玉藻記(2006/01/16-)
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ZAZEN BOYS III  2006. 1. 31 (Tue.)

データ消失。聴き返し中。

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先行一車  2006. 1. 30 (Mon.)

「先行一車は黙って買え」は誰もが知ってる金言ですが、その先行が弱かったりヘタレの場合、2着流しが正しい買い方だという気がしていました。そんなに弱くなかったりヘタレでなくても、別線に多少なりとも捲りを打てたり自在脚の人がいる場合にも当てはまるような気がしたりしなかったり。
昨年が対王者神山なのにヘタレて捲りに構えてしまった自在ヘア加藤慎平の2着。一昨年も対東大顔王岡部と単騎の友定で、友定の友情カマシに甘んじて2着に甘んじたのが漁師系佐々木則。
そんなことから「ヘタレ逃げ一の2着流し」の法則に忠実に従えば3年連続で的中させられた競輪祭決勝ですが、他のレースで取り損ねることでしょう。

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第47回競輪祭[G1]朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦
決勝  
2006. 1. 29 (Sun.)

11R 信頼できない要因多いとお金を賭けづらい
 
選手
 
登録
 
脚質
こう戦う
1 1 加藤 慎平 岐阜 81 27 S1 自在 0 完璧に任せてくれてるんで責任重大なんで前々勝負で
2 2 吉岡 稔真 福岡 65 35 S1 捲逃 5 宿敵小倉君がついてくれるんでハンドル投げで負けないように
3 3 佐藤慎太郎 福島 78 29 S1 追込 0 自分が一番前でやることになりました
4 4 海老根恵太 千葉 86 28 S1 捲逃 12 もちろん先行基本で逃げ切れるよう頑張りたいです
5 小倉 竜二 徳島 77 29 S1 追込 0 吉岡さんの後ろでしっかりついていきます
5 6 志智 俊夫 岐阜 70 33 S1 自在 6 しっかり慎平君についてゴール勝負できるよう頑張ります
7 岡部 芳幸 福島 66 35 S1 捲追 3 慎太郎君の走りに期待して頑張るだけです
6 8 佐々木龍也 神奈川 57 40 S1 追込 0 海老根君の後ろをついていきたいと思います
9 有坂 直樹 秋田 64 36 S1 追込 0 福島の三番手で頑張りたいと思います
推理


並び
48 南関東  16 岐阜  379 北日本  25 西

東大顔王(7)岡部に自力を出させたくない若武者(3)慎太郎は番手戦。自在ヘア加藤(1)慎平が5番手からの捲り勝負に出る。タイミングよく番手にハマれれば番手で休んでから、との両面作戦。
信頼よりも勝負を優先し過ぎると不動心(2)吉岡が行って(5)小倉竜のハンドル投げ。

 
2車単
 
3連単
1−4,1−3,1=6
1−7,1−9
6−4,6−3,5−2
 

結果
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号砲とともにハンドル投げの達人(5)小倉竜が飛び出して不動心(2)吉岡を迎える。岐阜−北日本が続き(4)海老根が後方待機。
赤板ホーム、(4)海老根の上昇に合わせて若武者(3)慎太郎が番手に競りこむ。打鐘で前団を抑えた(4)海老根が信頼を捨てて流すが、2センターから自在ヘア加藤(1)慎平が踏み上げ、(4)海老根は最終ホーム手前から信頼回復の発進。
自在ヘア加藤(1)慎平は追い上げマークに出て、アンコになった(8)佐々木龍が早々に後退。2コーナー、インの若武者(3)慎太郎が(1)慎平を飛ばして番手を取りきる。
2コーナーから満を持して、隊列短くなったところを捲り上げた不動心(2)吉岡だったが、3コーナー過ぎ若武者(3)慎太郎の牽制に遭い失速。
馬鹿武者(3)慎太郎の追込みは伸びず、(4)海老根が逃げ切らんとするところ、(2)慎太郎と(2)吉岡の中割った達人(5)小倉竜がハンドル投げて6年ぶりぐらいの競輪祭2勝目。アウトに持ち出して伸びた夜の帝王チャーリー(9)有坂が3着。

 
2車単
 
3連単
5−4 5,110円 5−4−9 52,260円

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入場 6,610人 総入場 17,800人(対前年93%)
売上 6,553,571,800円
 総売上 17,291,387,600円(対前年95%)

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第47回競輪祭[G1]準決勝  2006. 1. 28 (Sat.)

