稲垣記(2007/11/01-)
[日報録に戻る] [イマケイTOP] imakeiTop
line 1 2 3 4 5 6 7 8 9
神様仏様  2007. 11. 15 (Thu.)

さすがのわたくしでも現役時代の稲尾は知りませんが、黒い霧事件直後の西鉄ライオンズの低迷っぷりは覚えています。当時、稲尾、村山、野村と3人の監督が「青年監督」と呼ばれていたのですが、生き残っているのは野村だけになってしまいました。

抽選特別観覧席  2007. 11. 14 (Wed.)

電池の日の液漏れスペシャルでの研究発表を終えてまったく放心状態の去る13日(月)は仕事を休んで静養に努めたのですが、思い立って立川競輪場に出向いてグランプリの特観席抽選申込に行ってきました。
立川でやるときはいつもこの時期の平日開催もしくは平日場外で申込を受け付けてると思うのですが、例年仕事を休んで申込に行ってる気がします。

松山記念[金亀杯争覇戦]決勝  2007. 11. 13 (Tue.)

11R 佐久間師匠復活の優出
選手 登録 脚質
1 1 小倉 竜二 徳島 77 31 S1 追込 0
2 2 北津留 翼 福岡 90 22 S1 逃捲 9
3 3 浜口 高彰 岐阜 59 39 S1 追込 0
4 4 佐久間仙行 東京 62 39 S2 追込 0
5 志智 俊夫 岐阜 70 35 S1 自在 3
5 6 岡本 大嗣 愛媛 88 27 S2 逃捲 9
7 富永 益生 愛知 66 36 S1 追込 0
6 8 野田 源一 福岡 81 28 S2 捲逃 10
9 西田 雅志 広島 82 29 S1 追捲 1
推理


537 中部
284 福岡佐久間
619 中四国

先行意欲なら(6)岡本と見るが、7番手となったラインのカマシに叩かれて。苦労人(5)志智が行ったら、車出ている(7)富永も要警戒。
スピード人生(2)北津留のカマシの場合は(8)野田源との車間が開くことも。

 
2車単
 
3連単
3=7,2−8,2−4
2=6,2−1.1=5
 

結果
line

周回後方となった苦労人(5)志智の上昇を、前受けのスピード人生(2)北津留が赤板ホームで突っ張る構え。(5)志智が引いて中団に下げるが(6)岡本も譲らず。
打鐘後、3コーナーから(5)志智がカマすが、あわせて(2)北津留ツッパリ先行。(5)志智が番手を狙うと(2)北津留流して最終ホーム。ならばと(5)志智が踏むと(2)北津留今度こそ全開の1コーナー。
最終バックで(8)野田源を捌いて中部ラインが(2)北津留追走。隊列短くなるも(6)岡本の捲りは届かず。
直線、3番手から猛追の司令塔(3)浜口を振り切り、スピード人生(2)北津留が逃げ切る。達人(1)小倉竜のハンドル投げ及ばず、3着に苦労人(5)志智。

 
2車単
 
3連単
2−3 1,950円 2−3−5 5,950円
抜目

line

入場 2,063人 総入場 8,968人(対前年124%)
売上 2,479,490,100円
 総売上 8,591,255,000円(対前年108%)

line
電池の日の液漏れスペシャル  2007. 11. 12 (Mon.)

無事、盛況のうちに終了。
多数のご来場ありがとうございました。 電池の日の液漏れスペシャル
ホットな演奏を繰り広げるいまわし部族
演目
1 ギマンのレンズの平方根
2 十六文キックについての
楽観的一考察
  挨拶(ビリーバンバン)
3 うわさの知識人類
  説法
(ディープパープルと
ローリングストーンズ)
4 無意味に耐えかね虹の彼方へ
  センポ嵐児先生ご説教
5 人間標本1/8計画
  機械と機械のアンサンブル
(プラスチックス、
YMO、 リューベン、
コズミックインベンション、
ゲイリーニューマン)
6 実存カテゴライズ,詩人の秩序
  挨拶(次回[未定]予告)
7 意味の病を運ぶウイルス

松山記念優秀「マドンナカップ」  2007. 11. 11 (Sun.)

