弥彦記(2014/07/16-)
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総一朗  2014. 7. 31 (Thu.)

もうお察しのことと察しますが、滝行から無事帰ってまいりました。
滝行は最終日だけですんだのですが、うっかり日焼け止め塗り忘れ箇所が疼く痛みです。
今年は食い物が全部旨かったのですが、肝心の音楽パフォーマンスはどうだったか? 詳細は後日おいおい。
津田と田原

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神山800勝  2014. 7. 30 (Wed.)

函館記念最終日、王者神山雄一郎選手(栃木61期46歳)が全盛期を髣髴とさせる番手捲りを決めて通算800勝だそうです。このなかには、別線の誰も来てないのに逃げるアトランタの星十文字貴信選手(茨城)の番手から捲って勝ったレースも含まれているはずです。
それはともかく、800勝がどれぐらいすごいかと言うと、前のレースで勝った黒ぶちレーサー梶應弘樹選手(愛媛57期48歳)が323勝ぐらい。しかも神山が番手捲りで勝ったのに対し、梶應は1着入線選手失格による繰り上がりの1勝です。

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函館記念[五稜郭杯争奪戦]決勝  2014. 7. 29 (Tue.)

11R SSイレブン不在最後の記念決勝
選手 登録 脚質
1 1 菊地 圭尚 北海道 89 34 S1 自在 4
2 2 竹内 雄作 岐阜 99 26 S1 逃捲 19
3 3 石丸 寛之 岡山 76 40 S1 捲々 3
4 4 明田 春喜 北海道 89 33 S1 追捲 0
5 木暮 安由 群馬 92 29 S1 自在 2
5 6 白井圭一郎 山口 61 45 S2 追込 0
7 三谷 竜生 奈良 101 26 S1 逃捲 12
6 8 小埜 正義 千葉 88 33 S1 捲逃 5
9 内藤 宣彦 秋田 67 43 S1 追込 0
推理


36 中国
2149 竹内に北
5 木暮単騎
7 三谷単騎
8 小埜単騎

位置獲り小僧(5)木暮の謎の単騎戦の狙いはどこか。(7)三谷弟の単騎カマシも考えられて。

 
2車単
 
3連単
5=7,7=8,8=5
2−7,2=1
 

結果
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単騎勢が(8)(5)(7)の順で前とって後方で周回のイケメン捲リスト(3)石丸が青板バックから上昇して中団の(2)竹内にフタ。赤板ホームで引いた(2)竹内が徐々に踏み上げ打鐘カマシ。
あわせて踏み上げた位置獲り小僧(5)木暮がどこに飛びつくのかと思いきや、北日本後位の5番手。(8)小埜は踏み遅れて最後方。
最終ホームから三男(7)三谷が捲り上げ、(3)石丸が続くが、3コーナーから張りながら(1)菊地和尚発進して捲り追込み。が、直線まっすぐ走れず内に斜行して後位から(4)明田春喜が差して1着。踏み切った(7)三谷が3着。

 
2車単
 
3連単
4−1 2,560円 4−1−7 27,420円

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入場 1,841人 総入場 7,573人
(対前年82%)
売上 1,488,988,300円
 総売上 5,666,045,600円(対前年94%)

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MH370便とMH17便  2014. 7. 24 (Thu.)

TPP公正化派の急先鋒がマレーシアなので、そら飛行機も落とされますわという感慨も禁じ得ないのですが、IMF体制に引導を渡しかねないBRICs銀行設立にともなう緊急情勢下、まことにしのびないのですが毎夏恒例の滝行に向かわなくてはなりません。
たまらん坂函館記念にあわせて帰ってくるまでひたすら世界平和を祈念していますので、皆様夜露死苦お願い申し上げます。
もんじゅくん
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賞金ランキング  2014. 7. 23 (Wed.)

