、今作は息子さんたち(複数)とどこの家庭でも繰り広げられてそうなありがちな父子関係の一端がうかがわれる会話が競輪場などで繰り広げられます。
また、前作ではたいがい競輪でやられてましたが、本作は当たったときの思い出話や、大穴(原則穴狙い)的中連発場面を編集。札束を見せびらかしたりしてます。
競輪場には打鐘以降騒ぎ続けて入線時に「獲った!」などと得意げに喚く親爺がいますが、友川もその類。酔って回らない呂律で人生哲学を述べるところとこか、友川がアメリカ民謡に詩をつけた「どこに出しても恥ずかしい人」が浮き立つ作品として完成しました。
そういうわけで、前作の陰と本作の陽をあわせてちょうどいい塩梅になるのではないかと思たりしています。

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文藝別冊THE WHO  2020. 5. 14 (Thu.)

昨年末の新作リリースにあわせて今年1月発行の文藝別冊「ザ・フー」をようやく読み終えました。192ページで1,300円+税。
序盤はミュージックマガジン誌とかでもありがちなインタビューや短文エッセイに座談会。そこに登場するのは、ピーター・バラカンを筆頭に曽我部恵一や加藤ひさしら業界およびその周辺の人々。
中盤、犬伏功、大鷹俊一、三田格といった音楽批評系の人々のマニアックな記事からぐぐっと濃度や深度が増し、武田砂鉄(河出書房、タウンゼンド自伝翻訳本編集)のフーと日本論、長澤唯史(アメリカ文学)の『四重人格』をめぐるメタフィクション論、長谷川町蔵(映画批評系)と樋口泰人 (吉祥寺バうシアター爆音上映)の映画論のなかのフー、など文化系濃度増し増しで文藝別冊ならではなお買い得感満載の小論が続きます。
終盤はレコードコレクター誌かと見まがう関連人物事典とレコードガイド。それもそのはず、レコードガイドはレコードコレクター誌増刊からの加筆再録。数年前に読んでるはずですが、再録であることに気づいたのは全部読み終わってからでして、己が耄碌っぷりを実感させられるはめに。

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きゃりーぱみゅぱみゅの言論封殺事件
  
2020. 5. 12 (Tue.)

ネトウヨは百匹見たら一匹いると思え、というぐらい暇にまかせて、または安価な労賃稼ぎでアホほど湧くときがあるようです。
そんなことで俄然きゃりーぱみゅぱみゅを思い出しましたが、CDは2枚目を最後に長く聴いてません。調べてみたら2013年発売ですからかれこれ7年。その後の楽曲がどうなってるのか、聴き直さねばと思っています。

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Florian Schneider-Esleben  2020. 5. 9 (Sat.)

クラフトワークが伝わってきたときの衝撃と言えば、その音楽性やアートセンスよりも、当時通ってた高校の国語教師がメンバーにいる!ということでした。とくに人間解体の奥から2人目に写ってるシュナイダーその人がそっくり。
授業中時折白目をむきながら話すさまは、漢文のレ点返り点を先読みして次の行を視野に入れてると噂されていました。
そんなシュナイダー逝去の報ですが、がんだそうでコロナではないとのことです。合掌


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Guitar magazine 2020 Apr. 2020. 3. 31 (Mon.)

ギターマガジン最新号は「一人旅にも無人島にも。自分史上最強の組み合わせを探し出せ! プロ50人に聞くサウンドメイク論 もしも、ペダル3台だけでボードを組むなら?」というわけでエフェクター特集。762円+税。
ですが、巻頭20ページは2月初めに亡くなったアンディギル特集。「呼吸器疾患」と伝えられてますからコロナだったのかもしれませんね。
特集内容は大鷹俊一によるミニ伝記、ギャングオブフォー全11枚のレコード評、本誌らしくライブ写真とともに振り返るギターコレクション、2018年4月の最新作発表時のインタビュー、5曲のそれもリフだけの楽譜と多彩で魅力的な充実の20ページの好企画。最後は布袋インタビュー題して「さよなら、アンディ。ギターのカッコ良さを教えてくれてありがとう。」。
まとまった雑誌特集を拝読してようやくアンディギル逝去を実感する次第です。合掌
それはともかく、第2特集は国内ギタリスト50人がエフェクター3台だけに絞るなら?という難題に真摯に答えてらっしゃいます。わたくし的には昨年マルチエフェクターを導入したんでほぼ意味はありません。
現在の課題はいつどのタイミングで4台だけ持ってるコンパクトエフェクターを古道具屋に持っていくか?ということなのですが、まだコンパクトエフェクターの需要のあるようで一安心。今のうちになんとかせねばならないのですが、いささか名残惜しいです。

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Fuji Rock 第一弾  2020. 3. 18 (Wed.)

