鳳凰記(2005/01/01-)
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富士サファリパーク   2005. 1. 15 (Sat.)

スタートダッシュ先日、初めて馬券を買いました。6頭立てで発売は単勝のみ。オッズ表示も予想紙もなく、写真ぐらいしか判断材料はありません。とは言え、的中したところで原価が100円もしなさそうな記念品しかもらえません。
とりあえず、写真映りがいいだけかもしれませんが、ヤル気をみなぎらせてそうな2番に100円投票したのですが、上画像でわかる通りスタートは4,5番手。100メートル足らずの短走路1周勝負ですから、ほぼスタート順の着順。
動物系テーマパークの子馬レースは、競馬よりも競艇感覚で予想しなければならないようであります。

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象徴天皇という物語(赤坂憲雄/ちくまライブラリー)
  2005. 1. 14 (Fri.)

憲法と皇室典範改訂に向かいかねない時節柄、平成になったちょっとあとの90年に出版された本書をたまたま図書館で見つけて。
赤坂といえば、大和言葉に稀なガ行やラ行をその名に多く持つ怪獣が南洋や東北や九州から現れ、東京を破壊するけど皇居を迂回して帰るという習性を民俗学的見地から明らかにされた学者で、現在は東北学に打ち込んでおられるという程度しか知りません。
巻末にシリーズの広告が掲載されていて、本書には「象徴天皇制に歴史的アイデンティティはあるのだろうか?」なるキャッチがついてます。
んなもん、あるわけない!のひと言で済みそうなものなのですが、著者は津田や和辻や美濃部(親)といったリベラルゆえ戦前は多少の抑圧の災難に遭ったはずの学者の論説が、結局のところ現在の天皇のあり方の基盤をなしているところ、その論説のいい加減なところを丁寧に暴いておられます。
たけしの正月特番だったら、GHQもしくは米政府の差金や関与を持ち出したところでしょうが、専門ではないのでそういう歴史的経緯にはまったく触れられていません。
また、大嘗祭や新嘗祭の研究から、折口や柳田といった民俗学の巨匠においてすら、天皇に関しては甘っちょろいところを指摘してくださっています。

そんなわけで、数々の歴史的資料を宮内庁が押さえているおかげかどうかはともかく、いろんな意味で基盤を持たない象徴天皇制なのですが、「いま、ようやく空虚の中心へと到る道行きを歩み出したのかもしれない」というふうに締めくくられています。
はたしてどうか?
米長国旗国家抑圧管理志向の対抗勢力と見えて、フーコーが売れる柔らかい監視社会の王としてふさわしいかもしれないところは要警戒。

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中小企業の玄関   2005. 1. 13 (Thu.)

たぶん社長を模したと思われる人形が出迎え。浪越徳次郎(指圧の心)似。
蹴飛ばすのにちょうどいい大きさゆえ、いつまで持つかが注目されます。
社長人形

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立川競輪開設記念[鳳凰賞典レース]決勝
  
2005. 1. 12 (Wed.)

11R 誘導は波潟和男
選手 登録 脚質
1 1 武田 豊樹 茨城 88 31 S1 逃捲 19
2 2 山口 幸二 岐阜 62 36 S1 追込 1
3 3 小倉 竜二 徳島 77 28 S1 追込 0
4 4 高木 隆弘 神奈川 64 35 S1 追込 0
5 市田佳寿浩 福井 76 29 S1 捲逃 9
5 6 白戸淳太郎 神奈川 74 31 S2 捲追 8
7 吉岡 稔真 福岡 65 34 S1 捲逃 4
6 8 矢口啓一郎 群馬 86 24 S1 逃捲 17
9 鈴木 誠 千葉 55 39 S1 追込 0
推理


並び
89 矢口大魔王
52 中部近畿
73 西
146 武豊神奈川

ゴールデンキャップ(2)武田豊樹のペース駆け濃厚。切替大魔王(9)スズマコに切替えられた鼻血(8)矢口がカマしたら、中団から脱朴訥(5)市田が迫り(2)武豊か番手のトカ(4)高木との頭争い。
(5)市田か不動心(7)吉岡の捲りにうまく乗れたら鼻血(8)矢口の大外強襲要警戒。

