競輪日報(2002/11/30-) [競輪人類学] [イマケイTOP] イマケイ

 
月日
 
レース
 
競輪場
 
勝者
11/30 向日町記念決勝 向日町 伊藤保文(京都)
12/04 一宮記念決勝 一宮 前田拓也(大阪)
12/07 名古屋愛・地球博協賛競輪(F1)決勝 名古屋 神山雄一郎(栃木)
12/11 佐世保記念決勝 佐世保 東出剛(千葉)
12/17 広島記念決勝 広島 後閑信一(群馬)
12/23 岐阜記念決勝 岐阜 渡邊秀明(神奈川)
12/29 ヤンググランプリ'02 立川 渡部哲男(愛媛)
12/30 KEIRINグランプリ'02 立川 山田裕仁(岐阜)
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KEIRINグランプリ'02 2002. 12. 30 (Mon.)

競ったら勝てない
 
選手
登録 脚質 こう戦う
1 1 村上 義弘 京都 73 28 S1 逃捲 21 最高の舞台で最高の先行
2 2 小橋 正義 新潟 59 35 S1 追込 0 最終先行の番手
3 3 小野 俊之 大分 77 26 S1 自在 2 いつも通り4番手以内から仕掛ける
4 4 池尻 浩一 福岡 63 33 S1 追込 0 小野君マークから無理してでも
5 松本 整 京都 45 43 S1 追込 2 村上と胸を張って帰れるレース
5 6 戸辺 英雄 茨城 51 39 S1 追込 0 強気な小橋君につけて
7 山口 富生 岐阜 68 32 S1 追込 0 山田さんのガードに徹して直線勝負
6 8 渡邉 晴智 静岡 73 29 S1 追込 0 行く所をわかってる山田さん3番手
9 山田 裕仁 岐阜 61 34 S1 自在 11 内容より勝負
推理


並び
26 関東 15 京都 34 九州 978 岐阜に晴智


(2)小橋が番手勝負を宣言。つられて(6)戸辺も小橋マーク。何度か(5)松本と競って共倒れになってるだけに、(3)小野は中団から捲り追込みを狙おう。
(9)山田は立川ダービー決勝同様(1)村上を早駆けさせて中団取りに動きたいところ。
結局、後続もつれて(1)村上が逃げ一の利を生かそうぞ。

 
2車単
 
3連単
1−2,1=3,1−4,
1−6,1−7,1−8,
1―9
山田の成り行き先行から
7−1=8
7=3=8
8−7−9
押さえ;(1)村上、カマシ気味で後ろを競らさない 1=5 3連複 3−4−5

結果
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号砲と同時に飛び出したのは(5)松本と(7)山口(弟)。
山田ラインとしては、村上が押さえてきたときに、ペースを上げつつ後退する立川ダービー決勝と同じ戦法を使う為には理解できるが、京都ラインの前受けは誘導をギリギリまで使っての先行かあるいは山田に逃げさせて中団取りというならばよし、とこの時点では。しかし、イン切りで前に出たけど誰も来なければの成り行き先行はあってもカマシはないぞよ、山田には。

周回は前団から京都、岐阜に晴智、九州、関東。
残り3周の青板を過ぎて(2)小橋(6)戸辺の関東勢が上昇して、(5)松本の外併走。九州もこれに続くと、(9)山田は引いて後方へ。
(1)村上が、後ろ攻めからダッシュよく出切ってからのペース駆けに持ち込めれば、番手戦は早く決着がついたり、小橋に3番手で甘んじてもらえる展開も作れたのに。前受けを選んだ時点で道中の競りは致し方なし。

