輝け! イマケイレコード大賞2025
2025. 12. 27 (Sat.)
年の瀬も押し迫って年末恒例レコード大賞の季節がやってまいりました。とは言え、買ったレコード(CD)が少なすぎて大賞も何もないと選考をやめたのが一昨年。昨年は3枚全部大賞というヤケクソなことにしました。
今年は師匠のを大賞にして他の皆さんに特別功労賞を差し上げるということにさせてもらいます。
■レコード大賞
unZIP (核P-MODEL)
■審査員特別功労賞
THE WHO JAPAN 2004 (THE WHO)
HAYABUSA JET I (佐野元春&THE COYOTE BAND)
ALL HAZE (TESTSET)
Hail to the Thief Live Recordings 2003-2009 (Radiohead)
2 + 2 = 5(Live) 2025. 12. 26 (Fri.)
前にも書いたと思うのですが、Radioheadをカタカナで書くのは憚られます。外来語としてすっかり定着している「ラジオ」ではなく、それではダサいと英語風に言うなら「レイデオ」または「レイディオゥ」。「レディオ」にはなりませんわな。
これに似たもので外来語としてすっかり定着している「チャンネル」でいいのに、それではダサいと英語風に言うなら「チャンル」または「チャヌル」。これをしっかりした「ネ」とともに「チャネル」と言うかたはら痛いことがあります。
世界にはいろんな英語があるとはいえ、気をつけたいものです。
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Hail to the Thief Live Recordings 2003-2009(Radiohead) 2025. 12. 25 (Thu.)
そんなに熱心なリスナーではないわたくし的にはRadioheadの代表作というと、この「Hail to the Thief」のように思っています。そんなに熱心なリスナーではないので、いちばんよく聴いてるのはベスト盤ですが、とくにテンションが上がる2曲「2+2=5」と「There There」が収録されているのが本作なわけで、なぜかそのライブ盤が出たというので購入して拝聴しました。2,900円+税。
スタジオ盤の14曲から2曲間引かれた12曲ですが、2曲抜けてるのが惜しい以外は一聴してこっちの方がいいと感じました。
新自由主義グローバリズム下で中東侵攻の時代を映した2003年の作品だけあって陰鬱でかつリズムもとりづらい楽曲が多く、後半に出てくる「There There」の前に寝てしまうこともしばしばありましたが、ライブゆえのリズム感に加えエネルギッシュ感があふれ出ていてなかなか寝つけません。
それでも難解な楽曲を乗り越えた後半に出てくる「There There」ではイントロから客も大盛り上がりで一層楽しく拝聴することができる仕組みになっています。
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ALL HAZE(TESTSET) 2025. 12. 15 (Mon.)
METAFIVE後継TESTSETの2枚目。全9曲税込3,410円。前作同様ドラムとシンセベースとLEO今井の歌声がぐいぐい引っ張る周囲をギターとシンセがSEっぽくテクノ色を彩る楽曲が中心です。とは言えそんな「らしい」楽曲は3曲か4曲程度で半数以下。
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全9曲中今井のリードヴォーカルは5曲。前作で目だった新自由主義経済に怒ってるっぽい歌唱や歌詞は減少し、絶望感が強まったように感じました。
残り4曲のうちの1曲はミニマルなインスト曲で、3曲でギターの永井が歌っています(まりんもちょっとは歌えや)。
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他にも古っぽいシンセ音がメインに使われてる楽曲があったり、環境と心理のシンセ音が出てきたり、高橋ユキヒロが歌いそうな楽曲が出てきたりと、METAFIVEを継承しつつ幅が広がった感がありますが、同時に尖った楽曲が減少して全体的に靄につつまれたみたいな、そういうわけでALL HAZEなのかと思わされる次第です。
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HAYABUSA JET I
(佐野元春&THE COYOTE BAND)
2025. 11. 30 (Sun.)
