迅雷記(2005/11/16-)
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薄っぺらなやつ  2005. 11. 30 (Wed.)

ひらめでもかれいでもなく。 さかな

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マロンズの激情(男のマロンズ)  2005. 11. 29 (Tue.)

男のマロンズat聖跡LooseVoxキコリレコード所属男のマロンズのレコ発ライブ(高円寺円盤)でデビューカセット購入。480円で初回特典コンペイトウウミウシのシール付き。
成毛滋や竹田和夫が出てくるオープニング曲「グレコギター」で中学生スピリットあふれる中年ぶりをいかんなく発揮。A面3曲目「ダーティーワーク?モンキービジねす。」とともにキャッチィなナンバーで同じ中年でもニューウェーヴなわたくしたちのハートもゲットしつつ、長い長いA面のテープあまり時間をはさんで「マロンズのテーマ パート1」と「マロンズのテーマ パート2」を聴かせるというフランクザッパ好きならではな変態性を聴かせつけられます。

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ヘタレの80期代  2005. 11. 28 (Mon.)

僅差でシドニー五輪に連れて行ってもらえなかったゴージャス伏見がその後めきめき競輪で強くなったので、やはりアテネ五輪落選組としてベテランの神山雄一郎はともかく矢口啓一郎は誰もが期待したと思うのですが、むしろ神山の復活の方が目立っているといえましょう。力が復活したわけでは決してないのにオールスター2連覇。
その神山と言えど20代後半は信頼を失う競走を繰り返したようですが、ここんとこ競輪存続を願う我々の期待を裏切る80期代の若手の信頼のなくし方は目を覆うばかり。
前橋記念最終日の矢口を目の当たりにしてこれを書いてるわけですが、そればかりではなく順位決定A競走の海老根恵太。ここんとこ信頼を裏切る競走が目立つからといって、何も後ろが別地区どうしの千切れそうな番手戦。実質7番手以内確実な単騎みたいなこんなときこそ得意の捲り一発で天下布武小野のブロックやゴージャス伏見と闘うチャンスだというのにもかかわらず、カマして行って後続ちぎれて小林大介に番手にハマられる始末。
彼らの頭の悪さを何とかしないと競輪存続の夢も叶わないような気がしてきました。

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前橋記念[三山王冠争奪戦]決勝  2005. 11. 27 (Sun.)

11R 結束する上越5車
選手 登録 脚質
1 1 後閑 信一 群馬 65 35 S1 追捲 1
2 2 斎藤登志信 山形 80 33 S1 自在 4
3 3 矢口啓一郎 群馬 86 25 S1 捲逃 16
4 4 佐々木龍也 神奈川 57 40 S1 追込 1
5 手島 慶介 群馬 75 30 S2 追捲 2
5 6 藤原 憲征 新潟 85 26 S1 自在 4
7 加藤 慎平 岐阜 81 27 S1 自在 2
6 8 阿部 康雄 新潟 68 38 S1 追込 0
9 荒井 崇博 佐賀 82 27 S1 逃捲 15
推理


並び
9724 遠征
31586 上越

若干いかつさで劣るものの坊主頭で田舎ヤクザっぽくもない素人脚自慢王(8)阿部を含め、迫力満点の上越ライン。アテネ五輪は長塚の後塵も拝して顔で選出されなかった感無きにしも非ずな(3)矢口が出走前から鼻血をほとばしらん勢いでのぶん逃げ濃厚。
強面に隠したジェントルハート(1)後閑が携帯持込厳罰から改心したガマクジラ(5)手島に勝たせてもいいぐらいの勢いで発進。5番手も自在ヒゲ(6)藤原が固め上越磐石。
波乱あるとすれば山嵐(9)荒井がヤケクソのアウト併走もがきあいに持ち込んで、早めに何も考えずに斎藤(2)登ス信発進。追走する不可解ヘア(4)佐々木と切替えて活路を見出そうとする自在ヘア加藤(7)慎平の自在戦。