10R そんなに難敵ではない強敵に立ち向かう偉大な村上
選手 登録 脚質
1 1 海老根恵太 千葉 86 28 S1 捲逃 12
2 2 村上 義弘 京都 73 31 S1 逃捲 22
3 3 荒井 崇博 佐賀 82 27 S1 逃捲 15
4 4 小橋 正義 新潟 59 38 S1 追込 0
5 岡部 芳幸 福島 66 35 S1 捲追 2
5 6 高木 隆弘 神奈川 64 36 S1 追込 0
7 有坂 直樹 秋田 64 36 S1 追込 0
6 8 一丸 安貴 愛知 70 33 S1 追捲 2
9 紫原 政文 福岡 61 37 S1 追捲 0
推理


並び
16 南関東
284 中近鬼脚
39 九州
57 北日本

フタされたら山嵐(2)荒井がスピードに乗る前に叩く、来なければカマシにあわせて踏み上げる先行策で偉大な(2)村上が主導権。信頼できない二人の捲り追込み要警戒。

 
2車単
 
3連単
2=8 2=5−8,2=1−8
8=5−2,8=1−2

結果
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後方で周回の東大顔王(5)岡部が青板バックから上昇、先日の掟破りに続いて本日はルール破りの赤板ホームでの誘導追い抜き。
北日本に続いた偉大な(2)村上が前団を抑えたところ、(1)海老根が踏み上げて打鐘で先行態勢も中バンクで後方警戒。偉大な(2)村上は慣れない中団獲りの最終ホーム手前、東大顔王(5)岡部がイン進出で3番手奪取。後方からの山嵐(3)荒井のカマシに合わせて(1)海老根が信頼回復先行。
山嵐(3)荒井は2コーナーでトカ(6)高木に飛ばされ失速。このとき、(5)岡部が空いたインを進出して(1)海老根も抜くイン捲りでチャーリー(7)有坂は千切れて4番手。
後方から偉大な(2)村上が捲り上げるが、イン捲りで前団のスピード上がって3番手付近までで不発。
直線、(1)海老根が追込み信頼できない二人でワンツー。夜の帝王チャーリー(7)有坂がトカ(6)高木を交わして3着。

 
2車単
 
3連単
1−5 5,280円 1−5−7 19,400円


11R ビッグネーム揃った四分戦
選手 登録 脚質
1 1 前田 拓也 大阪 71 32 S1 追込 0
2 2 神山雄一郎 栃木 61 37 S1 自在 2
3 3 吉岡 稔真 福岡 65 35 S1 捲逃 5
4 4 佐々木龍也 神奈川 57 40 S1 追込 0
5 小嶋 敬二 石川 74 36 S1 捲逃 11
5 6 石毛 克幸 千葉 84 29 S1 捲逃 14
7 伏見 俊昭 福島 75 29 S1 捲逃 9
6 8 郡山 久二 大阪 55 41 S1 追込 0
9 小倉 竜二 徳島 77 29 S1 追込 0
推理


並び
72 東
518 中部近畿
39 西
64 南関東

(5)小嶋社長が豪脚にモノを言わせてパワー先行しそうなメンバー構成。中団にゴージャス(7)伏見がこだわれば、アウト併走になっちゃいそうな不動心(3)吉岡が動く捲りごろをゴージャス(7)伏見がモノにする。ひょっとするとキラー(6)石毛。

