茶切記(2006/02/01-)
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大菅  2006. 2. 15 (Wed.)

長野大会直前ぐらいから贔屓にしている大菅小百合について、以前ジャンクスポーツに出てたときの服装で萎え〜とご報告申し上げたことがありました。が、よく考えてみれば普通のスカートなどですとたいへんものすごくタイトになってしまうわけで致し方ないのかもと考えを改めたのですが、トリーノ大会は昨夜の臨死体験の影響もあり、1走目だけ見て寝ました。

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ソルマックもしくは液キャベ  2006. 2. 14 (Tue.)

先日お知らせした宇宙ダコワンマンライブの司会を無難にこなした後、高円寺から中央線に乗った途端に世界が回転しだしました。健康診断の採血で倒れたときに飲みすぎたときみたいだ!と感じたのと同じ吐き気と便意と寒気の波状攻撃。たぶん死ぬときはこんな感じなのだろうという臨死体験を明晰な意識のまま味わいつつ途中駅で下車して次の電車まで寝てから自宅最寄駅着。そこで小1時間寝て過ごしてから駅前のコンビニで液体胃薬を飲んでタクシーで帰宅。

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ZAZEN BOYS III  2006. 2. 13 (Mon.)

相変わらず、冷凍都市に繰り返される諸行無常と蘇る性的衝動を凝視する深夜2.5時の音楽。全人口の80%が変態という正体を暴きつつ、変態とど助平の間の行きつ戻りつを音像の塊とするがためにはワンコードごり押し、変拍子、無調を多用しての音象の凝固化を志向する高い志の営為。

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静岡記念[たちあおい賞争奪戦]決勝  2006. 2. 12 (Sun.)

11R G2級豪華メンバーをそろえたはずがF1級決勝
選手 登録 脚質
1 1 渡邉 晴智 静岡 73 32 S1 追込 0
2 2 小野 俊之 大分 77 29 S1 追込 0
3 3 有坂 直樹 秋田 64 36 S1 追込 0
4 4 栗田 雅也 静岡 84 26 S1 逃捲 19
5 酒井 耕介 京都 56 41 S1 追込 1
5 6 小橋川健一 千葉 87 27 S2 捲逃 11
7 佐々木則幸 高知 79 29 S1 捲逃 13
6 8 山崎 岳志 佐賀 74 32 S2 捲逃 5
9 山口 幸二 岐阜 62 37 S1 追込 0
推理


並び
728 則九州
695 小橋川中近
413 静岡帝王

帰ってきた関取フェイス(4)栗田が早めに別線を抑えてしまえば、最終ホームからペース駆けに持ち込める展開。漁師系佐々木(7)則の黒潮捲りはバック過ぎからの黒潮捲り追込みが予想され、車間を切って追込む渡邉(1)晴智とのスピード勝負。
(6)小橋川の心意気が不明なれど、もしひょっとして早めに出たらで中部近畿勢を押さえる。

 
2車単
 
3連単
1−3,1=5,1−6
1=7,1=9,9=5
 

結果
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全員出渋って再発送。後ろ攻めになれた関取フェイス(4)栗田が赤板ホームから上昇して前受けの漁師系佐々木(7)則を抑えるところ、(6)小橋川が打鐘カマシの勢いで踏み上げるが、(4)栗田どすこい!とこれを突っ張る。
富生の兄(9)山幸が夜の帝王チャーリー(3)有坂を捌いて3番手をせしめ(6)小橋川を迎え入れる。
チャーリー(3)有坂が追い上げて再度3番手に入った最終ホームから(4)栗田がどすこい、どすこい!とペースを上げる。
(6)小橋川の捲りは不発。
直線、渡邉(1)晴智が追込むところ3番手から夜の帝王チャーリー(3)有坂が交わしの交わし。全然届かない黒潮捲り追込みに乗った天下布武(2)小野が外伸びて3着。

 
2車単
 
3連単
3−1 680円 3−1−2 2,710円
裏

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入場 13,073人 総入場 35,186人(前年は日本選手権で記念開催なし)
売上 4,448,325,700円
 総売上 12,361,279,300

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開会式  2006. 2. 11 (Sat.)

当サイトを開設したのが前の冬季五輪をやっていたころなので、ちょうど4年となります。ショートトラックのブラッドバリーという男が、しんがりでさらに多少前と離されていれば、前がこけてくれて優勝することもある、という大いなる人生訓を残してくれた大会でした。
それはともかく、ニューミュージックや70年代80年代洋楽ヒット曲集CD10枚組セットが月々たった2,980円!みたいな5分程度のCFがCS局で延々エンドレスで流れてることがあります。どうやら洋楽の方のが開会式の入場行進BGMに採用された模様。

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静岡記念優秀「ちゃっきり賞」  2006. 2. 10 (Sat.)

