名人記(2009/01/16-)
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wat mayhem「パンク侍、斬られて候」  2009. 1. 31 (Sat.)

山内圭哉脚本・演出・主演、町田原作のポストモダン時代小説の舞台化。よしもと製作、於本多劇場。
冒頭の小1時間はうとうとさせられる展開でしたが、超剣豪どうしのマトリックス的殺陣(CG)で目覚めて、邪教「腹ふり党」復活の策謀が動き出すあたりからアナーキーに向かって一直線の終盤までは、おそらくは原作のテーマ性にひきつけられて見続けることができたといえましょう。
皆さんがんばってはいましたが、3時間の長丁場にしてこのキャラの平板さは、原作を戯曲化するにあたって思い切りよくぶった斬れなかったものと拝察いたしました。

大坂出張  2009. 1. 30 (Fri.)

関ジャニ急遽大阪に行くことになって行って帰ってきました。ひと月に3回の大阪は京都に住んでたときもありません。
ひと月に2回なら、30年近く前の最初の大学受験の年の試験と合格発表で。合否通知は後日来るはずだったのですが、阪急東通り商店街に赴く口実みたいなもんで、発表を見に行ったような気がします。当時は、数千円の所持金でも複数のポケットに分納してカツアゲ対策としたものですが、今は親爺狩りに気をつけなければなりません。

ゴミ箱  2009. 1. 29 (Thu.)

当たり車券は捨てないで!

はずれてると痛いほどわかりきってても、一応確かめるタイプなので自分はダイジョブです。
当たり車券は捨てないで!

手島慶介  2009. 1. 28 (Wed.)

一度ならずも二度までもがっかりさせられるとは、ふざけんな。一度目のあとは、取り返して余りある生き様を見せつけてくれたのに、もう取り返せない。合掌

名人戦  2009. 1. 27 (Tue.)

最終日の負け戦ですが、ターボ捲り本田晴美(岡山)45歳の先行からジャックナイフ三宅勝彦(岡山)43歳が追込んで1着。この日初めて本田晴美が三宅勝より若いという十年来の誤った思い込みから解放されました。
優勝は、2着2着の勝ち上がりでどうしたものかと思わせたS下がり倉岡慎太郎(熊本)41歳が、大方の予想通り、3.64倍の今となっては軽めのギアで捲って後続千切って。まだ一応S級上位にいた鬼脚井上茂徳を千切った昔日の栄光がしのばれました。
競輪祭の唯一の裏番組となった川崎競輪FIIでしたが、余りある魅力だったと思います。できれば、来年度から新制度になる秋の共同通信社杯も何らかの形で年寄り、もといベテランに光の当たる選考方法を期待します。

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入場 8,801人 総入場 18,932人
売上 133,161,900円
 総売上 333,227,800円

大ギア革命  2009. 1. 26 (Mon.)

第50回競輪祭は、ゴージャス伏見の猛追も及ばず、めでたく山崎芳仁選手(福島)の優勝で幕を閉じましたが、何を今さらと思われるかもしれませんが、改めて大ギア革命後の新時代の幕開けと受け止めざるを得ないと感じております。
この大ギア革命後の新時代が山崎時代になるかどうかは、学科でひっかかって競輪学校入校が遅れた山崎よりも少し若い同期前後の人々が海老根程度で終わるかどうかにかかっていると言ってよいでしょう。
わたくしが競輪を見始めた十年ちょい前は、S級上位選手のギア倍数は判で押したように3.57だったと思います。たまに、3.6台の人がいてお年寄が履く3.8を超えると「男のギア」と呼ばれたりもしたものです。
そこで、思いたって競輪祭と川崎FII「名人戦」最終日出走メンバーのギア倍数を集計してみました。
ギア倍数 競輪祭 名人戦
3.5倍台 13(13%) 5(5%)
3.6倍台 27(27%) 35(36%)
3.7倍台 43(43%) 33(34%)
3.8倍台 8(8%) 12(12%)
3.9倍台 5(5%) 4(4%)
4.0倍以上 3(3%) 8(8%)
名人戦A級3班の93期94期95期の若者11名(ほとんど3.5倍台)は集計から控除しています。
3.7倍未満の軽いギアはおよそ40%でまったく差がありません。現在上位で活躍する選手が歳食って下に下りてきたらいったいどうなってしまうのでしょうか?
ちなみに、最大ギア倍数は連日もがけどまったく車が前に出なかった近藤幸徳選手(愛知)45歳(初日特選9着、準決勝6着(3車落車)、3日目優秀9着)の4.17倍でした。

第50回競輪祭 朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦
決勝   
2009. 1. 25 (Sun.)

