篝火記(2006/10/01-)
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観音寺記念優秀「ちょうさ賞」  2006. 10. 15 (Sun.)

11R 強豪揃って見応えあるはずの細切れ戦
選手 登録 脚質
1 1 加藤 慎平 岐阜 81 28 S1 追捲 1
2 2 有坂 直樹 秋田 64 36 S1 追込 0
3 3 市田佳寿浩 福井 76 31 S1 捲逃 2
4 4 飯嶋 則之 栃木 81 27 S1 追捲 2
5 佐々木則幸 高知 79 30 S1 捲逃 16
5 6 山田 裕仁 岐阜 61 38 S1 捲逃 3
7 武田 豊樹 茨城 88 32 S1 逃捲 8
6 8 小倉 竜二 徳島 77 30 S1 追込 0
9 伏見 俊昭 福島 75 30 S1 捲逃 4
推理


92 北日本
16 岐阜
3 切れ目から市田
74 関東
58 四国

ヘアスタイル同様ここんとこ戦法の幅にかげりある自在ヘア加藤(1)慎平に加え、ゴージャス(9)伏見に(3)市田が朴訥に中団狙い。
ラピスタ(7)武豊か漁師系佐々木(5)則のどっちかの先行と読むが、最終ホームからのカマシでスピードに乗った方が有利。叩かれてもその番手は前の方にいると見て。

 
2車単
 
3連単
5=8,8=7,8−4
7−4,7−5
 

結果
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後方7番手で周回のゴージャス(9)伏見が(3)市田も引きつれ上昇して前受けの佐々木(5)則を抑える。続いたラピスタ(7)武豊が叩いて打鐘。6番手まで下げた(5)則が2センターから巻き返してカマすが、ラピスタ(7)武豊もペースを上げて出させず、先行争いのまま最終バック。
四国ラインに続いた自在ヘア加藤(1)慎平が、3番手でゴージャス(9)伏見の外併走のままバックから発進、錆びついてたかに思われた捲りを決める。朴訥に岐阜勢に切替えた(3)市田が直線伸びて悪の帝王(6)山田を交わして2着。

 
2車単
 
3連単
1−3 4,040円 1−3−6 18,620円

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傾き  2006. 10. 14 (Sat.)

このトラックを所有している会社も傾いてるだろうと思わずにいられないほど傾いたまま直進するトラック。信号待ちでさえご覧のように車間距離をアホほど多めに取らざるをえません。 トラック

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Suica再発行  2006. 10. 13 (Fri.)

共同通信社杯前に3枚におろしたことをお伝えしたJR東日本の磁気定期券スイカですが、みどりの窓口に持参したところ、後ろに列ができているにもかかわらず名前を書かされたり運転免許で本人確認されたり齢を聞かされたりの羞恥プレイを経て仮定期券が発行されました。
翌日以降にそれを持ってくれば再発行してやるとのこと。何ゆえ一晩あけるのかは理解に苦しみますが、 なんと無料で再発行してもらえたのでした。金品を請求されたら因縁の一つ二つつける覚悟で臨んだのですがとんだ肩透かし。しかも前のにはついてなかったペンギンのキャラクター入り。

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虎とライオン  2006. 10. 12 (Thu.)

虎とライオン小学生のときに地元の動物園で写生するというよくわからない課外授業みたいなのがありました。男子の多くは虎とライオンを同時に見渡せるビューポイントで絵筆を走らせたものですが、今や虎とライオンを同時に見渡せ、しかも彼らが狭い檻の中を四六時中右往左往しているような動物園は少なくなっている模様です。より野生に近い環境で動物たちにストレスを与えない展示形式になりつつあるようです。
しかしながら、自然の驚異や猛威をいくばくか想像するならば、野生の猛獣たちを展示するということは、虐待しつつ溺愛する倒錯愛の形を取らざるを得ないと考えます。そんなわけで、野生に近い環境を整えて飼育しつつ展示する中途半端な動物愛護精神は動物たちのためというよりも人間様の弱気の裏返しのようで、ニーチェが生きていたらどう思うか聞いてみたい気がします。
宇都宮動物園
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地下核実験  2006. 10. 11 (Wed.)