ここんとこ弥彦なんで滅多なことでは見に行けないうえにSSイレブン自粛欠場期間中最後の特別競輪(GI)だった第23回寛仁親王牌でしたが、獲得賞金ランキングはどうなったでしょうか。
順位 非対象
順位
選手名 登録府県 級班 獲得賞金 次走
up 1 1 深谷 知広 愛知 SS 77,070,000 向日町記念
down 2   村上 義弘* 京都 SS 71,313,000 向日町記念
down 3 2 稲川 翔 大阪 S1 64,396,000 松戸SNF
- 4   村上 博幸* 京都 S1 46,020,200 向日町記念
up 5 3 浅井 康太 三重 SS 44,765,600 函館記念
down 6   武田 豊樹* 茨城 S1 44,018,000 松戸SNF
- 7 4 岩津 裕介 岡山 S1 38,645,000 松戸SNF
down 8   新田 祐大* 福島 SS 37,422,500 松戸SNF
up 9 5 大塚健一郎 大分 S1 37,319,300 川崎F1
up 10 6 脇本 雄太 福井 S1 33,421,000 川崎F1
up 11 7 金子 貴志 愛知 SS 28,848,500 松戸SNF
down 12   平原 康多* 埼玉 S1 28,697,000 松戸SNF
down 13   成田 和也* 福島 SS 28,552,000 向日町記念
up 14 8 井上 昌己 長崎 S1 28,455,000 向日町記念
down 15 9 松岡 健介 兵庫 S1 28,039,000 向日町記念
down 16 10 小倉 竜二 徳島 S1 27,063,600 向日町記念
up 17 11 池田 勇人 埼玉 S1 25,804,000 函館記念
up 18 12 菊地 圭尚 北海道 S1 23,935,000 函館記念

自粛期間軽減でこの月末の向日町記念からSSイレブン騒動に連座した選手の皆さんが大挙して帰ってきます。自粛欠場期間が当初通りならばグランプリも射程に入っていた小倉竜二選手(徳島)とかにはぬか喜びをさせて気の毒なことになりました。

第23回寛仁親王牌総括  2014. 7. 22 (Tue.)

深谷知広選手(愛知)のおよそ3年ぶりの特別競輪(GI)優勝で幕を閉じた第23回寛仁親王牌でしたが、やや意外な感じもする実力者深谷の特別(GI)2勝目。
振り返ってみると、2011年グランプリの山口幸二選手(岐阜)が深谷ライン3番手からの優勝。12年から13年前半はしょっちゅう決勝に進出しながら敗退したものの、13年寛仁親王牌、競輪祭、グランプリで後位の金子貴志師匠(愛知)が優勝とライン戦的には連勝でした。
そんなわけで、いつでもいくつでも獲れるような感じがする深谷知広選手(愛知)ですが、きっちり差されるほど師匠が強くなるとはある意味誤算だったと言えるのではないでしょうか。

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第23回寛仁親王牌[GI]決勝  2014. 7. 21 (Mon.)

11R SSイレブン不在最後の特別決勝
 
選手
 
登録
 
脚質
こう戦う
1 1 深谷 知広 愛知 96 24 SS 逃捲 7 形的に難しくなるが2人で頑張って力出し切りたい
2 2 大塚健一郎 大分 82 36 S1 追込 1 九州の3番手をまわります
3 3 稲川 翔 大阪 90 29 S1 自在 3 近畿が僕一人なので単騎で
4 4 池田 勇人 埼玉 90 29 S1 捲逃 4 関東一人で単騎なんで考えて優勝目指して
5 井上 昌己 長崎 86 34 S1 捲追 3 中川君の番手まわらせてもらうことになりました
5 6 野田 源一 福岡 81 35 S1 捲々 4 自分は単騎で自力自在で頑張りたいと思います
7 浅井 康太 三重 90 30 SS 捲追 5 深谷君の後ろで
6 8 菊地 圭尚 北海道 89 34 S1 自在 3 単騎で行けるとこから
9 中川誠一郎 熊本 85 35 S1 捲追 6 一番前で自力で頑張りたいと思います
推理


並び
17 中部  3 稲川  4 池田  952 九州  6 野田  8 菊地

煮え切らない(9)中川だが妹の競輪学校入校あたりを機にしばしば行きっぷりのいいところも見せての決勝進出。赤板から先行態勢で超新星丸刈(1)深谷を封じる。
九州分断あるとしたら(8)菊地和尚が3番手。