11R 競りでタイトルを獲った最後のレーサー飯嶋がここも番手勝負
 
選手
 
登録
 
脚質
こう戦う
1 1 井上 昌己 長崎 86 29 SS 捲逃 1 とりあえず翼の番手獲りきってからなんでそれに集中したい
2 2 山田 裕仁 岐阜 61 40 S1 捲追 2 自分の脚と相談してチャンスのある位置周らないと
3 3 伏見 俊昭 福島 75 32 SS 捲追 0 しっかり山崎君に付いていっていい勝負できるように
4 4 坂上 樹大 石川 80 30 S1 追捲 0 山田さん山内さんとしっかりしたラインあるんで付いていきたい
5 飯嶋 則之 栃木 81 30 S1 追込 0 北津留君の後ろで勝負しようと思ってます
5 6 山内 卓也 愛知 77 31 S1 追捲 1 裕仁さんの後ろで頑張ります
7 北津留 翼 福岡 90 23 S1 逃捲 7 いつも通り力を出し切れるように走ろうかなと
6 8 小野 俊之 大分 77 32 S1 追込 0 昌己が頑張ると言うんで3番手周ります
9 山崎 芳仁 福島 88 29 SS 逃捲 6 自分の力十分発揮できるように精一杯頑張ります
推理


並び
71/58 九州(北津留後位競り)  264 中部  93 福島

抑え先行でも勝てたスピード人生(7)北津留が前受けでも主導権奪取の自信。もちろん後ろを勝たせるぐらいの意気込み。競り負けても天下布武(8)小野を信頼して3番手ある佐世保の唐沢(1)井上だが、グランプリ覇者の威信にかけて固執して長引きそう。さらに悪の帝王(2)山田の追い上げマーク。
そんなわけで隊列短くなって五右衛門(9)山崎の一捲りで仕上がってるゴージャス(3)伏見中心。

 
2車単
 
3連単
3=1,9−1 3−9−1/4/5/6/7/8

結果
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番手の資格微妙な(6)山内が飛び出して中部が前受け。中団に福島で、スピード人生(7)北津留率いる九州ラインは後方待機。
赤板ホーム手前から上昇した(7)北津留を見て、悪の帝王(2)山田は引いて打鐘。五右衛門(9)山崎が行きかけるが、(7)北津留の誘導を退避せしめる踏み上げを見て8番手に引く。
行きかけた(9)山崎を見てペースアップする(7)北津留の3番手を周っていた佐世保の唐沢(1)井上がいい声でインをすくって一発で王者の弟子(5)飯嶋を飛ばして番手を掠め取る。(5)飯嶋は天下布武(8)小野にも捌かれ4番手。
スピード人生(7)北津留は最終ホーム前から全開で飛ばし、悪の帝王(2)山田はバックからの仕掛け。高回転で前団に迫るが、3コーナーからあわせて(1)井上発進。が、(2)山田とからんで車は進まず。
前団のもつれを見ながら、3コーナーから大外踏み切った五右衛門(9)山崎が、その内から猛然と差し込むゴージャス(3)伏見をタイヤ差振り切って1着。
悪の帝王(2)山田後位から番手の資格微妙な(6)山内が3着。

 
2車単
 
3連単
9−3 490円 9−3−6 3,430円
裏

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入場 6,503人 総入場 17,905人(対前年90%)
売上 5,020,051,400円
 総売上 13,757,556,100円(対前年87%)

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第50回競輪祭準決勝  2009. 1. 24 (Sat.)

10R 最終ホームでカマしたい
選手 登録 脚質
1 1 佐藤 友和 岩手 88 25 SS 捲逃 2
2 2 村上 義弘 京都 73 34 S1 逃捲 7
3 3 平原 康多 埼玉 87 26 SS 逃捲 12
4 4 北津留 翼 福岡 90 23 S1 逃捲 7
5 稲村 成浩 群馬 69 37 S1 追捲 1
5 6 小野 俊之 大分 77 32 S1 追込 0
7 神山雄一郎 栃木 61 40 SS 追込 0
6 8 坂上 樹大 石川 80 30 S1 追捲 0
9 渡邉 晴智 静岡 73 35 SS 追込 0
推理