11R 四国二段駆けの後ろの大塚
選手 登録 脚質
1 1 有坂 直樹 秋田 64 37 S1 追込 0
2 2 渡部 哲男 愛媛 84 27 S1 捲逃 8
3 3 渡邉 一成 福島 88 24 S1 逃捲 12
4 4 海老根恵太 千葉 86 30 S1 捲逃 8
5 西田 雅志 広島 82 29 S1 追捲 1
5 6 三ツ石康洋 徳島 86 27 S1 捲逃 2
7 大塚健一郎 大分 82 30 S1 追捲 0
6 8 志智 俊夫 岐阜 70 35 S1 自在 3
9 村本 大輔 静岡 77 32 S1 追込 0
推理


49 南関東
318 北に志智
6275 西

四国は魚屋のおっさん(6)三ツ石が前で重戦車先行。風圧受ける顔岩石(6)三ツ石では長い距離持たないので(2)渡部ショージが発進。
別線の捲りが不発気配なら(7)大塚が抜かない、という場面もあるので安くても押さえる。

 
2車単
 
3連単
2−7,2−5,7−5
7−1,7=3,7−4
 

結果
line

後方6番手で周回の顔岩石(6)三ツ石が赤板ホームを過ぎて打鐘前からカマシ気味に上昇して先行態勢。あわせて踏み上げた(3)渡邉が中団5番手に入り、隊列入れ替わった最終ホーム手前から(6)三ツ石が重戦車特攻先行を敢行して一本棒。
後方からの仕掛けないまま最終バックから(2)渡部ショージが番手捲りを放つとそのまんま(2)渡部−(7)大塚−(5)西田で入線。

 
2車単
 
3連単
2−7 370円 2−7−5 900円
的中

line
空手バカボン  2007. 11. 10 (Sat.)

コンピューターは
・・・セットした。
プログラムは
・・・OK!
もみあげは
・・・はっ、そろえてないっ
テクノライディーン
リズム弐号機
リズム参号機
シークェンサー零号機
高円寺のヘルメスたち2


生命保険料控除証明書  2007. 11. 9 (Fri.)

就職直後から加入している生命保険の会社も大リストラ一段落。創業120周年を記念してテレビCFを再開しましたが、生命保険料控除証明書を見たら無配のまま。配当よこせ。

前受け金ビジネス  2007. 11. 8 (Thu.)

預けた金は返ってこない小銭の持ち合わせがショートした(無論大きなお金もない)んでJR東日本の磁気定期券スイカにチャージしてある数百円を引き出そうとしたのですが、自販機にそれらしいボタンがありません。
しかたがないので、駅員に尋ねておののいた。なんとなにがしかの手数料を払ってスイカを清算しないことには預けたお金が返ってこない!とな。手数料がいくらかを尋ねるのも恐ろしくてできませんでしたよ。
現場を知らないやつらが決めたことで駅員が殴られる事態はこれからも続くことになるだろうと確信しました。

ロックフェラー来日  2007. 11. 7 (Wed.)

報道されない「911首謀者はお前だ!デモ」を連日自宅前でやられてるディヴィッドロックフェラー92歳来日中ということと、第38回衆議院総選挙(86年、自民300議席)世論誘導の立役者によるセッティングということが公然化して、金曜日以来の党首会談から小沢騒動の不可解がだいぶ解けてきました。三角合併シティの東証上場のタイミング一致は偶然かもしれませんが。
されどわたくしも命が惜しいので今日はこれぐらいにしといてやります。

赤福  2007. 11. 6 (Tue.)

名物に旨いものなしといえば、甲府の信玄餅と福井の羽二重餅のツートップと信じて疑わないわたくしなのですが、その次ぐらいにランクインしそうなのが赤福。というわけで俺的にはどうでもいいことなのですが、生菓子業界には激震のこととお察しいたします。
肉や魚でも冷凍して消費地に運ばれたり保存されたりするのに、たまたま製造年月日を記載せねばならないために虚偽表示を余儀なくされてるのは赤福に限らず大手から街の饅頭屋までのほぼすべてだと思うのですが、いかがでしょう。
あしのはやい洋菓子と違って和菓子は結構日持ちしますから、あまりうるさく騒ぎ立てないほうがいいと思います。さもないと、防腐剤防カビ剤てんこ盛りの生菓子を食わされることになりましょうぞ。

代表辞任  2007. 11. 5 (Mon.)

