九九記(2008/02/16-)
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閏年  2008. 2. 29 (Fri.)

月給制の勤め人にとってはまったく割の合わない2月29日。こんなに勤め人が多くなる世の中になることがわかっていたら、世界的に休日にすべきだったと後悔先に立たず。というわけで、万国の労働者が団結する契機として2月29日を活用してもらいたいと思うのであります。

オールナイトニッポン  2008. 2. 28 (Thu.)

この前の日曜の真昼間にラジオを聞いたのですが、鶴光師匠が鶴光師匠のままで心洗われました。

寒冬  2008. 2. 27 (Wed.)

風神寒い冬ですが、幸いなことにあるいは日頃の精進のたまものあるいは馬鹿になったからか今年は風邪をひかずにせっかくここまでやってきたのに。
寒い冬でも寒暖の差がなくじわりじわりと寒さが日ごとつのる冬の場合、風邪をひきにくいのかもしれません。じわじわと体が寒さに慣れるって感じ。
が、しかし。ここに来て春めいた日がたまにあったりして油断するやいなや風邪をひきましたよ。

特別競輪代案  2008. 2. 26 (Tue.)

東国原の口車に乗せられたわけではありませんが、お粗末ながら代案を出したいと思います。

大会
格付
概要
4 共同通信社杯[春] GII 概ね原案通り、若手有望株にチャンス
5 S級シリーズ FI 全47競輪場でGW開催。SSは地元出走
6 高松宮記念杯 GI 準決まで東・中・西別で
7 寛仁親王牌 GI 洋の東西を問わず国際競輪優秀選手に出走権
8 全日本選抜 GIIに 格下げ。各地区均等割りで
9 オールスター GI ポイント制は廃止して6日制
10 共同通信社杯[秋] GII 原案とは逆にベテランにチャンス
11 競輪祭 GI 現行通り
12 新人王
KEIRINグランプリ
GII
GP
27人の2日制で
現行通り
1 シーズンオフ
2 東王座戦
西王座戦
GII
GII
当初の制度で
3 日本選手権 GI 02年立川でやった敗者復活戦あり、GR賞1着は即決勝、準決4個レースで

東西王座戦再生計画  2008. 2. 25 (Mon.)

昨年のこの時期、東西王座戦を元通りにしてほしいお願いを訴えたのですが、無論叶わず。2010年までこの方式で行くことが既に確定しています。
さらに、2009年に始まるのが仮称SSシリーズに仮称S1カップ。少数精鋭のトーナメントがいかに空しいかが現在の東西王座戦で明らかになりつつあるのに、さらに少数によるG1級特別競輪の実施が決定してしまっています。
幸い、小嶋社長や佐藤友和の連覇で目立ってはいませんが、東西王座戦の問題の一端に予選を2回走って1回1着を取ると、それだけで決勝に進めてしまうところにあるのではないでしょうか。軽い。軽すぎる。あまりにも耐えられない決勝メンバーの軽さ。
ものすごくSSシリーズとS1カップが憂慮されるので、面倒くさいですが一度整理してみましょう。
2008年度 2009年度
4 ふるさとダービー GII 共同通信社杯[春] GII
5 高松宮記念杯 GI 仮称SSシリーズ GI
6 高松宮記念杯 GI
7 寛仁親王牌
サマーナイトフェスティバル
GI
GII
寛仁親王牌
サマーナイトフェスティバル
GI
GII
8 ふるさとダービー GII 全日本選抜 GI
9 オールスター GI オールスター GI
10 共同通信社杯 GII 共同通信社杯[秋] GII
11 ふるさとダービー GII 競輪祭 GI
12 全日本選抜
ヤンググランプリ
KEIRINグランプリ
GI
GII
GP
ヤンググランプリ
仮称SSカップ
KEIRINグランプリ
GII
GI
GP
1 競輪祭 GI    
2 東西王座戦 GII 東西王座戦 GII
3 日本選手権 GI 日本選手権 GI

現在のところ、仮称SSシリーズの参加選手は18名、仮称SSカップは「グランプリに出られなかった9名」が予定されています。そして、いずれもGI級の格付け。
賢明なる読者の皆さん! 絶対おかしい!とは思いませんか? 今ならまだ間に合うかもしれません。ことあるごとに新GI2個の再考を促す声を荒げようではありませんか。

東西王座戦[GII]決勝  2008. 2. 24 (Sun.)