28 中部近畿
19 南北
375 関東
46 九州

抑え先行よりかはカマシで挑みたいスピード人生(4)北津留だが、海老根程度で終わりたくない(3)平原もそのへんで仕掛けたいところ。後方からの仕掛け遅ければ、弟譲りの自在性発揮する偉大な(2)村上があわせて踏み上げて、飛びつく。

 
2車単
 
3連単
2=4,2=6,3=2
3−8
 

結果
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後方から伸び悩む(3)平原が上昇して、前受けの東大顎王佐藤(1)友和を抑えて打鐘。続いたスピード人生(4)北津留が打鐘を聞いて、前団叩いて先行態勢。偉大な(2)村上が3番手に続く。
絶妙のスピードで後方見やりながら海老根程度で終わるのか(3)平原を封じて最終ホームを流した(4)北津留が1コーナーから再加速。
バックから捲る(3)平原にあわせて3コーナーから偉大な(2)村上が踏み出したところで、絶好の2=4,2=6,3=2展開かと思いきや、二人でやりあって両者伸びず、天下布武(6)小野の猛追を振り切ったスピード人生(4)北津留が逃げ切り。
やりあう二人のインを差して(8)坂上弟が3着。

 
2車単
 
3連単
4−6 2,760円 4−6−8 27,980円



11R GI準決で連をはずさない山崎
選手 登録 脚質
1 1 兵藤 一也 群馬 82 30 S1 追込 0
2 2 荒井 崇博 佐賀 82 30 S1 捲逃 9
3 3 山崎 芳仁 福島 88 29 SS 逃捲 6
4 4 中村 浩士 千葉 79 31 S1 追込 0
5 稲垣 裕之 京都 86 31 S1 逃捲 14
5 6 前田 拓也 大阪 71 35 S1 追込 0
7 伏見 俊昭 福島 75 32 SS 捲追 0
6 8 山内 卓也 愛知 77 31 S1 追捲 1
9 紫原 政文 福岡 61 40 SS 追捲 0
推理


29 九州
371 北日本
   4  後位競り
568 中部近畿

セーラー(5)稲垣が五右衛門(3)山崎を封じて打鐘過ぎから。山嵐(2)荒井が中団にこだわろうが、五右衛門(3)山崎が(5)稲垣ラインに続いてすかさず反撃。

 
2車単
 
3連単
7−3,5=3,6=3  

結果
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後方からセーラー(5)稲垣が上昇して前受けの五右衛門(3)山崎を抑えて打鐘。敢闘精神で切替えた(1)兵藤が(5)稲垣の番手に競りこむ。後ろが見えなくなって、最終ホームから(5)稲垣が先行。エリート(6)前拓が(1)兵藤を飛ばして番手を死守。
中団獲った山嵐(2)荒井が2コーナーから捲るが、エリート(6)前拓のブロックで3コーナー不発。
開いた内を卑しく突いた番手の資格微妙な(8)山内が直線(5)稲垣を追込むが、外バンク踏み切った五右衛門(3)山崎−ゴージャス(7)伏見が1着2着。

 
2車単
 
3連単
3−7 520円 3−7−8 5,230円
裏



12R 馬に乗る井上
選手 登録 脚質
1 1 井上 昌己 長崎 86 29 SS 捲逃 1
2 2 小嶋 敬二 石川 74 39 SS 捲逃 5
3 3 飯嶋 則之 栃木 81 30 S1 追込 0
4 4 渡邉 一成 福島 88 25 S1 捲逃 6
5 山口 幸二 岐阜 62 40 SS 追込 0
5 6 菅原 晃 大分 85 29 S1 逃捲 9
7 山田 裕仁 岐阜 61 40 S1 捲追 2
6 8 豊田 知之 岡山 59 41 S1 追込 0
9 武田 豊樹 茨城 88 35 SS 逃捲 10
推理


275 中部
93 関東
618 九州豊田
4 渡邉単騎

先導役を託された西の大ギア(6)菅原が当然の早仕掛け。が、かかる前に反撃する別線が現れると見て。

 
2車単
 
3連単
3−9,3=2,3=4
7−2,7−5,7=4
 

結果
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後方からケロロ(2)小嶋社長が上昇、いったん西の大ギヤ(6)菅原にフタをしてから、前受けの弱くない(9)武豊を抑えて、(6)菅原を引き出す。打鐘前からスパートした(6)菅原が(2)小嶋社長を叩いて、(4)渡邉が続く。
出切って流す瞬間、2センターから弱くない(9)武豊がカマして、最終バックまでに(6)菅原を捕らえる。とらえられる前から佐世保の唐沢(1)井上は車を引いて(9)武豊ライン3番手を確保。
2コーナーから(4)渡邉が高回転で捲り上げ前団に迫り、絶好の3=4展開かと思いきや、2センターで(9)武豊が車を横に振って(4)渡邉失速。3コーナーから外に出て(4)渡邉に続いた佐世保の唐沢(1)井上が直線いい声で伸びて1着。
捲り追込み不発の(2)小嶋社長の内から(1)井上を追えた悪の帝王(7)山田が大外2着。王者の弟子(3)飯嶋が番手から3着。