(1)村上後位のみ競りで中団に九州、後方に岐阜と晴智のまま打鐘。後ろの動きがないのに、(1)村上は誘導を交わしていつでも先行できる態勢に。最終ホーム手前、(9)山田が一瞬外へ車を持ち出したのを見て、(1)村上先行態勢。早過ぎっ!
結果的には村上の上がりタイムは11.8秒。冬の立川バンクを考慮すれば、先行では決して悪くはないタイム。捲られるか差されるかは展開次第といえましょう。また、ここから踏んでもちょっとやそっとじゃ捲られない脚を作ってきた。これで捲られたらしょうがないやんけ。という村上らしい潔さが、彼を早駆けさせたのかもしれません。が、山田が今年後半の後ろを勝たせる競走をこのグランプリでやるはずない、と見抜けていたらもっと流してよかったのに、と悔やんでも悔やみきれません。

(1)村上後位の番手戦は、案外早く1コーナーまでに(2)小橋が競り勝ち(5)松本はインをずるずる後退。
バック過ぎから(3)小野が捲りを放つが(2)小橋の牽制もありいまいち車が出ずようやく(2)小橋に並んだところで4コーナー。
村上、逃げ切りか! 2着は(3)小野か(2)小橋か中割強襲(4)池尻か!と思った瞬間、大外(9)山田が(7)山口(弟)を連れて捲り追込み強襲
山田の上がりタイムは11.1秒。こんな力を爆発させられたら村上も負けてもしょうがないと納得やもしれません。平塚なら勝ててたとか思うかもしれません。しかし、勝敗に至るプロセス、競輪競走ならではな展開を重視するならば、もっと勝利を確実にする戦法があったはずなのです。億単位の客の金を背負って走る以上、さらなる研究を積まれたいと願うのであります。わたくしの金は千円単位ですが。

 
2車単
 
3連単
9−7 1,330円 9−7−1 6,050円

ところで、夏の暑い日でも冷房の風に当たり続けると風邪をひいたりしますわな。わたくし、真冬のさいたまスタジアムで冷気に当たり続けたせいか昨日、今日と寝込んでおります。意識朦朧下の予想でしたが、元気でも同様に外していたことでしょう。
大量落車のグランプリ'96以来、毎年本場で(主に児玉選手を)応援していたグランプリですが、児玉選手の連続出場が途切れたのと同様、テレビ観戦となってしまいました。わたくしの指示がなかった分、村上選手が早く駆けてしまったのかと思うと一層悔やまれます。




入場 35,030人 阿佐田杯含む総入場 65,610人
グランプリ売上 7,394,565,600円(前年比89%)
阿佐田杯含む売上 11,908,544,200円  総売上 16,896,209,000円
 

ヤンググランプリ'02(G2) 2002. 12. 29 (Sun.)

決まり手に逃げがないのは笠松だけ。
選手 登録 脚質
1 1 岡田 征陽 東京 85 22 S2 逃捲 24
2 2 中川誠一郎 熊本 85 23 S2 逃捲 21
3 3 吉田 敏洋 愛知 85 23 S2 逃捲 21
4 4 小林 則之 静岡 85 26 S2 捲逃 10
5 渡部 哲男 愛媛 84 23 S2 逃捲 19
5 6 川口 直人 神奈川 84 26 S2 逃捲 16
7 笠松 信幸 愛知 84 23 S1 捲追 6
6 8 石毛 克幸 千葉 84 25 S1 捲逃 15
9 栗田 雅也 静岡 84 23 S1 逃捲 20
推理


並び
8 石毛
1 岡田
37 愛知
25 西
946 熊本
毎度のことながら、機動力溢れる若手による難解な一戦。ただ、わたくしはこの手の競走で、力上位が人気に応えて勝ったというのを見た覚えがありません。
逆に、同県同地域の先輩のための犠牲的先行なら八日市屋が優勝したレースとか。
並びについて「自力も」と匂わせているのは(7)笠松。愛知二段駆けを追走するのは(8)石毛か(2)中川か。

 
2車単
 
3連単
7=8,7=2 7−9−2
7−9−4
7−9−8

結果
line

打鐘前から誘導を交わした(3)吉田がやはり先行。しかし、ホームカマシの(9)栗田に叩かれると、(7)笠松は(9)栗田後位に切替をはかるが失敗。(4)小林も離れて番手に(3)吉田がはまる。
(2)中川のバック捲りは不発。4番手につけてた(1)岡田が直線抜け出すが、(5)渡部が大外一気。

 
2車単
 
3連単
5−1 5,550円 5−1−8 57,400円

岐阜競輪開設記念競走(G3)決勝 2002. 12. 23 (Mon.)