10R 東決勝
選手 登録 脚質
1 1 岡部 芳幸 福島 66 37 SS 捲追 1
2 2 神山雄一郎 栃木 61 39 SS 追込 0
3 3 渡邉 晴智 静岡 73 34 SS 追込 0
4 4 後閑 信一 東京 65 37 S1 追込 0
5 佐藤 友和 岩手 88 25 SS 逃捲 12
5 6 新田 康仁 静岡 74 33 SS 捲逃 5
7 平原 康多 埼玉 87 25 SS 逃捲 11
6 8 武田 豊樹 茨城 88 34 S1 逃捲 11
9 山崎 芳仁 福島 88 28 SS 逃捲 4
推理


63 静岡
951 北日本
82 栃茨
74 埼京

先行勝負は弱くない(8)武豊。後方から五右衛門(9)山崎がカマすが中団のもつれや王者(2)神山の立ち回りで苦戦しよう。連結はずした東大顔王(1)岡部の一発に要警戒。

 
2車単
 
3連単
2−8,2=6,2−7
2=1
 

結果
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後方の伸び盛り(8)平原が上昇、これに弱くない(9)武豊が続き、前受けの赤い彗星(6)新田を抑える。
(7)平原を(7)武田が叩いて打鐘、すぐさま五右衛門(9)山崎が巻き返すとすごすごと強くない(8)武豊は引いて4番手狙い。が、(6)新田もそこを狙って差し込み、3ライン併走で最終ホーム突入。
アウトから五右衛門(9)山崎が大ギアにモノを言わせて先行。例によって東大顔王(1)岡部は連結をはずして3番手に(6)新田が入る。
(7)平原が後方から捲るが、3コーナー4番手の2着男渡邉(3)晴智のブロックで後退。その内を(8)武田が突いて4コーナーから直線。
後方のもつれを尻目に快調に逃げた五右衛門(9)山崎を番手無風新東王座王佐藤(5)友和が追込み東王座戦2連覇。

 
2車単
 
3連単
5−9 750円 5−9−6 13,010円

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11R 西決勝
選手 登録 脚質
1 1 永井 清史 岐阜 88 24 S1 逃捲 10
2 2 西川 親幸 熊本 57 42 S1 追込 0
3 3 三宅 伸 岡山 64 38 S1 追捲 0
4 4 北津留 翼 福岡 90 22 S1 逃捲 4
5 小倉 竜二 徳島 77 31 S1 追込 0
5 6 石丸 寛之 岡山 76 33 S1 捲逃 7
7 小嶋 敬二 石川 74 38 SS 捲逃 8
6 8 香川 雄介 香川 76 33 S1 追込 0
9 浜口 高彰 岐阜 59 39 S1 追込 0
推理


63 岡山
75 臨時
19 岐阜
42 九州
8 香川

スピード人生(4)北津留が前団抑えたところを馬面ダッシュ(1)永井が馬並ダッシュで。これをケロロ(7)小嶋社長が追って。

 
2車単
 
3連単
7=9
 

結果
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後方で周回の馬面ダッシュ(1)永井が上昇すると前受けのスピード人生(4)北津留は引いて3番手で粘り、岐阜ラインに続いたイケメン捲リスト(6)石丸と併走。
後方のケロロ(7)小嶋社長がアウトに持ち出して追い出しをかけるが、(1)永井は流して最終ホームへ。
(4)石丸の踏み出しにあわせて(1)永井が馬面ダッシュで発進すると、司令塔(9)浜口千切れて(6)石丸が番手にハマる。
バックから(6)石丸がイケメン番手捲りを繰り出すが、後方から迫ったケロロ(7)小嶋社長が(3)三宅伸のブロックを豪脚にモノを言わせてかいくぐり前団ねじ伏せて西王座戦2連覇。
達人(5)小倉竜は千切れ気味で、立ち回った(3)三宅伸が2着。

 
2車単
 
3連単
7−3 1,850円 7−3−5 7,120円

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入場 4,153人 総入場 9,221人(対前年53%)
売上 4,018,695,600円 総売上 9,179,186,100円
(対前年80%)

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東西王座戦予選2日目  2008. 2. 23 (Sat.)