 
2車単
 
3連単
1−7 2,420円 1−7−3 19,380円

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第50回競輪祭優秀「ダイヤモンドレース」  2009. 1. 23 (Fri.)

12R 北の三弾砲に兵藤が連結
選手 登録 脚質
1 1 井上 昌己 長崎 86 29 SS 捲逃 1
2 2 山崎 芳仁 福島 88 29 SS 逃捲 6
3 3 神山雄一郎 栃木 61 40 SS 追込 0
4 4 小嶋 敬二 石川 74 39 SS 捲逃 5
5 渡邉 晴智 静岡 73 35 SS 追込 0
5 6 中村 浩士 千葉 79 31 S1 追込 0
7 佐藤 友和 岩手 88 25 SS 捲逃 2
6 8 渡邉 一成 福島 88 25 S1 捲逃 6
9 兵藤 一也 群馬 82 30 S1 追込 0
推理


456 社長南関
13 臨時
8279 北に兵藤

世界と戦うダッシュで(5)渡邉が打鐘カマシ。いい声の佐世保の唐沢(1)井上は無理せず中団獲って。ケロロ(4)小嶋社長も脚力温存の遅仕掛け。
みんなのタイミングがうまく合えば熾烈な捲り合戦。

 
2車単
 
3連単
2−7,2−1 4−1−2

結果
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青板バックから後方の佐世保の唐沢(1)井上がいい声で上昇。前受けのケロロ(4)小嶋社長が赤板ホームで引くと、(1)井上ラインに続いた(8)渡邉が(4)小嶋社長にフタをしてから打鐘カマシ。
かと思いきや出切るや流して(1)井上イン粘り。(8)渡邉は後方見やりながら最終ホームから加速。
短くなった隊列をケロロ(4)小嶋社長が豪脚にモノを言わせて一捲り。直線、前3車の争いも(4)小嶋社長−2着男渡邉(5)晴智−競輪アーティスト(6)中村でそのまんま。

 
2車単
 
3連単
4−5 2,230円 4−5−6 6,310円

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第50回競輪祭初日特選  2009. 1. 22 (Thu.)

10R 石丸単騎で五分戦
選手 登録 脚質
1 1 平原 康多 埼玉 87 26 SS 逃捲 12
2 2 石丸 寛之 岡山 76 34 SS 捲捲 6
3 3 小嶋 敬二 石川 74 39 SS 捲逃 5
4 4 合志 正臣 熊本 81 31 SS 追込 0
5 渡邉 一成 福島 88 25 S1 捲逃 6
5 6 坂上 樹大 石川 80 30 S1 追捲 0
7 渡邉 晴智 静岡 73 35 SS 追込 0
6 8 北津留 翼 福岡 90 23 S1 逃捲 7
9 飯嶋 則之 栃木 81 30 S1 追込 0
推理


36 石川
19 関東
2 イケメン単騎
57 渡邉
84 九州

世界と戦う(5)渡邉がダッシュをいかして好位確保。スピード人生(8)北津留を行かせてから捲る。

 
2車単
 
3連単
5=7,5=4,5−1
5−3
 

結果
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後方から上昇するスピード人生(8)北津留を制して中団で伸び悩む(1)平原が上昇。前受けの(5)渡邉が車を下げた打鐘前に再度(8)北津留が踏み上げて先行態勢。
続いたケロロ(3)小嶋社長が3番手併走から流す(8)北津留を叩いて流すところを、(5)渡邉のホームカマシが決まってバックストレッチ一本棒
直線、2着男渡邉(7)晴智がきっちり追込み、(5)渡邉が2着に残る。7番手から猛然と捲る海老根程度で終わるのか(1)平原が迫るが及ばず、(3)小嶋社長が3着。

