稀勢記(2017/01/16-)
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ユリイカ12月臨時増刊号『シン・ゴジラ』とはなにか
  
2017. 1. 31 (Tue.)

シン・ゴジラとはなにか2005年のムーンライダーズ特集以来およそ10年ぶりに「ユリイカ」を買ってしまいました。1,800円+税で326ページに30を超える論文の他、インタビュー、エッセイ、そして詩。

いろいろ面倒くさいんで、ゴジラ映画の注目ポイントもしくは評価軸を下記4点にしぼってる吾輩ですが、当たらずとも(無理やり)遠からずな論文集と言えないこともないです。

1)怪獣キャラの立ち具合
2)都市破壊と逃げ惑う群衆像
3)出動する防衛隊とそこにかぶさる伊福部マーチ
4)メッセージとしての反核・原水禁


キャストでインタビューやエッセイに登場するのが巨災対の学会の異端児を演じられた塚本晋也監督だったり古生物御用学者を演じられた原一男監督だったりとさもありなんな人選。これが冒頭に来てぐっとひきつけます。
詩を挟んで切通理作らわかりやすいサブカル・オタク系からの論考もありますが、その後は建築史・政治史・ロシア軍事研究・法哲学・音楽批評・表象文化論などなどさまざまな学会からのハードな論考が数点あると映画史・脚本家・映画研究といった作品に近い世界の人々からの論考が数点、これが交互に続いて読みごたえたっぷり。
ゲップをこらえつつ最後まで読めたのは、過去のゴジラ映画も含む作品を反芻できる効果もさることながら、俺様評価軸がこれでいいのか、過不足はないかという疑問をぶつけながら各論考に向き合えたからとも考えられます。で、結果としてこれでいいのだと考えるに至っております、いろいろ面倒くさいんで。

井筒屋  2017. 1. 30 (Mon.)

立川駅から立川競輪場に向かうルートはたくさんありますが、シネマ通りを通ると右手にあんドーナツでおなじみの井筒屋があります。
かつては店主の親爺さん直筆ポスターがアホほど貼ってある昔ながらの饅頭屋の店構え。そこにさまぁ〜ずと大江アナの手書きポスターも加わったことをご報告したのは2013年のことでした。
旧井筒屋
それがどうしたことか? いつの間にかこぎれいな店舗に建て替わっています。2階から上は集合住宅。2階から上の集合住宅「ステラN立川」は2016年3月完成全8戸のいわゆるオートロックマンションで1LDKと2LDKがご用意されているようです。
調べてみましたところ、井筒屋さんは2014年11月あんドーナツを揚げる油に引火して全焼。「聖☆おにいさん」にも出てくるだけに一部では大きなニュースになっていたようです。
その後再建されてお店も再開。焼け太り?かどうかはともかく、ご主人も健在そうで何よりです。
井筒屋 ご主人

いわき平記念[いわき金杯争奪戦]決勝  2017. 1. 29 (Sun.)

12R 今度こそ渡邉
選手 登録 脚質
1 1 渡邉 一成 福島 88 33 SS 捲逃 1
2 2 古性 優作 大阪 100 25 S1 捲逃 6
3 3 園田 匠 福岡 87 35 S1 追込 0
4 4 菊地 圭尚 北海道 89 36 S1 追捲 1
5 香川 雄介 香川 76 42 S1 追込 0
5 6 松谷 秀幸 神奈川 96 34 S1 捲逃 3
7 新山 響平 青森 107 23 S1 逃捲 13
6 8 村上 博幸 京都 86 37 S1 追込 0
9 山田 英明 佐賀 89 33 S1 捲逃 4
推理


714 北日本
93 九州
28 近畿
5 香川位置決めず
6 松谷単騎

双葉町から世界と戦う(1)和種部が優秀戦ハコ3の雪辱戦。ただし、モシャモシャ(2)古性が粘る場合も。そのときはりゅうちぇる(7)新山の逃げ切りか(9)山田の一発。

