王座記(2005/02/16-)
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東王座  2005. 2. 28 (Mon.)

5地区に分かれる西日本に対し、3地区しかない東日本。また、よくある地区を越えた連係において、自力型とマーク屋の配分が中部近畿や中四国では持ちつ持たれつであるのに対し、圧倒的に北日本の自力型につける南関マーク陣。というわけで、北日本だけでラインができがちな東王座戦においては、目標不在の南関ベテランマーカーの右往左往振りが一つの見どころといえました。
ところが今開催においては、南関東地区の自力型が多く出てきたひきかえに、南関ベテランマーカーが軒並み出場資格を獲得できず、むしろ関東のマーク屋が4番手追走のていたらくぶりをアピールする大会となってしまいました。
ふだんはあまり応援しない千葉神奈川のベテランマーク屋の奮起を期待しようかとも思うところですが、来年の東西王座戦は縮小らしいので、のっけから今年の決勝みたいな南関不在のメンバー構成になるやもしれません。

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第4回東王座戦[G2]決勝   2005. 2. 27 (Sun.)

11R 北日本4段駆け態勢の武田包囲網
 
選手
 
登録
 
脚質
こう戦う
1 1 武田 豊樹 茨城 88 31 S1 逃捲 19 厳しいレースになるんですが、自分の力出し切って
2 2 伏見 俊昭 福島 75 29 S1 捲逃 11 先輩方にわがまま言って佐々木雄一君の番手
3 3 岡部 芳幸 福島 66 34 S1 捲追 2 坂本さん内藤がライン固めると言ってくれたので福島3番手
4 4 阿部 康雄 新潟 68 37 S1 追込 0 武田君ライン3番手で頑張ります
5 佐々木雄一 福島 83 25 S2 捲逃 13 一番前で頑張ります
5 6 内藤 宣彦 秋田 67 33 S2 追込 0 一番後ろで頑張ります
7 川口 満宏 東京 58 37 S1 追捲 1 地元の武田君の援護できるように4番手
6 8 坂本 勉 青森 57 42 S1 捲逃 4 北日本で結束して福島3人の後ろで頑張りたい
9 兵藤 一也 群馬 82 26 S1 追捲 0 武田さんが強いんで黙ってついていきます
推理


並び
52386 北日本  1947 関東

ラインに恵まれビッグレースの勝ち上がり戦で3着連発の松戸のアンパンマン(7)川口が単に4番手追走でよいのか? イン切り、北日本分断などの動きを見せて厄落とし。パニクる(5)佐々木をラピスタ(1)武豊が叩くか捲る。

 
2車単
 
3連単
1−9,1−2,1−5  

結果
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ラピスタ(1)武豊が前受け、真っ中団5番手以降北日本ラインで粛々と周回。赤板ホームから(5)佐々木が上昇、(1)武豊が若干の牽制を見せるが、その他特に動きなく、(5)佐々木が出切って先行態勢。
(1)武豊が6番手まで引くのを見届け、打鐘後2センターから(5)佐々木発進。
1コーナーからラピスタ(1)武豊が捲り上げ、バックからゴージャス(2)伏見発進。(1)武豊の捲りは3コーナー(3)岡部に並ぶとこまでで不発。
直線、北日本の司令塔になれなかった(3)岡部が大きな顔でゴージャス(2)伏見を追込み、4回しかやってない東王座戦3度目の優勝で東王座王の称号獲得。(3)岡部にスイッチした小兵(9)兵藤が3着。

 
2車単
 
3連単
3−2 670円 3−2−9 3,050円

line

入場 8,994人 総入場 25,660人(対前年[花月園]63%)
売上 5,267,412,600円 総売上 13,637,924,400円
(対前年96%)

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第4回東王座戦[G2]準決勝   2005. 2. 26 (Sat.)

9R 3対3対3のきれいな三分戦
選手 登録 脚質
1 1 矢口啓一郎 群馬 86 24 S1 逃捲 20
2 2 渡邉 晴智 静岡 73 31 S1 追込 0
3 3 伏見 俊昭 福島 75 29 S1 捲逃 11
4 4 内藤 宣彦 秋田 67 33 S2 追込 0
5 海老根恵太 千葉 86 27 S1 捲逃 13
5 6 金川 光浩 静岡 56 39 S1 追込 0
7 高橋 光宏 群馬 56 42 S1 追込 0
6 8 中村 淳 栃木 69 33 S1 追込 0
9 坂本 勉 青森 57 42 S1 捲逃 4
推理


並び
178 関東
526 南関東
394 北日本

鼻血(1)矢口と(5)海老根が同期対決に火花を散らせてしまったらゴージャス(3)伏見の出番からロスの超特急(9)坂本。(5)海老根が自重して捲り勝負でいいとこまで行けば渡邉(2)晴智が直線鋭く。