 
2車単
 
3連単
7=2,6=7,6=2 6−1−5,7−1−5

結果
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後方で周回の(5)小嶋社長が打鐘で前団を抑えて先行態勢。前受けの不動心(3)吉岡が4番手で粘って、アウト併走はゴージャス(7)伏見。最終ホーム手前からゴージャス(7)伏見がカマし、合わせて(5)小嶋社長も豪脚にモノを言わせて踏み上げもがきあいの捲りごろ。
ゴージャス(7)伏見ラインに続いたキラー(6)石毛がバックからひと捲り。これに不動心(3)吉岡が続く。
キラー(6)石毛が末脚欠いて沈むところ、(4)佐々木龍がきっちり追込み1着。不動心(3)吉岡マークの(9)小倉竜がハンドル投げて2着。

 
2車単
 
3連単
4−9 10,580円 4−9−3 56,270円


12R 新鋭揃った四分戦
選手 登録 脚質
1 1 加藤 慎平 岐阜 81 27 S1 自在 0
2 2 佐藤慎太郎 福島 78 29 S1 追込 0
3 3 武田 豊樹 茨城 88 32 S1 逃捲 20
4 4 志智 俊夫 岐阜 70 33 S1 自在 6
5 山崎 芳仁 福島 88 26 S1 逃捲 13
5 6 武井 大介 千葉 86 25 S1 捲逃 10
7 兵藤 一也 群馬 82 27 S1 追込 0
6 8 渡邉 晴智 静岡 73 32 S1 追込 0
9 稲垣 裕之 京都 86 28 S1 逃捲 21
推理


並び
68 南関東
52 福島
37 関東
914 中部近畿

ライン3車の利を活かしてセーラー(9)稲垣が先行か。早めに巻き返すラピスタ(3)武豊を止めるのに自在ヘア加藤(1)慎平が手こずると、五右衛門(5)山崎の捲りに乗る若武者(2)慎太郎。ひょっとすると(6)武井。

 
2車単
 
3連単
1−9,1−4
1=2,1=6,2−6
 

結果
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後方からラピスタ(3)武豊が上昇して前受けの五右衛門(5)山崎を抑えにかかるが、五右衛門(5)山崎ツッパリ。最終ホーム手前からのセーラー(9)稲垣のカマシも若武者(2)慎太郎がブロックして(9)稲垣はアウトに浮く。このとき、自在ヘア加藤(1)慎平が(6)武井をキメて3番手にもぐりこむ。
まだセーラー(9)稲垣がアウトに浮いたままがんばる最終バックから自在ヘア加藤(1)慎平発進。粘る五右衛門(5)山崎を交わし切替えた馬鹿武者(2)慎太郎を寄せつけず1着。(1)慎平の発進に千切れた(4)志智が3コーナーでラピスタ(3)武豊の捲りを止めてから捲り追込んで3着。

 
2車単
 
3連単
1−2 1,590円 1−2−4 8,720円
的中

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第47回競輪祭[G1]優秀
「ダイヤモンドレース」  
2006. 1. 27 (Fri.)

引き続きギャンブルレーサー二輪の書連載終了に涙しつつ

12R 社長以外はそう難敵でもない強敵に立ち向かう偉大な村上
選手 登録 脚質
1 1 加藤 慎平 岐阜 81 27 S1 自在 0
2 2 小嶋 敬二 石川 74 36 S1 捲逃 11
3 3 小倉 竜二 徳島 77 29 S1 追込 0
4 4 村上 義弘 京都 73 31 S1 逃捲 22
5 兵藤 一也 群馬 82 27 S1 追込 0
5 6 前田 拓也 大阪 71 32 S1 追込 0
7 岡部 芳幸 福島 66 35 S1 捲追 2
6 8 海老根恵太 千葉 86 28 S1 捲逃 11
9 山崎 芳仁 福島 88 26 S1 逃捲 13
推理


並び
21 中部
463 近畿小倉竜
85 東
97 福島

信頼回復微妙な(8)海老根あたりが偉大な(1)村上にフタをして五右衛門(9)山崎の上昇を待ちそうなメンバーなれど、調子モチベーションともに上がらない五右衛門(2)山崎の早駆けはなさそう。
偉大な(4)村上が分の悪い高速バンクなれど逃げ一の利を生かして、豪脚にモノを言わせて捲り上げる(2)小嶋社長との一騎打ち。