 
2車単
 
3連単
1−7,1−3
7−2,7−8,9=3
 

結果
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後方からモシャモシャ(2)古性が上昇、前受けの(9)山田が少し引いただけで隊列短くなった赤板ホームでりゅうちぇる(7)新山が踏み上げ赤板先行。あわせて踏み上げたヤクルト(6)松谷が4番手をせしめる。
そのまま一本棒で1周強まわった最終2コーナー、5番手の(2)古性発進。が、(4)菊地和尚の体当たり(失格)で近畿2車とインの魔術師(5)香川落車。
落車音を聞いて3コーナーから双葉町(1)渡邉が捲り追込んで余裕の1着。ちぎれた(4)菊地を交わして(6)松谷が2着。後方から鋭く浮かない(3)園田3着。

 
2車単
 
3連単
1−6 5,120円 1−6−3 32,090円
抜目

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入場 5,416人 総入場 13,326人
(対前年111%)
売上 2,043,565,500円 総売上 5,870,067,100円
(対前年101%)

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21世紀枠  2017. 1. 28 (Sat.)

尾崎豊の母校がスポーツの全国大会に選抜出場したら尾崎豊はどういう態度を取っただろうか、と参考にしたくなる事態になりかけたのですが、ぎりぎりのところで回避されました。

いわき平記念優秀「いわき海竜賞」  2017. 1. 27 (Fri.)

12R 北日本二段駆け態勢
選手 登録 脚質
1 1 新山 響平 青森 107 23 S1 逃捲 13
2 2 園田 匠 福岡 87 35 S1 追込 0
3 3 竹内 雄作 岐阜 99 29 S1 逃捲 15
4 4 成田 和也 福島 88 37 S1 追込 0
5 香川 雄介 香川 76 42 S1 追込 0
5 6 村上 博幸 京都 86 37 S1 追込 0
7 渡邉 一成 福島 88 33 SS 捲逃 1
6 8 菊地 圭尚 北海道 89 36 S1 追捲 1
9 山田 英明 佐賀 89 33 S1 捲逃 4
推理


925 九州香川
1784 北日本
36 中部近畿

首太い(3)竹内もいるが、ここで3番手からの競走をしてたんでは先が思いやられるりゅうちぇる(1)新山が先行勝負。(3)竹内も偉大な兄の(6)村上弟が後ろにいるんでもがきあい。そして(9)山田に漁夫の利。

 
2車単
 
3連単
9=2,9=6,9=7  

結果
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青板バックで首太い(3)竹内が上昇。前受けのりゅうちぇる(1)新山は誘導をおろしてから後方に下げ、赤板ホーム過ぎから反攻開始、全開で打鐘に(3)竹内を叩くと、(3)竹内はじりじり後退。
最終ホームから(9)山田発進も2コーナーとコーナーで(8)菊地和尚の体当たりをもらってあえなく不発
直線、3番手から(8)菊地が追込み、切替えた浮かない(2)園田が続き、双葉町から世界と戦う(7)渡邉ハコ3。

 
2車単
 
3連単
8−2 8,250円 8−2−7 22,600円

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シン・ゴジラ  2017. 1. 26 (Thu.)

ネタバレ注意極上爆音上映がもうすぐ終わるというので4回目見てきました。
前回の日本語字幕付き上映を見たのがよかったのか、ある種の境地に達したのか、2回目3回目にはまどろっこしかったり、こいつにこんなこと言わさんでもいいのになどと思ったところも平常心で見ることができました。テレビやビデオではありますが何度も見返した「サウンド・オブ・ミュージック」とか「いちご白書」とか「大脱走」みたいに、いつだれがどこで殺されたりとっつかまったり逃げおおせたりするのがわかっていても同程度にハラハラわくわくしながら見てられる境地。
もう映画館で見るのはじゅうぶん堪能したので、次はテレビで放映されるのを楽しみにしたいところですが、その前にDVDをどうするか問題に直面せねばなりません。
それはともかく、いつも巨災対の場面では尾頭課長補佐ばかり見てしまうなどの注目ポイントをあえて避けてみるように心がけてみたところ、特段の目新しい発見が一つだけありました。
最初の感想文で、前半はスタイリッシュにリアリズムを追及するわりに官邸にも市ヶ谷にも朝霞にも宗主国の人がおらず、石原ひとみ一人に背負わせている旨のことを書きましたが、たいへん失礼しました。直接作戦行動にはかかわらないものの、市ヶ谷に宗主国の軍人らしき人が4人ほどいて、タバ作戦失敗時にそそくさと離席するところがしっかり描かれていることに今さら気づきました。タバ作戦に限らず、並行して立案された作戦もすべて宗主国軍の承認を受けていただろうご苦労がしのばれました。

富士  2017. 1. 25 (Wed.)