スペースシャワーTVでフジロック10年を振り返るドキュメンタリー番組を見ました。9.11以降のエンタテインメントの意義についての問いに「何もかもなくなった後の人々に残るのは本と音楽だ」みたいなことを言っていたのはベックでしたが、スポーツのようなゲームのような遊びも忘れてはいけないと思うのです。
ファン投票で選ばれたオールスターを休んで調整した不細工男がオールスター明けの3連戦で3日連続ヒーローインタビューを受けるような蛮行を許している社会ですから、第二次世界大戦開戦を正当化する歴史観もそのうち一般化しかねませんし、つまるところ現在の米国ならびに北朝鮮と同じ穴の狢を志向することになると考えます。

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漂う電球(オリガト・プラスティコ)  2006. 10. 10 (Tue.)

ウディアレン作、ケラリーノサンドロビッチ演出。広岡由里子主演、岡田義徳、渡辺いっけい他共演。於本多劇場。爆睡。

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共同通信社杯競輪[GII]決勝  2006. 10. 9 (Mon.)

11R ガマクジラ手島は番手含み
 
選手
 
登録
 
脚質
こう戦う
1 1 手島 慶介 群馬 75 31 S1 捲追 1 強気に攻めるのが基本ですが、東北3番手から組み立てて
2 2 市田佳寿浩 福井 76 31 S1 捲逃 2 総力戦で
3 3 山崎 芳仁 福島 88 27 S1 逃捲 11 自分の力出し切ってバック取る競走で頑張ります
4 4 金成 和幸 福島 88 27 S2 自在 5 同期同県の山崎君がいるんで番手まわしてもらいたいと
5 阿部 康雄 新潟 68 39 S1 追込 0 手島君の後ろから頑張って直線勝負したいと思います
5 6 渡辺 航平 福井 79 29 S2 追捲 1 市田さんが「ついて来い」言われたんで番手で援護できるように
7 岡部 芳幸 福島 66 36 S1 捲追 2 後輩二人と別線で。自力で
6 8 前田 新 大阪 68 35 S1 追捲 0 近畿の3番手で頑張ります
9 合志 正臣 熊本 81 29 S1 追捲 0 岡部さんの後ろから一発狙います
推理


並び
268 近畿  3415 福島上越  79 臨時

東大顔王(7)岡部に邪魔されかねないとはいえ五右衛門(3)山崎の先行一車。(2)市田が朴訥に番手で粘ればガマクジラ(1)手島も参戦して大渋滞。(3)山崎が逃げ一の利を活かしてペース駆けから押し切るはず。
が、しかし。打倒(7)岡部を第一目的とするならば、番手を競らさないようなカマシ駆けでペースアップ。東大顔王(7)岡部が来る前に(4)金成発進の福島作戦も一考。

 
2車単
 
3連単
3−1,3−2,3−7
3−9,4=1,1=2
 

結果
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後方で周回の東大顔王(7)岡部が青板バックから上昇すると、赤板ホームで前受けの五右衛門(3)山崎に加え誘導も交わす反則走行でペースを落とす。
続いた(2)市田が朴訥に中団に構えた後、インをしゃくって前方へ。近畿ラインが出切って打鐘。
後方となった五右衛門(3)山崎が2センター付近からカマシ気味にペースを上げて前団を叩き、(2)市田に飛びつかせない。が、最終ホーム過ぎに少し緩めたところで、ガマクジラ(1)手島が追い上げマークか飛び道具使って自力発進かわからないぐらい中途半端に出てしまって、(4)金成が牽制。
そんな風に前団ごちゃついてるところ、バック前から捲る東大顔王(7)岡部が迫り来て3コーナーから4コーナー(3)山崎と併走。(7)岡部だけには勝たせたくないとばかりに五右衛門(3)山崎粘るがゴール前東大顔王(7)岡部が交わすところ、働き者(9)合志が追込んで優勝。

 
2車単
 
3連単
9−7 1,550円 9−7−3 4,100円

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入場 7,248人 総入場 22,398人(対前年[松山]145%)
売上 4,579,322,000円 総売上 13,619,030,700円
(対前年91%)

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共同通信社杯競輪[GII]準決勝  2006. 10. 8 (Sun.)