佐野元春を積極的に聴こうとは思わない理由はだいたい100個ぐらいあって、その一つが中途半端な長髪でした。それがスッキリ短髪銀髪になってベスト盤以来のリメイク盤を購入しました。全10曲すべて旧作リメイクでも税込3,850円。
購入の理由にはこの夏苗場で初めて生で聴かせてもらったバンドサウンドがよかったからということもありますが、積極的に聴こうとは思わない理由に挙げられるラッパや女声コーラスの使い方がまったくなくなっているところもよかったです。
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とは言え、「自立主義者たち」と改題された「Individualist」はダブっぽくなってて元歌の方を聴きたくなってしまいました。
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他にもこの調子のリメイクで聴かせてもらいたい楽曲はたくさんあって、すでに10曲ほどの2作目も出てるのですが、購入して拝聴するかどうかは要検討です。
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婦人画報12月増刊
進み続けるひと、平沢進 2025. 11. 29 (Sat.)
「婦人画報」なるハイソでリッチな婦人誌があって創刊120年。A4変型全4色で250ページ超で写真が映えるずっしり重い紙を使ってても高級ブランドの広告やタイアップ記事などが随所に入って税込1,500円。
どういうわけか平沢師表紙の特別版も刊行されてて、これまで120年にわたって触ったこともない雑誌を購入してしまいまして思うつぼです。
全256ページのうち師匠の記事は7見開き14ページだけなので立ち読みでもよさそうなものですが、雑誌の重みに腕が耐えられたとは思えません。とくに脳科学者との難解な対談は立ち読みでは理解しがたいというか、家でじっくり読んでもよくわかりませんでした。師匠の音楽観、芸術観を引き出すのに適した対談相手だったと考えられなくもないのですが、脳科学の話がわたくしどもにはあまりヒットしませんでした。
それにしてもよくこの企画が通ったというか、通した編集各位のためにも1冊購入させていたきましたというところです。
unZIP前配 2025. 11. 17 (Mon.)
核P-MODEL7年ぶり4作目のLP「unZIP」ですが、ファンクラブ「グリーンナーブ」会員限定販売を利用。送料200円が余計にかかりましたが、おまけの没テイク5曲をダウンロードさせてもらいました。
ざっと聴いたところ、やはり音数減らす方向でアレンジを変えられてる様子で、核P-MODELから師匠ソロ作に近づいたという感じです。
それはさておき、会員限定販売で予約した馬骨たちには発売日より2,3日早くCDが届いたようです。そこで「遅配」の対義語・反意語を探してみたのですが、GoogleのAIが「前配」という見知らぬ語を出してきた以外にこれと言ったものがみつかりませんでした。
世の中遅れることはあっても、年賀状が今年のうちに着くような早まる手違いは希少なことなのだと認識する次第です。
unZIP(核P-MODEL) 2025. 11. 15 (Sat.)
核P-MODEL7年ぶりの4作目。全10曲40分強で税込3,300円+送料200円。アルバムジャケットがP-MODELの1枚目、ピンクと黄色の「IN A MODEL ROOM」と同じですが真っ白。なんでもMODEL ROOMに囚われてたPERSONがunZIPされてPersonとして生きる新しい世界観への脱出劇だそうで、人々を幽閉していた枠組みは消去され埋め込まれていた黒丸もなくなっています。
そんなわけでP-MODEL終焉かもと思わせる最新作ですが、これまでの核P-MODELイメージからすると音数少な目。ギターも少な目。うねるシンセベースとシンセシンセした音圧高めの電子音で脱ディストピアを力強く表現されてる部分が多くありました。歌詞世界は前作「回=回」よりさらに師匠ソロ作に近づき、Personの向かう先が「発祥」や「発端」というソロ最新作のタイトル「BEACON」と相通じてきています。
とは言え、6曲目「バイバイ Halycon」ではディストピアを直視して「えいやっ」と吐き出されたような文句も飛び出します。
ヤバいガセの天変地異ならビビらずにGO
ぬるい詰めの大崩壊なら鼻歌でGO
エグいアレの「検問ズジ」からバンされてGO
キモいナニが暴れりゃ逆説のGO
「バイバイ Halycon」のほかにも「Phase-0」「ハルディンドーム」「PHASE-6」「幻想鉄道」「Timelineの始まり」といった過去作を想起させるタイトルが並びます。よってますますP-MODEL終了の予感が強まるのですが、まだまだ出し惜しまれてるところもあるように感じられますし、上述のように音的には新たな音作りを採り入れまだまだ現役っぷりを発揮されていますから、ダイジョブでしょう。
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FILTER09 2025. 10. 15 (Wed.)