 
2車単
 
3連単
5−1,4=7,5=7
1−5−全

結果
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赤板ホーム手前で前団を抑えた(3)矢口だったが、山嵐(9)荒井の追い出しがないのをいいことに流す流す流す。さすがに打鐘からと思って見てても一生行かないつもりかと思うほど流す流す流して5番手固めさせられてる自在ヒゲ(6)藤原も見てる客も怒りで鼻血が出そうな3コーナー、山嵐(9)荒井のカマシに合わせて(3)矢口発進。が、(3)矢口は最終ホームであっさり叩かれるという大失態。
何も考えずに斎藤(2)登ス信は(9)荒井の発進に続かず圏外。
山嵐出切れずと見誤った自在ヘア加藤(7)慎平が、最初苦し紛れにガマクジラ(5)手島をキメようとするところ、空いたインからしゃくって強面(1)後閑をあっさり飛ばす。が、すぐさま押圧されて前がかりになったガマクジラ(1)手島が自在ヘア加藤(7)慎平を飛ばして山嵐(9)荒井後位にハマる。
直線、ガマクジラ(5)手島が山嵐(9)荒井を追込み、続いた素人脚自慢王(8)阿部が3着。

 
2車単
 
3連単
5−9 11,980円 5−9−8 164,330円

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入場 8,785人 総入場 24,327人(前年は寛仁親王牌[G1]で記念開催なし)
売上 3,289,598,100円 総売上 9,038,305,100円


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Now is the time! (POLYSICS)  2005. 11. 26 (Sat.)

ロック馬鹿系の人々にはテクノと呼ばれ、ばりテクノの人からはロックと目される音を好みがちなわたくしですが、さらに80年テクノポップという一つの原点を共有するということで若いのに評価せずにいられないのがポリシックス。
前々作For Young Electric Popでクラフトワーク寄りの新境地に踏み出されたかに見えたものの、前作National P!でDEVO寄りの元に戻ったあとの最新作。前作以上に馬鹿ガッコイイを追求かのようなロック音方面に進まれていて、新境地方面期待のわたくしとしてはややがっかり。

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前橋記念優秀「疾風迅雷賞」  2005. 11. 25 (Fri.)

11R 結束する関東
選手 登録 脚質
1 1 小野 俊之 大分 77 29 S1 追込 0
2 2 手島 慶介 群馬 75 30 S2 追捲 2
3 3 渡部 哲男 愛媛 84 25 S1 捲逃 12
4 4 森内 章之 熊本 64 37 S1 追込 0
5 矢口啓一郎 群馬 86 25 S1 捲逃 14
5 6 藤原 憲征 新潟 85 26 S1 自在 4
7 池尻 浩一 福岡 63 36 S1 追込 0
6 8 為田 学 長野 69 33 S2 追込 0
9 荒井 崇博 佐賀 82 27 S1 逃捲 15
推理


並び
5268 関東
37 臨時
914 九州

山嵐(9)荒井の抵抗もこらえて鼻血(5)矢口が逃げるはず。小回りスピードバンクだけに先行争いが早ければ、初日に続き伊予の村上ショージ(3)渡部が漁夫の利を得ると思いきや、いざとなればガマクジラ(2)手島が飛び道具を放って後閑の二の舞は避ける。

 
2車単
 
3連単

2−5−6,2−6−5/7

結果
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鼻血を迸らす勢いで後方から(5)矢口が上昇して赤板ホーム。前受けの山嵐(9)荒井は引いて、(5)矢口は流して打鐘先行。
5番手となった山嵐(9)荒井が1センターから捲るが、3コーナーで合わせながら飛び道具を繰り出すガマクジラ(2)手島に合わされ不発。
(2)手島がタレる(5)矢口を交わして1着。自在ヒゲ(6)藤原が続いたかに見えたところ、ショージ(3)渡部が大外突き抜けて2着。

 
2車単
 
3連単
2−3 4,020円 2−3−6 19,860円

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名選手列伝  2005. 11. 24 (Thu.)

とら文化研究、更新しました。
03年にマジックナンバーとともに振り返った背番号別名選手列伝に加筆。
中西が門限後に虎風荘を抜け出そうとして壁から転落。ビール瓶上に頭から落ちて大量流血したときの梅本寮長の名台詞「119番、何番や?」など、03年以降に知りえた情報などを書き足しています。
また、49番以降の重たい背番号の名選手列伝も追加。古沢、赤松、赤星、御子柴といった重たい背番号で活躍した人々が登場しました。

ぜひこの機会に70年に及ぶ球団史をかみしめていただきたく思うのであります。

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防府記念[周防国府杯争奪戦]決勝  2005. 11. 23 (Wed.)