 
2車単
 
3連単
7−5 1,910円 7−5−3 11,620円
的中



11R 兵藤が位置決めずと言いつつ中部追走か
選手 登録 脚質
1 1 永井 清史 岐阜 88 25 SS 逃捲 11
2 2 神山雄一郎 栃木 61 40 SS 追込 0
3 3 荒井 崇博 佐賀 82 30 S1 捲逃 9
4 4 新田 康仁 静岡 74 34 SS 捲逃 5
5 兵藤 一也 群馬 82 30 S1 追込 0
5 6 石毛 克幸 千葉 84 32 S1 捲追 7
7 山口 幸二 岐阜 62 40 SS 追込 0
6 8 小野 俊之 大分 77 32 S1 追込 0
9 山崎 芳仁 福島 88 29 SS 逃捲 6
推理


92 東
38 九州
46 南関東
17 中部
5 位置決めず兵藤

馬面ダッシュで北京銅賞(1)永井が主導権。富生の兄(7)山幸支部長が捲りを止めると敢闘精神で(5)兵藤がインを突いてでも。

 
2車単
 
3連単
5−7,5=9,5−4  

結果
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五右衛門(9)山崎が中団で周回の北京銅賞(1)永井にフタをして赤板ホームから打鐘。(5)兵藤が敢闘精神で続く。
(9)山崎が前受けの山嵐(3)荒井を抑えた3コーナー、(1)永井が馬面ダッシュを出す前に天下布武(8)小野に追突して落車
最終ホームから五右衛門(9)山崎が大ギアをぐいぐい踏み上げ、中団4番手を山嵐(3)荒井と赤い彗星(4)新田が獲りあえばいたし方なし。
ゴール前、王者(2)神山が粘る(9)山崎をチョイ差し。敢闘精神で追走(5)兵藤が3着。

 
2車単
 
3連単
2−9 1,500円 2−9−5 6,530円



12R 九州がセーラー稲垣追走で
選手 登録 脚質
1 1 井上 昌己 長崎 86 29 SS 捲逃 1
2 2 伏見 俊昭 福島 75 32 SS 捲追 0
3 3 武田 豊樹 茨城 88 35 SS 逃捲 10
4 4 後閑 信一 東京 65 38 S1 追込 0
5 佐藤 友和 岩手 88 25 SS 捲逃 2
5 6 中村 浩士 千葉 79 31 S1 追込 0
7 紫原 政文 福岡 61 40 SS 追捲 0
6 8 稲垣 裕之 京都 86 31 S1 逃捲 14
9 海老根恵太 千葉 86 31 SS 捲逃 10
推理


817 稲垣九州
52 北日本
96 千葉
34 関東

中団うかがう別線を動かせといてセーラー(8)稲垣が打鐘過ぎから前団叩く。番手がもつれたら東大顎王佐藤(5)友和の一発。

 
2車単
 
3連単
1−8,1−7,5=2  

結果
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後方から改心する(9)海老根が上昇して前受けの東大顎王佐藤(5)友和を抑えるが、続いた弱くない(3)武豊が叩いて打鐘。
打鐘過ぎからセーラー(8)稲垣がカマして先行。(8)稲垣ラインに乗って(3)武豊をどかして4番手から捲る東大顎王佐藤(5)友和を張りながら直線追込んで佐世保の唐沢(1)井上がいい声で1着。
(5)佐藤が続き、改心なく8番手の(9)海老根後位にいた競輪アーティスト(6)中村が4コーナーから芸術的開いた中バンクを駆け抜けて3着に食い込む。

 
2車単
 
3連単
1−5 2,820円 1−5−6 77,320円
抜目

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就任演説  2009. 1. 21 (Wed.)

なんでケネディのが名演説と言われるのか、謎。

渡邉歯科医院  2009. 1. 20 (Tue.)

年末に奥歯が欠けて詰め物が取れてたのでした。先週と今週で修理は完了したのですが、合わせておよそ4千7百円。健康保険料を払い続けられててよかったと心の底から思いました。
ここ数年は、自宅最寄の歩いて5分ほどの歯医者に見てもらっているのですが、その前は歩いて10分ほどの渡邉歯科医院のお世話になってました。
今の歯医者は、受付の奥さんのほかにも何人も人を雇っていて、医者は医者しかできないことに専念しています。一方、渡邉歯科医院はおっさんが何から何まで、治療はもとより歯石落としから受付から電話応対から一人でやってる歯医者。予約時刻に行っても診察室への入室許可が出るまでに小一時間。さらに、座ってから診てもらえるまでに二、三十分という離島のなんでも医院状態でした。
ふだんは通らないところにある渡邉歯科医院なのですが、久しぶりに通りがかるとすっかり様相が変わっていました。木造一軒家を改築した医院だったのが、鉄筋コンクリート3階建てのビルになってました。おっさん一人で頑張った成果だと思われます。わたくしはこれをドクターコトービルディングと呼びたく思います。

中学校  2009. 1. 19 (Mon.)