10R 12R[平原−岐阜]ラインのあおりで関東3車
選手 登録 脚質
1 1 山崎 芳仁 福島 88 27 S1 逃捲 10
2 2 合志 正臣 熊本 81 29 S1 追捲 0
3 3 神山雄一郎 栃木 61 38 S1 追捲 0
4 4 吉田 勇人 埼玉 86 27 S1 逃捲 8
5 井上 昌己 長崎 86 27 S1 捲逃 7
5 6 吉岡 篤志 徳島 82 27 S1 追捲 1
7 諸橋 愛 新潟 79 29 S1 追込 0
6 8 石丸 寛之 岡山 76 32 S1 捲追 0
9 金成 和幸 福島 88 27 S2 自在 5
推理


86 中四国
19 福島
52 九州
437 関東

(4)吉田が先行勝負基本としているのに対し五右衛門(1)山崎はどうか? 位置獲りにこだわる(8)石丸(5)井上のイケメン勢に遅れをとると最悪8番手。早めの反撃で関東ラインを叩いたはいいが、王者(3)神山の牽制やら切替えやらで前団ごちゃついたら後ろからイケメン捲りがドカン。

 
2車単
 
3連単
8=6,5=2,5=8
 

結果
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佐世保の唐沢(5)井上が前受け。五右衛門(1)山崎は3番手だから動かず、(4)吉田も真っ中団だからか動かず、イケメン捲リスト(8)石丸は関東ライン追走だから動かずで打鐘。
3コーナーから五右衛門(1)山崎踏み上げ、出切ったところで流したら(9)金成と(5)井上が番手で慣れないものどうし激しいやりあい。
バック手前で(5)井上落車。(2)合志は生き残って3番手。
後方からの仕掛け届かず、五右衛門(1)山崎が(9)金成の猛追を振り切って逃げ切り。(2)合志が3着。

 
2車単
 
3連単
1−9 740円 1−9−2 2,720円

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11R 12R[平原−岐阜]ラインのあおりで関東3車
選手 登録 脚質
1 1 佐藤慎太郎 福島 78 29 S1 追込 0
2 2 小倉 竜二 徳島 77 30 S1 追込 0
3 3 武田 豊樹 茨城 88 32 S1 逃捲 8
4 4 阿部 康雄 新潟 68 39 S1 追込 0
5 佐藤 友和 岩手 88 23 S1 逃捲 8
5 6 湊崎 裕次 福岡 67 34 S2 追捲 1
7 手島 慶介 群馬 75 31 S1 捲追 1
6 8 三ツ石康洋 徳島 86 26 S1 捲逃 8
9 岡部 芳幸 福島 66 36 S1 捲追 2
推理


826 徳島ヒゲ
51 北日本
374 関東
9 自分のレース

東大顔王(9)岡部がつかなくなって浮き沈み激しい(5)佐藤が意地の嫌がらせ先行。顔岩石(8)三ツ石が続くが、ラピスタ(3)武豊が巻き返す。
捲るラピスタ(3)武豊と止める若武者(1)慎太郎がやりあってスピード落ちた場合、波乱含みだが。

 
2車単
 
3連単
1=3,5=7,1=7
 

結果
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浮き沈み激しい(5)佐藤が赤板ホームを過ぎて後方から猛然と上昇して打鐘カマシ。ペース上げたまま先行。前受けのラピスタ(3)武豊は車間を空け過ぎ第二先行状態。後方に置かれた顔岩石(8)三ツ石ラインは圏外。
車間を詰めたラピスタ(3)武豊が3コーナーから出た若武者(1)慎太郎の抵抗を交わして捲りきり、直線ガマクジラ(7)手島が追込むところ、(3)武田ライン4番手から外伸びて東大顔王(9)岡部が1着。
粘る(3)武豊と元素人脚自慢王(4)阿部が3着同着。