巻頭特集が師匠の新譜にまつわるインタビューということで久々にシンセサイザー雑誌FILTERを購入。1,800円+税。
平沢師インタビューでは核P-MODELから出される新作『unZIP』はP-MODELブランドとしては最終作となるかもしれず、第1作『IN A MODEL ROOM』で枠に閉じ込められてたPERSONが解放されるということで、いよいよ集大成に臨まれているかのように感じられます。期待が高まるとともに寂寥感も否めません、まだ聴いてないのに。
それはさておき、本号の特集「シンセサイザーとロック」がなかなかに圧巻。中心コーナーの「Artist File of Rock with Synthesizers」ではロックバンドでのシンセサイザーの使われようがアルファベット順でまとめられています。時代順とかジャンル分けとかでなしにアルファベット順。
Asia/The Band/Battles/The Beatles/Blur/BOOM BOOM SATELLITES/Bruford/Captain Beefheart & The Magic Band/The Cars/The Cure/David Bowie/DEVO/Duran Duran/EL&P/Europe/The Flaming Lips/Frank Zappa/Genesis/ゲスの極み乙女/Halmens/一風堂/Japanなどと続いてZZ Topまで。
ギターがいなかったりロックか?なところでみんな聴いててもKraftwerkやYMOは大御所であっても選外ですし、Gary Numanやコズミックインベンションも。NO SYNTHESIZERSとわざわざ書いてて貫いたBOSTONがいないのは当然ですが、途中から使いだしたQueenは入ってません。Stranglersとリザードがあってもよかったのになと思いました。
立川よいと祭り 2025. 10. 14 (Tue.)
ちょっと用事で立川に行ってみたら祭り(非宗教系)でした。「光と音のシンフォニー」なるサブタイトルがついてるみたいで、舞台では「民謡流し」というのをやってました。プロに囲まれた素人のおっさんが東京音頭を謡ってました。そこそこ上手かったです。
次の日には石野卓球も来るらしいですが、たぶんこの舞台ではなくて隣の有料イベントだと思います。
The Kids Are Alright 2025. 10. 12 (Sun.)
THE WHOのドキュメント映画。本国では1979年公開ですが日本未公開。とは言えVHSビデオを80年代に購入して何度か見返しているのですが、ビデオデッキも壊れて廃棄してるので老人割引1,300円で見てきました。
まだキースムーンは死んでなくて全盛期の後の若干イマイチなタイミングで来歴を振り返るつくりですが、ドキュメントとしてよくできていたAmazing Joueneyとは違って時系列とかは無視して楽器破壊パフォーマンスを中心に不仲説やポップアートや楽曲制作など様々な観点からテレビやウッドストックを含むライブ映像、インタビューがコラージュされる1時間半。
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アートがらみでタウンゼントが小難しいことを語った直後にコミカルなHappy Jackのプロもビデオが流れたり笑いを欠かさないつくりなのですが、イギリス英語に詳しくないのであまり笑えません。
古い映像のつぎはぎとかが続いて疲れてきた終盤の入口に制作当時はできたばかりのWho Are Youのプロもビデオが丸々挿入され、今ほど映像コンテンツが視聴容易でない時代にはお買い得を感じた時間帯でした。
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最後は楽器破壊パフォーマンス十数連発とかをはさんで、これも先日劇場公開されたライブからWon't Get Fooled Again(邦題「無法の世界」)からの楽器破壊パフォーマンスで大団円。
エンドロールはLong Live Rock(邦題「不死身のハードロック」)からThe Kids Are Alright。
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わたくしが最高傑作と推すQuadrophenia(邦題「四重人格」)からの引用がまったくないところが惜しまれるのですが、ほぼ同時期にこれを原作とする映画(邦題「さらば青春の光」)が制作されてまして、そっちもVHSビデオで何度も見返しました。
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THE WHO AT KILBURN 1977 2025. 9. 3 (Wed.)