11R 怒涛の社長
選手 登録 脚質
1 1 加藤 慎平 岐阜 81 27 S1 自在 0
2 2 海老根恵太 千葉 86 28 S1 捲逃 13
3 3 渡邉 晴智 静岡 73 32 S1 追込 0
4 4 山口 幸二 岐阜 62 37 S1 追込 0
5 有坂 直樹 秋田 64 36 S1 追込 0
5 6 鈴木 誠 千葉 55 40 S1 追込 0
7 吉岡 稔真 福岡 65 35 S1 捲逃 5
6 8 市田佳寿浩 福井 76 30 S1 捲逃 9
9 小嶋 敬二 石川 74 36 S1 捲逃 9
推理


並び
263 南関東
914 中部
875 その他

信頼回復(2)海老根を朴訥に中団狙う(8)市田がフタをするところ、(9)小嶋社長が豪脚にモノを言わせて逃げる展開から自在ヘア加藤(1)慎平のチョイ差し。不動心(7)吉岡が早めに(8)市田を捨てても間に合わないと見る。
コースが開いたときの3番手強襲に警戒。

 
2車単
 
3連単
1−9,1=3,1−5  

結果
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後方の(2)海老根が赤板ホームから上昇すると、中団の(9)小嶋社長が合わせて上昇。前受けの(8)市田に並ぶ打鐘で(2)海老根が前団を叩く。(9)小嶋社長は豪脚にモノを言わせず中団アウト併走で、(2)海老根が1コーナーまで流してからの信頼回復先行。
自在ヘア加藤(1)慎平が不動心(7)吉岡を捌いてアウトに浮いた(9)小嶋社長を迎え入れる。が、(9)小嶋社長は豪脚にモノを言わせぬまま直線、3番手から渡邉(3)晴智が強襲して逃げ粘る(2)海老根をとらえて1着。朴訥に中団キープした(8)市田が3着で(6)鈴誠ハコ4。

 
2車単
 
3連単
3−2 6,030円 3−2−8 107,620円

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台湾人13人  2006. 2. 9 (Thu.)

期せずして台湾人13人と名刺交換。日帝統治下の教育を受けらっしゃったと思しきご老人と元留学生のご老人の通訳のもと、eラーニングに関するデモンストレーションを拝見することができました。
構造分析みたいな名前でこの問題をこのように間違えたらここで復習とかいうシステムがそこここにあるようですが、たいがい眉唾もしくは教える側の思い込みによってできていると思っております。
が、思い込みをベースとしつつも実際に学生に解かせたサンプルを統計学の手法で3次元解析。構造の精度においてかなりの信頼性を感じさせてくれたのでした。なんでも中華民国予算で若き台中大教授が3年の歳月を要して開発したシステムを民間教育会社が購入して試作版完成という運び。大先生の思い込みにケチをつけづらいうえ、利に敏すぎる人々と疎すぎる人々のギャップが激しい我が国教育関係者にはできない代物なのかもしれません。

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アヒトイナザワ  2006. 2. 8 (Wed.)

ひょっとすると関東地区限定なのかもしれませんが、ドラムを叩く兄さんの前でお姉さんが何枚かの紙に書いたコマーシャルメッセージを見せるCFがテレビで流れてます。ドラムを叩いてる兄さんが元ナンバーガール、元ZAZEN BOYS、現VOLA and Oriental Machineのアヒトイナザワに見えるのですが、そこばかりに注目してしまって何のCFだったかさっぱりわかりません。
それはともかく、当欄を見直してみてびっくり。1月30日に欠いたはずのZAZEN BOYS3の感想文が消失しているではあ〜りませんか。
おそらく、コピーペーストするつもりがカットペーストしてしまったのだと思われます。確か、冷凍都市の変態性欲が音像の塊となってどうたらこうたらみたいなことを書いたと思うのですが、も一度書き直すためにはも一度聴きこみ直さないと無理っす。

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東大寺  2006. 2. 7 (Tue.)

東大寺模型1東大寺模型2

左 往時の東大寺復元模型。プロの仕事。
右 大仏殿模型。受刑囚の仕事。祈りの造形。

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バリュー・クリエーター
(アンシャン・V・セイカー/ダイヤモンド社)
人材と組織の価値創造を実現する  2006. 2. 6 (Mon.)