 
2車単
 
3連単
9−7 2,650円 9−7−3 3,270円
9−7−4 5,340円

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12R 地元番組に対抗する赤い彗星
選手 登録 脚質
1 1 加藤 慎平 岐阜 81 28 S1 追込 1
2 2 市田佳寿浩 福井 76 31 S1 捲逃 2
3 3 佐々木龍也 神奈川 57 41 S1 追込 0
4 4 小川 圭二 徳島 68 35 S1 追込 0
5 浜口 高彰 岐阜 59 38 S1 追込 0
5 6 渡辺 航平 福井 79 29 S2 追捲 1
7 新田 康仁 静岡 74 32 S1 捲逃 8
6 8 前田 新 大阪 68 35 S1 追捲 0
9 平原 康多 埼玉 87 24 S1 逃捲 9
推理


73 南関東
9154 地元番組
268 近畿

自称静岡の赤い彗星(7)新田が自在性を発揮して伸び盛り(9)平原に挑むにはインで粘るか。粘るふりをしてから逃げるか。混戦になれば朴訥に中団捲りからチャンスをうかがう(2)市田の勝機。

 
2車単
 
3連単
9=2,9=7,9=3
 

結果
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自称静岡の赤い彗星(7)新田が後ろ攻めから打鐘で前団を抑えて中バンク使って流す。朴訥に続いた(2)市田ら近畿ラインが横に広がって引いた伸び盛り(9)平原が出られず鳴門のニコルソン(4)小川が切替え(8)前田にからむ最終ホームから(7)新田踏み上げ先行。
最終ホームから(9)平原が捲り上げ、バックから(2)市田発進。
(2)市田を牽制した(3)佐々木の斜行に突っ込み(9)平原と続いた岐阜の二人落車。
赤い彗星(7)新田は粘れず、朴訥に中団捲りを決めて(2)市田が1着。(2)市田発進に踏み遅れた(6)渡辺が捲り追込んで2着。3着入線の(3)佐々木失格で(8)前田が繰り上がって近畿ライン現地集合。

 
2車単
 
3連単
2−6 3,910円 2−6−8 17,420円

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共同通信社杯競輪[GII]2日目優秀「篝火賞」
  
2006. 10. 7 (Sat.)

12R 先行一車。全員準決勝進出
選手 登録 脚質
1 1 神山雄一郎 栃木 61 38 S1 追捲 0
2 2 山崎 芳仁 福島 88 27 S1 逃捲 9
3 3 合志 正臣 熊本 81 29 S1 追捲 0
4 4 阿部 康雄 新潟 68 39 S1 追込 0
5 佐藤慎太郎 福島 78 29 S1 追込 0
5 6 渡辺 航平 福井 79 29 S2 追捲 1
7 佐々木龍也 神奈川 57 41 S1 追込 0
6 8 前田 新 大阪 68 35 S1 追捲 0
9 手島 慶介 群馬 75 31 S1 捲追 1
推理


2517 東
 6 渡辺番手戦
3 切れ目から合志
8 前田新
94 上越

よほどぼやぼやしない限りガマクジラ(9)手島に先を越されることもあり得ない五右衛門(2)山崎だが、兄弟子(5)慎太郎がアンコにならないようには多少気も配らなければ。その分、番手戦があっさり決着ついて末脚欠いての裏とガマクジラ(9)手島の捲りが届く場合も押さえたいところ。

 
2車単
 
3連単
2=5,2=1,2−3
5=9
 

結果
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アウトから(6)渡辺が五右衛門(2)山崎後位の若武者(5)慎太郎に競りかけると、ガマクジラ(9)手島も続き2から4番手3車併走で周回。
打鐘からペースアップした五右衛門(2)山崎が、働き者(3)合志の追い上げを見て最終ホーム手前からスパート。
踏み出しで早くも(6)渡辺後退。代わって(3)合志がアウトから競りこむが馬鹿武者(5)慎太郎が二、三発持ってって蹴散らす。
いつの間にかガマクジラ(9)手島も後方に置かれ、直線は前団のみの争いとなり若武者(5)慎太郎が粘る五右衛門(2)山崎を追込み福島ワンツー。続いた王者(1)神山が3着。

 
2車単
 
3連単
5−2 1,210円 5−2−1 4,190円
的中

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百貫デブ  2006. 10. 6 (Fri.)