 
2車単
 
3連単
9−3,9−1,9=2
2=3
 

結果
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後方のゴージャス(9)伏見がそろそろ行ってみようかと上昇すると、前受けの(1)矢口が引いて後方となった(5)海老根が踏み上げ打鐘先行。後方となった(1)矢口が鼻血パワーで打鐘ガマシ。同期対決でもがきあって最終ホーム通過。
出切れなかった(1)矢口が後退する2コーナーからゴージャス(3)伏見が捲ってライン3車で出切る。
直線、チョイ差しを試みたロスの超特急(9)坂本、差せず。3着はラインの(4)内藤。

 
2車単
 
3連単
3−9 540円 3−9−4 1,810円
裏



10R 川口の3着は売れるか?
選手 登録 脚質
1 1 岡部 芳幸 福島 66 34 S1 捲追 2
2 2 森下 太志 千葉 61 36 S1 追込 0
3 3 神山雄一郎 栃木 61 36 S1 自在 4
4 4 戸辺 裕将 茨城 72 33 S1 追込 0
5 新田 康仁 静岡 74 30 S1 逃捲 16
5 6 戸辺 英雄 茨城 51 41 S1 追込 0
7 佐々木雄一 福島 83 25 S2 捲逃 12
6 8 中村 浩士 千葉 79 27 S2 捲追 1
9 川口 満宏 東京 58 37 S1 追捲 1
推理


並び
719 福島川口
364 栃茨
528 南関東

若造が捲り三連発で、北日本の司令塔になれない(1)岡部にごちゃごちゃ言われたくない(7)佐々木が早めに巻き返す。内をすくって(9)川口どかしそうな王者(3)神山か中団確保から捲り追込む赤い彗星(5)新田と(1)岡部の頭争いの力車券。

 
2車単
 
3連単
1−3,1=5  

結果
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自称静岡の赤い彗星(5)新田が前受けの栃茨ラインを押さえて打鐘。(7)佐々木が踏み上げ南関ラインを叩いて最終ホーム手前から先行。追い上げた王者(2)神山が(1)岡部のアウト並走のまま3コーナー過ぎに力尽きて後退。(5)新田のバック捲り不発で赤い星屑となる。
北日本の司令塔になれなかった(1)岡部が粘る(7)佐々木を追込む。3着は例によって(9)川口。

 
2車単
 
3連単
1−7 870円 1−7−9 2,130円
抜目



11R ラピスタ提供武豊番組
選手 登録 脚質
1 1 兵藤 一也 群馬 82 26 S1 追捲 0
2 2 佐藤慎太郎 福島 78 28 S1 追込 0
3 3 山田 幸司 神奈川 78 33 S1 自在 3
4 4 阿部 康雄 新潟 68 37 S1 追込 0
5 栗原 厚司 静岡 74 31 S2 追捲 1
5 6 榊枝 輝文 福島 79 28 S2 捲追 2
7 武田 豊樹 茨城 88 31 S1 逃捲 18
6 8 深井 高志 東京 63 36 S1 追込 0
9 斎藤登志信 山形 80 32 S1 自在 3
推理


並び
53 南関東
926 北日本
7148 関東

ラピスタ(7)武豊が3着権利を見据えて早めに発進。とはいえ、流すところを(5)栗原が飛びつき。何も考えず斎藤(9)登ス信が捲り追込んでとこまで迫るか。

 
2車単
 
3連単
7−5,7−3,7−9  

結果
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赤板ホームからラピスタ(1)武豊が上昇すると、中団の(5)栗原が合わせて踏み上げ、何も考えずに前受けの(9)登ス信と誘導を交わして打鐘。後方となったラピスタ(7)武豊が最終ホームまで粘ってカマシ先行。(5)栗原飛びつけず、(9)登ス信の捲り追込みもまったく不発で、そのまんまラピスタ(7)武豊−小兵(1)兵藤−素人脚自慢王(4)阿部で入線。

 
2車単
 
3連単
7−1 360円 7−1−4 1,100円
抜目

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第4回東王座戦[G2]優秀「ローズ賞」   2005. 2. 25 (Fri.)

11R 関東結束。福島も
選手 登録 脚質
1 1 武田 豊樹 茨城 88 31 S1 逃捲 18
2 2 岡部 芳幸 福島 66 34 S1 捲追 2
3 3 渡邉 晴智 静岡 73 31 S1 追込 0
4 4 阿部 康雄 新潟 68 37 S1 追込 0
5 佐藤慎太郎 福島 78 28 S1 追込 0
5 6 中村 淳 栃木 69 33 S1 追込 0
7 川口 満宏 東京 58 37 S1 追捲 1
6 8 新田 康仁 静岡 74 30 S1 逃捲 16
9 伏見 俊昭 福島 75 29 S1 捲逃 10
推理


並び
1647 関東
952 福島
83 静岡

後方になってはなすすべない自称静岡の赤い彗星(8)新田が先行も覚悟のうえで前々と攻めよう。ライン4車とは言え援護期待できないラピスタ(1)武豊は捲り狙い。後方からのカマシになった場合、番手にハマった(8)新田が彗星のごとく。
ゴージャス(9)伏見は北日本の司令塔になれない(2)岡部みたいな自分だけ届くかどうかの捲り一発かオトボケと見た。