 
2車単
 
3連単
2=4,1=4
6=4,6−1
1=2−4

結果
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偉大な日本一の先行野郎(4)村上にフタをした五右衛門(9)山崎が前団を抑えて打鐘。前受けの(2)小嶋社長と福島ラインに続いた(8)海老根が3番手併走。最終ホームから(8)海老根が信頼回復カマシを放つと伏兵(5)兵藤が千切れて3番手の(2)小嶋社長にからむ。
2コーナーから発進した偉大な(4)村上が前団をひと捲り。(6)前拓が直線追込み3着も(4)村上ラインから(3)小倉竜。

 
2車単
 
3連単
6−4 2,200円 6−4−3 5,070円
的中

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第47回競輪祭[G1]初日特選  2006. 1. 26 (Thu.)

ギャンブルレーサー二輪の書連載終了に涙しつつ

10R 社長対ゴージャス対セーラー対信頼回復豪華四分戦
選手 登録 脚質
1 1 伏見 俊昭 福島 75 29 S1 捲逃 9
2 2 兵藤 一也 群馬 82 27 S1 追込 0
3 3 小嶋 敬二 石川 74 36 S1 捲逃 13
4 4 金田健一郎 大阪 60 39 S1 追込 0
5 有坂 直樹 秋田 64 36 S1 追込 0
5 6 小川 圭二 徳島 68 35 S1 追込 0
7 海老根恵太 千葉 86 28 S1 捲逃 12
6 8 稲垣 裕之 京都 86 28 S1 逃捲 20
9 小野 俊之 大分 77 29 S1 追込 0
推理


並び
15 北日本
72 東
39 社長小野
846 近畿小川

セーラー(8)稲垣が高速バンクを先頭で駆け抜ける。脚力温存をはかるゴージャス(1)伏見(3)小嶋社長の巻き返しよりも信頼回復に努める(7)海老根のカマシ一発に要警戒。

 
2車単
 
3連単
8−4,8−6,8−1
8=7,2−7
 

結果
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後方からのセーラー(8)稲垣の動きに合わせて(7)海老根が上昇。その上を叩いて(8)稲垣が打鐘で先行態勢。前受けのゴージャス(1)伏見が4番手にこだわると(7)海老根は引いて信頼を裏切る。
後方となった(3)小嶋社長が巻き返して4番手併走。中団争いのなかチャーリー(5)有坂は連結が切れて後退。
(3)小嶋社長がアウト併走から豪脚にモノを言わせて怒涛の捲りを放つと、天下布武(9)小野が離れ、捲り上げてきた(7)海老根が社長後位。(7)海老根マークの伏兵(2)兵藤も千切れて(3)小嶋社長−(7)海老根−(9)小野−(2)兵藤で近畿泉谷ラインを捲る。
(7)海老根が(3)小嶋社長を交わして信頼回復微妙な1着。直線の伸びで(2)兵藤が(9)小野を交わして3着。

 
2車単
 
3連単
7−3 15,060円 7−3−2 61,290円


11R 五右衛門、キラー、イケメンの難敵に立ち向かう偉大な村上
選手 登録 脚質
1 1 加藤 慎平 岐阜 81 27 S1 自在 0
2 2 山崎 芳仁 福島 88 26 S1 逃捲 15
3 3 鈴木 誠 千葉 55 40 S1 追込 0
4 4 山内 卓也 愛知 77 28 S1 追捲 1
5 合志 正臣 熊本 81 28 S1 追込 1
5 6 石毛 克幸 千葉 84 29 S1 捲逃 14
7 村上 義弘 京都 73 31 S1 逃捲 24
6 8 石丸 寛之 岡山 76 31 S1 捲逃 7
9 神山雄一郎 栃木 61 37 S1 自在 2
推理