 
2車単
 
3連単
1−4,1−6,1=5
1=8,5−8,5−4
 

結果
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中団5番手で周回のゴールデンキャップ(1)武豊が前団を押さえ打鐘。前受けの(5)市田が朴訥に中団4番手をせしめ、不動心(7)吉岡が6番手。(2)武豊の上昇を追走しなかったW杯ゴールドメダリスト鼻血(8)矢口が2センターから踏み続けてカマすが、切替大魔王(9)スズマコは続かず最後尾で(7)吉岡ライン追走。
(8)矢口の発進もまったく届かず(1)武豊ほぼペース駆け。
(8)矢口不発の2コーナーから(5)市田発進。直線で(1)武豊をとらえて1着。粘る(1)武豊は直線(5)市田と接触して失速。(5)市田マークの富生の兄(2)山幸が2着で、(5)市田ライン追走の不動心(7)吉岡に乗った(3)小倉竜が直線よく伸びて3着。

 
2車単
 
3連単
5−2 1,590円 5−2−3 8,050円
抜目

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入場 11,937人 総入場 45,065人(対前年78%)
売上 3,219,704,400円 総売上 
11,214,598,500(対前年104%)

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大[Oh!]水木しげる展   2005. 1. 11 (Tue.)

ハリボテ妖怪鳥取を皮切りに福岡、神戸、京都、盛岡を席巻した荒俣&京極プロデュースによる水木しげる展が相撲取りがぞろぞろしている東京両国は江戸東京博物館にやって来た!
夏に小金井公園のあちこちにいたので、たぶん東京ならではと思われる妖怪ハリボテ(水木画伯含む)が勢ぞろい。
展示内容は、どこに焦点を絞ればいいのかが悩ましい、あれやこれやの水木画伯の半生記。何でもかんでも詰め込みすぎゆえ、「なまけものになりなさい」という水木画伯の言をキャッチコピーにしたに反して、アホほど働いておられるのが印象的。ただ、学芸員なる方々も参画しておられそうな企画ゆえ、百鬼夜行絵巻の一部や、境港のお寺の地獄絵図など、モチーフとなった古典が拝見できたところは他と一線を画していたと言えましょうか。妖怪漫画以外の作品も多数鑑賞可能。
10日まで(終わってるやん!)。1,100円。今後、新潟、旭川、岐阜、高知を巡回予定。

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立川競輪開設記念[鳳凰賞典レース]
優秀「初夢賞」   
2005. 1. 10 (Mon.)

11R 誘導は波潟和男
選手 登録 脚質
1 1 兵藤 一也 群馬 82 26 S1 追捲 0
2 2 武田 豊樹 茨城 88 31 S1 逃捲 18
3 3 山口 幸二 岐阜 62 36 S1 追込 1
4 4 高木 隆弘 神奈川 64 35 S1 追込 0
5 市田佳寿浩 福井 76 29 S1 捲逃 9
5 6 望月 永悟 静岡 77 27 S1 追捲 0
7 小嶋 敬二 石川 74 35 S1 捲逃 13
6 8 矢口啓一郎 群馬 86 24 S1 逃捲 17
9 小倉 竜二 徳島 77 28 S1 追込 0
推理


並び
81 群馬
73 中部
246 武豊南関
59 西

ゴールデンキャップ(2)武豊の主導権取り濃厚。鼻血(8)矢口と(7)小嶋社長が先行争いを挑むかどうか。後方からの巻き返しは苦しいので、位置次第でどちらかがカマすか突っ張るか。すると、中団捲りに徹して脱朴訥(5)市田の勝機。

