
一回表
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大竹スローボールを織り交ぜ三凡、上々の立ち上がり。今日は柳町見逃し三振。 |
| 一回裏 |
近本初球あっさり二ゴロで今日もマイペース打撃職人。が、中野、森下はいい当たりの外野フライで中4日有原早々に攻略の兆し。 |
| 二回裏 |
先頭佐藤輝左前打のあと盗塁失敗も大山、高寺四球の二死一二塁から坂本先制タイムリー。 |
| 三回表 |
37球で大竹ここまで完全試合。 |
| 四回裏 |
大山四球、高寺左前打の一死一二塁。次の大竹のところでウェイティングサークルに前川、大竹に安藤が長話など代打の気配を出すベンチワークを察したかのように坂本併殺打でチャンス消失。 |
| 五回表 |
二死後木浪の前に当たれば怖い野村の難しい打球が飛んで強襲安打。完全試合途切れる。 |
| 五回裏 |
大竹しれっと中前打、近本右前打の無死一二塁で中野がわざと下手なバントで大竹三塁封殺、ベンチに帰してあげて森下中飛の二死一二塁でようやく中4日有原82球で降板。代わった真っすぐだけで打てそうにないヘルナンデスから佐藤輝5試合連続打点のセンター前タイムリーヒット。 |
| 六回表 |
海野に代打嫌な感じのする嶺井が出てきてセンター前。代打正木併殺後、柳田左前打。周東左飛で74球6回無失点。大竹そろそろ代え時か、もう1回だけ託すか迷うところ。 |
| 六回裏 |
高寺中前打の二死一塁で九番にまわってきたんで代打中川。初球の変化球にうっかり手を出してもったいなく右飛凡退。 |
| 七回表 |
及川登板。振れてきた柳町中前打、二死一塁で当たれば怖い野村を歩かせた二死一二塁で代打少々打たれてもしょうがない近藤。8球目に初めて投げる真っすぐを外角低めに決めて見逃し三振、今シリーズ最大のピンチを乗り切る。 |
| 七回裏 |
大ピンチのあとで松本裕2イニング目の大事なところでマイペース打撃職人近本初球遊ゴロ。中野、森下も3球ずつで終わって嫌な感じに。 |
| 八回表 |
3連投の石井登板。いきなり嫌な感じの嶺井が0-2から外角真っすぐを右前打。一死後、柳田に浜風が吹いてたらファールの打球をポール際に持ってかれて同点。振れてきた柳町三塁打、山川申告敬遠の二死一三塁から柳町以上に振れてなかった栗原の痛烈ファーストゴロを大山がダイビングキャッチで好捕して今シリーズ最大のピンチを乗り切る。 |
| 八回裏 |
真っすぐだけでも打てそうにないのにフォークも織り交ぜる藤井の初球を佐藤輝が叩く。浜風が吹いてたらフェンスに届く打球が届かず。 |
| 九回表 |
珍しく岩崎が三者凡退まであと1球からのスローボールがワンバウンドになって嫌な感じの嶺井ほとんどよけずに死球出塁。 |
| 十回表 |
まだ畠、ドリスの本職いるが桐敷、湯浅はベンチ外のここでリリーフだと割と打たれる村上登板。珍しい中野のエラーなどで二死一二塁までいくが柳町以上に振れてなかった栗原左飛でピンチ脱出。 |
| 十一回表 |
村上続投。当たれば怖い野村の浜風が吹いてたらライトフライの大飛球がスタンドまで届いて1失点。 |
| 十一回裏 |
リリーフで一番打てそうな松本裕から佐藤輝が粘るが前に飛ばせず四球出塁。代走植田走れぬまま大山、木浪(に代打も出せず)、高寺凡退。 |
そんなわけでシリーズ3敗後の第5戦になって普通にやらない背水の陣みたいなことになったがためか?浜風ならぬ秋風に負けての終戦。チーム打率.193では致し方ない結果と言えましょうが、対するホークスのチーム打率.266は第2戦デュプランティエの責によるものが大きいでしょう。が、デュプランティエが本来の球を投げられなくなったのが柳町見逃し三振のはずのカーブがボール判定で四球になったことが原因と考えられます。
そんなわけで「秋の空 あれがボールか 円城寺」の鬱憤をホークスが約60年越しに晴らしたと言えましょう。 |