 
2車単
 
3連単
8=3
3−1,3−4,3−9
 

結果
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後方のゴージャス(9)伏見がそろそろ行ってみようかと赤板ホームから上昇すると、中団に構えたラピスタ(1)武豊も踏み上げ並んで2コーナーで誘導を交わして踏み合い。お見それしました!ゴージャス(9)伏見が(1)武豊を押さえこんで打鐘先行。
追い上げた赤い彗星(8)新田が最終ホームで4番手をせしめると(1)武豊は6番手に下げて万事休す。かと思いきや最終バックから後続千切って捲り上げる。
若武者(5)慎太郎がイエローラインまで牽制するもそれをしのいでラピスタ(1)武豊が(9)伏見を追込む(5)慎太郎を交わして1着。(1)武豊にスイッチできた(8)新田が3着。

 
2車単
 
3連単
1−5 1,070円 1−5−8 20,680円

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第4回東王座戦[G2]初日特選   2005. 2. 24 (Thu.)

9R 関東バラけて
選手 登録 脚質
1 1 稲村 成浩 群馬 69 33 S1 自在 3
2 2 望月 永悟 静岡 77 28 S1 追捲 0
3 3 佐藤慎太郎 福島 78 28 S1 追込 0
4 4 中村 淳 栃木 69 33 S1 追込 0
5 伏見 俊昭 福島 75 29 S1 捲逃 9
5 6 石毛 克幸 千葉 84 28 S1 捲逃 8
7 兵藤 一也 群馬 82 26 S1 追捲 0
6 8 藤原 憲征 新潟 85 25 S1 自在 1
9 村本 大輔 静岡 77 29 S2 追捲 0
推理


並び
81 上越自在連合
629 南関東
534 福島中村
7 兵藤好位狙い

ゴージャス(5)伏見がキラー(6)石毛を出させず後ろを見ながら駆ければ、小兵(7)兵藤も追走しそうゆえ別線に出る幕無しか? ひと泡ふかすとすれば自在ヒゲ(8)藤原の自在戦。前々踏んで内から飛びつきか、外から健闘すればこんな中途半端な自在屋になるとは思わなかった稲村(1)成浮上。

 
2車単
 
3連単
5−8,5=1,1=3  

結果
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後方のゴージャス(5)伏見がそろそろ行ってみようかと赤板ホームから上昇すると、中団に構えた自在ヒゲ(8)藤原が番手を狙う。打鐘で(5)伏見がペースを上げて前団を交わしにかかると、自在ヒゲ(8)藤原あっさり後退。最終ホーム手前からキラー(6)石毛がカマすが、ゴージャス(5)伏見が合わせて踏み込み、(6)石毛は行ききれない。
バックから自在ヒゲ(8)藤原が捲るがまったく届かず、車間を切った若武者(3)慎太郎がチョイ差し。3着もラインで(4)中村。

 
2車単
 
3連単
3−5 450円 3−5−4 1,990円



10R 関東結束
選手 登録 脚質
1 1 渡邉 晴智 静岡 73 31 S1 追込 0
2 2 神山雄一郎 栃木 61 36 S1 自在 3
3 3 岡部 芳幸 福島 66 34 S1 捲追 2
4 4 新田 康仁 静岡 74 30 S1 逃捲 15
5 金子 真也 群馬 69 32 S1 追捲 0
5 6 伊勢崎彰大 千葉 81 26 S1 捲追 1
7 坂本 英一 栃木 59 37 S1 追込 0
6 8 坂本 勉 青森 57 42 S1 捲逃 6
9 小橋 正義 新潟 59 37 S1 追込 0
推理


並び
38 北日本
416 南関東
2795 関東

自称静岡の赤い彗星(4)新田の先行濃厚。王者(2)神山が中団獲るところ、(3)岡部の動きやいかに? 北日本の司令塔に未練なきにしもあらずゆえ、早めにカマすやも。渡邉(1)晴智が仕事するなり切替えるなりして、バックから迫る王者(2)神山と頭争い。

 
2車単
 
3連単
1=2,1−4,1−7  

結果
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周回後方となった(3)岡部が上昇して前受けの王者(2)神山を押さえ、さらに続いた静岡の赤い彗星(4)新田が打鐘で出切って先行態勢。4番手を(3)岡部がせしめ、王者(2)神山は6番手のまま。
中バンク使って最終ホームまで流した(4)新田がペース駆けで一本棒。
直線、渡邉(1)晴智が追込み、北日本の司令塔をあきらめた(3)岡部が2センターからの踏み出しで2着に届く。静岡の赤い彗星(4)新田が3着に残る。