決まり手に捲りがないのは濱口だけ。
選手 登録 脚質
1 1 加藤 慎平 岐阜 81 24 S1 逃捲 17
2 2 伏見 俊昭 福島 75 26 S1 逃捲 18
3 3 渡邉 晴智 静岡 73 29 S1 追捲 0
4 4 中川誠一郎 熊本 85 23 S2 逃捲 21
5 兵藤 一也 群馬 82 24 S1 追捲 0
5 6 渡邊 秀明 神奈川 68 31 S1 自在 2
7 合志 正臣 熊本 81 25 S1 捲追 1
6 8 川原 義哲 大阪 72 30 S1 自在 8
9 濱口 高彰 岐阜 59 34 S1 追込 0
推理


並び
19 岐阜
236 南北
 5 兵藤
8 川原
47 熊本
どこからでも狙えそうな難解な一戦。(5)兵藤は番手戦も匂わせた単騎の競走。(8)川原は脚溜めて捲り一発。
(4)中川の押さえ先行あるいはそれを突っ張る(2)伏見に後方になったら早めの捲りに出る(1)加藤というわけで、(8)川原の一発と脚を溜めてられそうな選手で。

枠複 5−6,6−6
押さえ;えてしてこういうときの本線 2=3,3−6

結果
line

周回は前団に岐阜と(8)川原、中団に(2)伏見ラインだったか、青板周回に(7)合志が上昇。(8)川原に譲ってもらって3番手に入ると、仕方なく(4)中川も上昇して熊本勢が中団。
引いたゴージャス(2)伏見が赤板前から3番手付近まで上昇、(5)兵藤もこれに続き熊本勢にフタ。
打鐘から(2)伏見が先行態勢。(4)中川のカマシ発進に合わせて踏み込む。(7)合志はちぎれ単騎になった(4)中川、2コーナーで(3)晴智に一発もらうも3コーナー付近まで(2)伏見に並びかける力走でゴージャス(2)伏見を苦しめる。
バックからの(1)加藤、3コーナーからの(5)兵藤の捲りは不発。
(2)伏見からのズブズブかと思われたが、好調・秀明の方の(6)渡邊がタイヤ差の優勝。交わしの交わしで裏。
中川を止めるのに脚を使ったとはいえ、晴智は佐世保記念で東出に中を割られての2着に続く惨敗。猛省されたい。俺的には、伏見の頭の2−3に入れるぐらいなら6−3と悔やんでも致し方なし。


6−3 5,850円  



入場 7,882人 総入場 23,549人
売上 2,394,128,500円 総売上 6,306,454,400円
 

広島競輪開設記念競走(G3)決勝 2002. 12. 17 (Tue.)

好勝負
選手 登録 脚質
1 1 高木 隆弘 神奈川 64 33 S1 追込 1
2 2  堤 洋 徳島 75 26 S1 捲逃 14
3 3 神山雄一郎 栃木 61 34 S1 自在 10
4 4 有坂 直樹 秋田 64 33 S1 追込 0
5 市田佳寿浩 福井 76 27 S1 逃捲 19
5 6 井上 薫 大阪 42 43 S1 追込 0
7 小倉 竜二 徳島 77 26 S1 追捲 0
6 8 星島 太 岡山 66 31 S1 追込 0
9 後閑 信一 群馬 65 32 S1 追込 0
推理


並び
278 瀬戸内
391 東
564 近畿に有坂
恵まれて決勝まで勝ち上がった(5)市田なれど明らかに不調。後ろに同県の先輩(7)オグリューを連れてるゆえ、ホームからのカマシ先行で(2)堤が楽に主導権を取ろうぞ。
(3)神山の捲りを(7)オグリューがグランプリ99のお返しとばかりにブロックするか。好調(4)有坂の切替要警戒。