11R 地元勢頑張りS級戦では珍しい中国別線
選手 登録 脚質
1 1 吉永 和生 広島 80 29 S1 追込 0
2 2 武井 大介 千葉 86 25 S1 自在 10
3 3 三宅 達也 岡山 79 28 S1 捲逃 6
4 4 富 弥昭 山口 76 34 S1 自在 7
5 新田 康仁 静岡 74 31 S1 捲逃 11
5 6 井山 和裕 山口 84 27 S2 自在 8
7 小倉 竜二 徳島 77 29 S1 追込 0
6 8 小川 巧 岡山 57 39 S2 追込 0
9 市田佳寿浩 福井 76 30 S1 捲逃 10
推理


並び
387 岡山小倉竜
25 南関東
641 中国
9 朴訥単騎

(6)井山が先制の(4)富の番手捲り、漁夫(3)三宅が中団獲っての遅仕掛けという中国作戦。そうはさせじと(9)市田は朴訥に中団にこだわる。さらに(2)武井が中国分断策やも。ごちゃつくところ、引いた(3)三宅が漁夫の利にありつく。

 
2車単
 
3連単
3−7,3=1,3−4
3=9
 

結果
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後方6番手で周回の(6)井山が上昇を開始すると、中団の(2)武井がこれを牽制して先に前団を抑えて赤板ホーム通過。(6)井山が叩き返して流す打鐘前、5番手から(2)武井が一気に踏み上げカマシ先行。
静岡の赤い彗星(5)新田を止め切れなかった(4)富が最終ホームで切替えるや間髪入れずバック捲り。
前団のもつれに乗じて漁夫の利を漁るはずの(3)三宅だったが、前で(9)市田が朴訥に捲ろうとしたりして不発。
(4)富が(1)吉永を連れて捲りきって地元で記念初優勝。岡山不発で山口広島勢に切替えた(7)小倉竜が続いて3着。

 
2車単
 
3連単
4−1 630円 4−1−7 4,230円

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入場 2,633人 総入場 8,223人(対前年109%)
売上 2,997,836,200円 総売上 8,432,960,900円
(対前年119%)

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姉歯  2005. 11. 22 (Tue.)

不可解なヘアスタイルに気をとられて建築設計書類のチェックが杜撰だったという事件がマスコミを賑せています。不可解なヘアスタイルにも頓着せずに発注した人々には気の毒なことではありますが、集合住宅のことをプールが付いてるような大豪邸を意味するマンションと呼んではばからない業界が売り出す商品を高い金を払って購入する人々の気が知れないわたくし的には、当該集合住宅住民を気の毒に思う気にはなれません。

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防府記念優秀「天神杯」  2005. 11. 21 (Mon.)

11R 地元勢頑張りS級戦では珍しい中四国別線
選手 登録 脚質
1 1 吉岡 稔真 福岡 65 35 S1 捲逃 5
2 2 佐々木則幸 高知 79 29 S1 捲逃 12
3 3 吉永 和生 広島 80 29 S1 追込 0
4 4 富 弥昭 山口 76 34 S1 自在 6
5 小倉 竜二 徳島 77 29 S1 追込 0
5 6 加倉 正義 福岡 68 34 S1 追込 0
7 市田佳寿浩 福井 76 30 S1 捲逃 10
6 8 小川 巧 岡山 57 39 S2 追込 0
9 合志 正臣 熊本 81 28 S1 追込 1
推理


並び
25 四国
7 朴訥単騎
169 九州
438 中国

得意の捲り勝負では如何ともし難い(4)富が先行で見せ場だけは作れるメンバー構成。漁師系中団捲りに乗る(5)小倉竜に朴訥につけきれば(7)市田の逆転も。

 
2車単
 
3連単
5=7
5−2−1/7

結果
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後方の不動心(1)吉岡の動きを牽制しまくった(4)富が赤板ホームで前受けの佐々木(2)則を抑えると、不動心(1)吉岡が巻き返して先行態勢。打鐘前から佐々木(2)則の黒潮カマシが炸裂するところ、不動心(1)吉岡も踏み上げる。
何とか不動心(1)吉岡を叩いた佐々木(2)則だったが、朴訥(7)市田は追走せず
3番手から不動心(1)吉岡がバック捲り。(5)小倉竜のブロックをかいくぐって久留米のジャンレノ(6)加倉を連れてゴールかというところ、びっくり仰天!(3)吉永が巧にコースを突いて直線突き抜ける。

 
2車単
 
3連単
3−1 11,160円 3−1−6 78,140円

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ヌー銅 DV  2005. 11. 20 (Sun.)