ストロークスは2006年に見てるのですが、調子が悪かったのか「いろんな意味で寒かったなぁ」という印象しか残っていないのですよ。1,2曲聴いたら帰るつもりだった直後のハッピーマンデーズを最後まで聴かせてもらって身も心も暖まって帰ることができたのでした。
そんなストロークスをはじめとする第一弾出演者発表。知らない人の比率が過去最高で今のところコロナで流れても痛手は少なそうです。

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ペンギンハウス閉店予告  2020. 3. 17 (Tue.)

高円寺の老舗ライブハウス「ペンギンハウス」が5月末日をもっての閉店予告が発表されました。
2007年と2019年に出させていただいて、客としても5,6回行かせていただいたことがあります。
今こそライブハウス(飲食要注意)!という時期ですが、オーナーと店長のご健康のためにやむなしとのことで、たいへん残念です。
前回即位の礼の日の花柳幻舟をしのぶ会に続いてオリンピック期間中に何かをしのぶ会をやらせてもらおうと考えていたのですが、オリンピックもペンギンハウスもなくなるとは思ってもいませんでした。
※席に客が一人もいないのはリハーサル時の撮影ゆえ

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電気グルーヴのSound & Recording  2020. 3. 14 (Sat.)

サウンド&レコーディングの電気グルーヴ特集号。全4色刷112ページで2,000円+税。
30年近くに及ぶインタビューと取材記事の集大成ですが、メジャーデビュー作「Flash Papa」のときは取材してなかったんで、そこは新録り。のっけからつまずいてます。が、あとはサウンド&レコーディング誌らしく、30年の音作りや機材にまつわるあれこれが溢れかえり、テクノの進化をものすごい勢いで振り返ることができます。
機材名なんかの大半はちんぷんかんぷんですが、アルバム1作ごとの制作プロセスの変遷や瀧の関与度をおおまかに再認識して、最後は昨年11月のインタビュー。
ここでは、スタジオの外で過ごしてた瀧のゲーム機の変遷とともに結成三十周年のほとんどを休んで過ごした電気グルーヴの活動再開が予告されて希望に溢れて大団円。

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会然TREK 2K20▲03  2020. 3. 13 (Fri.)

3月3日のニューオーダーのときは、2月下旬にコロナ船ダイヤモンドプリンセス号の客を野に解き放った直後でしたし、会場が新木場スタジオコースト(オールスタンディング;全員立見のぎゅうぎゅう詰めで濃厚接触必至)だったんでびびってましたが、次の注目は4月19日の平沢進師講演会然TREK 2K20▼04。こちらはNHKホール(全員椅子席)なんでダイジョブだろうゆえ決行していただきたいと考えています。
これに先立つ会然TREK 2K20▲03(Zepp Tokyo全員立見でぎゅうぎゅう詰め)が13日14日に予定されててどうなることやらと注視してたのですが、ようやく12日になって感染対策のうえ決行!とアナウンスされました。この勢いですとNHKホールの会然TREK 2K20▼04もダイジョブでしょう。
それはともかく、三角の上向きは立見で下向きは椅子席のようです。

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NEW ORDER JAPAN TOUR  2020. 3. 2 (Mon.)

半年も前に入場券が届いてて、来年の3月のことなんか覚えてられるか!と封筒に日付を書いといたのですが、延期となりまして、ほっとしています。
東京事変の客でなくてよかったと思います。

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平沢進+会人(EJIN)
「会然TREK2K20▼02」大阪公演2月23日
  
2020. 2. 23 (Sun.)

YouTubeの生配信が始まってるやん!もう終わってるかも!という時間帯に気がついたのですが、本日中は録画を見られるようで今見てます。
セグウェイでの登場、舞台装置が整わないままの2曲目「世界タービン」突入とかものすごいスペクタクルを全世界の人々ともにタダで楽しませていただいていいのか、こっちはgreen nerve(ファンクラブ)会費払って入ってるのに!みたいな複雑な心境です。

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ギル  2020. 2. 4 (Tue.)

多感な青春時代を生き永らえさせてもらえた命の恩人にはピート・タウンゼントやらポールウェラーやらアンディ・ギルやら平沢進やら巻上公一やらと、5人ぐらいすぐに思い浮かぶのですが、そのうちの一人、アンディ・ギル逝去の報です。合掌
去年、病気延期の振替ライブで拝聴させてもらえてよかったです。


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green nerve  2020. 1. 22 (Wed.)

3月のZEPP TOKYOに続いて4月のNHKホール平沢進師+会人[EJIN]落ちた、日本死ねと書くころ合いだったのですが、NHKホール通ってしまいました。
信者、もといファンクラブGREEN NERVE会員先行予約で当選の栄誉にあずかったのでした。
NHKホールのために入信、もとい入会を決意したのですが、布施、もとい会費数千円を徴収されたので高い買い物のような気がするのも禁じ得ませんでした。が、年3回発行されるという経典、もとい会報green nerveが届いて見てみたところ、1号分だけで数千円の半分は優に超える値打ちがあると感じたので、鰯の頭も信心からなのかもしれません。

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