ドキュメント映画『The Kids Are Alright』制作の一環として約1年ぶりに小さなホールで開催されたライヴコンサートが映画上映されるというので2,000円(割引なし)払って見てきました。
冒頭字幕で上述の開催趣旨が少し詳しく映写されてるうちに『I Can't Explain』の近年のよりだいぶ速いイントロが鳴って開演。
タウンゼントがアホほど動き回り飛びまくるのに目を奪われますが、ムーンのドラム演奏をこれほど続けて見られる機会は今までありませんでした。THE WHOを聴くようになった1970年代末には既に他界。そんな貴重な映像に加え序盤にエンストウィッスル歌唱の『My Wife』までやってくださっています。
最後までアホほど動き回り飛びまくるタウンゼントですが、しゃべりはやたら不機嫌。今にもやめたそうなことを言うのですが、楽曲が始まると何らかのフラストレーションを発散するかのようにアホほど動き回って飛びまくります。
最後はギターを放り投げるものの破壊パフォーマンスは無し。アンコールもなくとっとと終演。
※アミガケは即興的にキース・ムーン歌唱
NO
songs
LP
1
I Can't Explain
single(1964)
2
Substitute
single(1966)
3
Baba O'Riley
Who's Next(1971)
4
My Wife
Who's Next(1971)
5
Behind Blue Eyes
Who's Next(1971)
6
Dreaming From the Waist
by Numbers(1994)
7
Pinball Wizard
Tommy(1969)
8
I'm Free
Tommy(1969)
9
Tommy’s Holiday Camp
Tommy(1969)
10
Summertime Blues
oldies
11
Shakin’ All Over
oldies
12
My Generation
My Generation(1965)
13
Join Together
single(1972)
14
Who Are You
Who Are You(1978)
15
Won't Get Fooled Again
Tommy(1969)
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フェスティバル 2025. 7. 25 (Thu.)
2019年大豪雨を最後に近年あまり雨が降りませんが、それでも豪雨の覚悟でB級グルメフェスティバルに3,4日行ってきます。
東京オーヴァルカップレース[GIII/京王閣]決勝(28日)に間に合うかどうかビミョーでして、皆さん各自でがんばってください。
Fuji Rock Festival 2025
初日_マルゲリータ 2025. 8. 1 (Fri.)
去年のような渋滞なく無事に11時前にいつものとこに着陣してまずハイネケンを1杯。US が始まりかけるところでしたが、空いてるうちに昼飯を食おうとOASISエリアへ。空いてるときにしか食えそうにない窯焼きピザマルゲリータ 1,950円にありつきました。20回以上通ってて2食目。毎年大勢の客が来るにもかかわらず、同時に2枚か3枚ぐらいしか焼けない小さな窯で頑張っておられます。
そんなわけで注文してから食べ終わってグリーンステージに戻ったらRED HOT CHILLI PIPERS は完全に終わってて、寝そべってうとうとしいるうちにROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA 登場。夢見心地の中で山下久美子や甲本ヒロトが歌ってました。甲本ヒロトが帰り際に「バイクに乗るときは気をつけろよ」とおっしゃってましたが、足を怪我してのステージだった模様。まったくステージは見てなかったので見逃してしまいました。
グリーンステージの後ろの方でゴロゴロしてるだけでも熱中症が気になる猛暑。冷たいものとトイレと喫煙所を求めて奥地に旅立ちました。
近年オレンジコートと呼ばれてた最奥地は今年からオレンジエコーとなって小さなステージができました。小さいと言っても突然段ボールや太陽肛門スパパパーンを見た時より立派なやつ。HOME という悪そうな若者3人組のワイルドな演奏を拝聴しながら広島オレンジスカッシュ で精気を取り戻して一服。
予習段階では、初日はとくにこれといって見たいものもなかったんで、フィールドオブヘヴンで現代的なジャズ4連発を聴くのもアリかと考えてましたが、結局一つも見ずじまい。ヘヴンを素通りしてグリーンステージで一息ついてたら雨が降ってきて熱中症の恐怖から解放。ひとしきり雨に打たれた後、おやつとトイレと喫煙所を求めて入口側のイエロークリフへ。
ナポリピッツァドッグ の中でいちばん安いマルゲリータ千円。ここでまた精気を取り戻してグリーンステージに帰って寝転んでたらVaundy が始まりました。なんか曲間のしゃべりが昭和のビジュアル系ロックンローラーみたいなイキリキャラのそれ。
後半メタル度が増してきていつ「動物さんたち大集合だわいわい」みたいなお笑いに方向転換するかと思いながら寝転んで聴いてましたが、まったく方向転換しないまま終わってたいへん残念に思いました。そんなわけで、まだ20時過ぎですが初日なんで帰り支度を整え、イエロークリフに出店の湯沢東映ホテルの雷神カレー にカツまで載せた1,500円を奮発してから撤収。
Fuji Rock Festival 2025
2日目_NEWDAD/ego-wrappin' 2025. 8. 2 (Sat.)
