粉雪記(2023/03/01-)

[日報録に戻る] [イマケイTOP]
imakeiTop
line 1 2 3 4 5 6 7 8 9
前へ 次へ

METAATEM(METAFIVE)  2023 3. 15 (Wed.)

METAFIVEのラストアルバムを購入してからかれこれ半年、おまけについてたBlue-rayをようやく見ることができました。見てみて気づいたのですが、収録されているのは2016年冬のライブ映像。およそ6年も前のものだったとは。よく見るとCDジャケットの裏表紙に書いてありましたが、そんな細かい字は読めません。
活動開始が2014年。当初は「高橋幸宏とクール・ファイブ」という仮の名前でしたが、2015年に「クール・ファイブ」のところを「メタファイヴ」に改め、2016年にオリジナルアルバム発売。その年の冬のライブということで、ファーストアルバム中心。終演少し前の「Don't Move」のところがいちばんの盛り上がりです。



アンコールの最後はyMOの「CUE」のカバーで、これは活動当初のメイン楽曲でファーストアルバム発売前のライブ盤「TECHNO RECITAL」にも収録されてました。



その後、渋い「CUE」から幾分派手な「KEY」が演じられるようになって、2016年夏のワールドハピネスでは楽しみにしてたのですが、やってもらえませんでした。



そのときのエンディングは「君に、胸キュン。」だったのですが、そんなふうにYMOのカバーを1曲程度交えるというのが活動前半のお約束状態でした。
LP2枚出したこの先はその必要もないかもしれませんが、Deee-Liteやコーネリアスまたはフリッパーズギターや電気グルーヴのカバーもこのメンバーでやったらよかったのになとも思うのですが、そればかりではグループサウンズの残党の人々がやってるアレと変わりませんがなという話になってしまいます。

line
解約返戻金  2023. 3. 14 (Tue.)

定期保険(掛け捨て)でも1年を超えるものの満期前には解約返戻金が発生するはずで、無事に満期を迎えてチャラになる前に保障をあきらめてしまえば若干のお金をもらえる仕組みになってます。
20年ほど前に加入した20年定期保険(掛け捨て)が間もなく満期を迎えるという知らせが届きました。
すぐさま解約すると僅かなお金がもらえるものの、放置すると自動継続されて保険料が3倍以上に跳ね上がります。
結局のところうっかり手続き忘却。あわや自動継続されてしまう直前(お知らせにあった期日は既に経過)に満了(非継続)申請書を書いて送って事なきを得た、と言いますか、何も得ることなく無事に保険期間を生きながらえることができました。

こな〜ゆき〜  2023. 3. 13 (Mon.)

まいど恒例、連続ドラマの感想ですが、当初は変な人のときの西島は面白い(フツーの人のときは面白くない)定説通りの刑事ものがイチオシでしたが、回を追うごとのバカリズムの逆襲にぎゃふんといわされました。
そういうわけで連続ドラマの感想をまとめておきます。