 
2車単
 
3連単
5=9,5=1,5−2
5−8
 

結果
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周回は、中部−西−群馬−武豊南関。青板バックからゴールデンキャップ(2)武豊が上昇して誘導後位で(7)小嶋社長と並走。打鐘で鼻血(8)矢口が踏み上げ、前団を押さえる。3番手に(7)小嶋社長、5番手脱朴訥(5)市田で(2)武豊は再び後方。
先行態勢の(8)矢口が流す最終ホーム、3番手を良しとせず(7)小嶋社長が一気に踏みこみ先行。続いた(5)市田だったが、(8)矢口の抵抗に合い、両者並んで第2先行状態。遅れて(2)武豊も巻き返すが、(5)市田とともに不発。
後続千切って(7)小嶋社長−富生の兄(3)山幸で入線。第2先行争いを制した(8)矢口後位から抜け出す伏兵(1)兵藤を、その後位に切替えていた(9)小倉竜がインから交わして3着。

 
2車単
 
3連単
7−3 1,620円 7−3−9 7,850円

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3コーナー赤旗   2005. 1. 9 (Sun.)

審議ヘタなマーク屋がコーナーで捲り来る別線の選手を中バンクまで持ってって止めるということがままあり、失格走行のはずなのですが、KEIRINダイジェストなどを見ていると失格になったりならなかったり今一つ判然としません。とは言え、基準を明確にすれば、そのすぐ外を行かれたら絶対に止められなくなって96年ごろの新ルールのようにつまらない競走が横行してしまいます。そんなわけで、ルールはともかくとして、自分の買ってる車券が失格走行によって阻まれた場合。

立川記念初日特選第11レースは、かなり固いと思われるゴールデンキャップ武田豊樹−佐久間師匠で5.2倍。G1を除けば初日は買わないわたくしですが、つい電話投票口座残高(二千数百円)の半分を1番人気の武豊−佐久間師匠にぶちこんでの大博打。たとえ、永井(岐阜)の馬面ダッシュに脚を使った武豊が差されても、佐久間師匠だからよしとする覚悟。
レースは、落ち着いた運行を見せたゴールデンキャップ武豊が2コーナー捲りで前団を一飲み。が、しかし。馬面ダッシュにがんばるぴょん有賀が千切れて、番手にハマったような第二先行だったような山口の中途半端な自在屋・富が、3コーナーで武豊に飛びつかんとした失格走行で佐久間師匠は離れて武豊一人旅。2着は望月(静岡)で4,250円。
元手が少なくてよかったですが、本命党は長生きできないという格言通り。

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大宮競輪開設記念[倉茂記念杯]決勝   2005. 1. 8 (Sat.)

11R 佐々木が500走路で
選手 登録 脚質
1 1 小野 俊之 大分 77 28 S1 追込 0
2 2 後閑 信一 群馬 65 34 S1 自在 5
3 3 伏見 俊昭 福島 75 28 S1 捲逃 4
4 4 澤田 義和 兵庫 69 32 S1 捲逃 8
5 有坂 直樹 秋田 64 35 S1 追込 0
5 6 高木 竜司 熊本 82 28 S2 捲逃 0
7 神山雄一郎 栃木 61 36 S1 自在 1
6 8 前田 新 大阪 68 34 S1 追捲 1
9 佐々木則幸 高知 79 28 S1 捲逃 16
推理


並び
916 佐々木九州
35 北日本
72 関東
48 近畿

漁師系(9)佐々木が逃がされそうなメンバー構成。が、しかし。王者(7)神山が北日本追走となり、(9)佐々木の仕掛けが遅いようだとゴージャス(3)伏見が2日目優秀同様に。
500走路を得意とする漁師系(9)佐々木がバックから全開で。行きそびれて天下布武(1)小野発進の場合、A級上がり3走すべて連絡み(6)高木の直線強襲要警戒。

 
2車単
 
3連単
9=1,9−2,9−3
9−5,1=6,6=3
6=5,6=2,6=7
 

結果
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後方から上昇したゴージャス(3)伏見が前受けの元輪界一のハンサムガイ(4)澤田を押さえ、誘導後位に入って打鐘。続いた王者(7)神山がさらに押さえて誘導後位へ。さらに漁師系(9)佐々木が前団を押さえるべきところ、一気に叩いて黒潮にもまれた男気を発揮して持つわけがないにもかかわらず最終ホームから全開で先行。
4番手が王者(7)神山、6番手にゴージャス(3)伏見で一本棒のまま3コーナーを過ぎる。2センター、ようやく王者(7)神山発進するも、直線天下布武(1)小野の追込みに及ばず。が、(7)神山と(1)小野の中を強面で割って(2)後閑が強襲、1着。捲り追込んだゴージャス(3)伏見が3着に届き、大宮力車券で決着。