お好み焼き屋にて。後から今まで見てきたなかでも五指に入る太った女の人(推定34歳)とその妹(推定36歳)が入ってきました。なぜ、妹の方がフケているのか? そのように見えたからとしか言いようがありません。
姉妹できのこバターなどを焼きながらビールを飲み、お好み焼きの馬鹿でかいのともんじゃ焼きにしょうゆと胡椒などを振りかけたのを食し、あっという間にすべてたいらげたではありませんか。見てるだけでもお腹一杯。太った女の食いっぷりにじゅうぶん笑かせてもらったのですが、さらにメニューの焼きそば焼きうどんのコーナーを見てるから当方は爆笑寸前。なんとか持ちこたえそうなときに太った女が「ミックス焼きそば2人前!」。

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高田総統のビターン!!  2006. 10. 5 (Thu.)

デイリースポーツ紙毎週水曜のプロレス面連載コラムは高田PRIDE統括本部長の「男なら読めや!!」。だいたい、PRIDE参戦各選手の格闘スタイルや生き様をほめちぎったり、マッチメイクの自画自賛をされています。が、たまに予告無く高田モンスター軍総統による「高田総統のビターン!!」になるときがあります。
10月4日号も高田総統が登場。毎度、あいも変わらず懲りずに阪神びいきをしているチンケなデイリースポーツ紙をポケットから130円の小銭を出して読んでるしみったれたわたくしたちに、全知全能の高田総統が日本のプロレスを根絶やしにするためのハッスル軍壊滅に向けての今後の構想を示唆してくださっています。
4日号では、6日のハッスル大阪大会と9日の名古屋大会で根こそぎハッスル軍の息の根を止めると豪語されています。なぜなら、11月のハッスルマニアのある日はヨーロッパにいる親愛なるアーティストと会食の約束があるからだそうです。
このお言葉から、ハッスルマニアには高田総統が来ないということがアホでも読み取れます。ということは、高田総統の化身ザ・エスペランサーが降臨するかも、と読み解くことができます。

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スイカを三枚におろす  2006. 10. 4 (Wed.)

スイカの3枚おろしご覧のようにJR東日本の磁気定期券Suicaを3枚におろすことに成功しました。
電気洗濯機があれば、誰でもできます。

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憲法九条を世界遺産に
(太田光・中沢新一/集英社新書)  2006. 10. 3 (Tue.)

爆笑問題の戦争論を探しに行った書店で見つからなかったんでつい十万単位で売れてるとは知らずに購入してしまって読まずにおくのももったいないので読んではみました。
3回ぐらい中沢がいいこと言っていたような気がしますが、その十倍以上次から次へと説得力のないたとえ話をされていて、太田のボケなり内省なりを期待したわたくしの邪魔をしまくってくれています。とは言え、そうしないことには十万単位の売上部数には至らないわけで、中沢の芸が冴えたと見ることもできます。

ところで、改憲派(とくに小泉に悪用された前文の後半)に立つわたくしですが、九条については太田中沢の主張というか改定留保の考え方と当たらずとも遠からず。な、わけで最初違和感を感じた「世界遺産に」という持ってき方でしたが、改定したうえで世界遺産登録するのも悪くないかと思います。同様の気分で改定留保が多数を占めそうな一条とともに。
ちなみに、無形の世界遺産もあるみたいで、我が国からは現在までに能楽と人形浄瑠璃と歌舞伎の3つが登録されていて、競輪の順番はまだまだまわってきそうにありません。

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大増税のカラクリ サラリーマン税制の真相
(斎藤貴男/ちくま文庫)
  2006. 10. 2 (Mon.)