唯一おもしろくて存在価値を感じさせるGIIとして始まった東西王座戦が意味不明なトーナメント方式になって2年目。予選2日目は7車立て1個に8車立て5レースというサバイバルマッチの様相を呈してきました。
7車立ての第6レース西予選に自力型が4車かと思えば、第8レースは永井の逃げ一に室井兄弟同乗。
昨年は制度改変に抗議の意をこめて1票も投票しなかったわたくしですが、今年は買いたくても買えないレースの連続のおかげで気兼ねなく過ごせそうです。

監視社会  2008. 2. 22 (Fri.)

縁あって大手電機メーカーS社ショールームの潜入取材に成功しました。本題は最新鋭のテレビ会議システム見学だったのですが、ついでに監視カメラのコーナーも見させてもらえました。
そこはもうルパン三世もびっくり!の世界。軍事用途でない民生機であってもものすごい精度で遠くのものをのぞき見することができるようになっています。建造物が見えるところでは、誰かにものすごい精度でみられていると思っていて間違いない近未来がもうすぐそこに迫ってきていると実感しました。
李下に冠を正さずの精神も結構ですが、やましいことをしなければダイジョブなどと思っていては足元をすくわれます。何が善き事で何が悪しきことかを決めるのは、解釈多様な法律や気ままな現代の社会慣習、ましてや己が良心などではなく、警察官や検察官や裁判官ですから。

口唇炎  2008. 2. 21 (Thu.)

しばらく前に患った下唇の口唇炎が治りきらないうちに上唇に口唇炎発症。両唇口唇炎で麻雀の馬場プロみたいなことになってますんで早く寝ます。

メイプルソープ写真集  2008. 2. 20 (Wed.)

ちんこの写ってる写真集の国内持込をめぐってその猥褻性が争われた最高裁判決は、セーフ。ちんこがどのように写っているのか見てませんから何とも言えませんが、猥褻の有罪性を残しといてもらわないと子孫を反映できない文化のフェティシズムを生きている我々的にはいささか残念な弱腰判決ではなかろうかという疑いを禁じえません。
地裁セーフ、高裁アウト、最高裁セーフという経緯を経たようなのですが、担当裁判官の男女比やホモっ気の有無なども気になるところであります。
最高裁判決の多数意見は、作者メイプルソープが芸術家として高い評価を受けているだとか、「写真集は、その写真芸術の全体像を概観する観点から編集され、問題となった写真が全体に占める比重も相当低い」などと寝ぼけたことを、もとい、エロとして全然萎え萎えであるということをセーフの根拠とされているようであります。
これに対し、少数意見の堀籠裁判官は「芸術性があることを理由にわいせつ性を否定するのは許されない」とまっとうなことを主張されているように感じます。単にエロのOKレベルが低いだけなのかもしれませんが、こういう堅物がいてくださるからこそ動物化に歯止めもかけられるのではないでしょうか。
国民審査では概ね×をつけるわたくしですが、堀籠裁判官は残しておいてもいいような気もします。

余談ながら、青少年の凶悪犯罪が圧倒的に少ない我が国ですが、その要因にはエロネタを調達しやすい社会環境が影響しているという仮説を持っております。宗教や国家によるエロへの抑圧が大きい諸外国においても、インターネット環境の普及が同様の結果を導き出すのではなかろうかと期待しています。

MOONRIDERS 1980・2・23
リサイタル−MODERN MUSICの彼方   
2008. 2. 19 (Tue.)