 
2車単
 
3連単
5=2,5−8,5−7
5−3,2=1,2=7
 

結果
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号砲鳴って超新星丸刈(1)深谷が誘導を追って中部前受け。続いた細眉(2)大塚が味方を迎えて九州ラインが3番手以降。以下、(8)菊地和尚−浪速の自在ケメン(3)稲翔−所得倍増(4)池田勇人−また単騎(6)野田源の単騎勢が続く。
青板バックで、(6)野田源上昇、これに(3)稲川−(4)池田−(8)菊地が続いて赤板ホームで誘導を交わした(1)深谷を抑える。逃がされてはかなわぬ(6)野田源がスローダウンして(3)稲翔が前に出た打鐘で煮え切らない(9)中川がカマす。
(3)稲翔の飛びつき狙いに単騎勢が開けた内を(1)深谷が突っ込み最終ホーム。出切った(9)中川後位に(1)深谷がハマり、スケルトン(7)浅井も混戦切り抜け2コーナーで連結して(5)井上よもやの4番手
ほとんど休まず(1)深谷がバックから捲りようやく特別(GI)2勝目。そのまんま(7)浅井−(5)井上が続いて2,3着。

 
2車単
 
3連単
1−7 510円 1−7−5 2,060円

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入場 3,800人 総入場 11,396人
(対前年96%)
売上 3,154,265,000円
 総売上 9,281,052,000円(対前年93%)

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第23回寛仁親王牌[GI]準決勝  2014. 7. 20 (Sun.)

10R 関東分かれる
選手 登録 脚質
1 1 金子 貴志 愛知 75 38 SS 自在 3
2 2 桐山敬太郎 神奈川 88 32 S1 自在 9
3 3 井上 昌己 長崎 86 34 S1 捲追 3
4 4 宗景 祐樹 栃木 84 38 S1 追込 0
5 菊地 圭尚 北海道 89 34 S1 自在 3
5 6 齋藤 努 東京 69 42 S1 追込 0
7 大塚健一郎 大分 82 36 S1 追込 1
6 8 小松崎大地 福島 99 31 S1 逃捲 12
9 竹内 雄作 岐阜 99 26 S1 逃捲 18
推理


37 九州
26 東
91 中部
854 北に宗景

ライン3車の利を活かして(8)小松崎が先行して(5)菊地和尚番手捲り。

 
2車単
 
3連単
5−4,5=2  

結果
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出渋りで前取らされた(9)竹内が、(8)小松崎の上昇に赤板ホームからツッパリ先行。(5)菊地和尚が3番手獲って打鐘前に半周近くもがきあった(8)小松崎を迎え入れ、(8)小松崎が最終ホーム過ぎから再発進。
が、あわせてバックから番手捲りのモンキーダッシュ(1)金子の内を突いて(5)菊地が捲る。
前団のもつれをじっくり見極めいい声で脚溜めた(3)井上が最後方から前団飲み込み、ゴール前細眉(7)大塚が差す。

 
2車単
 
3連単
7−3 1,200円 7−3−5 4,150円

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11R どこも分かれず
選手 登録 脚質
1 1 後閑 信一 東京 65 44 SS 自在 6
2 2 野田 源一 福岡 81 35 S1 捲々 4
3 3 脇本 雄太 福井 94 25 S1 逃捲 19
4 4 内藤 宣彦 秋田 67 43 S1 追込 0
5 池田 勇人 埼玉 90 29 S1 捲逃 4
5 6 山口 富生 岐阜 68 44 S1 追込 0
7 神山雄一郎 栃木 61 46 S1 追込 0
6 8 高橋 陽介 青森 89 32 S1 逃捲 10
9 稲川 翔 大阪 90 34 S1 捲追 3
推理


517 関東
2 野田また単騎
396 近畿中部
84 北日本

ポカ名人(3)脇本が所得倍増(5)池田勇人ばかり気にして(8)高橋に行かれるパターンから(2)野田源。

 
2車単
 
3連単
2−4,2−3,2−1
2=9
 

結果
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赤板ホームで(8)高橋が前受けのポカ名人(3)脇本を抑えて先行態勢。所得倍増(5)池田勇人が踏み上げ、(3)脇本も抑え返すところで山口弟(6)富生落車。
打鐘前に(3)脇本が先行態勢に入るや、(5)池田は3番手で動かず、(8)高橋ずるずる後退して(3)脇本ペース駆けで4コーナーまで一本棒。
直線、交わしの交わしで(5)池田1着、浪速の自在ケメン(9)稲川2着。関東後位からの単騎(2)野田源の捲り追込みが3着に届く。