並び
714 中部近畿
63 千葉
85 西
29 東

分の悪いスピードバンクゆえ当所で好成績のない偉大な日本一の先行野郎(7)村上だが、ライン3車の利を活かして逃げれば中団争い。後方からの捲り、カマシは自在ヘア加藤(1)慎平が捌いて。

 
2車単
 
3連単
1−2 7=1−4,1−4−7

結果
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赤板ホームで前団を抑えた五右衛門(2)山崎を偉大な(7)村上が打鐘で抑えると五右衛門(2)山崎は4番手に引く。偉大な(7)村上が最終ホームからペース駆け。後方となったキラー(6)石毛がインをすくって6番手につけると、最終ホームから(8)石丸がイケメン捲り発進。
3コーナーで自在ヘア加藤(1)慎平がブロックしてイケメン捲り不発。このとき(5)合志がインに切込むが(1)慎平と番手の資格微妙な(4)山内がアンコにして捌く。
快調に逃げる偉大な(7)村上を自在ヘア加藤(1)慎平が追込み、中部近畿で上位独占かというところ、ゴール前(4)山内がも一度やってきた(5)合志に一撃を加えると、(5)合志よろめき、不発の(2)山崎を捨てて伸びてきた王者(9)神山とともに(5)合志落車。(4)山内落車失格
不発の五右衛門(2)山崎が恵まれて3着。

 
2車単
 
3連単
1−7 690円 1−7−2 4,670円
抜目


12R 東王座戦に備え脚ためる東大顔王
選手 登録 脚質
1 1 荒井 崇博 佐賀 82 27 S1 逃捲 16
2 2 武田 豊樹 茨城 88 32 S1 逃捲 22
3 3 岡部 芳幸 福島 66 35 S1 捲追 2
4 4 市田佳寿浩 福井 76 30 S1 捲逃 12
5 後閑 信一 群馬 65 35 S1 追捲 0
5 6 高木 隆弘 神奈川 64 36 S1 追込 0
7 小倉 竜二 徳島 77 29 S1 追込 0
6 8 前田 拓也 大阪 71 32 S1 追込 0
9 佐藤慎太郎 福島 78 29 S1 追込 1
推理


並び
48 近畿
17 西
256 関東トカ
93 福島

福島は若武者(9)慎太郎が前周りで好位狙い。山嵐(1)荒井先行とラピスタ(2)武豊先行の両面作戦で中団確保を狙う。両者が牽制しあう間隙をついて朴訥な中団獲りをやめた(4)市田がどかん。

 
2車単
 
3連単
8−4
8=1,8=2,8=5
 

結果
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山嵐(1)荒井にフタをしてからラピスタ(9)武豊が前団を抑えて打鐘。前受けの(4)市田が朴訥に4番手にこだわるところ、追い上げた若武者(9)慎太郎に最終ホームで一発もらってイン捲りでイン詰まり。
(4)市田のイン捲りで(8)前拓が連結をはずすが、東大顔王(3)岡部も東王座戦に備えて脚力温存、(8)前拓後位に。で、北日本の司令塔はおろか児玉みたく孤高の人を選択してバック捲り敢行。4番手でがんばる馬鹿武者(9)慎太郎の外を素通りして関東トカラインも4コーナーで飲み込む。
(3)岡部後位に切替えた(8)前拓が追込み1着。4コーナー9番手から(7)小倉竜が伸びて3着。

 
2車単
 
3連単
8−3 18,430円 8−3−7 125,580円
抜目

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バタイユ 魅惑する思想(酒井健/白水社)  2006. 1. 25 (Wed.)