報道によりますと横浜市の小中学校がオール小中一貫校化に向けて動き始めたらしいです。今日日の進学率にあって日本社会の悪しき慣習を凝縮したかのような各地の中学校に存在意義を見出せず、全部小中一貫か中高一貫でいいやんと考える俺様的にも歓迎するところであります。縦割り文科省主導では百年ぐらいかかりそうなほどできない相談。
諸問題あるかと思いますが50年ぐらいかけてもいいので、中学校廃絶に向けて難題をクリアしていっていただきたく思います。

ZAZEN BOYS 4(ZAZEN BOYS)  2009. 1. 18 (Sun.)

繰り返される諸行無常とそれでもやっぱり蘇る性的衝動というナンバーガール以来の向井の中心テーマをこれでもかと突き詰めんがために、ワンコードごり押し、無調、変拍子多用などのZAZEN BOYS的手法に今回はシンセ、リズムマシンにファンクな16ビートを大きく導入。
横揺れサウンドが引きずり出す本能の支配。欲望に溺死する荒涼たる心象風景と欲望都市描写とのマッチング。数千年間あいも変わらぬ中心テーマを都会の空しい数時間に凝縮する試みに成功。

暴走する国家 恐慌化する世界
(副島隆彦×佐藤優/日本文芸社)   2009. 1. 17 (Sat.)

サイン英文法の謎を解いたのも今は昔、昨今は英文法の謎を解いたときのように世界のカラクリを暴きつつここんとこ予言的中連発である意味見習いたい副島と佐藤優の対談。もちろんバカ売れ中ですが、マスメディアには取り上げられない内容。
「迫り来る新統制経済体制の罠」とサブタイトルがついていて、わたくしも時折ご報告する近未来管理社会の実現が経済政策においてもいよいよ身近なものになりつつあることが末尾で語られています。
が、結論めいた対論もほんの数ページ。暴走する国家というよりも、暴走する対談といった趣で話題はものすごくあちこちに飛びますし、対話もあんまりかみあってませんし、普通なら思い切り削除するような部分もひとことだけつけたされていたり、対談の仕切りも編集ももう少し仕事をしていただきたかったと残念な気持ちで一杯であります。
とは言え、随所に副島、佐藤でなければ聞かしてもらえそうにない国際社会の闇が明るみになります。とくにサブプラ破綻がリーマンショックに至る昨年夏からの恐慌化の要因として、CIAがグルジア政府によるオセチア侵攻を画策してしくじってロシア政府が持ってた米国債を売り払ったというクダリ。出版後のロシア政府による天然ガスパイプライン封鎖やイスラエル政府によるガザ侵攻にもつながる世界の真実が、週刊子どもニュースよりもよくわかります。

ワールド・オブ・ライズ  2009. 1. 16 (Thu.)

前々作「ブラック・ホーク・ダウン」でオレデミー賞を差し上げたスコット監督の最新作。原題はBody of Lies。
やり手ながら現地で女に現を抜かしたり現地人に感情移入してしまうヒューマンなダメ工作員と本部で家事もおろそかにしないが家庭サービスしてる最中でも携帯で現地にキッシンジャーばりの低音で指示を飛ばしたりするボスとのやりとりが機軸のスパイ活劇。
無人偵察機からの空撮映像やハイテクとローテクのあいまみえるところに中東サウンドがかぶせられたりとスコット演出の面目躍如、心拍数が上がります。
また、第3の主役級であるヨルダン諜報部隊のボスがその立ち居振る舞いから行動原理、ファッションなどが完全にヤクザのそれで国家=ヤクザ論の本質ぶりを象徴されていたり、911同時多発テロを想起せざるを得ない偽装テロを少人数で完遂されたりと、エンタテインメントを楽しませてもらいながらも随所に考えさせられるテーマが散りばめられています。
このまま、標的のイスラムテロ組織のボスもじつはCIAに操られていたという現代性溢れるエンディングを期待したのですが、「ブラックホークダウン」でも最後に傭兵のクサい台詞でウケ狙いの大団円に持ってったように、売れるためには致し方ない大団円で若干がっかりさせられました。リーマンショックもしくはオバマ当選の後の製作だったらそのへんもっとつっこんでもらえたのかもしれません。

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