2−7,2=3,3−7,7−4
穴;叩かれて3番手ぐらいに粘る(5)市田の内突 2=5,3=5

結果
line

オグリューの貫禄に騙されて、上では先輩と書きましたが、小松島の袴田よしひこ・の方が1年先輩でした。
それはともかく、号砲と同時に勢いよくダッシュしてSを取ったのは(5)市田。(2)堤は中団を取らずに引いて後方へ。
赤板から上昇した(2)堤は打鐘前に誘導を交わしてスローダウン。中団の(5)市田は、打鐘過ぎ、(3)神山の上昇に追い出されるようにして先行態勢へ。このとき、(4)有坂は追走せず、瀬戸内ラインの4番手へ。
絶好の3番手を取れた(2)堤が(5)市田の踏み込みを待ってる隙をついて最終ホームから(3)神山が王者の貫禄でカマシ先行。2コーナーまでに(5)市田を叩く。
(1)高木が離れた3番手に、バックで(2)堤がハマったものの、(5)市田を捨てた(6)井上もそこに切り替えようとしてもつれる。
直線、(9)後閑が悠々追い込んで優勝。

9−3 840円  



入場 4,027人 総入場 13,296人
売上 2,799,392,400円 総売上 8,239,870,700円
 

佐世保競輪開設記念競走(G3)決勝 2002. 12. 11 (Wed.)

準決4着入線後落車の小野(大分)について「たいしたことはなかったみたいですな」と解説の緒方浩一がどこかで聞きかじったみたいな口調で伝えてくれてました。昔から思っていたのですが、競輪競走に関しては負傷選手の状況について滅多に報道しないテレビ中継もスポーツ紙もスポーツ報道としては失格ですな。そのつもりもないのかもしれないけど。
あと、勝負所や事故についてビデオ(できればスロー)再生も絶対にしないという点でもスポーツジャーナリズムたる意識希薄には恐れ入ります。
主催自治体のプロモビデオを流すよりも視聴者の見たいものを考えてくれ、とどこに訴えればいいのでしょうか。山田美保子?

力か展開か
選手 登録 脚質
1 1 岡部 芳幸 福島 66 32 S1 自在 5
2 2 山田 裕仁 岐阜 61 34 S1 自在 11
3 3 東出 剛 千葉 54 38 S1 追込 0
4 4 森下 太志 千葉 61 34 S1 追込 0
5 佐藤慎太郎 福島 78 26 S1 追込 1
5 6 内村 豪 鹿児島 67 31 S1 逃捲 12
7 渡邉 晴智 静岡 73 29 S1 追込 0
6 8 近藤 修康 岡山 67 31 S1 追込 0
9 長塚 智広 茨城 81 24 S1 自在 12
推理


並び
27 山田に渡邉
15 福島
934長塚に千葉
68 西の67期
力と調子からなら福島コンビと山田−渡邉。が、西の67期の先行態勢を強烈☆ロマンス(9)長塚がカマしたときに(1)岡部(2)山田は追走したうえ捲れるや否や。

3−9,3−4,3−5,3−7
押さえ;(1)岡部か(2)山田なら(2)山田で 2=3,2=7

結果
line

(3)東出がSを取るも(2)山田が上昇して前受け。3番手から(9)長塚ライン、福島コンビ、西の67期。
打鐘を迎えても誰も動かず。最終ホームから(6)内村がカマして出るが、ここまで来たら引けない(2)山田が成り行き先行。(6)内村はまったく出切れず早々に圏外。
3コーナーから(1)岡部、2センターから(9)長塚が捲り追い込むものの、直線、番手から出る(7)渡邉と(2)山田の中を割って(3)東出強襲。
2着(7)渡邉で久々の的中も高目で。(1)岡部3着に届き、(2)山田は恒例の逃げて4着。
3−7 4,740円 的中


入場 2,163人 総入場 8,497人
売上 2,398,482,500円 総売上 7,108,727,200円
 

名古屋競輪(F1)決勝 2002. 12. 7 (Sat.) - 8 (Sun.)