2日目冒頭はハイネケン1杯のあとCA7RIEL & PACO AMOROSO (カトリエル&パコ・アモロソ)というアルゼンチンの二人組。現場の人が着るファン付き作業服みたいなのを膨らませての歌唱。一人は黒でもう一人はピンクの水玉。この日も酷暑だったんで途中中座してトイレと喫煙のついでに800円ぐらい奮発してマンゴーアイス 的なのを買って帰ってきたら、黒い人は上半身裸になってましたが、ピンクの人は最後まで風船状態でした。
昼から雨予報だったんで降雨の前に昼飯。去年も頂戴したプルドポークライス 1,300円。去年はクラフトワークがプルドポークライスを食べてる看板でしたが、今年はフツーでした。
昼飯にトイレも一服も終えて一息ついてたら突然の豪雨とともにSTUTS 登場。まだ昨日のイキリキャラVAUNDYの印象が残る中、天才ゆえかコミュニケーションの難を人柄の良さで精一杯補おうとしておられる姿勢に心洗われました。知ってる人はスチャダラパーと辛うじてのPUNPEEだけでしたが、多くのヒップホップ関連の皆さんがかわるがわる出てきてSTUTSさんを支えておられました。
そんなSTUTS終演を待たずレッドマーキーのNEWDAD へ。アイルランドのシューゲイザー(靴を凝視するやつ)バンドで女声ヴォーカル。SLOWDIVEのちょっといいとこを集めたみたいな極上の昼寝サウンドに期待が高まります。雨宿りで居座る客も含めて開演20分前にほぼ満員。辛うじて後ろから3列目ぐらいで直接の雨には打たれないところに入り込めて極上の昼寝サウンドを立ったまま楽しませてもらいました。惜しむらくはステージから遠すぎて女声ヴォーカルのアイドル性はわからずじまいだったことです。
トイレや一服を済ませておやつのポテトフライを食べたりしてたら案外長引いた雨も上がって日も暮れて山下達郎 。極上シティポップのリズムパタンがだいたい同じで飽きてきた後半になって竹内まりや登場。1曲の半分弱歌って退場かと思いきや、その後もコーラスで参加されてましたが、途中で中座して奥地方面へ。
レッドマーキーにはサンボマスターが出てたりで各所が盛り上がってる時間帯だったのでしょう。空いてるアヴァロンフィールドで舞茸天丼 1,000円の夕食。新潟の舞茸は概ね一回り美味く感じますが、ここでもたいへんおいしくいただきました。
奥地でトイレと一服してから引き返してきてのフィールドオブヘヴンでego-wrappin' に備えます。
大川端探偵社が懐かしい「NEON SIGN STOMP」で開演。大トリ(ヘッドライナー)ということで硬軟緩急織り交ぜた演目でしたが後半に入ったあたりの「色彩のブルース」を拝聴しながら帰り道が混む前に退散。
Fuji Rock Festival 2025
3日目_佐野元春 & THE COYOTE BAND
2025. 8. 5 (Tue.)