不可解多過ぎですが、空軍撤退につながる政策転換を首相から引き出して世に広めた衝撃はビッグのはずなのですが、朝日日経等を除くマスコミ各社が報道するかどうか?

ふるさとダービー松阪[GII]決勝  2007. 11. 4 (Sun.)

11R GIII争覇級希少なれどGII決勝。中部地区以外全地区進出
 
選手
 
登録
 
脚質
こう戦う
1 1 渡邉 一成 福島 88 24 S1 逃捲 10 しっかり主導権を取って勝てればいいかなと
2 2 室井 健一 徳島 69 37 S1 追込 0 準優お世話になった稲垣君のとこへ
3 3 長塚 智広 茨城 81 28 S1 捲追 4 前をまわらせてもらって小林さんの番手に行きたいと思います
4 4 西田 雅志 広島 82 29 S1 追捲 1 稲垣の3番手があいてるみたいなんでそこから
5 渡邉 晴智 静岡 73 34 S1 追込 0 渡邉一成君がいるんで心強いです
5 6 古閑 良介 福岡 73 34 S1 追込 1 同期の渡邉晴智君があいてるんでそこで千切れないように
7 坂本 英一 栃木 59 40 S1 追込 0 自分は3番手で、大介に長塚、その後ろ固める
6 8 小林 大介 群馬 79 29 S1 逃捲 8 先行基本なんですけど最低でも中団以内を確保したい
9 稲垣 裕之 京都 86 30 S1 逃捲 9 積極的に動いて自分のレースをしたいなと思います
推理


並び
156 遠征  924 西  837 関東

セーラー(9)稲垣が(8)小林を出させず先行態勢に。そこを(1)渡邉が叩いて。(6)古閑は追走できるか? (5)晴智も離れたら、で(9)稲垣が好位から。

 
2車単
 
3連単
9=1,9=5,9−2
9=4,4=5
 

結果
line

後方で周回の(1)渡邉が赤板ホームから上昇、中団の(8)小林にフタをしてからさらに上昇するが、前受けのセーラー(9)稲垣が突っ張って打鐘。
(1)渡邉はすごすごと引くが、(9)稲垣が緩めた隙に2センターからインを突いて(8)小林が先行。アウトに浮いた(9)稲垣だったが、最終ホーム、レスラー(2)室井のアシストで4番手におさまる。
7番手となった(1)渡邉が行こうかどうしようか迷ってるバックから(9)稲垣発進。あわせて3コーナーから燃え尽きロマンス(3)長塚が番手捲り。
ゴール前捲り合戦を制して連日後ろの世話になって(9)稲垣が1着。(3)長塚が2着でレスラー(2)室井3着。

 
2車単
 
3連単
9−3 4,730円 9−3−2 21,300円
抜目

line

入場 3,271人 総入場 9,551人(対前年同時期[防府]90%)
売上 4,057,528,400円
 総売上 11,516,482,400円(対前年84%)

line
ふるさとダービー松阪[GII]準決勝  2007. 11. 3 (Sat.)

中部全滅!

9R 中団から村上博幸
選手 登録 脚質
1 1 大塚健一郎 大分 82 30 S1 追捲 0
2 2 渡邉 一成 福島 88 24 S1 逃捲 10
3 3 坂本 英一 栃木 59 40 S1 追込 0
4 4 佐々木浩三 佐賀 50 45 S1 追込 0
5 吉岡 篤志 徳島 82 28 S1 追込 0
5 6 川口 満宏 東京 58 40 S1 追込 0
7 村上 博幸 京都 86 28 S1 自在 2
6 8 小林 大介 群馬 79 29 S1 逃捲 8
9 佐藤慎太郎 福島 78 30 S1 追込 0
推理