昼12時から夜9時ごろまでひたすらボールペンにキャップをはめるような働きをしてきたので、満了日は先送り。
それはともかく、こんな豪華メンバーなS級シリーズ(略称Sシ)はあっただろうか!な今節の名古屋競輪。
強豪がほぼ順当に準決を勝ち上がり、決勝は4番車ゴルゴ村本(静岡)を除き、3,4年前の特別決勝かのような趣。金古将人(福島)の敗退が惜しまれます。
選手 登録 脚質
1 1 金田健一郎 大阪 60 35 S1 追込 0
2 2 山口 幸二 岐阜 62 34 S1 追込 0
3 3 神山雄一郎 栃木 61 34 S1 自在 10
4 4 村本 大輔 静岡 77 27 S1 追込 0
5 市田佳寿浩 福井 76 27 S1 逃捲 20
5 6 本田 晴美 岡山 51 39 S1 追捲 0
7 後閑 信一 群馬 65 32 S1 追捲 0
6 8 十文字貴信 茨城 75 27 S2 内捲 0
9 小倉 竜二 徳島 77 26 S1 追捲 0
推理


デイリースポーツ紙の展開
5124 中部近畿にゴルゴ
387 関東
96 中四国
西日本のSシということでコメント不明。(7)後閑は栃茨を立てて3番手もアリかもしれませんが、(4)ゴルゴと(9)オグリューはじっとしていまい。
が、決勝といえどSシ。こんなところでも必死に戦う(4)ゴルゴ要警戒。
あと、逃げ一の利・朴訥先行(5)市田と来年の税金が心配な(3)神山。

4=5,5−3,3−4

結果
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打鐘で(5)市田が上昇すると、前受けの(3)神山はイン粘り。2番手以降、インに関東ラインと(4)ゴルゴ。アウトに(1)金田(2)山口兄(9)オグリュー(6)モアイ本田で2列縦隊。
ホームを流した(5)市田は1コーナー過ぎからペース駆け。バックから(9)オグリューが捲るが、神山に飛ばされた(1)金田とからんで失速。
神山が張った隙に(8)十文字がインを突くが、(3)神山そのままあっさり追い込んで1着。(5)市田2着で裏。

3−5 1,610円  



入場 6,097人 総入場 17,342人
売上 841,243,000円 総売上 1,913,866,500円
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一宮競輪開設記念競走(G3)決勝 2002. 12. 4 (Wed.)

混戦
選手 登録 脚質
1 1 山口 富生 岐阜 68 32 S1 追込 0
2 2 高城 信雄 兵庫 77 27 S1 逃捲 21
3 3 前田 拓也 大阪 71 28 S1 追込 0
4 4 三和 英樹 滋賀 69 33 S1 逃捲 9
5 加倉 正義 福岡 68 31 S1 追込 0
5 6 福田 匡史 栃木 59 35 S2 追捲 0
7 佐々木龍也 神奈川 57 37 S1 追込 1
6 8 水谷 良和 愛知 70 31 S2 追捲 0
9 小橋 正義 新潟 59 35 S1 追込 0
推理


並び
96 関東
23 18 中部近畿
45 三和に加倉
7 佐々木
(9)小橋−(6)福田の関東はおそらく前受けから捌きの競走。(7)佐々木も単騎で好位狙い。(1)山口(弟)は「一応」(2)高城ライン3番手から。
(2)高城、(4)三和のいずれもカマシか捲りが得意なだけに、Sを取れたら(9)小橋が捌いて抜け出そうぞ。