 
2車単
 
3連単
5−9 4,200円 5−9−2 28,840円

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12R 関東が三谷に
選手 登録 脚質
1 1 中川誠一郎 熊本 85 35 S1 捲追 6
2 2 神山 拓弥 栃木 91 27 S1 自在 2
3 3 浅井 康太 三重 90 30 SS 捲追 5
4 4 合志 正臣 熊本 81 37 S1 追込 0
5 深谷 知広 愛知 96 24 SS 逃捲 7
5 6 三谷 竜生 奈良 101 26 S1 逃捲 10
7 小野 俊之 大分 77 38 S1 追込 0
6 8 志智 俊夫 岐阜 70 41 S1 追込 0
9 飯嶋 則之 栃木 81 35 S2 追込 0
推理


538 中部
174 九州
629 三谷栃木

天下布武(7)小野の大立ち回りとかがあったとしても現地集合。

 
2車単
 
3連単
5−3  

結果
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後方から煮え切らない(1)中川が赤板ホームで前団抑え、三男(6)三谷が続いて中団。車間を切って後方に追いやった超新星丸刈(5)深谷を警戒しつつ、(6)三谷が打鐘カマシ。が、(1)中川引かずに先行争い。
おあつらえ向きの捲り頃を(5)深谷が捲って1着。あろうことか千切れて追ったスケルトン(3)浅井が粘る(1)中川の後塵を拝して3着

 
2車単
 
3連単
5−1 2,560円 5−1−3 7,630円

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第23回寛仁親王牌[GI]「ローズカップ」  2014. 7. 19 (Sat.)

12R 関東分かれる
選手 登録 脚質
1 1 神山雄一郎 栃木 61 46 S1 追込 0
2 2 浅井 康太 三重 90 30 SS 捲追 5
3 3 後閑 信一 東京 65 44 SS 自在 6
4 4 池田 勇人 埼玉 90 29 S1 捲逃 4
5 深谷 知広 愛知 96 24 SS 逃捲 7
5 6 桐山敬太郎 神奈川 88 32 S1 自在 9
7 竹内 雄作 岐阜 99 26 S1 逃捲 18
6 8 神山 拓弥 栃木 91 27 S1 自在 2
9 井上 昌己 長崎 86 34 S1 捲追 3
推理


81 神山一族
43 埼京
6 桐山単騎
9 井上単騎
752 中部

奇襲攻撃は準決勝以降にとっておきたい別線を尻目に(7)竹内が役目をまっとう。

 
2車単
 
3連単
  5−2−6/7/9

結果
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6番手で周回の所得倍増(4)池田勇人が青板バック過ぎから早上昇。オールラウンドなイン粘ラー(6)桐山が前で単騎勢が続く。
前受けの(7)竹内を抑えてスローダウンした(4)池田は、(7)竹内が7番手まで引ききった最終ホーム過ぎから打鐘過ぎまで半周かけて徐々に徐々にペースアップして後方からの仕掛けを許さず逃げる。
最終ホームから(7)竹内がロング捲りで巻き返すが、バック中団付近までで不発。(7)竹内後位に飛びつくように発進する王族(8)神山にあわされ超新星丸刈(5)深谷出られず。
後続尻目に3コーナーから黒チン(3)後閑が捲り追込み、その後位から(6)桐山が追込み1着。追走の(9)井上がいい声で3着。

 
2車単
 
3連単
6−3 20,310円 6−3−9 79,170円

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第23回寛仁親王牌[GI]日競選理事長杯  2014. 7. 18 (Fri.)

今年も弥彦。ただし最終レースの誘導は志村太賀(山梨)

12R 中部分かれる
選手 登録 脚質
1 1 金子 貴志 愛知 75 38 SS 自在 3
2 2 後閑 信一 東京 65 44 SS 自在 6
3 3 岩津 裕介 岡山 87 32 S1 追込 0
4 4 神山雄一郎 栃木 61 46 S1 追込 0
5 浅井 康太 三重 90 30 SS 捲追 5
5 6 竹内 雄作 岐阜 99 26 S1 逃捲 18
7 中川誠一郎 熊本 85 35 S1 捲逃 6
6 8  南 修二 大阪 88 32 S1 追込 0
9 深谷 知広 愛知 96 24 SS 逃捲 7
推理