 
タイトル
 
 
出演
 
俺視聴率
感想
大病院占拠 日本 櫻井
ソニン
28% まずドローン爆弾CGで笑かしてもらえましたが、その後ギャグは尻すぼみみたいで
どうする家康 NHK 松本
野村溝畑
73% まず馬のCGで笑かしてもらえましたが、面白くしようとしてるところがつまらなく、かっちょよくしようとしてるところがギャグ化するという革新性は江とか天地人同様
GET READY/ TBS 妻夫木
藤原
鹿賀
松下
71% 「加山雄三のブラックジャック」よりかは見てられましたが、堤演出濃度薄目で見ごたえなく
ブラッシュアップライフ 日本 安藤
夏帆
木南
水川
田中
志田
染谷
松坂
黒木
鈴木
臼田
三浦
江口
野間口
バカリズム
94% 前野朋哉で死んでまさかの3周目に入ったところが転機だったでしょうか。ラス前々の5周目合図およびラス前4人相席では感涙を禁じ得ず
女神の教室〜リーガル青春白書〜 フジ 北川
山田
前田
及川
91% 法曹界における法哲学、法社会学、法倫理学の欠如にはかねてより問題を感じているので柊木先生の方針・見解には大いに賛同します。時折出てくる臭い台詞のための役作りとくにあえてダサい服装も毎回の見どころ
罠の戦争 フジ 草なぎ
杉野
小澤
宮澤
本田
高橋
片平
岸部
83% 草なぎの顔芸は恐れ入りましたが、東芝日曜劇場みたいで
星降る夜に 朝日 吉高
フジオカ
14% ストレスフルな仕事とはいえキャンプ場で初めて会った男と一切の会話なくやってしまう初回の踏み絵みたいなので離脱
夕暮れに、手をつなぐ TBS 広瀬
永瀬
3% 怖いもの見たさ、臭いものかぎたさでちょっと見てしまったほんのちょっとだけで十分の不快感
相棒 season21 朝日 水谷
寺脇
19% 前回も同じことを書きましたが、亀山君では面白みが増さない気が
リバーサルオーケストラ 日本 門脇
田中
永山
前野
濱田
岡部
津田
加藤
平田
生瀬
65% ある種超豪華キャストの群像もので面白くならないはずがないはずなのにこの程度のまあまあなのは何ゆえか?という難問を残したまま
スタンドUPスタート フジ 竜星 0%
警視庁アウトサイダー 朝日 西島
濱田
柳葉
片岡
斎藤
優香
小松
上白石
97% ベタな古い刑事ものの基本を抑えつつの堤の弟子筋が堤以上の堤演出。ギバちゃんに死亡フラグが立ってから引っ張って引っ張ってなかなか死なないのでよもや偽フラグと思わせてからの銃撃で悲しい場面なのに爆笑
忍者に結婚は難しい フジ 菜々緒 6% とくになし
100万回言えばよかった TBS 井上
佐藤
松山
平岩
荒川
76% 土曜か日曜につい先日のの再放送をやってたのですが、10年前の再放送みたいに感じたので主要キャストに若者1人は混ぜておきたい
リエゾン こどものこころ診療所 朝日 松本
山崎
栗山
志田
風吹
93% むしろそろそろおとなの発達障害問題にも向き合っていただきたい

松山記念[金亀杯争覇戦]決勝  2023 3. 12 (Sun.)

12R 神奈川4車
選手 登録 脚質
1 1 松本 貴治 愛媛 111 29 S1 捲逃 8
2 2 郡司 浩平 神奈川 99 32 SS 捲逃 3
3 3 守澤 太志 秋田 96 37 SS 追込 0
4 4 渡邉 一成 福島 88 39 S1 捲逃 9
5 松谷 秀幸 神奈川 95 40 S1 追込 0
5 6 伊藤 颯馬 沖縄 115 23 S1 逃捲 10
7 福田 知也 神奈川 88 40 S1 追込 0
6 8 東 龍之介 神奈川 96 33 S2 追込 1
9 山田 庸平 佐賀 94 35 S1 自在 4
並び


2758 神奈川
43 北日本
1 松本単騎
69 九州

ライン4車で盛夫の子(2)郡司が早駆け。早々に前団叩いてマーク(7)福田浮上。

 
2車単
 
7=2,7=1
7−3,7−5,7−9

結果
line

(6)伊藤が赤板ホームで前受けの双葉町(4)渡邉を抑えるが、盛夫の子(2)郡司は動かず後方待機。打鐘で(4)渡邉が抑え返すと、打鐘過ぎ2センターから踏み上げた(2)郡司がホームカマシ
連結はずしたトリック弟(9)山田が最終バックから捲り、(7)福田の牽制乗り越え直線一気。続いたいかつい四国の若手の一人(1)松本2着で、(7)福田ハコ3

 
賭式
 
車番
 
返戻金
 
人気
2車単 9−1 3,570円 (17)
3連単 9−1−7 30,800円 (98)

line

入場 1,200人 総入場 3,397人
(対前年度[12月]94%)
売上 1,601,992,500円 総売上 5,042,785,200円(対前年度102%)

line
現代思想入門(千葉雅也/講談社現代新書)
  
2023 3. 11 (Sat.)

