大杉漣(2018/02/16-)

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HAPAX 6 破壊(夜光社)  2018. 2. 28 (Wed.)

破壊2016年12月発刊、HAPAXシリーズ第6巻「破壊」はA5変204ページで1,300円+税。
例によって難解な詩から始まり、フランス労働法改定強行採決に関する無署名ウェブサイトからの訳文2編から始まります。
1編目、これはマキャヴェッリ的問題なのか、カフカ的問題なのか?

しかし、本質的でないような事柄では−それ以上のことはこれまで問題にならなかった−役所はKに譲歩した。それで、Kから小さな、やさしい勝利の可能性を奪ってしまった。そして、この可能性とともに、充足感と、より大きな闘いに対する自信をKから奪い去った。(カフカ『城』)

統治すること、それは主体を破壊することであり、破壊されていると考えることすら不可能にすることだ。(マキャヴェッリ『君主論』)

フーコーを引用する2編目「破壊行為者たちの叡智」や、この後に続く署名原稿「アナーキーな主体として自己を自律的に形成する(抄)」などなんとか読めるのですが、ティクーンによる「サイバネティクスの仮説(抄)」は統治システムをサイバネティクスととらえ抵抗もそのシステムを補完するみたいな論説はちょっと何言ってるかわからないです。
そんなわけで前半はややちんぷんかんぷんなのですが、日本の書き手も出てくる後半はおもしろいです。
「貧乏人に暇をあたえるな、ろくなことを考えないのだから。早くうまいこと丸めこまないと。専門家・有識者・芸能人・セレブに連呼させよう、「安心しなさい、この国は正常に機能していますよ」と。この手の説得工作が、大日本では電通に束ねられていることは疑う余地のない事実である。(中略)選挙結果まで、電通に操作できないビッグデータは無い。」とする鎧ケ淵支部、戦前戦後通じて一貫したアナーキスト石川三四郎の「進歩」概念を紹介する森元斎、十二次におよぶ68年前後の山谷暴動から土俗的蜂起を見出す友常勉など。
ともかく最近は「市民」にとってかわられた「人民」と呼ぶべきわれわれ被支配層を「土民」ととらえた石川三四郎からは学ぶところ多そうだと思いました。

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電池交換  2018. 2. 27 (Tue.)

ACアダプターをつないでいても内蔵電池が切れるとBattery Low!なるメッセージを出すのみでまったく動作しないのはどうかと思うRoland社製リズムマシンの電池交換に挑戦!
まずは購入してからたぶん25年ぐらい、Battery Low!が出てかれこれ6年放置のDR-660の底板をドライバーではずしまして、中の基板を持ち上げ電池発見。


2個セットでおよそ600円の同じ電池をホームセンターで買ってきて交換して元に戻したところ、復旧しました、いや、初期化されて復活。正常に動作はするのですが、幾晩も徹夜して作ったリズムパターンもドラムセットもパターンを組み合わせたソングも元の木阿弥。おそれいりました。

続いて購入から20年弱、最近久々に電源を入れたら恐怖のBattery Low!メッセージを出してまったく活動を停止したDR-770の電池交換。
ひょっとするとデータが残るかも、と電池交換時に電源アダプターをつないでみたもののDR-660と同様、見事に工場出荷時に戻って動作するようになりました。まったくおそれいるつくりです。


そんなわけでメーカー的にはデータの保存を推奨してますが、MIDIという特殊な規格のケーブルでつないで別の機材に保存せねばならないのですが、リズムデータの保存のためだけにそんな別の機材を買う余裕はないのでバックアップデータはありません。
よって、一から出直しです。

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フリースタイルスキークロス  2018. 2. 26 (Mon.)

めでたくケルシー・セルワ選手(加奈陀)の優勝で幕を閉じた女子フリースタイルスキークロスでしたが、スノボに比べると順位変動が少なく先行逃げ切りのレースが多かったように思います。転倒も少なかったのですが、こけると重症。何人かの選手が遭難者みたいにごつい寝袋に収納され雪上そりに引かれて救急搬送されていきまして、中断時間も長かったです。どうやらスノボよりスキーの方が危険だと考えられます。
20年ぐらい前にスノボが広まり出したころは、スキー以上に骨折者が現れ「スノボは危険」という認識があったのですが、きっと慣れないがゆえにこけ方が悪かったのだろうと今にして思います。

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奈良記念[春日賞争覇戦]決勝  2018. 2. 25 (Sun.)