この日も昼から雨予報だったんで、1杯目のハイネケンはやめといてRED HOT CHILLI PIPERS 登場と同時にところ天国へ移動。ナチョス とモヒート で一息つきました。このモヒートが出来合いのじゃなくてかなり濃厚。若干へべれけでグリーンステージに戻ってきたら森山直太朗 が始まりました。
うつらうつら聴いてたのですが、ずっと「どこもかしこも駐車場」と歌われていたような気がします。
このあと結局雨は降らず、最高の曇天の時間が長かったのですが、晴れ間は猛暑。今日も昨日のとは違う店のマンゴーアイス 的なもので生きながらえました。
新野新みたいな高音早口関西弁でしゃべくるCreepy Nuts を少し聴いてからホワイトステージへ。
最前列は遠慮してPAブース脇のもたれられるところに陣取って佐野元春 & THE COYOTE BAND 。今年、昔のヒット曲のリメイクCDを出されているので少しは期待していましたが、パンク・テクノポップ期にこっちは「子供たちどうも」や「二十世紀の終わりに」、百歩譲って「すみれSeptember Love」や「君に,胸キュン」とかを聴いてたときに「アンジェリーナ」「ガラスのジェネレーション」「サムデイ」。パンク終了後の「Visitors」で少し見直したところでスタイルカウンシルからの引用。ということで愛憎相半ばする佐野元春を一度ちゃんと聴いておこうと考えた次第です。持ってるCDは初期10年ぐらいのベスト盤のみ。
そんなわけで、1曲目は実は古い曲ながらよく知らなかったのですが、2曲目「Young Blood」から3曲目「ガラスのジェネレーション」改め「つまらない大人にはなりたくない」。バックの映像はリメイク時の新録と当時のプロモーションビデオなどが入れ替わり立ち代って我々爺さん婆さんの感受性を揺さぶってきます。知ってる歌詞のところを歌おうとすると不覚にも泣きそうになりました。
中盤、社会性や時代性を持つ楽曲で現在の問題を考えさせ、終盤は「NEW AGE」「約束の橋」「サムデイ」そして「アンジェリーナ」で大団円。
「アンジェリーナ」で飛び跳ねる45年後のわたくしを、45年前の俺様が見たら眉間にしわを寄せてあんぐり口を開けることでしょう。
そんなわけで、佐野元春を期待以上に堪能したんで、羊文学もTHE HIVESも「もうええわ」ということで晩飯食って退散。今年はTシャツも買わなかったんで最後に苗場プリンスホテルが出店するオアシスの店でステーキ丼 2,200円大奮発をたいへんおいしくいただいてから帰りました。
Fuji Rock Festival 2025
4日目_保よし 2025. 8. 6 (Wed.)
2年ぶりに越後湯沢駅付近で昼飯をいただいて帰ることになりまして、猛暑のなか迷わず保よしへ。舞茸天そば のランチセットAたしか1,280円をたいへんおいしくいただいて機嫌よく帰ってこられました。
Fuji Rock Festival 2025 2025. 7. 29 (Tue.)
なんとか虫刺され1か所ぐらいで概ね無事に帰ってまいりました。歳のせいか年々酷暑が厳しくなってきて、むしろ雨でも降ってくれろという願いが通じて初日夕刻の夕立、2日目午後の豪雨に救われました。
体力温存や栄養補給に努めて、結果、ちゃんと見たのは2つだけという年寄らしい楽しみ方が板についてきたように思います。
Fuji Rock Festival 2025_Time Table
2025. 7. 30 (Wed.)
創始当初からコロナ禍までの20年余りは首からぶら下げるジャバラ折りのタイムテーブル(時間割)がもらえてました。コロナ禍からこれがアプリになって、見たいやつにマークをつけたりできたのですが、今年「お使いのデバイスではご利用になれません」状態に。まだ6年余りしか使ってないスマホに対応してくれなくなってしまいまして、タイムテーブルをどうするか問題が勃発。
考えた末、公式サイトが用意してくれた印刷用PDFをプリントアウト。これをクリアファイルにはさんで持ってくことにしました。
豪雨に遭ってインクが少々滲んだりしましたが、結局のところこれまでのジャバラ折りよりスマホのアプリより参照しやすいことがわかりました。
見たいところを丸で囲んで(3つだけ)、見てもいいかなというところに小さい丸をつけておいたのですが、小さい丸は一つも見ないという結果になりました。
Rockin' on 2025. 7. 23 (Wed.)