最初「人間はなぜ非人間的になれるのか」がよかった塚原史の著作だと勘違いして読み進めていたので、なんかツッコミが浅いと感じていました。が、それでもバタイユをアホほど読んだうえに、その入門書をちくま新書から出してしまうほどの変態、もとい生命エネルギーの過剰さに日夜苛まれる苦悩を持っているという意味で、著者は我々的には同じ穴の狢です。
本書はバタイユの12作品の感想文によって構成されていて、読んだことのない本も多く混ざってはいても、悩ましい生命エネルギーの過剰を持つ我々には、どの作品にも相通ずるものを感じさせてくれます。
終章前の「太陽肛門」においては、以下のようにバタイユ作品からにじみ出る過剰な生命エネルギーをまとめられています。
バタイユの思想の核心は何なのかと尋ねられたら、私は迷わず、体裁をかなぐり捨てた激しいコミュニケーションへの欲求だと答える。
そして、その前の段落では、
太陽の光輪が正視に耐えない灼熱の光を放出するのと同じく、肛門輪は熱き汚物を排出する。と同時に、肛門は穴の闇を暗示している。バタイユは穴、裂け目、洞窟、地下を夜としてことのほか愛していた男だ。(中略)バタイユおよび彼のテクストは、太陽の醜いパロディーとして、読者と交わりたいと欲している。自分の夜と裂け目に誠実な読者とである。
この誠実さが、我々をして普遍経済学を希求するのに対し、ヘーゲルの系譜ということのみでバタイユを貶めていた浅田は何を取り繕いたかったのでしょうか。

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社長逮捕  2006. 1. 24 (Tue.)

85年は中曽根長期政権の時代閉塞のなか、三浦逮捕、永野会長刺殺という王殺しがありました。他にも一和山口抗争、阪神優勝などのカタルシスの裏で、プラザ合意以降の円高誘導からバブル景気と日本およびアジア売りの流れが形成されたのでした。
95年は自社さ守旧内閣の時代閉塞のなか、浅原逮捕、村井さん刺殺という王殺しを経て、オリックスが震災を乗り越えて優勝するカタルシスのうちに、前年から発布された年次改革要望書にしたがっての日本改造がはじまりました。

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バタイユ 魅惑する思想(酒井健/白水社)  2006. 1. 23 (Mon.)

一つの作品の感想文ごとに1章を立てて全12章で2,200円+税。そんなわけで内容は散逸で読むのは中断しがちで半年ほどかけて読了。(つづく)

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ニューイヤーコンサート  2006. 1. 22 (Sun.)

年末年始特番の感想を書こうと思っていたのですが、去年タケモトピアノに全部持っていかれたように、今年はNHKによるウィーンフィルニューイヤーコンサートをうっかり見てしまって全部持っていかれてしまいました。
我々がよくテレビ音楽の巨匠キダタローをして浪花のモーツァルトと、多少おこがましく形容しますが、ヨハンシュトラウスの景気のいい楽曲をアホほど連発で聞いてしまったがために、ヨハンシュトラウスこそウィーンのキダタローだと称賛したく思う次第であります。
あと、古畑はきっちり1時間で解決してくれる方がいいですね。

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積雪  2006. 1. 21 (Sat.)

わけあって、これから寝て起きたときに雪が積もっていなければ仕事で積もっていたら休み、というのんきなスタンスでいられる幸福をかみしめつつ読者のなかの豪雪地帯に住まわれる方々にお見舞い申し上げます。

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日本競輪学校  2006. 1. 20 (Fri.)

賢明な読者諸兄姉はすでにご存知かもしれませんが、去る17日に日本競輪学校93期生の募集要項の改定が発表されました。おもなポイントは年齢制限の撤廃と学力試験の廃止。数年前から国籍条項は廃止されていますから、これではれてイェンス・フィードラー36歳ら外国の強豪選手の競輪学校入校が期待できるのではないでしょうか。

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痛みという現象  2006. 1. 19 (Thu.)

髑髏17日は多摩地方に花粉が飛んだようで、くしゃみを百発ぐらい放ったのですが、これが功を奏したのか、足の痛みが快方に向かい始めました。もう足の不自由な人の歩き方でなくなりました。
ただ、快方に向かうと同時に気づいた不可思議な現象についてご報告しておきたいと思います。
当初の痛みは右足の外側のくるぶしの前方のやや内側。どこが痛いかを問われれば足の甲を指差していました。それが、風邪で寝込んだあと患部が足裏よりに移動していたのでした。どこが痛いかを尋ねられれば足裏を指したことでしょう。が、それも確信は持てず気のせいのような気がしていたのですが、快方に向かいはじめたと気づくとともに、患部が元に戻ったではありませんか。