 
2車単
 
3連単
1−3 1,720円 1−3−4 9,320円
抜目



11R 川口曰く他の3番手よりここの4番手の方が魅力、で関東結束
選手 登録 脚質
1 1 後閑 信一 群馬 65 34 S1 自在 4
2 2 斎藤登志信 山形 80 32 S1 自在 3
3 3 武田 豊樹 茨城 88 31 S1 逃捲 19
4 4 阿部 康雄 新潟 68 37 S1 追込 0
5 川口 満宏 東京 58 37 S1 追捲 1
5 6 平沼 由充 福島 83 29 S1 追込 0
7 松永 晃典 静岡 76 30 S2 追込 0
6 8 中村 浩士 千葉 79 27 S2 捲追 1
9 金子 将人 福島 67 32 S1 自在 3
推理


並び
296 北日本
87 南関東
3145 関東

すんなり走れば地力で抜きん出る強面(1)後閑−ラピスタ(3)武豊で致し方ないところ。が、何も考えずに斎藤(2)登ス信が早めに叩いて出れば、4番手確保もラピスタ(3)武豊不発という事態も想定。

 
2車単
 
3連単
1−9,1−6,1−4 1−3−6/8/9

結果
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ラピスタ(3)武豊が中団の斎藤(2)登ス信にフタをしてから打鐘で踏み込み先行態勢。前受けの(8)中村が番手勝負。(3)武豊が踏み上げる最終ホーム、強面(1)後閑が一発で(8)中村をキメると不吉で軽やかな金属音とともに(8)中村後退。
3コーナーから斎藤(2)登ス信捲るが車は伸びず。直線、強面で(1)後閑が追込み1着失格。(3)武豊−(4)阿部が繰り上がり、松戸のアンパンマン(5)川口がまたまたまたまた(Sシ除く)また3着。

 
2車単
 
3連単
3−4 3,220円 3−4−5 18,920円

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告白  2005. 2. 23 (Wed.)

当サイト開設来3年ちょっと。最初期を除けば、概ね競輪予想においては、公表した予想通りに投票しています。たまに、狙い目のそばが思わぬ高配当だったりしたときに買い目を広げるぐらい。でも、当たったためしはありません。(24点のうちの4点ケチったとこが来たら痛いので買い足したグランプリ04をのぞく)
公表したのを買わずに的中したら痛いし、公表せずに買ったのが的中したらそれは読者の皆様への裏切り行為と言えるからです。
で、一人でほくそえんでいればいいのかもしれませんが、そういうことのできない性分なので黙ってられないわけで、こんなことを書いても自慢げにしか読めないですが、そういうこともなきにしもあらずでして、結局のところ西王座戦決勝は一番気になる(5)山内の頭が2点しかないので、5−1のみたったの百円ぽっちを投票していた事実を告白する次第です。

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第4回西王座戦[G2]決勝   2005. 2. 22 (Tue.)

11R 全員二十代!
 
選手
 
登録
 
脚質
こう戦う
1 1 佐々木則幸 高知 79 28 S1 捲逃 15 2人なんで思い切って仕掛けれるところから行きたいな思てます
2 2 加藤 慎平 岐阜 81 26 S1 自在 9 反省してます。卓也さん樹大さんが固めてくれるので自力基本
3 3 高城 信雄 兵庫 77 29 S1 逃捲 23 稲垣君の後輪だけ見てしっかりついていくだけです
4 4 稲垣 裕之 京都 86 27 S1 逃捲 23 決勝も先行一本で悔いのない競走したいと思ってます
5 山内 卓也 愛知 77 27 S1 自在 2 若い3人が乗ったので、同世代の3人で頑張ろうと思います
5 6 吉永 好宏 広島 80 29 S1 自在 5 稲垣君高城君の3番手から頑張ります
7 小倉 竜二 徳島 77 28 S1 追込 0 佐々木君がいるんでしっかりついていきたい
6 8 坂上 樹大 石川 80 27 S1 自在 11 慎平が一番前で頑張るって言ってくれたんで3番手ついていって
9 中川誠一郎 熊本 85 25 S1 捲逃 12 九州僕一人で単騎なんで切れ目から一発狙って頑張ります
推理


並び
258 中部  17 四国  9 単騎中川  436 近畿吉永

自在ヘア加藤(1)慎平がどこを狙うや? 漁師系(1)佐々木のカマシに期待して中団獲りでは、剃込坊主(3)高城の番手捲りに間に合わない。なので、番手もしくは3番手。捌いてひと呼吸置いて捲れば、(3)高城も合わせて発進。イン進出(6)吉永、後方から(1)佐々木に(9)中川の捲り合戦がごちゃつけば(4)稲垣とイン進出(6)吉永。