忘れぬうちに結論から述べると前書きだけ読んでおけばよい現代思想入門書。900円+税ですが、『構造と力』(浅田彰)か『鉄の処女』(栗本慎一郎)か『別冊宝島 現代思想入門』(小坂修平編著)を再読した方がよほどましだと思います。
68年革命を経てマルクスとサルトルでは近代化の圧政にいかんともしがたいという問題意識から、ニーチェやレヴィストロースやソシュールなどから導き出された<脱=構築>やら<リゾーム>やらで<差異>を生み出し続けて<生-権力>の生成を抑制するという<ポストモダン>的戦略が生み出されたのですが、敵は一枚も二枚も上。
再三再四「危機」を仕掛けて無政府資本主義がグローバルに巨大化、さらにSNSを利した分断工作で分割統治の精度を高めています。
かような世界認識に前書きでかすってはいますが、第1章以降全部忘れて現代思想構築の「枠組」にのみ執着する内輪向けの論に徹しているばかりか、東の「郵便的」を評価的に取り上げています。他の解説書には一切触れず単に「フランスの郵便事情は悪いらしい」ことしか書かれていなかった(俺感想)同書を引くあたりに「文壇」的な気持ちの悪いものを感じました。

line
六十肩  2023 3. 10 (Fri.)

去年暖かくなったころからの違和感が晩夏には六十肩の症状となり、晩秋からは毎日湿布を貼るなどしていたのですが、ここんとこちょっと楽になってきました。
駐車券も右手で取れるところまで回復。ふだんの生活で痛みを感じることはほとんどなくなったのですが、まだ湯浅登板時の投球前に真上に上げるところまでは至りません。
それはさておき、野球の国際大会には興味がないのですが、新井さんみたいに腰をいわして帰ってくるのは極端としても、選出選手はたいがい調子を落とすみたいです。
そんなわけで中野湯浅の出場機会が少なくなることだけ願っています。



line
松山競輪開設73周年記念[金亀杯争覇戦]
初日特選  
2023 3. 9 (Thu.)

12R 脇本欠場で働き者松浦追加
選手 登録 脚質
1 1 郡司 浩平 神奈川 99 32 SS 捲逃 3
2 2 松浦 悠士 広島 98 32 SS 自在 4
3 3 守澤 太志 秋田 96 37 SS 追込 0
4 4 山田 庸平 佐賀 94 35 S1 自在 4
5 香川 雄介 香川 76 48 S1 追込 0
5 6 山田 久徳 京都 93 35 S1 自在 6
7 坂井 洋 栃木 115 28 S1 捲逃 3
6 8 福田 知也 神奈川 88 40 S1 追込 0
9 清水 裕友 山口 105 28 S1 捲逃 5
並び


18 神奈川
925 中四国
73 坂井守澤
4 山田単騎
6 山田単騎

ライン3車でふてぶてしい(9)清水の先行策。そこを盛夫の子(1)郡司が早々に巻き返す。マーク(8)福田はダイジョブか?

 
2車単
 
1−8,1=2,2−5

結果
line

バンジー(7)坂井の上昇にクール(6)山田が続き赤板ホーム過ぎに前団抑えると、続いた盛夫の子(1)郡司にトリック弟(4)山田が続いてイン切り。そこを叩いてふてぶてしい(9)清水が打鐘カマシ
追った(7)坂井が銀髪(3)守澤をちぎって4番手まで追い上げて一休みの最終2コーナー、(3)守澤を捌いて4番手に車を上げた(1)郡司が3コーナーから捲り追込み
これを牽制してから直線追込み働き者(2)松浦1着。(1)郡司が続き、インの魔術師(5)香川3着。

 
賭式
 
車番
 
返戻金
 
人気
2車単 2−1 1,370円 (4)
3連単 2−1−5 5,270円 (12)

line
カラスの行水  2023. 3. 8 (Wed.)





大垣記念[水都大垣杯]決勝  2023 3. 7 (Tue.)