この不可解現象で思い出したのが吉本が心的現象論序説で述べていた幻肢について。
とある酔っ払いドライバーが窓にひじをかけて運転していたところ、電柱か何かに接触。酔っ払って気が大きくなっていたドライバーはそのまま運転を続けますが、ハタと右手を失っていることに気づきます。大慌てでUターンして引き返したところ、案の定自分の右腕が路上に落ちていたそうな。それを右手で拾おうとしたそうな。というブラックなたとえ話を吉本はしていません。

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日報録  2006. 1. 18 (Wed.)

更新しました。いつもは正月休みに昨年をしみじみ振り返りつつ1年間の日報をななめ読みするのですが、今年は風邪と謎の足痛でかなわず。今頃、仕事を終えてから深夜までかかってほとんど徹夜の勢いで更新しました。これも何かの陰謀かもしれないと思うのは、高松記念で不甲斐なかった方じゃない方の小嶋社長らの偽装問題と阪神淡路大震災を結びつけたくない勢力の存在があるから。昨夜はほりえ社長がほとんど徹夜の勢いだったし。

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高松記念[玉藻杯争覇戦]決勝  2006. 1. 17 (Tue.)

11R 89期明田登場
選手 登録 脚質
1 1 佐藤慎太郎 福島 78 29 S1 追込 1
2 2 小倉 竜二 徳島 77 29 S1 追込 0
3 3 矢口啓一郎 群馬 86 25 S1 逃捲 16
4 4 田中 弘章 福岡 68 34 S1 追込 1
5 伏見 俊昭 福島 75 29 S1 捲逃 8
5 6 明田 春喜 北海道 89 24 S2 逃捲 5
7 金子 真也 群馬 69 33 S1 追込 0
6 8 山口 高嗣 福岡 82 27 S2 追込 0
9 佐々木則幸 高知 79 29 S1 捲逃 15
推理


並び
924 四国田中
37 群馬
6518 北日本他

北日本二段駆け態勢。(6)明田が前団を抑えてから流す隙を見せたら、絶好調にまかせて漁師系佐々木(9)則が黒潮に乗ってどかん。あるいは二段駆けに迫る高速捲り追込みで番手発進のゴージャス(5)伏見に迫ると見て。

 
2車単
 
3連単
5−9,2−9  

結果
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後方から(6)明田が上昇を開始すると鼻血(3)矢口もあわせて上昇の構えを見せるが、赤板ホームで(6)明田が誘導を交わしてしまうと鼻血(3)矢口はすごすごと引いて8番手。
打鐘過ぎ2センターで漁師系佐々木(9)則がアウトに車を持ち上げて追い出しをかけたところ、最終ホーム手前から(6)明田発進。
漁師系佐々木(9)則が1コーナーからロング捲りで迫るが、バックからゴージャス(5)伏見発進。
3コーナーで馬鹿武者(1)慎太郎に一発もらって(9)則不発。(2)小倉竜は(8)山口をキメて若武者(1)慎太郎後位から内を突く。が、400円もつけるんだったらという無念をよそに、そのまんま(5)伏見−(1)慎太郎−(2)小倉竜で入線。

 
2車単
 
3連単
5−1 400円 5−1−2 1,380円

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入場 2,439人 総入場 10,384人(前年は共同通信社杯で記念開催なし)
売上 2,894,847,800円
 総売上 9,451,865,900円

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東京ゾンビ  2006. 1. 16 (Mon)

アフロとハゲの対話形式漫画主体の花くまゆうさく作品の映画化。
柔術が最強と信じる男のバカ一代記に、友情、師弟愛、家族愛、近未来不条理SF、カニバリズム、虐殺の快楽などの大ヒット要因を詰め込んだ大力作。特殊技術やCGもふんだんに利用しつつも原作のおかしみや哀しみからは決して乖離しないチープ感を漂わせてB級の域を決して出ようとしない映画バカ一代による快作と受け止めました。

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