中2ぐらいになると週刊プレイボーイや平凡パンチ、月刊GOROたまに月刊プレイボーイなどを買いますが、それ1冊だけを持ってレジに向かう漢気はありません。よって2冊買いまたは3冊奮発してのサンドイッチ作戦などが展開されます。
同時購入でお世話になったのが『Lマガジン』、『きょーとにか』といったタウン誌に加え、月刊『ロッキングオン』や月刊『遊』、週刊『朝日ジャーナル』などでした。後半3冊はその後現在に至る中二病をこじらせる要因になったと思うのですが、『ロッキングオン』創設メンバーで初代編集長の渋谷陽一逝去とのことです。合掌
2001年苗場3年目のフジロックですれ違いましたが、すでにロックインジャパンを創始された直後のことでした。
雑誌に加えNHK-FM『サウンドストリート』(たしか)木曜日でも勉強させてもらいました。レノンの訃報を伝えるBGMが『ヘイ・ジュード』だったりするテレビ報道などに違和感を抱いた数日後、同様の感慨を込めた追悼番組を届けてくださったのが昨日のことのようです。
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福蔵 2025. 6. 29 (Sun.)
「埼玉の味と言えば」でおなじみの「くらづくり本舗 福蔵」を頂戴しました。ただの最中ですが、中に餅が入っていて食べ応えじゅうぶん。
毎週火曜夜は1回7〜8本録りの地獄ロケ番組「いろはに千鳥」をテレビ埼玉で見てますが、埼玉でしかやってないローカルCMを見るのも楽しみの一つ。驚くほど低クオリティのものを何年もやってたりします。
その中の一つが「埼玉の味と言えば」でおなじみ、くらづくり本舗の福蔵。
他に「源泉かけ流し」の千の谷グループ、「フクちゃんて誰なんだよ!」のふくちゃんパーク、「貝、升」の万代書店。「♪楽しい家は」のアイムホーム(不動産屋)などがあるなかで、ローカル色を逆手に取って訴求力最強なのが日本建設工業。
先日取り上げた「俺たち!ボイラーズ」の他にも3つ4つ別ヴァージョンがありまして、今回は「星のタービン」を紹介します。
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日本建設工業 2025. 6. 27 (Fri.)
俺たち!ボイラーズ
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ミユキ野球教室 2025. 6. 6 (Fri.)
当初は打ち方や投げ方、守り方みたいな「教室」らしいこともやってたらしいのですが、わたくしがテレビを見るころにはプロ野球情報番組になっていた日曜朝のミユキ野球教室で長く司会を務めておられた越智アナ逝去の報です。合掌
日本テレビ制作なんで偏向報道は否めませんでしたが、まだプロ野球ニュースもなくスポーツニュース(5分番組)でも1試合のダイジェストのみだった時代に貴重なプロ野球報道でした。
オープニングの広告は羊だらけのになる前の地味なやつの方が好きでしたが、見つかりませんでした。
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スターキー復職 2025. 4. 21 (Mon.)
報道によりますと、リンゴの子でキース・ムーンの弟子で先日THE WHOを解雇されたザック・スターキーが復職とのことです。3日で仲直りみたいなことになってますが、解雇の発表を3日ほど待てなかったんかい?ということですわ。
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スターキー解雇 2025. 4. 17 (Thu.)
報道によりますとTHE WHOの雇われドラマーにしてリンゴの子、キース・ムーンの弟子ザック・スターキーがクビとのことです。
ライヴコンサートを拝見する機会もたぶんもうないでしょうから、どうでもいいことなのかもしれません。とはいえ、横浜とさいたまで拝聴したときには息をのむ演奏を存分に堪能させてもらえました。
とくに「アメージング・ジャーニー(邦題「すてきな旅行」)」は鳥肌モノ。先日ご紹介したCDもそうですが、音源では伝わらないもどかしさ。THE WHOが最高のライヴバンドと言われる所以です。
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早割 2025. 2. 14 (Fri.)