DEVOがやってるみたいな楽曲に作り変えられた「スパークリング・ジェントルメン」で始まるアーカイブシリーズ3作目。前2作はさすがにプレ・ニューウェーヴ期のライブ盤だっただけに買うのをぐっとこらえましたが、ついにニューウェーヴ期突入ということで3,675円の2枚組を購入。
ニューウェーヴに片足を突っ込んだ5枚目「モダンミュージック」(1979年)の楽曲中心。歌の途中で関白宣言への嫌悪感を述べたりしつつ性急な演奏、旧作の脱構築でその時代を振り返るに余りあります。

余談ながら、滅多に使われなくなった「リサイタル」ですが、HatenaDiaryKeywordでは以下のように記されていました。
独唱会、独奏会。
クラシック系及びシャンソン歌手や演歌歌手が用いる事の多い表現。
ポップス系の歌手はまず使わない。(除く:ジャイアン)

R1グランプリ  2008. 2. 18 (Mon.)

佐世保記念決勝の前後に見ようと決めていたR1グランプリですが、佐世保記念が終わってチャンネルを戻した直後に寝てしまいました。
見た中では、審査員長席にすわる月亭八方師匠のコメントがいちばんおもしろかったです。

佐世保記念[九十九島賞争奪戦]決勝  2008. 2. 17 (Sun.)

11R 九州の評価は落とさざるを得ず
選手 登録 脚質
1 1 井上 昌己 長崎 86 28 S1 捲逃 8
2 2 佐藤 友和 岩手 88 25 SS 逃捲 9
3 3 吉田 敏洋 愛知 85 28 S1 ,逃捲 16
4 4 豊田 知之 岡山 59 40 SS 追込 0
5 紫原 政文 福岡 61 39 S1 追捲 0
5 6 古田 義明 三重 79 34 S2 追込 0
7 小野 俊之 大分 77 31 S1 追込 0
6 8 石丸 寛之 岡山 76 33 S1 捲逃 7
9 山田 敦也 北海道 88 24 S1 追込 0
推理


84 岡山
29 北日本
157 九州
36 中部

(3)吉田のムキムキ先行に乗りたい各ライン。そこを後方から一気に北日本。か、岡山。

 
2車単
 
3連単
2=9,4−8,4=2
4−5
 

結果
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後方から(3)吉田がムキムキっと上昇して前受けのイケメン捲リスト(8)石丸を抑えると、続いた顎キューピー(2)佐藤が打鐘を聞いて前団を叩いてペースダウン。
3番手内に(3)吉田、外に(1)井上の併走を見ながら、最終ホームから(2)佐藤がペース駆け。が、2コーナーから捲った佐世保の唐沢(1)井上が3コーナーまでに(2)佐藤に並び、(9)山田は役立たず。
離れ気味に追走のパンチ(5)紫原がゴール前(1)井上を追込み1着。3着も天下布武(7)小野で九州独占。

 
2車単
 
3連単
5−1 760円 5−1−7 1,510円

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入場 2,688人 総入場 7,343人(対前年度112%)
売上 3,508,459,000円 総売上 9,440,073,100円
(対前年度111%)

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失言ニュース続報  2008. 2. 16 (Sat.)

ノーパンしゃぶしゃぶ宦官接待事件に連座したらしい北畑経済産業省事務次官の暴言問題の続報がありました。
「デイトレーダーに失礼な発言をしたことは事実で、誠に申し訳ない。競輪・競馬ファンにもお詫びしたい」と会見で謝罪したとのことで、「競輪・競馬ファンにも発言を陳謝」という見出しで報道されています。ただし、暴言を伝える一面ではなく誰も読んでなさそうな中面で伝えられています。
ところで、暴言事件といえば正義と真実の人・加藤哲郎のそれが真っ先に想起されますが、立場が変われば正義も真実も変わる、あるいは立場があるから正義や真実が生み出される、正義も真実も立場に由来するものであるということを教えてくれているような気がします。

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