12R 特選組は4人だけ
選手 登録 脚質
1 1 山口 拳矢 岐阜 117 27 S1 捲逃 5
2 2 古性 優作 大阪 100 32 SS 自在 2
3 3 平原 康多 埼玉 87 40 SS 自在 0
4 4 坂本 貴史 青森 94 34 S2 自在 8
5 犬伏 湧也 徳島 119 27 S1 逃捲 13
5 6 岩谷 拓磨 福岡 115 25 S1 捲逃 3
7 久木原 洋 埼玉 97 38 S1 追捲 0
6 8 岡本 総 愛知 105 35 S2 追込 0
9 井上 昌己 長崎 86 43 S1 追捲 0
並び


18 中部
37 埼玉
2 古性単騎
69 九州
4 坂本単騎
5 犬伏単騎

先行一車(6)岩谷だが、だまし逃げするほど心の余裕あるとは思えず、好位確保からマウンテン(2)古性が2コーナー捲り。後位によっては逆転も。

 
2車単
 
2=1,2−3
2=5,2−7

結果
line

(6)岩谷の上昇にあわせてヘタレ(1)山口も踏み上げ、前受けのセンター(3)平原と3ライン並走で赤板ホーム通過。打鐘前に(6)岩谷が出切ってスローダウン。(1)山口が3番手せしめ、マウンテン(2)古性あまり争わず5番手確保。6番手で(3)平原とロスの子(4)坂本並走のままペース上がらぬ打鐘過ぎ2センター、最後尾から俊足外野手(5)犬伏単騎カマシ
(5)犬伏出切るやあっという間に第二先行(6)岩谷との間に6,7車身開く。
カマシに反応した(2)古性が最終1センターから捲って第二先行の番手からいい声で出る(9)井上の上を行くが5車身仏恥義って(5)犬伏逃げ切り記念(GIII)初優勝。(2)古性に切替え追った(1)山口3着。

 
賭式
 
車番
 
返戻金
 
人気
2車単 5−2 1,590円 (5)
3連単 5−2−1 4,640円 (12)

line

入場 1,384人 総入場 5,457人
(対前年[取手]157%)
売上 1,414,748,100円 総売上 5,666,486,200円(対前年100%)

line
1980年のアイドルのノーバン始球式 他
  
2023. 3. 6 (Mon.)

太郎賞が選出されなかった第26回岡本太郎現代芸術賞展のつづきですが、作品タイトルのネーミングに失敗して評価を落としたと思わざるをえないながらも特別賞4作品にくいこんだのが関本幸治作「1980年のアイドルのノーバン始球式」。
始球式の投球がキャッチャーまでノーバウンドで届いたかバウンドしたかは、本人的には切実な問題である場合もあるかもしれませんが、その他全員にとってはまったくどうでもいいことです。しかしながら「バ」の字と「パ」の字の見分けが画面上では見づらいことから始球式が若い女性の場合に限って「ノーバン」かどうかがニュース(の見出し)になるようになりました。
一番最初に考え付いたやつだけ称賛するにやぶさかではありませんが、2人目以降は全員死刑級だと思います。
それはさておき、本作は双子の写真を撮るためだけに一室を造り上げたというコンセプト。鑑賞者の方には裏側が向いていて、ぐるっとまわりこんではじめてその光景を目にするというお化け屋敷的つくり。不気味感を高めています。



Hexagon artist作
宇宙儀式
都築崇広作
構造用合板都市図

川上一彦作
ちゃいおすてぃっくじぇーぴーぴー

西除闇作
MANgaDARA

山田優アントニ作
portrait
ながさわたかひろ作
愛の肖像画

NISHINO HARUKA作
てんとう虫ダルマ-2022-
川端健太作
そこに見えて居ない

奥野宏作
チミモウリョウの宴
澤井昌平作
Landscape

大洲大作作
Loop Line
平向功一作
流氓

池田はなえ作
森のハーモニー

山田愛作
ひとつに還れたなら
宮本佳美作
To see tomorrow

ポキ丼  2023. 3. 5 (Sun.)

川崎市岡本太郎美術館併設のカフェ・タローでは毎年岡本太郎現代芸術賞展開催期間中の特別メニューが供されます。今年はアボカドとサーモンが調達できたみたいで、「スモークサーモンとアボカドのポキ丼」1,430円と「アボカドとサーモンチーズのサンド」990円(ともに税込)の2品。
なんか女向き感? ポキて何? というわけで、あまり食欲はそそられませんでしたが、思い切って奮発、前者にしました。
玉ねぎやにんにくやしょうゆがうまく使われてるみたいでそこそこおいしくいただいたのですが、奮発の割には腹八分目というか六分目ぐらい。帰りにスーパーに寄ってメロンパンを買ってしまいました。



大垣競輪開設70周年記念[水都大垣杯]
初日特選  
2023 3. 4 (Sat.)