 
2車単
 
3連単
4=6
2=5,5=3,3−6
2=3−5

結果
line

自在ヘア加藤(2)慎平がS取って中部ラインが前受け。中団に四国、セーラー(4)稲垣が6番手で最後尾に(9)中川で粛々と周回。赤板ホームを過ぎて誘導のペースが上がり、打鐘を迎えても、自力型が車間をあけるもののセーラー(4)稲垣動かず一列棒状。
ようやくの2センター(4)稲垣が踏み上げると漁師系(1)佐々木も合わせ、3ライン並走で最終ホーム通過。海の男対決は(1)佐々木が踏み勝ち、(4)稲垣出切れず(7)小倉竜に二、三発もらって失速。2コーナーから剃込坊主(3)高城が捲り発進するも、3コーナー(7)小倉竜のブロックで不発。あいたインを自在ヘア加藤(2)慎平が突くが(7)小倉竜が締める。
アウトに持ち出した(5)山内が逃げ粘る(1)佐々木を追込みもう番手の資格なしと中部の司令塔には言わせない優勝。3着はハンドル投げる(7)小倉竜を交わして(8)坂上弟。

 
2車単
 
3連単
5−1 12,980円 5−1−8 124,370円

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入場 2,253人 総入場 9,444人(対前年[観音寺]113%)
売上 3,708,418,400円 総売上 12,839,523,800円
(対前年83%)

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第4回西王座戦[G2]準決勝   2005. 2. 21 (Mon.)

9R 中部二分の四分戦。ゲリラ多数
選手 登録 脚質
1 1 加藤 慎平 岐阜 81 26 S1 自在 9
2 2 高城 信雄 兵庫 77 29 S1 逃捲 23
3 3 有賀 高士 石川 61 35 S2 追込 2
4 4 伊藤 保文 京都 71 32 S1 自在 6
5 城戸崎隆史 福岡 76 32 S1 捲逃 9
5 6 島田 竜二 熊本 76 30 S2 追捲 2
7 吉田 敏洋 愛知 85 25 S1 逃捲 20
6 8 坂上 樹大 石川 80 27 S1 自在 11
9 浜口 高彰 岐阜 59 36 S1 追込 0
推理


並び
719 愛知岐阜
24 近畿
83 石川
56 九州

捲りでもいい(7)吉田が鷹揚に構えつつ、ムキムキっとカマせば前で待つ(5)城戸崎か(2)高城がぶよぶよっと飛びつき。出切れば自在ヘア加藤(1)慎平でしょうがないところなれど中部の司令塔(9)浜口が鰐淵なみに不安で。隊列短くなったところを後方から一発ありやも。しかし、買い目が広がりすぎるので我慢。

 
2車単
 
3連単
1−7 4−2−7,1−2=4
5−6−7,1−5−6

結果
line

まるでイン切り、(8)坂上が前団を押さえると続いた(7)吉田がムキムキっと上昇して打鐘から先行態勢の中部作戦。が、(5)城戸崎がイン進出、3番手の司令塔(9)浜口に攻め込むと、アウトから(2)高城がぶよぶよっとカマし、合わせて(7)吉田、ムキムキっと踏み込む。
自在ヘア加藤(1)慎平が牽制したわずかにあいた車間に(2)高城が攻め込み番手奪取。加藤(1)慎平は何も考えずに(2)高城追走の(4)伊藤を捌いて3番手確保。
3コーナーから(2)高城が発進して追走の自在ヘア加藤(1)慎平を振り切り1着。後方からの(8)坂上のバック捲りが3着に届く。

 
2車単
 
3連単
2−1 3,940円 2−1−8 67,790円



10R 近畿二段駆態勢。吉永好宏ゲリラ戦?
選手 登録 脚質
1 1 中川誠一郎 熊本 85 25 S1 捲逃 12
2 2 一丸 安貴 愛知 70 32 S1 自在 1
3 3 村上 義弘 京都 73 30 S1 逃捲 14
4 4 稲垣 裕之 京都 86 27 S1 逃捲 23
5 香川 雄介 香川 76 30 S1 追捲 1
5 6 吉永 好宏 広島 80 29 S1 自在 5
7 山口 富生 岐阜 68 35 S1 追込 0
6 8 西郷 剛 兵庫 69 35 S1 自在 3
9 金子 貴志 愛知 75 29 S1 逃捲 23
推理


並び
927 中部
15 臨時
6 単騎吉永
438 近畿

偉大な鬼軍曹(3)村上がつけて元海兵(4)稲垣が死ぬ気で先行。モンキーダッシュで(9)金子が挑めば(1)中川浮上だが。
(4)稲垣を犬死にさせない松本整魂を偉大な(3)村上が発揮すれば(6)吉永近畿追走と見て3連単で狙いたい。

 
2車単
 
3連単
3−4,3=2,3=5 3−8−6

結果
line

元海兵(4)稲垣が打鐘で前団を押さえると、(6)吉永が続き、5番手はイン(1)中川アウト(9)金子の並走。最終ホームからペース駆けだったかに見えた(4)稲垣だったが、5番手アウト並走の(9)金子が2コーナーからモンキーダッシュで捲り上げるとバックで前団を捕らえる。
(3)村上が中バンクまで持っていきながら発進するインを(2)一丸進出。
2センターで(9)金子が斜行、(3)村上(2)一丸落車。後続乗り上げ大量6名落車。
1着入線の(9)金子失格で、逃げつぶれかけてた(4)稲垣と千切れ気味で落車を避けられた(1)中川が繰り上がって1着2着。一番素早く再乗した(6)吉永が3着。