フジロックの早割抽選結果が届きました。まさかの2年連続当選!とはならず。さもありなんと言うかむべなるかなと言うか是非に及ばず。
カルカドル 2025. 2. 4 (Tue.)
廃盤となって久しくネット上では万単位の金額で取引されてたりするP-MODEL6作目「KARKADOR」が<完全生産限定盤>でアナログレコードとBlue-spec CD2で4月から再発売とのことです。
これだけCD買いそびれたままでして、さっそくタワーレコードオンラインで予約しました。売切れたときの後悔を思えば、Blue-spec CD2が何かもわからぬままに。
THE WHO JAPAN 2004 2025. 1. 31 (Fri.)
年末、ポイント期限切れ間近ということで久しぶりにタワーレコードに行ってみました。そこで見つけたのがAlive The Liveなるライブ盤シリーズ。いわゆるロック系バンド、ミュージシャンのライブ盤がアホほどいっぱい売られてました。
その中から1枚厳選して購入したのが2004年のTHE WHO初来日公演のやつ。ウドー主催「ポカリスウェットブルーウェーブ ザ・ロックオデッセイ2004」なる横浜国際競技場でのときのそれ。ポールウェラー師匠もいらっしゃっててもちろん早起きしてオープニングのラブサイケデリコからラス前のTHE WHOまで堪能して(トリのエアロスミスの前に)帰りました。
貯まったポイントでタダ同然であの時の感動を再び。とは言え、テレビ放送用の音源からのCD化だからなのか、音質イマイチ冴えず海賊盤みたいな味わい。再び感動できたのは冒頭「I Can't Explain」のイントロと最後のギター破壊パフォーマンスぐらいだったでしょうか。
※アミガケは未収録
NO
songs
LP
1
I Can't Explain
single(1964)
2
Substitute
single(1966)
3
Anyway Anyhow Anywhere
single(1965)
4
Baba O'Riley
Who's Next(1971)
5
Behind Blue Eyes
Who's Next(1971)
6
Real Good Looking Boy
Then and Now(2004)
7
Who Are You
Who Are You(1978)
8
5:15
Quadrophenia(1973)
9
Love Reign O'er Me
Quadrophenia(1973)
10
My Generation
My Generation(1965)
11
Old Red Wine
Then and Now(2004)
12
Won't Get Fooled Again
Who's Next(1971)
encore
e1
Pinball Wizard
Tommy(1969)
e2
Amazing Journey
Tommy(1969)
e3
Sparks
Tommy(1969)
e4
See Me Feel Me 〜 Listening to You
Tommy(1969)
VIDEO
レ・ミゼラブル 2025. 1. 25 (Sat.)
ミュージカルには興味がないというか大昔に従妹が抽選で当てたけど行けないんで代わりに「CATS」を見て二度とミュージカルなんか見るか!と思った約30年後、他の家族が行く予定だった「オペラ座の怪人」を見て二度とミュージカルなんか見るか!と思ったぐらい性に合わないようです。
しかしながら、ミュージカルから映画になったものには名作だらけ。そんなわけで古典原作なんで見といて損はないかと安易な気持ちで本作のリバイバル上映を見てきました。年寄割引で1,000円ポッキリ。
近年のCGを活かしたオープニングで目を見張らせましたが、なんと全編歌。まさか台詞なく全部歌で押し切るパターンとは思ってませんでしたが、ロックオペラ「TOMMY」を何度も見てるんでむしろこの方がよいのかもしれません。
とは言え、クラシカルな楽曲とあらすじだけの物語で多分に退屈したところで六月暴動勃発。
1830年の七月革命は存じ上げてますが、字幕で1832年と出てたうえ、少年が七月王政を罵る歌を歌ってるんで「何が起こるん? 勝つん? 負けるん?」とこの暴動のクダリは興味深く鑑賞できました。
最終的に宗教的教条劇的エンディングで残念な気持ちになりましたが、長い物語が終わってから「民衆の歌」のおまけが出てきて感涙のフィナーレ。最後の3分間だけのための映画「時をかける少女」を思い出しました。
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