295 福島吉岡
714 村上九州
836 関東

(8)小林の抑え先行濃厚。(2)渡邉の巻き返し早ければ偉大な兄の弟(7)村上の捲りごろ。遅ければ捲り合戦。

 
2車単
 
3連単
7=1,7=2,7−3
1−3
 

結果
line

打鐘で(8)小林が前受けの(2)渡邉を抑えて先行態勢。一度、中団で粘りかけた(2)渡邉は引いて7番手待機。
最終ホーム過ぎから(8)小林がペース駆け。偉大な兄の弟(7)村上がバック過ぎから捲るが一息。
3コーナーから捲り追込んだ(2)渡邉が大外一気、粘る(8)小林−(3)坂本をゴール前飲み込む。

 
2車単
 
3連単
2−8 12,900円 2−8−3 66,980円

line

10R 中団から稲垣裕之
選手 登録 脚質
1 1 後閑 信一 東京 65 37 S1 追捲 0
2 2 稲垣 裕之 京都 86 30 S1 逃捲 9
3 3 斎藤登志信 宮城 80 34 S1 自在 0
4 4 長塚 智広 茨城 81 28 S1 捲逃 4
5 伏見 俊昭 福島 75 31 S1 捲逃 1
5 6 守田 秀昭 熊本 67 36 S2 追込 0
7 室井 健一 徳島 69 37 S1 追込 0
6 8 峠 祐介 埼玉 78 32 S1 逃捲 17
9 小倉 竜二 徳島 77 31 S1 追込 0
推理


53 北日本
297 稲垣四国
816 関東他
4 単騎長塚

セーラー(2)稲垣の先制を東の先行僧(8)峠が叩く。が、(8)峠行けずと見た黒チン(1)後閑が中団捌いてゴージャス(5)伏見後退。(2)稲垣がハマって再発進。

 
2車単
 
3連単
2=9,9=7,9=5  

結果
line

後方からの先行僧(8)峠の上昇にあわせて中団のセーラー(2)稲垣も踏み上げる赤板ホームの攻防だったが、(8)峠が出切って先行態勢。
(8)峠ラインに燃え尽きロマンス(4)長塚が続き、ゴージャス(5)伏見が巻き返して中団5番手獲って打鐘。
後方からの(2)稲垣の巻き返しにあわせて(8)峠が最終ホーム手前から逃げるが、(2)稲垣がこれを叩き、(4)長塚が(2)稲垣ラインに切替える。
続いたゴージャス(5)伏見が捲るが、達人(9)小倉竜が3コーナー過ぎイエローラインまで持ってって(5)伏見不発。
セーラー(2)稲垣が逃げ切り、 (9)小倉竜がイエローラインから戻ってこないうちに車を上げた(7)室井−(4)長塚が続く。

 
2車単
 
3連単
2−7 18,190円 2−7−4 150,140円

line

11R 中団から石丸寛之
選手 登録 脚質
1 1 石丸 寛之 岡山 76 33 S1 捲捲 3
2 2 渡邉 晴智 静岡 73 34 S1 追込 0
3 3 手島 慶介 群馬 75 32 S1 追捲 0
4 4 西田 雅志 広島 82 29 S1 追捲 1
5 平原 康多 埼玉 87 25 S1 逃捲 12
5 6 松崎伊佐央 福島 81 29 S1 逃捲 9
7 藤原 憲征 新潟 85 28 S1 追捲 1
6 8 古閑 良介 福岡 73 34 S1 追込 1
9 勝瀬 卓也 神奈川 84 30 S1 追込 0
推理


148 中国古閑
537 関東
629 南北

(6)松崎の先行を中団獲った(1)石丸が早めのイケメン捲り。2着男渡邉(2)晴智が切替えて。(5)平原の捲り追込み決まれば。

 
2車単
 
3連単
1=4,1=2,5−1
5−4,2=5
 

結果
line

赤板ホームから後方の(6)松崎が上昇。中団の(5)平原が引いて(6)松崎が4番手に入って打鐘。
両者にらみ合ったまま、見つめあったまま後方からの仕掛けなく、イケメン捲りのはずの(1)石丸が最終ホームで誘導を交わして成行き先行。
(5)平原がロング捲りで迫るが、2センターで(4)西田に一発もらって不発。
直線、(4)西田−(8)古閑でズブズブ。2着男渡邉(2)晴智が伸びて3着。

 
2車単
 
3連単
4−8 14,000円 4−8−2 122,050円

line
ふるさとダービー松阪[GII]優秀「蒲生氏郷杯」
  
2007. 11. 2 (Fri.)