 
2車単
 
3連単
4−1 14,090円 4−1−6 179,380円



11R 重バンクを逃げる勇者不明
選手 登録 脚質
1 1 小倉 竜二 徳島 77 28 S1 追込 0
2 2 小嶋 敬二 石川 74 35 S1 捲逃 14
3 3 市田佳寿浩 福井 76 29 S1 捲逃 9
4 4 山口 幸二 岐阜 62 36 S1 追込 0
5 室井 竜二 徳島 65 34 S1 追込 0
5 6 山根 義弘 山口 47 43 S1 追込 0
7 山内 卓也 愛知 77 27 S1 自在 2
6 8 内林 久徳 滋賀 62 41 S1 追込 0
9 佐々木則幸 高知 79 28 S1 捲逃 14
推理


並び
915 四国
247 中部
386 近畿フグ差し

捲り二連発で若者をぎゃふんといわした(2)小嶋社長が逃がされそうなメンバー構成。朴訥に中団に固執する(3)市田が捲る。すんなり捲れれば琵琶湖の豊悦(8)内林。富生の兄(4)山幸が切替えはかって62期対決になれば、(7)山内が3番手の鬱憤を晴らす。
(2)小嶋社長がペースを落としてスプリント状態を作れば、漁師系(9)佐々木の黒潮カマシで四国ライン。

 
2車単
 
3連単
8−3,3=7
1−9,1−5,1−2
 

結果
line

捲り2連発で若者をぎゃふんといわした疲労からか(2)小嶋社長が当日欠場。四国ラインは配当下がるうえ、(3)市田が早めに捲ると見て(8)内林中心に投票。が、しかし。
打鐘でペースを緩めた前受けの(3)市田を漁師系(9)佐々木が叩いて先行態勢。(7)山内−(4)山幸で並ぶ中部が続いて4番手で朴訥に中団にこだわる(3)市田と並走。それを尻目に(9)佐々木がペース駆け。4番手はマーク屋どうしみたいな壮絶な闘いで決着つかぬまま、直線。
(1)小倉竜がそうたいしてハンドルを投げず追込む。4番手並走で相当脚を使ったはずの(7)山内が(4)山幸の捲りを止めてから悪役レスラー(5)室井を交わして3着。

 
2車単
 
3連単
1−9 560円 1−9−7 4,830円

line
第4回西王座戦[G2]優秀「瀬戸の王子賞」
  
2005. 2. 20 (Sun.)

11R 七人の中部
選手 登録 脚質
1 1 村上 義弘 京都 73 30 S1 逃捲 14
2 2 加藤 慎平 岐阜 81 26 S1 自在 9
3 3 小嶋 敬二 石川 74 35 S1 捲逃 13
4 4 山口 富生 岐阜 68 35 S1 追込 0
5 山内 卓也 愛知 77 27 S1 自在 2
5 6 浜口 高彰 岐阜 59 36 S1 追込 0
7 吉田 敏洋 愛知 85 25 S1 逃捲 20
6 8 一丸 安貴 愛知 70 32 S1 自在 1
9 小倉 竜二 徳島 77 28 S1 追込 0
推理


並び
19 中部以外
3246 社長岐阜
758 愛知

社長は捲りで、吉田はカマシで勝つ競走!とわたくしが中部の司令塔なら言うことでしょう。なので、偉大な日本一の先行小僧(1)村上の先行。(7)吉田がムキムキっと行ききれば、(5)山内。行ききれなかったら(3)小嶋社長はイン詰まりで前で決まるか、(5)山内の自力。

 
2車単
 
3連単
5−7,5=8,1=9
1=2,9−3,9=2
5−9−1/8

結果
line

後方で周回の(7)吉田がムキムキっと上昇、中団の偉大な(1)村上の横を素通りして前受けの(3)小嶋社長を押さえると、続いた偉大な(2)村上が押さえ返して打鐘。
再び(7)吉田がムキムキっと踏み込むが、合わせて(2)村上が中バンク使って牽制しながら先行。
最終ホームでは(7)吉田行けずと見た(5)山内が3番手を確保するが、(7)吉田はムキムキっと闘いを挑む。
完全に(7)吉田が終わったわけではないので、(5)山内3番手でおとなしくしている間に2コーナーから満を持して(3)小嶋社長発進。中部の司令塔(6)浜口は千切れて遠く最後方から戦況を見つめる。
(3)小嶋社長ライン3車で前団を飲み込み、ゴール前最近はおとなしめの茶髪の自在ヘア加藤(2)慎平が追込む。

 
2車単
 
3連単
2−3 680円 2−3−4 1,620円

line
第4回西王座戦[G2]初日特選   2005. 2. 19 (Sat.)