「源泉徴収と年末調整」(中公新書/1996)、その改訂版「サラリーマン税制に異議あり!」(NTT出版/2001)で著者が訴えてきた源泉徴収+年末調整セットによる奴隷根性養成税制打破の第3弾がちくま文庫から登場。
税制の成り立ちやねらい、取材して聞き出した役人根性などは旧版をベースに。さらに、04年自公両党による「2005年度与党税制改正大綱」と05年政府税調の「個人所得課税に関する論点整理」への批判を中心に書き足されています。
「論点整理」については、直後の郵政選挙にあわせるタイミングで発表され、武部と小泉の田舎芝居に利用されたことが記憶に新しいですが、まだ騙されたことに気づいてない方が大勢いらっしゃる有様。

「暴動が起こってもおかしくない、いや、起こらなければならない段階に来ていると、筆者は考える」と序章で著者は考えをいつもの調子で述べられていますが、続いて「しかしそんなものは起こらない。給与所得控除がどうのと知らされても、それが何事かを理解できない人々が、この国の社会の圧倒的大多数を占めているからだ」と問題の本質をサラリーマン税制に結び付けられています。
本当にそうか?
どうも節税脱税に積極的な人ほど税務署に目をつけられない保険として与党を支持する傾向がある気がするのはわたくしだけではありますまい。
それはともかく、「非民主的だから」と改正を迫る米国の押し付けを必死ではねつけて守ったサラリーマン税制が、今や全勤労者の8割を占めてるほど大きなものになっていますし、給与所得者はプライバシー情報を企業に開示しているわけで、利便性を優先させてるうちにソフトな管理体制が構築・強化されるフーコー的諸問題の一端としてサラリーマン税制を置くことはできるかもしれません。

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向日町記念[平安賞]決勝  2006. 10. 1 (Sun.)

11R 今日も久米康徳は誘導でこづかい稼ぎ
選手 登録 脚質
1 1 村上 義弘 京都 73 32 S1 逃捲 11
2 2 海老根恵太 千葉 86 29 S1 捲逃 9
3 3 前田 拓也 大阪 71 32 S1 追込 0
4 4 菊地 圭尚 北海道 89 26 S1 逃捲 9
5 吉永 和生 広島 80 30 S1 追込 0
5 6 海野 敦男 静岡 69 35 S2 追込 0
7 小野 俊之 大分 77 30 S1 追込 0
6 8 北津留 翼 福岡 90 21 S2 逃捲 14
9 高木 隆弘 神奈川 64 37 S1 追込 1
推理


135 近畿吉永
296 南関東
4 菊地単騎
87 九州

(4)菊地和尚は単騎となったが天下布武(7)小野がつけて(8)北津留が偉大な日本一の先行野郎(1)村上に挑む。中団まで引いて(2)海老根を飛ばしてから行きたいところ。

 
2車単
 
3連単
1−3,1−2
1−7−2/3/4/8

結果
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後方7番手から上昇の(4)菊地和尚に続いた(8)北津留が先行態勢で打鐘。あんまりペース落とさず流すところ、前受けから引いた偉大な(1)村上がインから中団へ。併走避けて(2)海老根が信頼回復の早駆けに出るが、最終ホームから(8)北津留ペースアップ。
アウト併走の(2)海老根を捌いて偉大な(1)村上がバックから捲るが不発気味で(3)前拓−(5)吉永は2センターからインへ。が、インの二人を締めて天下布武(7)小野が直線追込む。
(3)前拓2着で、後方から開いたコースを伸びた(6)海野が3着。残れず(8)北津留4着で届かず(1)村上5着。

 
2車単
 
3連単
7−3 4,870円 7−3−6 150,230円

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入場 4,724人 総入場 17,521人(対前年90%)
売上 2,941,032,000円 総売上 8,025,653,700円
(対前年101%)

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