12R 三谷兄弟連携
選手 登録 脚質
1 1 三谷 竜生 奈良 101 30 SS 捲逃 8
2 2 早坂 秀悟 宮城 90 32 S1 捲逃 10
3 3 武田 豊樹 茨城 88 44 SS 自在 2
4 4 河野 通孝 茨城 88 34 S1 追込 0
5 三谷 将太 奈良 92 32 S1 追込 0
5 6 竹内 智彦 宮城 84 40 S1 追込 0
7 香川 雄介 香川 76 43 S1 追込 1
6 8 永井 清史 岐阜 88 34 S1 逃捲 12
9 稲垣 裕之 京都 86 40 S1 捲逃 4
推理


26 宮城
159 近畿
34 茨城
87 永井香川

馬面ダッシュで(8)永井積極策でダービー王(1)三谷が好位獲ってから黒ぶち(2)早坂の仕掛けにあわせて1周駆け。タイミング決まれば元惜敗王(9)稲垣も援護に徹して。
が、(8)永井流して叩きに出れば混戦。自力出す実力者に(2)早坂がからむか。

 
2車単
 
5−1,5−9
9=3,3=2,2=9

結果
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弱くない(3)武田の上昇を制してダービー王(1)三谷末弟が前受けの黒ぶち(2)早坂を抑えたところを、(3)武田が抑えかえし、さらに北京銅賞(8)永井が叩いて青板バックで先行態勢。
赤板ホームからの早仕掛けで(2)早坂がカマして打鐘で前団飲み込むと、(3)武田が打鐘過ぎからロング捲り。が、2コーナー(6)竹内のブロックで止まり、隊列短くなったところを(3)武田ラインに続いた(1)三谷がひと捲り。そのまんま弟がダービー王の(5)三谷兄−元惜敗王(9)稲垣が続いて入線。

 
賭式
 
車番
 
返戻金
 
人気
2車単 1−5 850円 (1)
3連単 1−5−9 1,700円 (1)
裏

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入場 4,040人 総入場 10,450人
(対前年92%)
売上 1,914,940,800円 総売上 5,219,590,500円(対前年92%)

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ヌー銅「全裸キャッチボール」  2018. 2. 24 (Sat.)

ボール3個同時に投げたら、
捕るのたいへん。

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奈良記念優秀「奈良はきもの杯・飛天ちゃん賞」
  
2018. 2. 23 (Fri.)

12R 三谷兄弟連携
選手 登録 脚質
1 1 三谷 将太 奈良 92 32 S1 追込 0
2 2 吉澤 純平 茨城 101 32 S1 捲逃 12
3 3 松谷 秀幸 神奈川 96 35 S1 自在 0
4 4 河野 通孝 茨城 88 34 S1 追込 0
5 稲垣 裕之 京都 86 40 S1 捲逃 4
5 6 竹内 智彦 宮城 84 40 S1 追込 0
7 武田 豊樹 茨城 88 44 SS 自在 2
6 8 佐藤 友和 岩手 88 35 S1 自在 5
9 三谷 竜生 奈良 101 30 SS 捲逃 8
推理


274 茨城
915 近畿
3 松谷単騎
86 北日本

小回りバンクの実質二分戦の優秀戦ゆえ早い周回からのたたき合い必至。最終的には弱くない(7)武田と元惜敗王(5)稲垣が自力を出してヤクルト(3)松谷がからむか、どうか。

 
2車単
 
5=7,5=3,3=7

結果
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青板ホームで中団にフタをした若年寄(2)吉澤と7番手まで下げたダービー王(9)三谷末弟がにらみ合った後の赤板バック過ぎから全ライン踏み上げて赤板ホーム通過。
強引に出切った(9)三谷が、(2)吉澤の再発進にあわせて打鐘前からツッパリ、弟がダービー王の(1)三谷兄の一発で(2)吉澤後退。最終ホームから弱くない(7)武田が自力で捲るが、これも(1)三谷兄がブロック。
再度踏み上げる(7)武田にあわせて(1)三谷兄も最終バックから捲って出るが、その外をヤクルト(3)松谷が捲って1着。
2センターから外踏んだ元惜敗王(7)稲垣が追って2着。開いた内を進んで(6)竹内3着。

 
賭式
 
車番
 
返戻金
 
人気
2車単 3−5 4,440円 (18)
3連単 3−5−6 71,820円 (207)
的中

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バイプレーヤーズ  2018. 2. 22 (Thu.)

フツーにおもしろいフツーの回だったのですが、「俺たちは一人欠けてもいけない」旨の大杉漣発言のせいで神回みたいなことになってしまいました。合掌

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静岡競輪開設65周年記念競輪総括  2018. 2. 21 (Wed.)

たいへん見ごたえある決勝レースで幕を閉じた静岡記念でしたが、近畿の2人はもちろんのこと、出切れなかった吉田拓矢選手(茨城)の残念っぷりも含めてすべての選手が見せ場を見せた稀有な好レースだったと言えましょう。
しいて挙げれば不発ライン追走の7着に終わった成田和也選手(福島)の見せ場があったのか?という問題ですが、北日本別線を選んで取鳥雄吾選手(岡山)の先行策を導き出して平原大名レースを回避するという仕事を前日のコメントでやってのけていました。

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静岡記念[たちあおい賞争奪戦]決勝  2018. 2. 20 (Tue.)