9R 実力伯仲の三分戦。3着までは優秀「瀬戸の王子賞」
選手 登録 脚質
1 1 小嶋 敬二 石川 74 35 S1 捲逃 14
2 2 小倉 竜二 徳島 77 28 S1 追込 0
3 3 高城 信雄 兵庫 77 29 S1 逃捲 24
4 4 池尻 浩一 福岡 63 35 S1 追込 0
5 佐々木則幸 高知 79 28 S1 捲逃 15
5 6 香川 雄介 香川 76 30 S1 追捲 1
7 加藤 慎平 岐阜 81 26 S1 自在 12
6 8 有賀 高士 石川 61 35 S2 追込 2
9 大塚健一郎 大分 82 27 S1 追込 0
推理


並び
526 四国
178 中部
394 高城九州

そろそろ若者をぎゃふんといわせたい(1)小嶋社長が早めに先行態勢を整えよう。後方から坊主にした(3)高城がぶよぶよっとカマして、うまく行けば(9)大塚。タイミング遅れれば踏み合いから漁師系(5)佐々木の漁夫の利捲り。自在ヘア(7)慎平が巧に切替えられるか、どうか。

 
2車単
 
3連単
5−2,5−7
9−4,9=7,9=5
 

結果
line

スタートで(2)小倉竜がスリップして四国ラインは後方で周回。漁師系(5)佐々木が上昇して、前団を押さえると続いた(3)高城がぶよぶよっと踏み上げ先行態勢。すると(1)小嶋社長が一気に打鐘カマシかに見せかけて中団4番手をせしめると、漁師系佐々木が黒潮カマシ発進!かと踏み上げたものの、(3)高城がペースを上げるとバックを踏んで4番手をせしめんとする最終ホーム。香川の(6)香川が切替え、4番手アウトに浮いた(5)佐々木は致し方なく捲るものの不発。
2コーナーから捲り上げた(1)小嶋社長が3コーナーで前団をとらえ、直線自在ヘア(7)加藤がチョイ差し。中部追走に切替えた(2)小倉竜がハンドル投げて3着。

 
2車単
 
3連単
7−1 740円 7−1−2 3,600円



10R 偉大な村上が不調? 3着までは優秀「瀬戸の王子賞」
選手 登録 脚質
1 1 三宅 達也 岡山 79 27 S1 捲逃 11
2 2 村上 義弘 京都 73 30 S1 逃捲 17
3 3 一丸 安貴 愛知 70 32 S1 自在 1
4 4 金子 貴志 愛知 75 29 S1 逃捲 25
5 加倉 正義 福岡 68 33 S1 追捲 0
5 6 中川誠一郎 熊本 85 25 S1 捲逃 14
7 浜口 高彰 岐阜 59 36 S1 追込 0
6 8 星島 太 岡山 66 34 S1 追込 0
9 前田 拓也 大阪 71 31 S1 追込 0
推理


並び
437 中部
18 岡山
65 九州
29 近畿

全日本選抜落車以降展開恵まれない偉大な日本一の先行小僧(2)村上が逃げる。モンキーダッシュで(4)金子が偉大な(2)村上を叩ければ(3)一丸もありなむ。

 
2車単
 
3連単
2=9,9−1,9−6
3−4,3−7
 

結果
line

最近は前受けしなくなり7番手で周回の(4)金子が前団を押さえると、続いた偉大な日本一の先行小僧(2)村上が中部ラインを叩いて先行態勢。(4)金子はモンキーダッシュを見せず3番手から捲る構え。3番手アウト並走になった(6)中川が最終ホーム手前から偉大な(2)村上を叩くと、(9)前拓に牽制された久留米のジャンレノ(5)加倉は離れる。
空いた車間をツメた(2)村上が3コーナーから捲るが、2センターから大外踏んだ(3)一丸が伸びて1着。続いた中部の司令塔(7)浜口と偉大な(2)村上が2着同着。

 
2車単
 
3連単
3−2 2,270円
3−7 630円
3−2−7 14,890円
3−7−2 7,410円
的中



11R レスラー系(6)室井切替含。3着までは優秀「瀬戸の王子賞」
選手 登録 脚質
1 1 小野 俊之 大分 77 28 S1 追込 0
2 2 山内 卓也 愛知 77 27 S1 自在 4
3 3 市田佳寿浩 福井 76 29 S1 捲逃 9
4 4 合志 正臣 熊本 81 27 S1 追捲 0
5 吉田 敏洋 愛知 85 25 S1 逃捲 23
5 6 室井 竜二 徳島 65 34 S1 追込 0
7 山口 富生 岐阜 68 35 S1 追込 0
6 8 鈴木 一央 福井 63 36 S1 追捲 0
9 荒井 崇博 佐賀 82 26 S1 逃捲 21
推理