11R 結束は福島
選手 登録 脚質
1 1 佐藤慎太郎 福島 78 30 S1 追込 0
2 2 平原 康多 埼玉 87 25 S1 逃捲 12
3 3 村上 博幸 京都 86 28 S1 自在 2
4 4 渡邉 晴智 静岡 73 34 S1 追込 0
5 渡邉 一成 福島 88 24 S1 逃捲 10
5 6 勝瀬 卓也 神奈川 84 30 S1 追込 0
7 伏見 俊昭 福島 75 31 S1 捲逃 1
6 8 斎藤登志信 宮城 80 34 S1 自在 0
9 後閑 信一 東京 65 37 S1 追捲 0
推理


29 関東
5718 北日本
346 村上南関

ライン4車の厚みを活かして(5)渡邉の積極策。偉大な兄の弟(3)村上は中団にこだわる。ゴージャス(7)伏見のブロック甘く。

 
2車単
 
3連単
3=4,3−7,3−1
4=7,7−2
 

結果
line

中団5番手で周回の(2)平原が打鐘前2コーナーから上昇するが、前受けの(5)渡邉が突っ張って打鐘先行。黒チン(9)後閑が斎藤(8)登ス信を捌いて(2)平原を迎え入れるが、ペース上がらないうちに何も考えずに斎藤(8)登ス信が追い上げて再度北日本4番手を固める。
最終3コーナーから(2)平原が捲り追込むが、じゅうぶん車間を切ったゴージャス(7)伏見が4コーナーから踏み上げ最後の10メートル全力で辛うじて1着。(2)平原−黒チン(9)後閑の関東勢が2,3着に続く。

 
2車単
 
3連単
7−2 3,130円 7−2−9 13,470円
的中

line
統治をめぐる思考の現在
(朝日カルチャーセンター新宿教室)  2007. 11. 1 (Thu.)

去る27日(土)、表題の宮台・萱野シリーズ対談第1回を聴講。受講料3,990円。
冒頭、宮台が柄谷の悪口を織り交ぜつつ、ポストモダンによる幻視としてニューアカ期のアナーキズムを一蹴されつつ社会契約論以降の「近代」リアリストっぷりを発揮、レノンの夢想を捨てきれない我々に冷や水をかましてくれます。そして、萱野に出自を尋ね、萱野をしてじつは早稲田に入学するや左派系セクトのなかでももっともアナーキー志向のところに所属していたことを引き出してまずは笑いをとってツカミは完璧。そして、アフガン、イラク、パキスタン、歌舞伎町を見よ、と。
その後、各自4,5分から10分弱話しては、それを受けてという対話を重ねながら、ゲバルトの集中としての社会学的国家論、大学でやったら1年分ぐらいの話しを2時間で一気にたたみかけてくださいました。
中心テーゼとしてわたくしが受け取ったのは、国家の致し方なさ。
つまるところ、国家の正当化は絶対にあり得ない不可能性の思考・意味論になります。しかしながら、だからといってやめてしまうわけにはいかない。人為的構築物でも人為にまかせない、自由にかえられないものを「社会的事実」といい、そういうものに注目するのが社会学であると宮台に諭されたように気になった次第であります。
終盤、ネグリ=ハート批判からグローバライゼーション問題に触れ、次回以降の予告がされたのですが、続編は1月31日(木)と3月27日(木)ということで参加しづらい平日。後日、本になって出版されたとしても柄谷の悪口とかは削除されかねませんから、誰か代わりに聞いてきてくれる人募集中。

前へ 次へ
line 1 2 3 4 5 6 7 8 9
[日報録に戻る] [イマケイTOP]