昨日お知らせした二体で一対の裸像が不憫なので近づけてみたりしました。
引き裂かれる以前の情交場面に戻そうとしてみたのですが、うまくいきません。
どうやら、全裸で逃げる女の後ろ髪を引くDV男と見るのが妥当と判断しました。
ひねりがきいた裸体

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ヌー銅 引き裂かれた情交  2005. 11. 19 (Sat.)

引き裂かれた情交

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組織戦略の考え方 -企業経営の健全性のために
(沼上幹/ちくま新書)   
2005. 11. 18 (Fri.)

ふだんの職場環境のなかで「馬鹿」の一言で片付けてしまいそうな方々をモノを考える思考力の低い人たち、自分の内面的葛藤を処理する能力の欠如したボスたち、部下たちの対立を処理する能力の欠如した社長、裏ではかなり辛らつなことをウジウジ言うが表ではストレートに議論できない人、視野の狭いミドル、非常に悪い意味でのポリティカルなミドル、皆の努力にフリーライドする人(フリーライダー)、若手を潰すミドルは若手を搾取していると同時にその若手を育てた他のミドルの努力にフリーライド、言い訳をずるずる並べて仕事を遅らせている若手、とにかく文句ばかり言っているOL、若手の企画に常にケチしかつけない拗ねたミドル、論理的な議論が通じず会議の場で怒って大声で怒鳴る理不尽な人、落としどころ感知器のような経営管理者、史上最高の落としどころ感知器として社長や会長に登り詰めた人、人前で大人げなくすごんだり大騒ぎすることができるという育ちの悪さを権力の基盤とする厄介者、トラの威を借るキツネの権力者、バランス感覚のある宦官、というふうに豊かな表現力で描写。あなたの職場の馬鹿がどれにあてはまるかを見極めそれへの対策を考える契機となるかもしれない一冊と言えましょう。
さらに、自分自身がどの馬鹿にあてはまるのかもチェックすべし。

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NewOrder Story  2005. 11. 17 (Thu.)

ニューオーダーのビデオクリップ集にはもう1枚DVDがついてて138分のドキュメンタリー。長すぎるオープニングとエンディングのナレーションともう1枚のDVDと重複するプロモビデオが話の節々に10曲ほど入ってて正味の時間は80分ほど。
概ねテレビ番組とインタビューで構成。インタビューはマネージャーのロブグレットンやトニーウィルソンなど映画24hour Party Peopleの主要登場人物に納期や費用に無頓着なジャケットデザインの巨匠ピーターサヴィルなどが登場。メンバーの皆さんとトニーウィルソンとの微妙な関係が垣間見られます。
また、本物のロブグレットンがしゃべってるところを見たところ、口調や癖までとらえているという点で24hour Party Peopleでのソックリさん大賞はロブグレットン役の人に決定。
モントレージャズフェスティバル出演時の映像が2曲分入っていて、Everyone Everywhereでのギルバートのギターが案外イケてるところを拝聴することができました。

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NEW order A COLLECTION  2005. 11. 16 (Wed.)

ニューオーダーのビデオクリップ集をHMVのポイントを使っても5,000円超で購入。今見ると短パンや袖が短すぎる80年代前半の外人が踊ったりしてるConfusionから始まっての24曲におまけが6曲。

前半のファクトリーレーベル時代の作品はたいがい突き抜けてたり斬新過ぎたり素っ頓狂だったりでテレビでかかりづらい作り。それゆえ初めて拝見する作品も多数。そんななか、2曲目に登場のPerfect Kissのみたまたまテレビで拝見したことがありました。そのときは激しい衝撃を頂戴したのでした。後に羊たちの沈黙だかでヒット作を飛ばした監督の作品らしいのですが、プロモビデオなのに一発録りの趣。緊張感あふれまくりの空気をかもし出しつつ、たどたどしい指使いのシンセサイザー、自分で作った歌なのにうまく歌えないボーカルを含めシーケンスサウンドに操られる演奏が後半パーカッションを交えたりしてえもいわれぬグルーヴを醸し出しているのであります。これを見て、わたくしは一時期やめかけてた楽団活動を再開する意欲をかきたてられたのでした。

名古屋でただ飯食ってたリネカーが懐かしいWorld in Motionをはさんで後半はファクトリー破産後のメジャーレーベルからの作品なので概ねプロモビデオらしく安心して見られますが、メンバーの皆さんが演奏しているところを見られるのは他の楽曲全部をたしてもPerfect Kiss1曲に及ばないだろうというほどメンバーの皆さんはあまり出てきません。Crystalは全員偽者。

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