12R マーク屋は小倉竜のみ
選手 登録 脚質
1 1 平原 康多 埼玉 87 40 SS 自在 0
2 2 小倉 竜二 徳島 77 46 S1 追込 0
3 3 山口 拳矢 岐阜 117 27 S1 捲逃 5
4 4 吉田 有希 茨城 119 21 S1 逃捲 7
5 新山 響平 青森 107 29 SS 逃捲 8
5 6 鈴木 裕 千葉 92 38 S1 自在 4
7 古性 優作 大阪 100 32 SS 自在 2
6 8 岩本 俊介 千葉 94 38 S1 捲逃 8
9 犬伏 湧也 徳島 119 27 S1 逃捲 13
並び


41 関東
86 千葉
5 新山単騎
3 山口単騎
92 徳島
7 古性単騎

俊足外野手(9)犬伏がライン2車でも先行勝負。3番手獲れそうなマウンテン(7)古性だが別線の巻き返しも早い。

 
2車単
 
7=1,7=6
6=3,6=5

結果
line

下位戦では強い(8)岩本の上昇を前受けの最終兵器(4)吉田が突っ張ったところを俊足外野手(9)犬伏が打鐘カマシ。これにヘタレ(3)山口が続く。
ちょこまか動いたマウンテン(7)古性は関東後位6番手で、(8)岩本後方、さらにりゅうちぇる(5)新山山のように動かず最後尾。
4番手獲ったものの(4)吉田がちょっと開いた車間を詰められない最終2コーナーから捲った(3)山口が押し切り1着。バックから捲った(7)古性が3コーナーから捲り追込む(4)吉田を直線交わして2着。

 
賭式
 
車番
 
返戻金
 
人気
2車単 3−7 1,190円 (4)
3連単 3−7−4 26,160円 (79)
抜目

line
君の待つところへ  2023. 3. 3 (Fri.)

太郎賞が選出されなかった第26回岡本太郎現代芸術賞でしたが、来館者人気投票でわたくしが選出したのはレモコ-レイコ作「君の待つところへ (I'll go where you're waiting.) 」。特別賞4作品の一つに挙げられている作品でもあります。
フツーのイラスト絵なのですが、とにかく明るい色味に筆致と素材。愉快にならずにいられない夢のキャラバンの一員になれる気がするパワーあふれる力作です。
太郎賞は無理だったとしても、他に太郎賞級の作品があったら敏子賞をゲットできてたのではと若干残念な気もする特別賞でした。



OHKA  2023. 3. 2 (Thu.)

太郎賞が選出されなかった第26回岡本太郎現代芸術賞でしたが、特別賞4作品の筆頭に挙げられているのが安達篤史作「OHKA」。特攻用に開発されたロケットエンジンを持つ航空機「桜花」の原寸大模型です。ます、その小ささにおののきます。
しかも素材は1944年から45年、皇軍絶好調の嘘情報を伝える新聞紙。今とほとんど変わらぬ支配層の都合による虚構世界を構築する「情報」が「自爆兵器」化しています。
メッセージ性が明確過ぎて太郎賞に一歩及ばなかったのかもしれません。





第26回岡本太郎現代芸術賞展  2023. 3. 1 (Wed.)

ここ3,4年ずっと作品レベルの低下を嘆いてきましたが、ついに岡本太郎賞および岡本敏子賞ともに「該当作なし」という残念な結果に。
応募点数は595点。昨年が578点、その前が616点、その前が452点、以下416点、558点、499点…ということで特段分母が小さくなったというわけではないのですが。
窮すれば鈍する。昨今の材料費高騰の影響でもあるのか、はたまた向き合うテーマを見失ってるのか、社会停滞の今こそなんだこれは?と大向こうを唸らせる好機だとも思うのですが、いかがでしょう?



前へ 次へ
line 1 2 3 4 5 6 7 8 9
[日報録に戻る] [イマケイTOP]