年末に図書館でうっかり借り出してしまったものの返却期限を1か月過ぎて6割ほど読んだところで返却を決意。
著者は会計学から始まる財務戦略の研究家。それが財務部門に限らぬ事業組織各部および経営全体の価値創造について語ってるうちにコンサルティングの実績を重ねてしまった。そんなわけですので、話の根幹たる「価値」についての考察に創造性が感じられないので、組織論の一つとして参考にならなくもない程度の読みごたえ。
参考になるのは、価値創造のホロニクスモデルとして、右上に「創造」、その下に「競走」、その左に「管理」、その上に「強調」という4象限のチャート。企業の各部門においては4つのいずれかばかりにのみ注力する。対極にある活動は「敵」とみなされると著者は看破されています。対極に理解を示したり、経営戦略の機軸を移動させたり、各部門の活動の幅を広げることで新たな価値創造の機会を生み出すことを提案されています。
長く「創造」系の職務をまっとうしているつもりのわたくし的には、対極の「管理」上がりの著者に反感を持つのもむべなるかなと言えるのかもしれません。

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ライブ告知  2006. 2. 5 (Sun.)

来る13日(月)に高円寺ペンギンハウスにおいて宇宙ダコ生誕15周年記念ワンマンライブ スペシャルゲストLOI その他ゲスト多数!という催しがあります。
わたくしは司会で登場予定。

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60年代新左翼  2006. 2. 4 (Sat.)

帽子は小阪修平「栗本慎一郎さんの出版を祝う会」会費1万円の続報。
発起人の一人がアンダーグラウンド出身の宮崎学で、一水会の鈴木から社民党の保坂(盗聴法から共闘)、死刑反対の菊田教授らが集結。たぶん参加者中一番デカかったのは白夜書房の末井さん。
出版記念というより脳梗塞からの快気祝いという趣。
そんななか、蘇った栗本が立ち位置を明確にしたのが、参加者のマジョリティを占めた団塊直前世代の60年代新左翼という出自。彼らが80年代に40歳代でなした仕事によって我々新人類世代(60〜65年生まれ)がニューアカデミズムを吸収したものの、そういう言葉が恥ずかしく聞こえるほど、今の40歳代前半の大勢は学生の分際でナウいカフェバーにスキーとテニスでの軟派に現を抜かしてた奴らに見えるほど相違点なく埋没。それと団塊食い逃げ世代のイエスマンらはともかくとして、速度資金資本主義による緩やかな大量虐殺という現代史に我が国がものすごい勢いで飲み込まれる現在に対してちまちま日報をお届けしている以外に何をしているかと猛省を促された次第なので、還暦を超えた彼らと再度共闘しなければならないと思ったり、程ほどにと思ったり。

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祝う会  2006. 2. 3 (Fri.)

「栗本慎一郎さんの出版を祝う会」会費1万円。何の出版を祝うかというと昨年はじめに出て当欄でも4日間ぐらいにわたり小出しにご紹介したものの感想文を完結できないでいる「パンツを脱いだサル」と昨年秋に出た「シリウスの都飛鳥」の2冊。
やばい、シリウスはまだ読んでいない! が、地元近辺の大書店2軒になかったのであきあらめてたところ、お土産で「シリウス」に加え2冊目となる「脱いだサル」もゲット。あと、会場受付で「脳梗塞、糖尿病を救うミミズの酵素」も販売されてましたが、それは購入しませんでした。

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三笠宮  2006. 2. 2 (Thu.)

寛仁親王を正しく読める知性と教養あふれる競輪客の一人としては、女性・女系天皇容認のための皇室典範改正は阻止して寛仁親王牌が天皇杯になる可能性を高めた方がいいような気がしないでもないですが、天皇杯になって天覧レースができたところでどうなるものか?
このところ女性・女系天皇阻止の急先鋒として大活躍の我らが寛仁親王殿下ですが、結果目的重視からならわからないでもないですが、その論拠に数々のフィクションを持ってこられてるので説得力を持ちえず、かえって天皇教の脱構築勢力に加担する結果になってる気がします。が、わたくし自身天皇教の脱構築勢力なので、やっぱり我らが寛仁親王殿下ということで、小橋同様また前橋で会うのを楽しみにしています。
それはともかく、大相撲が近代スポーツたりえないのと同様に、聖俗分離を乗り越えた、ついでに市民革命を経た、欧州型法治国家の王とは異なる天皇を現在の我が国の法の精神のなかに位置づけることは困難。とはいえ法の基盤にある土俗習俗を軽視した「近代」的法政策は破綻してアンダーグランドを肥やしかねません。

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Wating for My Food
(VOLA and the Oriental Machine)  
2006. 2. 1 (Wed.)

ナンバーガール、ZAZEN BOYSでドラムを叩いてたアヒトイナザワの新バンドの7曲入りCD。ZAZEN BOYSを購入するときに試聴して即決、買い。
ナンバーガール時代のCDやDVDなどから歌声の人、とくに民謡系およびニューミュージック継承形としてのJ−POPという印象を抱いていたのですが、本作はさにあらず。2曲目のギターにギャングオブフォーからの引用があるように80年代ニューウェーヴ色とその発展としてのオルタナおよびガレージの我が国における極めて気持ちいいあり方とその限界を感じさせてもらえました。

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