車窓富士山が見えると大なり小なりテンションが上がりますね。とくに静岡側から見るギザギザがいかつい南斜面は異様な威容感があります。
東海道を移動するときはたいていい夜か雨なので滅多にお目にかかれないのですが、先日の取材旅行のときは好天でした。
ギザギザが険しく異様な威容感がある南斜面は静岡の人が言うほど美しくはないと思うのですが、ヘドラが上陸した富士市付近の工業地帯にはマッチしていると感じています。
富士

横綱審議会  2017. 1. 24 (Tue.)

先日来場所が綱取り場所になるみたいなことを書いたのですが、来場所を待たず、2場所連続優勝かそれに準ずる成績かというとビミョーにもかかわらず、横綱昇進話が持ち上がったのですが、いかがなものか? おまけで横綱にしてもらった感がつきまといかねないことを憂慮する審議委員はいなかったみたいで10分あまりで昇進決定だそうです。
もしゃもしゃパーマのおばはんがいたらこうもすんなり事が運んだものか?とも思ったのですが、調べてみたらもしゃもしゃパーマのおばはんは稀勢の里を大いに贔屓にしていたようで、結果は同じだったと思われます。

本能寺跡  2017. 1. 23 (Mon.)

本能寺跡先日の取材旅行は清明神社に寄ったあと、カニを食べたりたぬきそばを食べに行ったりしたぐらいで終わってしまった気がするのですが、本能寺にも行ってました。
と言っても焼失後すぐに移転してしまった跡地なんで石碑しかありませんでした。
ここらへんに寺名に由来すると知らないうちは何ちゅう名前か?という本能小学校があったはずなのですが、市内中心部の住人減少&少子化で廃校になったみたいです。

松山記念[金亀杯争覇戦]決勝  2017. 1. 22 (Sun.)

12R 中四国作戦
選手 登録 脚質
1 1 濱田 浩司 愛媛 81 37 S1 追捲 2
2 2 山崎 芳仁 福島 88 37 S1 捲追 1
3 3 岩津 裕介 岡山 87 35 SS 追込 1
4 4 根本 哲吏 秋田 97 30 S1 逃捲 8
5 松浦 悠士 広島 98 26 S1 捲追 1
5 6 太田 竜馬 徳島 109 20 S2 逃捲 13
7 渡邉 晴智 静岡 73 43 S1 追込 0
6 8 近藤 隆司 千葉 90 32 S1 捲逃 6
9 原田研太朗 徳島 98 26 S1 捲逃 11
推理


87 南関東
42 北日本
53 中国
691 四国

行きっぷりイマイチで信頼に欠ける(6)太田だがここは先行勝負。(5)松浦が中団獲って内があいたら四角い(3)岩津が強襲。
別線の巻き返しにあわせて奇面組(9)原田早駆けの場合は(1)濱田。

 
2車単
 
3連単
9−5,9=3
1−9,1=5,1=3
 

結果
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赤板ホームで信頼に欠ける(6)太田にフタをした(4)根本が打鐘前に前受けの早口(8)近藤を抑えて先行態勢。(5)松浦が続く。
(6)太田が踏み上げ打鐘でカマすが、あわせて(4)根本も加速。(6)太田出切れず、3番手の外で止まるが、2コーナーから奇面組(9)原田発進。同時に発進した五右衛門(2)山ちゃんの上を捲り切り、追走(1)濱田を寄せつけず(9)原田1着。四国を追って(8)近藤3着。

 
2車単
 
3連単
9−1 280円 9−1−8 2,070円
裏

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入場 2,302人 総入場 6,305人
(対前年101%)
売上 1,984,939,100円 総売上 5,744,628,700円
(対前年100%)

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稀勢の里  2017. 1. 21 (Sat.)