12R 北日本分かれて四分戦
選手 登録 脚質
1 1 村上 義弘 京都 73 43 S1 自在 4
2 2 大槻 寛徳 宮城 85 38 S1 追込 0
3 3 吉田 拓矢 茨城 107 22 S1 逃捲 12
4 4 和田真久留 神奈川 99 26 S1 捲逃 5
5 古性 優作 大阪 100 26 S1 自在 11
5 6 取鳥 雄吾 岡山 107 23 S1 逃捲 13
7 平原 康多 埼玉 87 35 SS 自在 2
6 8 神山 拓弥 栃木 91 31 S1 追込 0
9 成田 和也 福島 88 38 S1 追込 0
推理


51 近畿
49 和田成田
378 関東
62 取鳥大槻

センター(7)平原大名レースかと思いきや、岡山の(6)取鳥にラインができて先手争い必至。アトランタの弟子(3)吉田が叩かれて3番手確保からの捲り勝負なら(5)平原イン詰まり。
モシャモシャ(5)古性を追って(4)和田も捲る。
(6)取鳥行き切れずのすんなりも一応おさえる。

 
2車単
 
1=5,1=4,1−9
3=5,3=1,3=2
7−8

結果
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後方で周回のモシャモシャ(5)古性が青板バックで前受けのアトランタの弟子(3)吉田に並ぶと(3)吉田徐々に後退。赤板ホームで逃げると捲られる(4)和田が(5)古性を抑え、岡山の(6)取鳥が前をうかがう。
1センターで(6)取鳥が踏み上げるのにあわせ、(5)古性が(6)取鳥ラインに続く(3)吉田を押しのけ、さらに打鐘で(4)和田をさばいて3番手キープ
打鐘過ぎから(6)取鳥が逃げ、すぐさま(3)吉田が巻き返すが、最終ホームで近畿勢のブロックをあいついでもらって外に浮く。
2コーナーから(5)古性が捲って押し切る。追走の偉大な(1)村上が番手から出る(2)大槻と自力で捲るセンター(7)平原とのアンコになりながらしのぎ切って2着。(7)平原後位から外伸びて王族(8)神山3着。

 
賭式
 
車番
 
返戻金
 
人気
2車単 5−1 2,500円 (10)
3連単 5−1−8 33,140円 (101)
的中

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入場 5,879人 総入場 22,782人
(前年度は日本選手権で記念開催なし)
売上 1,760,131,600円 総売上 6,268,089,100円(対前々年93%)

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静岡記念たちあおい賞争奪戦  2018. 2. 19 (Mon.)

準決勝の3日目メインイベントは「元競輪選手 後閑信一トークショー」とのことです。

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静岡記念優秀「ちゃっきり賞」  2018. 2. 18 (Sun.)

12R 細切れ戦
選手 登録 脚質
1 1 浅井 康太 三重 90 33 SS 自在 0
2 2 原田研太朗 徳島 98 27 S1 捲逃 6
3 3 和田真久留 神奈川 99 26 S1 捲逃 5
4 4  堤 洋 徳島 75 42 S1 追込 0
5 平原 康多 埼玉 87 35 SS 自在 2
5 6 萩原 孝之 静岡 80 40 S1 追込 0
7 金子 貴志 愛知 75 42 S1 自在 3
6 8 神山 拓弥 栃木 91 31 S1 追込 0
9 村上 義弘 京都 73 43 SS 自在 4
推理


58 関東
24 徳島
17 中部
36 南関東
9 村上単騎

出入りの激しい攻防になれば結局前受けしそうなセンター(5)平原が逃がされ本命不在の捲り合戦。四日市全日本選抜の反省は初日に見せた(1)浅井はオトボケで奇面組(2)原田後方と考えたら(3)和田が捲るのに偉大な(9)村上が乗って。

 
2車単
 
3=6,6=9,9=3

結果
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後方で周回の(3)和田が3番手の奇面組(2)原田にフタをしてから打鐘前に前受けのジグザグ(1)浅井を抑える。続いたセンター(5)平原が3番手確保かと思いきや打鐘過ぎに内をすくって先行態勢。そこを(2)原田が叩いてホームカマシで逃げる。
偉大な(9)村上が徳島ラインを追うが、王族(8)神山のブロックで後退。
後方から捲る(1)浅井を3コーナーで止めてから捲り追込み(5)平原1着。(2)原田が2着に粘り、踏みなおして(1)浅井3着。

 
賭式
 
車番
 
返戻金
 
人気
2車単 5−2 1,620円 (4)
3連単 5−2−1 8,560円 (24)

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ユネスコエコパーク  2018. 2. 17 (Sat.)

北杜市南アルプスエコパーク北杜市の南アルプスエコパークを思いっきりアッピールするトラックが前を走ってました。
ふつうは会社名や製品名をアッピールすることが多くその所有者が明らかになるトラックデコレーションですが、結局のところ謎のまま。しかも南アルプス市ではなく北杜市の南アルプスですから混迷は深まります。

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スノボクロス  2018. 2. 16 (Fri.)

激戦の末、ピエール・ヴォルティエ選手(仏蘭西)の優勝でめでたく幕を閉じた感じがする平昌オリンピッですが、まだ女子もあります。
男子のは録画予約しといた生中継を予選から全部見て堪能できたのですが、女子は天候不順のアルペン競技の日程変更のあおりをくらって決勝の録画しか見られそうにありません。
来週はスキーフリースタイルのクロスも予定されているのですが、天候不順や予想外の日本選手活躍などで放送予定が変更されないことを願います。

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