918 愛知南
73 西
24 関東
65 三岐

(6)竹内がその役割を果たすべく抑え先行。スケルトン(5)浅井が車間を切って。しかしながら、そろそろ戻ってるっぽい超新星丸刈(9)深谷が捲る。

 
2車単
 
3連単
  1−5=9

結果
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後ろ攻めの(6)竹内が赤板ホームを上昇し、5番手で周回の超新星丸刈(9)深谷が続くが、3番手のボス(2)後閑も踏み上げ、前受けの煮え切らない(7)中川は後方へ。
黒チン(2)後閑が(9)深谷後位で粘ってモンキーダッシュ(1)金子が飛ばされるなか、(9)深谷が最終ホームからロング捲り発進。
単騎で出切った(9)深谷がそのまま押し切り、開いた車間を詰められないまま追走した(6)竹内後位から直線スケルトン(5)浅井が追込む。

 
2車単
 
3連単
9−5 1,850円 9−5−6 33,160円

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絶望の裁判所(瀬木比呂志/講談社現代新書)
  
2014. 7. 17 (Thu.)

最高裁中枢の暗部を知る元エリート裁判官衝撃の告発!ということで以前ご紹介した「司法権力の内幕」(森炎/ちくま新書)と同時に購入。760円+税。「司法権力の内幕」と同じ値段ですが、どちらかというとこちらの方がお買い得でしょう。

集団的自衛権とか寝ぼけたことを言う政府権力があれば、その法制化に向けて違憲立法審査権でもっててぐすね引いて待ち構えるのが学校で学んだ三権分立というものですが、そんなことをかけらでも期待するだけ無駄なほど三権一体化するわが国(植民地)。しかしながら、ここんとこ大飯原発運転差止請求事件判決(福井地裁)や痴漢冤罪逆転無罪判決(東京高裁)といった画期的革命的独立的判決が相次いでいます。たぶんきっとそのような論理的判決の後押しとなったであろうと推察されるのが本書であります。
概ね又聞きで知ってたような気になってる司法権力のていたらくっぷりですが、キャリア豊かな著者による実感のこもった記述からそのいかんともしがたい実態がひしひしと伝わってきます。「司法権力の内幕」の著者がその特異なキャラからあまり苦にならなかった裁判官という囚人生活ですが、ナイーヴな本書著者には相当に耐えられないものだったようです。とはいえ裁判官の生活を囚人のそれとする観点は相通じるものがあり、人としての良心を失わずに命からがら脱出されたのは、本書著者が法学者としての志向と力があったからであります。

それはともかく、戦後すぐには独立権力のリベラル期があったにもかかわらず、いかにして現在の国家主義司法権力と堕したか。宗主国がどのように関与したかはほかの研究を待たねばなりませんが、概ね石田和外最高裁長官(在1969-1973)時代にリベラル派を一掃するブルーパージが推進され、矢口洪一長官(在1985-1990)時代に保守化が完成され、おなじみの竹崎博允長官(在2008-2014)による事務総局支配によって司法権力内部の一元的支配体制が確立したようです。
また竹崎による裁判員裁判制度が、それまで数的傍流にいた刑事系裁判官による権力掌握のためだけに導入されたという目的とその結果についても、前後の人事などを通して如実に説明されています。
そんな竹崎ですが、さすがに法律のことは難しかったらしく、個別意見をまったく一つも書かない、書けないまま任期満了を待たずに退官しました。これにも本書が一役買ってるのかもしれませんが、「司法権力の内幕」の著者が言うみたいにいくら裁判員裁判に市民的観点を持ち込もうが、司法権力はびくともしません。さらなる内部告発と、司法権力構造の変遷研究、および最近の福井地裁東京高裁のような良心的とかリベラルというのもおこがましい、論理的判決の積み重ねに期待します。

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SOMEDAY WORLD(ENO・HYDE)  2014. 7. 16 (Wed.)

ブライアン・イーノとアンダーワールドのカール・ハイドの共作。さらに20歳の若者プロデユーサーと若干のミュージシャンを加え、イーノのスケッチをふくらませて9曲、日本版はボーナストラック1曲追加で2,000円+税のお買い得作品にまとめられました。
わたくし的には好きな音楽の近くにいるけれどもあまり熱心に拝聴したことのないお二方を同時に味わえるということで思い切って購入いたしました。
ありがちなれど聴いたことのないリズムシークェンスをベースに、軽い電子音が幾重にも重ねられ、さらにそこはかとない生楽器のアクセント。そこに思慮深そうな歌声が乗せられていきます。
禅寺の隣の竹やぶで風を感じながら魂の奥底で光る希望を垣間見るかのような心象風景を想起せしめられ、よって必然的に昼寝BGMと化すのでした。

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