 
2車単
 
3連単
2−1 2,120円 2−1−3 8,740円

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入場 9,950人 総入場 31,658人
売上 3,465,265,400円 総売上 
10,779,881,800(対前年101%)

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年末対決   2005. 1. 7 (Fri.)

一昨年改めてプロレスのおかしみを味わえた大晦日の興行でしたが、昨年末はプロレスのみ後退して格闘技ばかりになったのがたいへん残念でした。まったく高田総統は太鼓を叩いてる場合ではありません。いくら褌一丁でも。
それでも、着々と曙のやられっぷりを見なければ年を越した気がしないという曙年越しそば状態が醸成されつつあるのは今後の楽しみになりそうです。

それはさておき、終盤韓国民謡連発で眠たかった紅白。例によって大トリに物語を持ってきて後攻が勝つ、という昨今の感動する準備ができてる俗情に結託する路線で、紅組が勝ってしまいました。
とは言え視聴者投票はそんなこと知ったことかと言わんばかりの白組勝利。災害に立ち向かっても勝利はないが、グローバライゼーションはなんとかできるかもしれないと訴えたさだの力によるものと言えるかもしれませんし、津波で新潟もかすむ近代的数量化の論理を見てとることもできなくはないのかもしれません。

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大宮競輪開設記念[倉茂記念杯]
優秀「ブロンズ倉茂賞」   
2005. 1. 6 (Thu.)

11R 今年もよろしく、哀愁の3番手前田新
選手 登録 脚質
1 1 小野 俊之 大分 77 28 S1 追込 0
2 2 後閑 信一 群馬 65 34 S1 自在 5
3 3 伏見 俊昭 福島 75 28 S1 捲逃 4
4 4 前田 新 大阪 68 34 S1 追捲 1
5 冨田 卓 千葉 76 31 S1 追込 0
5 6 深井 高志 東京 63 36 S1 追込 1
7 吉田 敏洋 愛知 85 25 S1 逃捲 23
6 8 海老根恵太 千葉 86 27 S1 逃捲 13
9 有坂 直樹 秋田 64 35 S1 追込 0
推理


並び
39 北日本
714 遠征
8526 南関関東

まともに逃げて残れそうな気がしない(8)海老根がまともに逃げるか? 早めに押さえて後方に叩かせてからの巻き返しと見た。たぶん巻き返せないので、(7)吉田のムキムキカマシを捲るゴージャス(3)伏見を天下布武(1)小野がどう捌くか。
(8)海老根がいいとこまで巻き返したら(2)後閑の強面強襲要警戒。

 
2車単
 
3連単
1−4,1=3,1−9
1−2,3=2
1−7−2/4

結果
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打鐘で後方の(8)海老根が上昇。3番手の(7)吉田はすぐさま引いて(8)海老根が3番手に入り一本棒で最終ホーム通過。
1コーナーから(8)海老根が踏み上げると、合わせてゴージャス(3)伏見も踏み上げ先行争い。2コーナーから発進の(7)吉田がムキムキっと捲り頃をモノにするが、哀愁の3番手(4)前田新が踏み遅れて天下布武(1)小野と二人旅。
ゴール前、(1)小野がチョイ差し。直線追込んだ(9)有坂が強面で猛追する(2)後閑を振り切り3着とはっ。

 
2車単
 
3連単
1−7 1,340円 1−7−9 14,710円
抜目

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初日の出暴走   2005. 1. 1 (Sat.)

謹賀新年

恒例の初日の出暴走に出かけるのでしばらく更新を休みます。再開は大宮記念あたりからの予定。

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