9−1,9−2,9−3,9=4
押さえ;(2)高城が流したら後続もつれるカゲから(4)三和がドカン 4=5

結果
line

号砲と同時に(9)小橋が飛び出すが内枠を利して(1)山口がSを取り(2)高城を迎え入れる。
前団に中部近畿ライン。5番手から(4)三和(5)加倉(7)佐々木だったが、周回中(9)小橋が上昇。(4)三和は引いて7番手へ。
残り2周半(4)三和が上昇すると赤板で誘導をかわしてペースダウン。
6番手まで引いた(2)高城が打鐘発進、ホームでの主導権争いを制すと、(5)加倉−(7)佐々木が(8)水谷をどかして4番手、6番手に(9)小橋。(4)三和は遅れて圏外。
バックから(5)加倉、(7)佐々木を連れて自力で捲るが不発。
直線、大名(3)前拓追い込んで約2年半振り(たぶん、ニッポン放送がラジオ中継していた平塚以来)の記念優勝。2着は(1)富生よりよく伸びた(9)小橋で俺的には裏。

3−9 5,450円  



入場 5,793人 総入場 25,552人
売上 1,819,851,200円 総売上 5,411,264,900円
  上へ

向日町競輪開設記念競走(G3)決勝 2002. 11. 30 (Sat.) - 12. 1 (Sun)

向日町の宝・京都祇園音速の貴公子・山本真矢向日町の宝・京都祇園音速の貴公子・山本真矢に加え、大井(茨城)、増成(岡山)と捲れない先行屋としてのキャラ立ちトップ3が同時配分されるも対戦はかなわず。
とくに音速の貴公子・山本真矢1・2・3着で、驚きの順位決定戦A進出でグランプリレーサー松本を先導。復活?

山田の仕掛け次第
選手 登録 脚質
1 1 伊藤 保文 京都 71 30 S1 自在 5
2 2  堤 洋 徳島 75 26 S1 逃捲 12
3 3 古閑 良介 福岡 73 29 S1 追込 0
4 4 松江 健一 静岡 72 30 S1 追込 0
5 山田 裕仁 岐阜 61 34 S1 自在 9
5 6 田村 博之 徳島 69 33 S2 追込 0
7 窓場加乃敏 京都 59 34 S1 追込 0
6 8 澤田 義和 兵庫 69 30 S1 捲逃 6
9 岡田 雅之 熊本 67 30 S1 追込 0
推理


並び
8 澤田
264 四国に松江
517 山田後位
 39 京都九州競り
強豪数多敗退し、地味めなメンバー揃った決勝。(1)伊藤と(3)古閑で(5)山田マークをめぐって番手戦となれば、2=5力車券で致し方なしか。

2=5,5−4,5−6,5−8
穴;踏み遅れた(1)伊藤のヤケクソカマシ 7流し

結果
line

号砲と同時に(2)堤が飛び出すが、その外を追い越して(5)山田が前受け。続いて京都勢に(8)澤田、四国勢。2周回目、後方待機となった九州勢が上昇して京都の外併走。
打鐘を迎えても(2)堤動かず、勝負どころは最終ホームか、と思いきや、3コーナーから(5)山田が誘導をかわして先行態勢。えっ、もう行くの?
番手戦はあっさり(1)伊藤が制して九州勢は後退。
2コーナーから(2)堤が捲ると、合わせてバックから(8)澤田捲り発進するも伸びず。
直線(1)伊藤が追い込み、後位にハマった(2)堤が2着流れ込み。(5)山田は3着。

1−2 3,440円  

山田の仕掛けがこんなに早いとはっ。しかし、伊藤の勝利者インタビューから察するに、山田は先行意欲満々だったみたいで京都勢だけがそれを知っていた様子。まんまと一杯喰わされました。伊藤−堤で34倍ですから同じ思いの客も多いはず。
俺様的には、何故か堤の前受けで、山田後位の競りが長引くか伊藤が踏み遅れるイメージしか浮かばなかったのが悔やまれますが、これも含めて山田に
一杯喰わされた感が拭えません。



入場 4,946人 総入場 18,077人
売上 869,068,000円 総売上 2,679,228,800円
 

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