大関在位丸5年、緊張しぃが災いして何度も勝機を逃してきた稀勢の里初優勝です。
日馬富士、鶴竜が途中休場、豪栄道も途中休場で不戦勝、照ノ富士、琴奨菊が負け越し、白鵬も関脇以下相手に3敗のていたらくというチャンスをモノにすることができました。
来場所も上位陣がていたらくのままだと、横綱に昇進してしまうかもしれませんが、いかがなものでしょうか?

一条戻橋  2017. 1. 19 (Thu.)

戻橋死者が蘇生した逸話にその名の由来がある戻橋ですが、魔物が出たとか安倍晴明が式神を住まわせたとかの伝説もあります。が、いずれも平安時代の話。千年以上前のことなんで、今はあんまり怖くありません。
式神もここにはおらず、清明神社の方に再現された小橋の袂に佇んでおります。
式神

晴明神社  2017. 1. 18 (Wed.)

晴明神社二、三度お邪魔したことのある晴明神社ですが、これまでは初詣客が列を作ってたりする真昼間だったのに対し、魑魅魍魎のうちの気の早いやつが跋扈しはじめかねない夕暮れの黄昏時。
雰囲気的にふさわしい時間帯に行けて、参道わきにあるお守りの陳列などもゆっくり見ることができました。
水木しげる先生の筆になる清明物語的な冊子もあったのに、なぜ買わなかったのか? 魔が差したとしか思えません。
清明像物販

大宮記念[東日本発祥倉茂記念杯]決勝  2017. 1. 17 (Tue.)

12R 関東と中部二段駆け
選手 登録 脚質
1 1 平原 康多 埼玉 87 34 SS 自在 5
2 2 竹内 雄作 岐阜 99 29 S1 逃捲 12
3 3 小埜 正義 千葉 88 35 S1 捲逃 8
4 4 長島 大介 栃木 96 27 S1 捲逃 7
5 稲垣 裕之 京都 86 39 SS 捲逃 7
5 6 志智 俊夫 岐阜 70 44 S2 追込 0
7 牛山 貴広 茨城 92 35 S1 追込 0
6 8 西川 親幸 熊本 57 51 S1 追込 0
9 吉田 敏洋 愛知 85 37 S1 捲逃 8
推理


58 稲垣西川
296 中部
3 小埜単騎
417 関東

(4)長島が強引に逃げたら首太い(2)竹内に巻き返しにセンター(1)平原の発進が早まる。先行力で上回る(2)竹内が逃げたら、今度こそブサメンゴリラ(9)吉田がムキムキっと。
前団もつれて旧惜敗王(5)稲垣以下の大外強襲も一考。

 
2車単
 
3連単
9−6,9=5,9=1
5−8,5=3
 

結果
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打鐘前2コーナーまで我慢して首太い(2)竹内が前団抑え打鐘から先行態勢。あわせて踏み上げた(4)長島が中団4番手獲るが、(2)竹内が流す間に旧惜敗王(5)稲垣が追上げ、中団並走。
外並走の(5)稲垣がバックから捲り、車間を切ったブサメンゴリラ(9)吉田もあわせて踏み上げる。が、(8)西川入道ちぎれて容易に(5)稲垣を追ったセンター(1)平原が道中(5)稲垣に追突して一度止まるも4コーナーから踏みなおし、モウ(7)牛山の猛追をしのいで1着。(9)吉田に踏み勝って(5)稲垣3着。

 
2車単
 
3連単
1−7 400円 1−7−5 1,500円

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入場 3,775人 総入場 13,033人
(対前年85%)
売上 1,526,527,200円 総売上 5,370,454,600円
(対前年93%)

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たぬきそば  2017. 1. 16 (Mon.)

地域によって異なるそば屋、うどん屋の「たぬき」ですが、絶品と言えるのは京都のたぬき。
先日の3連休を利用して田ごと新京極店で頂戴してきました。去年の正月に田ごと三条本店で頂戴して以来およそ1年ぶり。これで風邪も治したいところでしたが、かれこれ10日、途中から咳風邪として定着、未だ治りません。
たぬきそば

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