並び
527 中部
386 福井室井
914 九州

山嵐(9)荒井の押さえ先行をムキムキっと(5)吉田がカマシで叩き損ねたら、かつてはマグロ漁船遠洋漁業が似合った朴訥(5)市田の捲り頃。しかし、(5)吉田ムキムキっと先制時は山嵐(9)荒井後方のままということを考慮すれば天下布武(1)小野より(2)山内。

 
2車単
 
3連単
2−5,2=3 3−8−2/4/6/7

結果
line

脱朴訥(5)市田が赤板ホームで前受けの(5)吉田を押さえると(5)吉田はすぐに引く。山嵐(9)荒井が上昇、(5)吉田にフタをした後、打鐘で踏み上げ先行態勢。
後方となった(5)吉田が打鐘過ぎからムキムキっとカマすと、山嵐(9)荒井はあまり踏まず4番手。レスラー系(6)室井が切替え朴訥に(3)市田は8番手。
そのまんま特筆すべき後方からの仕掛けはなく、(2)山内が追込む。

 
2車単
 
3連単
2−5 1,470円 2−5−7 3,150円
的中

line
路上ライブ(年寄)  2005. 2. 18 (Fri.)

路上ベンチャーズ交差点の向こう側、遠めに見えた路上ライブ。おっさんがお揃いの軽装。におわいでか、ベンチャーズ臭。
近づくほどにベンチャーズ。
音が聞こえ出したらまさにベンチャーズ。デケデケデケデケ。
背後から見てもベンチャーズ。
とくに中央のおっさんのネックの立ち具合が正しいおっさんバンドの演奏姿勢なのであります。

line
Amateur Academy 20th anniversary edition
(MOONRIDERS)
  2005. 2. 17 (Thu.)

すでに化粧箱入りCDとボックスセットで2枚持ってるムーンライダーズ84年発表の大名作「アマチュアアカデミー」の再発CD。テクノ・ニューウェーヴ期のなかにあって、唯一外部プロデューサーを招聘して売れ線を狙ったあげく、エロスとタナトゥスが振り切れる歌詞世界を妙にクリアな音像でまとめたクセになる怪作。
おまけCDがついた2枚組とはいえ税込3,500円はためらいがちになるもののこれもマニアの受難。
マスタリングという最終工程をやり直しただけあって、それぞれの音が前のより来て、たしかに音質は向上してますが、おそらくは安い機械や電波に乗ったときに効力を発するのではないでしょうか。俺様の高品質ステレオコンポーネントサウンドシステムでは、前ののヴォリュームを上げたのとそうたいして変わりません。
が、気合を入れて注意深く聴くと、M.I.Jみたいなエッジのきいた楽曲はぐっと来る気がしないでもなく、聴きこむほどにB TO FやD/Pのような名曲はより口ずさみやすくなり、Y.B.Jではより破壊衝動が湧きあがり、30ではいい齢の重ね方をしたくなり、NO.OHでは躁になり、G.o.a.PやS・E・Xではやりたくなり、BLDGでは死にたくなるような気がしないでもないです。
おまけCDでは引きこもりバンドの面目躍如なライブ音源を楽しむことができます。

是非とも次回は超名作「アニマルインデックス」の20周年ということで、1曲のキックだけで1週間かけたりしたというリズムトラック全とっかえとか思い切ったのを切望。

line
網野善彦対談集「日本」をめぐって(講談社)
  2005. 2. 16 (Wed.)

漢字が多かったり古文や漢文が途中に出てくる本はふつう最後まで読めないので、網野歴史学の原典は避けてきましたが、時節柄そうも言ってられないので地元の図書館にあった対談集。

江戸時代に詳しい田中、西欧史に詳しい樺山、日本近代に詳しい成田、それにダンスに詳しい三浦雅士らとの対談。その直前に講談社より刊行された日本の歴史全26巻のプロモーションを編集して2002年の発刊。
概ね皆さん網野御大を持ち上げつつ、百姓=農民などのおもに明治新政府の捏造日本史が網野歴史学によっていかに大転換を迎えたか、その要点と今後の課題を、御大から引き出されています。

とくに、王国とはいえ国民国家の要請で生まれた日本史ですから、現在の日本領の多くが単一に描写され、そのときに脱落させられた多くの事実が、結果隠蔽されたまま後進の歴史学者が恥の上塗りをしてきたという構造が読み取れます。
さらに、ヘーゲル=マルクス由来の進歩史観。多くの歴史学者がこれに当てはめようとして歴史を捻じ曲げてきたことを、網野御大は反省をこめつつ述べられているのが、後半の半分弱を占める「単一民族神話の起源」小熊英二のツッコミ問答。これが御大の寿命を縮めたのではないかと思うほど、際限なくツッコんでおられ、我が国の戦後歴史学会のていたらくが生々しく伝わってきます。
また、その前の章には姜登場。朝鮮史もからめて、国家主義にとらわれない歴史の再構成を提唱しておられます。

わたくし的には、一般に「歴史」と呼ばれて流通しているものの大部分がいちばん強かったヤクザの抗争史に過ぎないという認識を広く訴えたいと思う次第であります。

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